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■中国・武漢、新型コロナウイルス肺炎で69歳男性死亡 死者2人に [健康ダイジェスト]

 中国内陸部の湖北省武漢市で、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎が相次いでいる問題で、地元当局は新たに69歳の男性が死亡したと発表しました。中国での、この肺炎による死者は2人目です。
 武漢では先月以降、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の患者が相次いで確認されており、武漢の保健当局は16日夜、新たに69歳の男性が死亡したと発表しました。
 この男性は先月31日に発症し、1月4日に病状が悪化したため武漢市内の病院で治療を受けていたものの、15日未明に死亡したということです。
 地元当局は今回の肺炎ですでに61歳の男性が死亡したと発表しており、中国での、この肺炎による死者は2人目となります。
 地元当局によりますと、これまでに41人の患者が確認されていて、死亡した2人のほか5人が重症、12人がすでに病状が回復して退院したということです。
 新年を旧暦で祝う中国では、来週24日から春節にあわせた7日間の大型連休が始まり、国内での移動や海外への渡航が増えるだけに、当局は監視体制を強化するものとみられます。
 一方、日本国内でも武漢に渡航していた神奈川県に住む中国籍の男性が、帰国後に肺炎の症状を訴え、新型コロナウイルスへの感染が確認されています。

 2020年1月17日(金)

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■風疹患者、2年連続で2000人を超える 75%が成人男性 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は17日、2019年の風疹患者の報告数が2306人になったと発表しました。12月23~29日の1週間で12人と、8週ぶりに2桁(けた)に増えました。
 都道府県別では、東京都が854人で最多。神奈川県295人、千葉県200人、埼玉県198人、大阪府132人と続きました。患者の約75%が成人男性で、流行の中心となっているのは免疫が十分にない40歳から57歳の男性です。
 今回の流行は2018年夏に始まり、2年連続で2000人を超えました。免疫が十分でない妊娠初期の女性が感染し、おなかの赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起こる恐れがある「先天性風疹症候群」の患者も全国で4人報告されています。

 2020年1月17日(金)

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■2019年のデング熱患者、1999年以来最多 海外感染が大半を占める [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は15日、昨2019年のデング熱患者は461人で、1999年の集計開始以来、最多となったと発表しました。大きな流行があった東南アジアで原因ウイルスに感染し、日本に入国してから急な発熱などの症状が現れた例が多いとみられます。国内で感染者の血を吸った蚊に刺され、発症した人も3人いました。
 蚊が活動する夏場に東京オリンピック・パラリンピックが開かれる今年は、多くの訪日客が見込まれます。感染症研究所の西條政幸ウイルス第1部長は、「日本は流行地ではないが、海外との間で人の出入りがあれば感染の恐れがある。疑わしい場合は検査を受けてほしい」と呼び掛けています。
 感染症研究所によると、患者はフィリピン、カンボジア、タイ、ベトナムに渡航していた人が多くなっています。国内で感染したのは、昨年9月に修学旅行で一緒に京都市と奈良市を訪れた東京都の生徒3人。海外への渡航歴はありませんでした。これまでは、2016年の342人が最多でした。
 デング熱と同じく熱帯や亜熱帯で蚊が媒介するチクングニア熱の患者は49人で、2011年の集計開始以来、最多でした。
 デング熱とチクングニア熱は、発熱や関節痛、発疹などの症状が特徴。原因ウイルスに特化した薬やワクチンはありません。デング熱は2014年、東京都の代々木公園などで国内感染が相次いで確認され、騒ぎになりました。

 2020年1月16日(木)

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