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■新型コロナウイルス、東京都で新たに3人の感染確認 横浜市のタクシー運転手も感染 [健康ダイジェスト]

 東京都は18日、都内に住む3人が新型コロナウイルスに新たに感染したことを明らかにしました。都内で感染が確認されたのはこれで22人となり、このうち3人は重症で今も入院していますが、19人はいったん入院したもののそもそも症状がないか軽症で、すでに退院した人も2人いるということです。
 新たに感染した3人のうち80歳代の無職の男性は、2月9日に症状が出て13日から都内の病院に入院しています。男性は糖尿病があり、現在、発熱や呼吸困難などの症状で重症だということです。
 また50歳代の会社員の男性は、2月5日に症状が出て15日から都内の病院に入院しており、発熱やせき、呼吸困難などの症状があるということです。この男性も重症だということです。
 残る1人は16日、感染が確認された東京都大田区の「牧田総合病院」の「蒲田分院」に勤める男性医師の息子で、20歳代の会社員です。この会社員は軽症だということです。都によりますと、医師の父親とは同居していませんが、症状が出る前に3日間、父親と接触があったということです。
 一方、神奈川県と横浜市は18日、横浜市に住む60歳代の男性のタクシー運転手が新たに新型コロナウイルスに感染していることを発表しました。重症の肺炎で話ができない状態だということで、県と市では感染の経緯などを調べています。
 タクシー運転手は2月3日に発熱があり、5日に医療機関を受診しましたが、風邪と診断されました。
 その後、症状が改善しなかったため、10日に別の医療機関で診察を受け、13日に入院したもの症状が重かったため、さらに別の医療機関に転院したということです。
 そして17日に検査を受け、18日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 現在、重症の肺炎で話ができない状態だということですが、横浜市によりますと診断した医師に対し「中国人をタクシーに乗せたことがある」と話しているということです。
 また、勤務地は県外で、東京都で感染が確認された個人タクシーの運転手との関係については、横浜市は「確認中」としています。
 神奈川県と横浜市では、濃厚接触者の把握など感染の経緯を調べているほか、症状が出るまでの運転手の勤務についても調査を進めていくことにしています。

 2020年2月18日(火)

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■新型コロナウイルス、クルーズ船で新たに88人感染確認 検査陰性の乗客乗員、19日から下船へ [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で681人を検査した結果、新たに88人の感染が確認されました。このうち症状がみられない人は、65人いるということです。これで、クルーズ船では乗客乗員の延べ2404人を検査し、合わせて542人の感染が確認されたことになります。
 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船に残る乗客乗員について、厚労省はウイルス検査を実施した上で、結果が陰性で発熱などの症状がない人は、14日間の健康観察期間が終了する19日から順次、下船してもらうことにしています。
 厚労省によりますと、乗客についてはすでに全員の検体を採取していて、19日には結果が判明し、21日ごろまでには下船を終える見通しだということです。
 ただし、感染が確認された人と同じ部屋にいた場合は、検査結果が陰性でも感染した人が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらうことにしています。
 厚生労働省によりますと、下船した後は、自宅で日常生活に戻ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしています。
 一方、乗員については、乗客の下船を優先して進めた後で、クルーズ船の運航会社と協議して希望者を下船させるなどの対応を検討するということです。
 これに合わせ、各国や地域の政府と東京にある大使館はそれぞれの乗客や乗員を帰国させるための対応を急いでおり、これまでのところ韓国、香港、オーストラリア、カナダ、イスラエル、イギリス、フィリピン、台湾、イタリアがチャーター機をすでに手配または今後の派遣を検討しています。
 このうち韓国と香港、それにオーストラリアは早ければ19日にも日本から帰国させる予定です。
 また、日本にあるEU(ヨーロッパ連合)に加盟する複数の国の大使館などによりますと、EU加盟国の人たちがまとめて帰国できるようチャーター機の調整を進めているほか、ニュージーランドはオーストラリアのチャーター便に、マカオは香港のチャーター便に便乗するということです。

 2020年2月18日(火)

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■新たに10歳代含む男性3人の感染確認 和歌山県の新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 和歌山県の発表によると、湯浅町の病院に勤務し、感染が確認されていた医師の10歳代の息子や、60歳代の入院患者など合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されました。厚生労働省によりますと、10歳代の感染が確認されたのは、国内で初めてです。
 和歌山県湯浅町の済生会有田病院では、医師や入院患者などの新型コロナウイルスへの感染が相次いで確認され、県は病院関係者や感染が確認された人の濃厚接触者などの検査を進めています。
 18日の会見で、すでに感染が確認された50歳代の男性の外科医の10歳代の息子の感染が新たに確認されたと発表しました。発熱などの症状は出ていないということです。
 仁坂吉伸知事は、10歳代の息子は2月14日、父親の医師の感染が確認されて以降、自主的に学校を休んでいると説明した上で、学校に対して、ほかに症状が出ている人がいないか聞き取りを行う考えを示しました。
 このほか有田病院に入院していた60歳代の男性患者と、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に和歌山県からDMAT(災害派遣医療チーム)として派遣されていた30歳代の看護師の男性の感染も、確認されました。これで和歌山県で感染が確認されたのは、12人になりました。
 このうち、60歳代の男性患者は、すでに感染が確認されている別の患者と同じ部屋に入院していたということで、仁坂知事は、院内感染の可能性が高いという認識を示しました。
 仁坂知事は、今後、済生会有田病院の関係者や患者、それに新たに感染が確認された人の濃厚接触者など、約350人の検査を行いたいとして、和歌山市などほかの自治体にも協力を要請し、検査を急ぐ考えを示しました。

 2020年2月18日(火)

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■新型コロナウイルスはSARSほど致命的でない WHOが中国提供データを分析 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は新型コロナウイルスの感染者について、中国から提供されたデータを分析した結果、致死率は約2%で「SARSやMERSほど致命的ではないとみられる」と述べて、致死率は比較的低いという見方を示しました。
 WHOのテドロス事務局長は17日、スイスのジュネーブで記者会見し、中国から患者4万4000人分のデータが提供されたことを明らかにしました。
 データの分析によると新型コロナウイルスの感染者の致死率は約2%で、テドロス事務局長は「SARSやMERSなどほかのコロナウイルスに比べて致命的ではない。80%以上の患者が軽症で回復している」と述べ、致死率は比較的低いという見方を示しました。
 2003年に中国やアジア各地を中心に広がったSARSは、致死率がおよそ9・6%でした。
 一方で、約14%の患者に肺炎や息切れなど深刻な病状がみられ、約5%の患者は呼吸困難や多臓器不全など命にかかわる病状になるとしています。
 テドロス事務局長は中国での新たな感染者数が減っていると指摘しながらも「この減少傾向が続くかどうか、判断するのはまだ早すぎる」と述べ、あらゆる可能性を念頭に対策を続けることが必要だと訴えました。
 WHOが新型コロナウイルスに感染した際の致死率が約2%だという見解を示したことについて、感染症に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、「死亡した人の数がほかの地域に比べて多い湖北省のデータが多く含まれているので、ほかの地域での致死率はもう少し低い可能性がある。日本でもこの致死率になるわけではないと考えている」と指摘しています。
 WHOがまとめた2月17日までのデータでは、中国本土以外で死亡した人は日本、フィリピン、香港、台湾、フランスでそれぞれ1人ずつの合わせて5人で、中国本土以外での致死率は約0・6%となっています。
 賀来特任教授は、こうした中国本土以外のデータや、湖北省以外の中国本土のデータも見ながら冷静に判断していく必要性があるとしています。

 2020年2月18日(火)

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■新型コロナウイルス、中国の死者1868人に 武漢市の病院長も死亡 [健康ダイジェスト]

 中国では、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が新たに98人増えて、1868人になりました。その一方、中国で新たに確認された感染者は17日は1886人で、1日に確認された感染者数が2000人を下回ったのは1月30日以来となりました。
 中国の保健当局である国家衛生健康委員会によりますと、新型コロナウイルス「COVID(コビッド)ー19」で死亡した人は、湖北省を中心に17日新たに98人増え、中国での死者は1868人になりました。また、感染した人は新たに1886人増え、7万2436人となりました。
 一方、治療を終えて退院した患者は17日、1701人増えて、これまでに1万2552人になったと明らかにし、2月12日以降、6日間連続で1000人を超えるなど治療が進みつつあるとしています。
 また、COVIDー19の流行の中心地である湖北省武漢市で18日、病院の院長が死去したと国営メディアが報じました。
 中国中央テレビによると、武昌病院の劉智明院長(51歳)が18日朝、「全力の救命努力も奏功せず」亡くなったといいます。武昌病院は武漢市におけるCOVIDー19の第1期指定医療機関の一つで、劉院長は感染が発生して以来、一貫して感染対策の第一線で尽力していました。
 中国国内では、2月11日の時点で、1716人の医療スタッフがCOVIDー19に感染し、このうち6人が死亡しており、医療現場での感染防止が深刻な課題となっています。
 こうした中、中国メディアによりますと、保健当局の専門家チームのトップを務める鍾南山氏は、17日、医療関係者とのテレビ会議で、中国での感染拡大のピークは2月中旬から下旬にかけてだとする予測を改めて示す一方、「ピークに達したかどうかはまだ確定できない」と指摘しました。
 また、鍾氏は、湖北省の武漢市の状況について、「人から人への感染拡大が完全に阻止できてはいない」と述べました。
 中国当局は、引き続き武漢市を始めとした湖北省で感染拡大阻止に全力を挙げる方針で、すでに3万人以上の医療関係者を派遣しています。

 2020年2月18日(火)

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■新型コロナウイルスの検査体制拡充 最大一日3800人の検査可能に [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は、新型コロナウイルスの検査の対象を拡大したことを受け、民間の企業や大学などで検査をできる人数を増やし、18日からは一日最大で約3800人の検査を行うことになりました。
 新型コロナウイルスについては、中国の湖北省や浙江省への渡航歴がなかったり、滞在歴のある人と接触していなかったりする場合でも、感染が確認されるケースが各地で出ています。
 このため厚労省はウイルス検査の対象を拡大し、渡航歴などがなくても感染が疑われる場合は検査を行うように、17日、全国の自治体に通知しました。
 これを受けて、自治体から検査の委託を受ける研究機関や検疫所、民間の企業や大学で、検査をできる人数を増やす方針です。
 厚労省によりますと、5つの企業で900人、2つの大学で150人のウイルス検査が新たに可能となり、18日からは一日最大で約3800人の検査を行うことができる見通しです。
 さらに、検査機器がある医療機関などからウイルス検査を実施したいという要請があれば、試薬を配るなどして検査ができるようにします。
 厚生労働省は、検査体制を拡充することで感染した高齢者や持病がある人の重症化の防止につなげることにしています。

 2020年2月18日(火) 

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