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■手足口病の患者、最多を更新 38都道県で警報レベル [健康ダイジェスト]

 主に子供の手足や口の中に発疹ができる手足口病の流行が続いています。7月28日までの1週間の患者数が1医療機関当たり13・42人になったと、国立感染症研究所が6日発表しました。1981年の統計開始以来、最多となった7月8~14日の12・67人を上回り、38都道県で流行の警報を出す基準の5人を超えました。
 発表によると、全国約3000の小児科から7月22~28日の1週間に報告があった患者数は4万2489人。
 都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、宮城県が最も多く31・31人で、山形県29・28人、群馬県26・42人、埼玉県25・39人と続きました。
 手足口病は、ウイルスを含んだ唾液や排せつ物を触った手などから感染します。3~5日の潜伏期の後に、手のひら、足の裏や口の中などに2~3ミリの水膨れのような発疹ができます。38度くらいまでの軽い発熱を伴うこともあります。
 予防するには、せっけんを使ってこまめに手を洗うことと、タオルをほかの人と共有しないことが大切です。

 2019年8月6日(火)

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■熱中症の死者、1週間で57人 搬送1万8347人 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は6日、7月29日~8月4日の1週間に熱中症で救急搬送された人が全国で1万8347人に上り、このうち24都道府県で57人が死亡したと発表しました。いずれも速報値。
 7月22~28日の前週は搬送者5664人、死者11人で、大幅に増えました。消防庁の集計によると、熱中症の搬送者数は集計を始めた2008年以降、週間単位では過去2番目に多くなりました。重症者は729人に上り、搬送者のうち65歳以上は9963人(54・3%)でした。
 都道府県別では、東京都が最も多い1857人で、愛知県1342人、埼玉県1307人と続きました。
 日本列島が高気圧に覆われ、最高気温が35度以上の猛暑日が各地で続いたためとみられます。消防庁は、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩を呼び掛けています。

 2019年8月6日(火)

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■熱中症、4日間で東京都区部の19人が死亡 全員がエアコン未使用の屋内で [健康ダイジェスト]

 8月に入ってわずか4日間に、東京23区内の高齢の男女19人が熱中症の疑いで死亡していたことが、明らかになりました。いずれもエアコンが使われていなかったとみられ、冷房を適切に使用するよう注意を呼び掛けています。
 警視庁や東京都監察医務院によりますと、8月1日から4日までのわずか4日間に、60~90歳代の男女19人が熱中症の疑いで死亡していました。
 大田区と北区でそれぞれ4人、中野区で3人、江戸川区で2人、千代田区、世田谷区、杉並区、豊島区、足立区、葛飾区でそれぞれ1人が死亡していたということです。
 19人はいずれも屋内で死亡し、エアコンが部屋になかったのが14件、エアコンがあっても使われていなかったとみられるケースが5件でした。
 杉並区宮前のアパートでは8月2日、宅配業者が訪ねたところ、この部屋に住む60歳代の男性の反応がなく、警察官が掛け付け、遺体を発見したということです。
部屋にエアコンはありませんでした。
 大田区山王の住宅では8月2日、90歳代の女性が死亡しているのを同居する50歳代の娘が見付けました。エアコンは使われていなかったということです。
 5日も熱中症の疑いで病院に搬送された人は午後3時までに9歳~95歳の男女89人に上っており、警視庁などは冷房を適切に使用するよう呼び掛けています。

 2019年8月5日(月)

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