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■熱中症で7338人搬送、死者7人 12~18日、前週より大きく減少 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は20日、熱中症でお盆期間中の12~18日の1週間に救急搬送されたのは、全国で7338人だったとの速報値を発表しました。台風の影響で曇りや雨の日が増えたこともあり、5~11日の前週の1万2751人から大きく減少しましたが、前年同期の4432人と比べ高い水準が続いています。
 搬送者のうち、山形県や大阪府など7府県の計7人が死亡しました。
 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は131人、短期入院が必要な中等症は2425人でした。年齢別では、65歳以上の高齢者が3859人で全体の52・6%を占めました。熱中症の発生場所は、住居が44・3%と最も多くなりました。
 都道府県別の搬送者数は、東京都が633人と最多で、大阪府576人、埼玉県457人と続きました。
 今週も多くの地域で最高気温が30度を超える真夏日が続いており、消防庁はこまめな水分補給や涼しい場所での休憩を呼び掛けています。

 2019年8月20日(月)

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■東京23区の熱中症死者、2年連続100人超え 9割が65歳以上 [健康ダイジェスト]

 東京23区内の熱中症による死者数が7月以降、101人に達したことが19日、東京都監察医務院の発表で明らかになりました。死者が100人を超えたのは、2018年の14人に続き2年連続。このうち65歳以上の高齢者が9割を占め、同院は適切なクーラーの使用や水分、塩分の補給を呼び掛けています。
 同院によると、7月1日から8月18日までに、熱中症で40〜90歳代の男性53人、女性48人の計101人が死亡しました。このうち65歳以上は91人でした。
 年代別では、70歳代が42人と最多、次いで80歳代が31人。65歳以下も10人いました。
 時間別では、午前5時~午後5時の日中が28人、午後5時~午前5時の夜間が32人。94人が屋内で死亡していました。40人はクーラーが設置された部屋にいましたが、うち38人は使用していませんでした。
 気象庁によると、東京都心の最低気温は24日連続(7月26日~8月18日)で25度以上。1876年の統計開始以来、2番目に長くなりました。同庁は今後2週間の最高気温は30度台前半で推移すると予測。「これまでのような猛暑は一段落した」とみるものの、引き続き熱中症対策を呼び掛けています。

 2019年8月18日(日)

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