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■新型コロナウイルス、兵庫県で2人感染し計8人に 東京都で6人感染し計58人に [健康ダイジェスト]

 兵庫県は6日夜、県内に住むいずれも40歳代の男性1人と女性1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 このうち女性は、2月に複数の感染者が確認されている大阪市北区のライブハウス「Soap opera classicsーUmedaー」(ソープオペラクラシックス梅田)を訪れていたということです。
 兵庫県内での新型コロナウイルスへの感染者は、合わせて8人となりました。
 また、東京都は6日夜、記者会見を開き、都内で新たに6人の感染を確認したと発表しました。
 感染が確認されたのは、いずれも都内に住む30歳代の会社員の女性2人、70歳代の自営業の男性、90歳代の無職の男性、40歳代の自営業の男性、50歳代の福祉施設職員の女性です。
 このうち30歳代の会社員の女性2人は、いずれも2月、大阪市都島区の「大阪京橋ライブハウスArc」で開かれ、集団感染が疑われているコンサートに行っていたということです。
 2人とも報道を受けて保健所に相談し、ウイルス検査をした結果、感染がわかったということで、都は、ライブハウスで感染した疑いがあるとみて調べています。
 都内に住む人でこのライブハウスを訪れた後に感染が確認されたのは、これで4人になりました。
 また、70歳代の自営業の男性は、5日に感染が確認された足立区の保育園児と小学生の姉弟と同居している祖父だということです。
 さらに、90歳代の無職の男性、肺炎などの症状で入院していて重症だということです。
 このほか、40歳代の自営業の男性は、2月25日に発熱し、4日肺炎と診断されました。
 50歳代の福祉施設職員の女性は、2月23日に発熱とせきの症状が出ました。解熱剤を服用しましたが再び発熱し、5日肺炎と診断されました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて58人になり、このうち8人が重症です。

 2020年3月6日(金)

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■京都府で60歳代女性の新型コロナウイルス感染を確認 大阪市の感染男性の母親 [健康ダイジェスト]

 京都府は6日、長岡京市の60歳代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。5日にフィリピンから帰国後に感染が確認された大阪市在住の30歳代男性の母親で、現在入院中。府内で感染が確認されたのは、これで7人目。
 2人は、男性が帰国した2月28日から3月5日まで長岡京市内の自宅で同居。女性は4日に38度の発熱やせきの症状がみられ、近くの病院で抗生剤の処方を受けて症状は治まっていましたが、男性の感染を受けて検査したところ、新たに感染が確認されたといいます。
 女性は派遣社員として大阪府内のイベント会社に勤め、2月28日まで勤務。京都府は、これまでの女性の行動を詳しく調査することにしています。
 また府は、男性のフィリピン旅行に同行した2人について、いずれも大阪市内在住の30歳代の男性と発表。大阪市を通じ、いずれも健康状態は良好との情報を得ていることも明らかにしました。

 2020年3月6日(金)

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■高知県で80歳代男性の新型コロナウイルス感染を確認 秋田県でクルーズ船乗船の60歳代男性が初感染 [健康ダイジェスト]

 高知県は6日夜、県内で新たに男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。高知県内で感染が確認された人は、これで9人となりました。
 新たに感染が確認されたのは、高知県内に住む80歳代の男性。4日に全身のけん怠感などの症状が出て、さらに5日になって軽いせきや呼吸困難などを訴えて医療機関に救急搬送されたということです。
 その際に、微熱や肺炎の症状もみられ、検査の結果、6日に感染が確認されました。症状は、重いということです。
 男性は妻と同居しており、2月13日以降は外出していないということで、これまで県内で感染が確認された人との接触はわかっていないということです。
 これまでに男性と濃厚接触したと考えられるのは、妻と娘、孫の3人だということです。
 県は、男性のこれまでの行動を聞き取るなどして、どのように男性が感染したのか調べることにしています。
 一方、秋田県は6日夜、県内在住者が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。秋田県内での感染確認は、これが初めて。
 感染が確認されたのは秋田市の60歳代の男性で、横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していました。
 男性は2月17日、乗船中に1回目の検査を実施したところ、19日に陽性が発覚して、その日の夜に東京都内の医療機関に入院。その後、入院中に2回目、3回目の検査を実施したところ陰性が確認され、28日の胸部レントゲン検査でも異常がなく、同日に退院。
 その日はタクシーで羽田空港近くのホテルに移動して宿泊し、翌29日、飛行機で秋田空港へ戻り、タクシーを利用して自宅に帰宅しました。
 しかし、2回目の検査を実施した22日から14日後の再検査で、6日に陽性と診断されました。男性には現在、せきや熱などの症状はないといいます。
 2月29日に帰宅した以降の男性の行動や濃厚接触者については、県が調査中としています。
 東北地方では、クルーズ船から下船した仙台市の70歳代の男性が2月29日に新型コロナウイルスに感染していることが、すでに確認されています。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス、奈良市で3人の感染確認  ライブハウス1人、クルーズ船2人 [健康ダイジェスト]

 奈良県は6日、いずれも奈良市に住む3人が新型コロナウイルスに感染しているのが新たに確認されたと発表しました。このうち1人は大阪市内のライブハウスを訪れ、ほかの2人は集団感染が起きたクルーズ船に乗っていたということです。
 奈良県で感染が確認されたのは、1月末のバス運転手の男性と合わせて4人となりました。
 奈良県などによりますと、奈良市に住む60歳代の男性は3日から4日にかけて下痢などの症状があり、検査の結果、6日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
 2月19日に複数の感染が確認された大阪市北区のライブハウス「Soap opera classicsーUmedaー」(ソープオペラクラシックス梅田)を訪れていたということで、これまでに把握している濃厚接触者に症状はないものの、ほかにも接触した人がいないか調査しています。
 男性は、県内の医療機関に入院しているということです。
 また、ほかの2人は、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていたいずれも奈良市の70歳代の女性と60歳代の男性で、ともに症状はないものの、新型コロナウイルスの検査の結果、陽性であることが確認されたということです。
 2人とも下船した後、健康観察の期間中は自宅で待機していたということで、周囲への感染の可能性はないとしています。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス、市川市で福祉施設職員ら2人感染 千葉県内は計17人に [健康ダイジェスト]

 千葉県市川市に住む50歳代の男性2人が新型コロナウイルスに感染していることが、6日、新たに確認されました。
 このうち1人は、市内の高齢者福祉施設の職員だということです。
 新たに感染が確認されたのは、千葉県市川市に住むいずれも50歳代の男性で、市内の高齢者のリハビリを行う福祉施設の職員と、埼玉県内で勤務する会社員です。
 千葉県によりますと、福祉施設に勤務する男性は2月24日に40度の発熱があり、その後も症状が改善しないため5日、医療機関を受診したところ肺炎と診断され、ウイルス検査の結果6日、感染が確認されました。
 今後、福祉施設での勤務の状況や業務の内容などについて調べることにしています。
 また、会社員の男性は2月24日に38度の熱のほかせきなどの症状が出て、その後医療機関で肺炎と診断されたため、5日に検査を行った結果、感染が確認され6日に入院しました。現在は、38度台の熱とせきがあるということです。
 男性は症状が出た1週間後に保健所に設置された接触者・帰国者相談センターに電話で相談していましたが、その際、対応した職員に感染の疑いは低いので一般の医療機関に行くよういわれ、クリニックなどを受診していたということです。
 また県によりますと、2人とも複数の利用者の感染が確認されている市川市内のスポーツクラブ「エース〈アクシスコア〉市川」との接点は、現時点で確認されていないということです。
 千葉県で感染が確認されたのは、これで17人となります。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス、北海道で新たに7人の感染者を確認 道内は計90人に [健康ダイジェスト]

 北海道で6日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
これで道内の感染者は90人になった一方、症状が回復して再検査の結果ウイルスの感染が確認されず、治療を終えた人も32人います。
 北海道と札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのはいずれも日本人で、▼札幌市の80歳代の無職の男性、20歳代の会社員の女性、30歳代の会社員の男性、▼北広島市の70歳代の男性、▼石狩地方の年代非公表の女性、▼オホーツク海側の60歳代の男性と30歳代の男性の、合わせて7人です。
 7人はいずれも、症状は軽いということです。
 札幌市の会見によりますと、80歳代の男性と20歳代の女性は、3日に感染が確認された60歳代の女性会社員と一緒に住む家族で、濃厚接触者として検査した結果、感染が判明したということです。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス、指定病院の20歳代研修医が感染  神奈川県相模原市 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されている神奈川県相模原市で、感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20歳代の研修医が感染したことが新たにわかりました。病院は6日から、外来の診療を処方箋(せん)の発行に限定して対応しています。
 相模原市によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、緑区にある感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20歳代の男性の臨床研修医です。
 市内に住む研修医は3月2日にせきの症状が出始め、その後発熱もあり検査した結果、6日、陽性と確認されたということで、現在は入院しているということです。
 感染症病床には出入りしていなかったということですが、2月に感染が確認されたJR相模原駅に勤務する50歳代の男性社員が陽性と確認される前にこの病院で診察を受けた際、同じ部屋で立ち会っていたということです。
 直接診断した医師は防護服を着ていましたが、研修医の男性は離れていたため着ていなかったということです。
 病院は6日から、外来の診療を処方箋の発行に限定し、すべての検査を中止して対応しています。
 相模原市は、この研修医の男性と濃厚接触した可能性のある患者や同僚などが少なくとも80人はいるとして検査を行っているとともに、感染ルートを詳しく調べることにしています。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス、長野県南牧村の観光牧場勤務の女性が感染 長野県で3人目 [健康ダイジェスト]

 長野県は6日、南佐久郡南牧村に住む50歳代の会社員女性が、新型コロナウイルスに感染していることがわかったと発表しました。女性は現在、感染症の指定医療機関に入院していて、せきなどの症状があり、肺炎を発症しているものの、重症ではありません。
 女性は、参加者の感染が多数確認されている大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda」(ソープオペラクラシックス梅田)で2月19日に開かれたコンサートに参加。その後、3月1日まで勤務先の観光牧場「滝沢牧場」に出勤しており、県は同僚や施設を訪れた人などに濃厚接触者がいるとみています。
 長野県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、3人目。
 県によると、女性は大阪市から帰宅後、出勤した2月23日に38度台の発熱があり発症。その後は平熱に戻ったため、24日、28日〜3月1日に勤務をしていたといいます。
 しかし、1日にせきなどの症状が出て、3日に県外の医療機関を受診。5日にライブハウスのツイッターを見た女性が県佐久保健所に相談し、県内の帰国者・接触者外来を受診、入院しました。県が6日午前、陽性を確認しました。
 女性は、牧場の寮に同僚4人と生活。県は、少なくとも同僚を濃厚接触者とみています。現時点で、女性のほかに症状がある人はいないとしていますが、ほかにも濃厚接触者がいないか確認を急いでいます。
 阿部守一知事は県庁で会見し、「今回は不特定多数の人の感染を否定できない」と勤務先を公表した理由を説明。「女性が出勤した期間に観光牧場を訪問された人は、症状の有無にかかわらず、最寄りの保健所に相談してほしい。心配な方も、ぜひ相談をしてほしい」と呼び掛けました。
 長野県内で感染者が確認されたのは、北海道と東京都への出張後の2月20日に発症した松本保健所管内在住の60歳代の会社役員男性と、同26日に無症状なものの感染が確認されたこの男性の妻に続いて3例目。

 2020年3月6日(金)

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■フランスの新型コロナウイルス、感染者423人に イタリア、1日で死者が41人増え計148人に [健康ダイジェスト]

 フランス保健省は5日、新型コロナウイルスによる国内の死者が3人増え、7人になったと発表しました。エマニュエル・マクロン大統領は同日、「流行は避けられないと、全国民が認識する時だ」と警鐘を鳴らしました。
 新規感染者は、1日に増加した人数としてはこれまでで最多となる138人で、国内の感染者は計423人となりました。
 ヨーロッパ議会は、来週に予定されている本会議の開催地をフランス東部ストラスブールからベルギーの首都ブリュッセルに変更すると発表。フランスで感染者と死者数の数が増加していることへの懸念の高まりを浮き彫りにしました。
 保健省によると、感染者のうち23人が重症。フランス本土の全13地域圏で、感染者が確認されました。
 情報筋によると、東部では国民議会の議員1人が新型コロナウイルスに感染し、入院しました。
 パリの地下鉄を運行するパリ交通公団は5日、駅員1人が新型ウイルス検査で陽性と判定されたと発表。駅員は、入院するまで数日間勤務を続けていたといいます。
 フランスの一部の店舗では、マスクやトイレットペーパーなどのパニック買いも発生しました。
 パリ首都圏では、使用期限の切れたマスク4万枚を販売しようとしたとして、20歳代の男3人が逮捕されました。使用期限の表示を溶剤を使って消去していたといいます。
 一方、イタリアでは5日、新型コロナウイルスへの感染により新たに41人が死亡しました。1日当たりの死者数では、過去最多となりました。ヨーロッパで最も感染者の数が多い同国での死者は、これで148人となりました。
 これにより、昨年12月末に初めて中国で発生した新型コロナウイルスの感染による死者数は、中国に次ぎイタリアが世界で2番目に多い国になりました。
 新規感染者も769人増え、1日当たりの感染者数は同じく過去最多となりました。過去2週間に確認された感染者は、合計3858人に達しました。
 統計によると、フランスと国境を接するイタリア北部のバレダオスタ州でも感染者が確認され、イタリア全州に感染が拡大しました。

 2020年3月6日(金)

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■新型コロナウイルス検査、公的医療保険の適用対象に 検査拡充に期待 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染を調べる「PCR検査」に6日から公的医療保険が適用され、加藤勝信厚生労働大臣は、保健所を通さずに検査を受けられるようになるとして検査体制が拡充されることに期待を示しました。
 新型コロナウイルスの検査を巡っては、医師が必要と判断したにもかかわらず、保健所に断られるなどして検査が受けられないケースが出ており、厚生労働省は、幅広く検査が受けられるよう6日から公的保険の適用対象としました。
 窓口負担分は、全額公費で補助されるため自己負担は発生しません。
 これについて加藤厚生労働大臣は記者団に対し、「保健所との調整プロセスが不要となり、ボトルネックが解消される。また民間では事業の見通しが立つので、検査能力を拡充するところが出てくることを期待したい。我々も、さまざまな形で支援していきたい」と述べました。
 厚労省によりますと、保険適用後も当面の間は院内感染を防止する観点などから、検査を実施するのは「帰国者・接触者外来」を設ける病院や、肺炎患者の入院病院など、体制が整った医療機関に限られるということです。
  また、全国の都道府県などに、医療関係者などで作る調整会議を設け、検査機関の空き状況を確認するなどして、効率的に検査を進めるための調整を行います。
 検査の単価は最大1万8000円となり、窓口負担分も公費で補助されるため自己負担は発生しません。
 一方で、感染した人の濃厚接触者などについて保健所の判断で行う「行政検査」も引き続き実施されます。
 厚労省によりますと、全国で実施可能な検査件数は5日の時点で1日当たり約4200件となっていますが、実際に実施された件数は、2月18日以降、多い日でも1日約1600件にとどまっているということです。
 厚労省は今回の保険適用で民間の検査機関の積極的な参入を促すほか、地域間で検査を協力しあう調整も進めることで、検査数は一定程度増える見込みだとしています。

 2020年3月6日(金)</strong>
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■兵庫県でライブハウスを訪問した50歳代女性がウイルス感染 栃木県でもライブハウスを訪問した30歳代女性が感染 [健康ダイジェスト]

 兵庫県は5日夜、県中部の福崎町に住む50歳代の主婦の女性が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。女性は、複数の感染者が確認された大阪市都島区のライブハウス「大阪京橋ライブハウスArc」を訪れていたということです。
 女性は、ライブハウスを2月15日と16日の2日間訪れた後、けん怠感やのどの痛みの症状が出たということです。
 その後、症状は治まりましたが、心配になった女性が4日、「帰国者・接触者外来」を受診し検体を検査したところ、5日陽性と判明しました。
 女性は姫路市の姫路赤十字病院に入院するということですが、熱などの症状はないということです。
 また、女性と同居している50歳代の夫と20歳代の子供2人には、症状はないということです。
 女性に海外渡航歴はなく、女性はライブハウスを訪れた後、自宅の周りで買い物などをしていて遠くには出掛けていないということで、県は引き続き濃厚接触者の有無などを調べることにしています。
 兵庫県内で、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは合わせて4人となりました。
 一方、栃木県は5日夜、県南部に住む30歳代の販売員の女性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 女性は複数の感染者が確認された大阪市北区のライブハウス「Soap opera classicsーUmedaー」(ソープオペラクラシックス梅田)で行われた2月23日のコンサートに参加していたほか、集団感染が疑われている大阪市都島区のライブハウス「大阪京橋ライブハウスArc」を訪れた知人と2月22日に立ち話をして接触しており、栃木県内に戻った後の2月25日に販売員として勤務する店舗で仕事をしたということです。
 女性は3月1日に保健所に相談し、5日検査をした結果、感染が確認されました。
 女性が販売員として勤務していた宇都宮市の商業施設では、6日、保健所による調査や消毒のため、一時的に営業を休止しています。
 営業を休止しているのは、宇都宮市にあるショッピングセンター「FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店」で、この施設内の雑貨店「宇都宮インターパーク ロフト」で女性は販売員として勤務していました。
 施設では午前10時からの営業を一時休止し、宇都宮市保健所が女性の行動範囲などを詳しく調べた上で、施設内の消毒を行うということです。
 施設では消毒が終わり次第、営業を再開する予定ですが、女性が勤務していた店舗は当面の間休業するということです。
 県は、女性の詳しい行動歴や濃厚接触者について調査を進めています。栃木県で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、2人目になります。

 2020年3月6日(金)

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