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■新型コロナウイルス、愛知県で8例目の感染を確認 東京都では25例目を確認 [健康ダイジェスト]

 名古屋市に住む50歳代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されました。女性は、ハワイ旅行から帰国した後の2月15日に感染が確認された市内の60歳代の女性と接触した可能性があり健康観察の対象となっており、愛知県内で感染が確認されたのは8例目です。
 女性は2月17日、けん怠感と発熱の症状があったため市内の医療機関を受診し、翌日の18日に別の医療機関に入院しましたが、名古屋市衛生研究所で検査したところ、19日新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。女性の容体は安定しているということです。
 また、東京都内で新たに3人が新型コロナウイルスに感染したことが19日、確認されました。東京都によりますと、都内で感染が確認されたのはこれで25人となり、このうち3人は重症だということです。
 3人は、いずれも都内に住む70歳代の男性1人と女性2人。このうち、女性1人は18日に感染が確認された80歳代の男性の妻で、2月3日に症状が出て13日から入院しているということです。せきや呼吸困難などの症状があるということですが、重症ではないということです。
 残る2人は夫婦で、いずれも2月4日に症状が出て、18日から入院しており、せきや息切れなどが続いているということですが、重症ではないということです。この夫婦は、発症前の14日以内に中国に渡航したことはなく、都内でこれまでに感染が確認された人との接点も確認されていないということです。
 これで、都内で感染が確認された人は合わせて25人になり、このうち3人は重症で、今も入院しています。一方、ほかの22人のうち20人は入院中ですが、いずれも重症ではなく、中にはそもそも症状がない人もいるということです。

 2020年2月19日(水)

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■新型コロナウイルス、クルーズ船で新たに79人の感染確認  乗客443人が一日で下船 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で19日、新たに79人の感染が確認されました。これでクルーズ船の乗客乗員で感染が確認されたのは、621人となりました。
 厚生労働省によりますと、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で19日、新たに79人の感染が明らかになりました。このうち、発熱などの症状が見られない人は、68人いるということです。
 これでクルーズ船では、乗客乗員の延べ3011人の検査が行われ、合わせて621人の感染が確認されたことになります。
 一方、クルーズ船では、ウイルス検査で陰性と確認され症状がみられなかった乗客の下船が19日午前から始まりました。
 船を下りた乗客の中には、大きな荷物を持った夫婦や家族連れとみられる人たちもおり、船に残っている人たちに手を振っていました。
 ふ頭の駐車場に待機していた10台以上のバスは順次出発し、10人近くを乗せた1台目のバスは、横浜駅近くのバス停留所に午前11時40分ごろ到着しました。マスクを着用した人が多く、バスから荷物を降ろした後、スーツケースを引きながら自宅などに向かいました。
 厚労省は下船した人たちについて、自宅などで通常の生活を送ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしています。
 厚労省によりますと、19日の下船は午後4時すぎに終わりました。19日一日で443人が船を下りたということです。
 乗客の下船は、21日ごろまでには終える予定です。ただし、感染が確認された人と同じ部屋にいた場合は、検査結果が陰性でも感染した人が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらうことにしています。
 一方、乗員については、乗客の下船を優先して進めた後で、クルーズ船の運航会社と協議し、希望者を下船させるなどの対応を検討するということです。
 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、感染が確認されたものの症状が出ていない19人が、19日午後、船内から愛知県岡崎市にある「藤田医科大学岡崎医療センター」へ搬送されました。
 厚労省によりますと、岡崎市に向かったのは感染が確認されたものの症状が出ていない19人と、その家族や同行者6人の合わせて25人で、19日午後4時ごろ横浜港を出発したということです。
 結婚40年の記念に妻とクルーズ船に乗船したという神奈川県の71歳の男性は、「客室内のテレビのニュースで陽性の人が次々に増えていくのを見て、自分たちも早く検査の結果を知りたいと思っていました。きのう正式に陰性だと知らされたときはほっとしました。客室内ではテレビを見ながらラジオ体操などをして過ごしていましたが、14日間は長かったです。家に帰ってお茶漬けなどを食べてゆっくりしたいです」と話していました。

 2020年2月19日(水)

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■新型コロナウイルス、北海道で4例目の感染確認 沖縄県で2例目の男性は重症肺炎 [健康ダイジェスト]

 北海道は、南部の渡島地方に住む60歳代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。北海道内での感染確認は4例目です。
 北海道の鈴木直道知事は会見を開き、60歳代の日本人の男性が感染していることが確認されたと発表。
 道の基準では本人が特定されない範囲で職業を明らかにすることにしていますが、今回は本人が公表しないよう希望しているということで、明らかにされていません。
 北海道内で感染が確認されたのは、19日に発表された札幌市の40歳代の男性に続いて、4例目です。
 4例目の男性は、2月3日に微熱とのどの痛みを訴え、渡島地方の医療機関を受診したところ、肺炎の症状がみられ、ウイルス検査の結果、19日、感染が判明しました。
 現在、渡島地方の感染症指定医療機関に入院していますが、容体は安定していて、会話をしたり食事をとったりすることができる状態だということです。
 男性は、少なくとも発症前2週間の海外渡航歴はないということで、道はこれまでの行動や濃厚接触者について調査を進めています。
 また沖縄県によりますと、那覇市内に住む60歳代のタクシー運転手の男性が19日、新型コロナウイルスに感染していることが確認され、重症の肺炎だということです。
 沖縄県内での感染の確認は2人目で、男性はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が那覇に寄港した際、乗客を乗せたということです。
 この男性は2月11日から39度を超える発熱の症状があり、18日になって呼吸がしづらく体がだるいという症状も出たため指定医療機関を受診し、検査の結果、19日、陽性が判明しました。
 重症の肺炎で、指定医療機関の集中治療室で治療を受けているということです。
 男性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が2月1日、那覇に寄港した際、乗客を乗せたということです。
 県はクルーズ船の乗客と接触した可能性がある約280人の健康観察を行っていますが、この男性は対象に含まれていませんでした。男性の濃厚接触者については情報収集中だということです。
 沖縄県では、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客4人を乗せた60歳代のタクシー運転手の女性が感染しているのが、2月14日に確認されています。

 2020年2月19日(水)

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■新型コロナウイルス、中国の死者2004人に 保健当局が「エアロゾル」感染の可能性を指摘 [健康ダイジェスト]

 中国の保健当局である国家衛生健康委員会は19日、新型コロナウイルスによる死者が136人増え、2000人を超えたと発表しました。一方で、新規感染者数は2日連続で減少しているといいます。
 中国で感染が確認された人は、計7万4185人となりました。死者は計2004人となり、その多くは昨年12月に初めて新型コロナウイルスが確認された湖北省で確認されています。
 国家衛生健康委員会は新規の感染者数を1749人と発表しましたが、これは1日当たりの新規感染者数としては2月で最低。湖北省外での新規感染者数はわずか56人で、15日連続で減少しています。
 また、国家衛生健康委員会は19日、新型コロナウイルスの診断や治療の方法に関する新たなガイドラインを発表し、主な感染ルートとされる飛沫(ひまつ)感染や接触感染に加え、唾液などの微小な粒子が空気中を浮遊するエアロゾルによる感染があり得るとして警戒を呼び掛けました。
 ガイドラインでは、密閉された環境で長時間、ウイルスを含んだ高濃度のエアロゾルにさらされた場合に、感染が起き得るとしています。こうした感染は、せきやくしゃみなどの飛沫より小さいエアロゾルが空中に分散した時に起きるもので、「空気感染」の一種とみる説もあります。
 上海市当局が2月8日にエアロゾルによる感染へ警戒を呼び掛けましたが、国家衛生健康委員会は「根拠はない」としていました。

 2020年2月19日(水)

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