SSブログ

■中国・武漢、新たに4人が新型コロナウイルス肺炎を発症 患者は計45人に [健康ダイジェスト]

 中国内陸部の湖北省武漢市で、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が相次いでいる問題で、地元当局は18日、新たに4人の発症が確認され、患者が45人になったことを明らかにしました。
 地元当局は1月3日から発症している人は出ていないと説明していましたが、新たに確認された4人は1月5日から8日にかけて発症したということです。
 45人の患者のうち、これまでに2人が死亡し、5人が重症になっているほか、15人は症状が回復し、すでに退院したということです。
 新年を旧暦で祝う中国では、1月24日から旧正月の「春節」にあわせた7日間の大型連休が始まり、国内の移動や海外への渡航が増えるだけに、当局は監視体制を強化するものとみられます。
 中国の湖北省武漢市で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が相次いでいる問題で、台湾の保健当局は、現地を訪れた医師の話として、患者の大半が地元の海鮮卸売市場に出入りしていた一方、3割前後は出入りした形跡がないことから感染経路はわかっておらず、この市場だけが感染経路だと限定すべきではない、という見方を示しました。
 台湾の保健当局は16日に記者会見を行い、医師と感染症の専門家の2人が現地を訪れ、香港とマカオの専門家とともに地元の保健当局や病院から詳しい話を聞いたことを明らかにしました。
 この中で現地を訪れた医師は、地元の保健当局がウイルスの潜伏期間は14日間だという見解を示したことを明らかにしました。

 2020年1月18日(土)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■新型コロナウイルス肺炎に国内初感染の男性、武漢の父親から感染した可能性 厚労省発表 [健康ダイジェスト]

 中国内陸部の湖北省武漢市で新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎が相次いでいる問題で、国内で初めて感染が確認された神奈川県の中国籍の男性が、武漢に滞在中、一緒に生活していた父親が肺炎にかかっていたと話していることがわかりました。厚生労働省は、男性が父親から新型コロナウイルスに感染した可能性があるとみています。
 神奈川県に住む中国籍の30歳代の男性は、湖北省武漢に滞在していた1月3日に発熱し、日本に帰国した後、10日に肺炎の症状で入院しました。
 国立感染症研究所が検査した結果、武漢で相次いだ新型コロナウイルスへの感染が、国内で初めて確認されました。
 厚労省によりますと、男性は武漢に滞在中、父親と一緒に生活し、この父親が肺炎にかかっていたと話しているということです。
 父親が新型コロナウイルスに感染していたかどうかはわかっていませんが、厚労省は、男性が父親から感染した可能性があるとみています。
 一方で、今回の肺炎は家族間などで感染する可能性は否定できないものの、人から人に次々と感染するケースは確認されておらず、今の時点では神奈川県にいる家族や医療関係者など、症状が回復して15日に退院し自宅で療養中の男性の周囲で感染が広がる可能性は低いとしています。
 武漢では、新型コロナウイルスが原因とみられる肺炎患者が41人確認されていて、このうち2人が死亡し、5人が重症となっています。
 厚労省は引き続き、武漢から帰国した人で、発熱などの症状がある場合は速やかに医療機関を受診し、渡航歴を申告するよう呼び掛けています。

 2020年1月17日(金)

nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:健康