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■クルーズ船で業務の厚労省職員と検疫官、新たにウイルス感染確認 北海道で4人、東京都で 3人も感染確認 [健康ダイジェスト]

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務を行った厚生労働省の職員と検疫官の合わせて2人が24日、新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
 新たに感染が確認されたのは、いずれも東京都内に住む厚労省の40歳代の男性職員と、50歳代の男性検疫官です。
 このうち厚労省の男性職員は、2月15日からクルーズ船に入って業務の進捗状況を管理するなどしていましたが、23日けん怠感や悪寒がありウイルス検査を受けました。
 その結果、23日夜になって感染が確認され、24日の未明に医療機関に搬送され入院しました。搬送時、37度の発熱があったということです。
 職員は2月20日に感染が確認された厚労省と内閣官房の職員と一緒に3人1組で業務を行っており、ほかの2人の感染が確認された後も、発症する23日まで船内で業務を続けていたということです。
 一方、50歳代の男性検疫官は、2月3日からクルーズ船で乗客から質問票を回収するなどの業務を行っていましたが、21日に船内での会議に出席した際、体調不良を訴えて帰宅しました。
 22日に医療機関を受診してウイルス検査を受け、感染が確認されました。検疫官は18日には、けん怠感があったということですが、医療機関を受診したのは22日になってからで、厚労省が詳しい経緯を調べています。
 感染が確認された2人の症状は、重くないということです。クルーズ船内で業務を行った国の職員と検疫官で感染が確認されたのは6人となりました。
 厚労省は、「職員は船内でマスクを着用するなどしていたため濃厚接触者には当たらず、発症もしていなかったので検査は行わなかった」としています。
 一方、札幌市と北海道は24日、新たに男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで道内で感染が確認されたのは合わせて30人となりました。
 このうち、札幌市で新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも日本国籍の70歳代の主婦と、50歳代の男性会社員。
 札幌市によりますと、70歳代の主婦は、23日に感染が発表された市内に住む70歳代の男性の濃厚接触者で、2月21日に発熱とせきの症状が出て翌22日に医療機関を受診し、23日に市立札幌病院で検査した結果、感染がわかったということです。
 50歳代の男性会社員は2月14日に悪寒がした後、微熱や吐き気などの症状が出たため3回にわたって医療機関を受診したところ軽い肺炎の所見がみられ、23日に市立札幌病院で検査をした結果、感染がわかりました。
 市によりますと、2人とも入院していますが、症状は重くなく会話もできるということです。
 これとは別に男女2人の感染が確認されたと、北海道が発表しました。
 道によりますと、いずれも日本国籍でオホーツク地方に住む20歳代の女性と、石狩地方に住む50差代の男性だということで、道は記者会見を開いて詳しい説明を行う予定です。
 これで北海道内で感染が確認されたのは、合わせて30人となりました。
 東京都も24日、新たに男性3人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。
 都によりますと、新たに感染が確認されたのは、いずれも都内に住む会社員で、30歳代の男性、40歳代の男性、50歳代の男性です。重症の人はいないということです。
 これで東京都内で感染が確認された人は、合わせて32人になりました。

 2020年2月24日(月)

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■用語 火だこ [用語(は行)]

[いい気分(温泉)]比較的低い温熱刺激が皮膚表面に作用して生ずる紫紅色の色素沈着
 火だことは、温風ヒーターや赤外線電気こたつなどからの44度以下の比較的低温の温熱刺激が長時間、あるいは繰り返し皮膚表面に作用することで生じる紫紅色の網目状、あるいは斑(まだら)状の色素沈着。温熱性紅斑(こうはん)とも呼ばれます。
 暖房器具で至近距離から、火傷(やけど)を起こさない程度の温熱で温めた場合に、皮膚と毛細血管周囲の線維組織が温熱刺激で炎症を起こして、色素沈着ができます。毛細血管の走行に沿って、最初は赤くなり、次第に紫がかった紅色になってゆきます。
 触っても、しこりなどはなく、かゆみも痛みもないのが一般的ですが、痂皮(かひ)や潰瘍(かいよう)、痛み、かゆみも伴うこともあります。
 皮膚の深い部分に損傷がおよんでいると、低温火傷になり、水疱(すいほう)ができたりします。
 温風ヒーターやハロゲンヒーター、ストーブの熱い空気の噴き出し口に当てていた皮膚や、赤外線電気こたつ、電気毛布、あんか、懐炉、火鉢、湯たんぽなどに長時間接していた皮膚などに、火だこができます。
 エアコンが普及した現代では減りましたが、生活習慣がもたらした意外な原因の火だこもみられるようになりました。例えば、ホットカーペットの上でいつも同じ体位で寝ていたため、温熱刺激を受けていた側の胸から腹部に生じた例などです。最近では、自動車のヒーターや加温装置付きの椅子が原因となった例もあります。
 中年から高齢の人に多く、また女性の下腿部分に多くみられます。
 冬場にもスカートをはいて、机の足元に暖房器具を置いて仕事をしたりする女性では、温熱刺激がじかに下肢に作用して、太もも、ひざから下の下腿などに火だこを生じやすく、時に皮膚がんの発生素地になり、角化性小結節と呼ばれる、がん前駆症や有棘(ゆうきょく)細胞がんが発生することもあります。
 通常は夏になると、色素沈着は薄くなったり消えたりしますが、原因に気付かず温熱刺激を長期間にわたって続けると色素沈着が取れにくくなります。
[いい気分(温泉)]火だこの検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断では、特徴的な色素沈着とその分布、経過より判断します。
 似た症状があり鑑別すべき疾患としては、血の巡りに問題があって網目のように主に下肢の皮膚が赤紫色に変わるリベドー疾患(網状皮斑〔もうじょうひはん〕)があります。 
 治療の効果がみられない場合や経過の長い場合は、皮膚の一部を採取して顕微鏡で調べる組織検査を行うこともあります。また、皮膚以外にも症状が現れていないかどうかを確認するため、血液検査、尿検査、レントゲン写真など、必要に応じて検査が追加されます。
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、赤みが強く、炎症を起こしている場合、ステロイド剤の塗り薬を処方します。潰瘍もあれば、潰瘍治療も併用します。
 色素沈着を防ぐために、ビタミンCなどの内服薬を処方することもあります。色素沈着が残ってしまった場合は、ビタミンCなどの内服薬やハイドロキノンなどの美白作用のある外用剤を使用して、改善するようにします。
 人目が気になる場合は、カバー用化粧品やファンデーションなどで目立たなくするのも一つの方法です。
 火だこを予防するには。暖房器具で暖を取る際に、長時間同じ皮膚の部位が当たらないようにすること、暖房器具を皮膚の至近距離に設置しないこと、暖房器具の温度をあまり上げないこと、暖房器具に当たりながら入眠しないことなどに気を付けます。エアコンを使って、部屋全体を加温、加湿するのも有効です。

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■相模原市でウイルス感染の家族、1人はJR駅で勤務 利用客と接触なし [健康ダイジェスト]

 神奈川県相模原市で22日に新型コロナウイルスの感染が確認されていた一家4人のうち、50歳代の男性がJR東日本の社員で、16日まで相模原駅で勤務していたことが24日に明らかになりました。
 相模原市によると、50歳代の男性はJR東日本の社員で、相模原駅の事務作業を担当していたことがわかりました。
 JR東日本によると、男性は発症した16日に横浜線の相模原駅の事務室内で当直業務をしていて、利用客との接触は基本的になかったということです。また男性は同じ日に、いずれも相模線の上溝駅の事務室内で券売機のメンテナンスに立ち会ったほか、原当麻駅ではマスクを着用した上で、ホームで安全を確認する業務にそれぞれ臨時で当たったということです。男性は17日から仕事を休み、21日からは入院しています。
 JR東日本は、3つの駅の事務室のほか、乗客が触れる手すりやエスカレーターのベルト、エレベーターのボタンなどをすでに消毒したということです。
 また男性と接触のあった9人の検査を今後することにしていますが、これまでに微熱があった2人の社員をすでにに自宅待機にしています。
 男性の50歳代の妻と20歳代の長女・次女もすでに感染が確認されていて、自宅療養を続けています。
 50歳代男性は、感染者が集中する市内の相模原中央病院への入院歴がなく、家族4人ともほかの感染者7人との接触はなかったといいます。
 
 2020年2月24日(月)

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■新型コロナウイルス、北朝鮮が外国人380人余を隔離 韓国で新たに161人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の報道を分析している「ラヂオプレス」によりますと、北朝鮮の国営ラジオは24日朝の放送で、新型コロナウイルスについて「全国的に外国人380人余りを隔離したのを始め、外国に出張した人や接触者、異常な症状を示した人たちに対する隔離や観察が強化されている」と伝えました。ただ、どのような外国人が隔離の対象になっているかは、言及していません。
 一方で、国営ラジオは「今のところ新型コロナウイルスは我が国に入ってきていない」として、感染者は発生していないと伝えています。
 北朝鮮は2月1日までに、中国とを結ぶ航空便や列車を止めて往来を遮断する措置をとっており、さらに外国人を隔離することで国内での感染が広がるのを防ぐ目的があるものとみられます。
 一方、韓国では、新型コロナウイルスの感染者が新たに160人余り増え763人となり、死者も7人となるなど、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 韓国政府は24日午前、新型コロナウイルスの感染者がさらに161人増え合わせて763人になったほか、死亡した人は2人増えて7人になったと発表しました。
 新たに確認された感染者数が100人を超えるのは4日連続で、新たな感染者のうち129人が南部の大邱(テグ)にある新興宗教団体「新天地イエス教会」の関係者となっています。
 韓国政府は、大邱とその周辺を「特別管理地域」に指定するなどして、この地域での対応に力を入れていますが、感染の拡大に歯止めがかからず、「感染の広がりが速い点を考慮し全国的な拡散の可能性も念頭に置いて、対応を強化していく」と危機感を強めています。
 また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、感染者の急増を受けて新型コロナウイルスへの警戒レベルを最高度に引き上げると発表し、感染拡大の取り組みを強化。政府は全国の学校・幼稚園の春休みを1週間延長するとともに、中国からの入国者に14日間の厳格な隔離措置を義務付けることを計画しています。

 2020年2月24日(月)

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■新型コロナウイルス、中国の死者2592人に 新たに150人確認 [健康ダイジェスト]

 中国では新型コロナウイルスに感染した人が7万7000人に上り、死亡した人は2500人を超えました。こうした中、3月5日から始まる予定だった全国人民代表大会(全人代)の延期が24日にも決まる見通しで、政治日程にも大きな影響がおよぶことになります。
 中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して23日新たに150人の死亡が確認され、中国での死者は2592人になったと発表しました。また中国での感染者の数は、新たに409人増えて、合わせて7万7150人となりました。
 新たな死者について国営新華社通信は、海南省で死亡した55歳の医師1人を除けば、全員が流行の中心地となっている湖北省で確認されたとしています。また、新たな感染者409人についても、大半が湖北省で報告されたもので、省外での感染例は11人だけで、全国に31ある省や直轄市、自治区のうち24で新たな感染が確認されなかったと伝えています。
 ただ、習近平国家主席は依然として感染の拡大に危機感を示しており、北京では24日午前中から全人代の常務委員会が開かれ、重要政策を決める全人代の日程などについて審議されています。
 全人代は3月5日から始まる予定でしたが、延期を正式に決めるものとみられ、今後の政治日程にも大きな影響がおよぶことになります。
 一方、中国の保健当局によりますと、世界保健機関(WHO)が主導する国際的な調査チームのメンバーが23日までの2日間、感染状況が最も深刻な湖北省武漢で調査し、保健当局と意見交換を行ったということです。

 2020年2月24日(月)

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