■ナイル川クルーズ船、乗客乗員45人が感染 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]
エジプト保健省は７日、ナイル川を運航するクルーズ船に乗船していた外国人観光客ら計33人に、新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。６日にも同じクルーズ船の乗員12人の感染が明らかになっており、この船の感染者は計45人に上りました。
クルーズ船は、エジプト南部の観光地アスワンと「王家の谷」で有名なルクソールを結び、外国人101人を含めた乗員乗客計171人が乗っていました。このうち外国人観光客19人と乗員26人から検査で陽性反応が出たといいいます。
このクルーズ船は現在、エジプト南部の観光地ルクソールに停泊しており、感染者は全員、病院に隔離されました。
エジプトで感染が確認されたのは、計48人となりました。アスワンからルクソールまでクルーズ船に乗船した台湾系アメリカ人の女性から、感染が広がった可能性があるといいます。
この女性はすでにエジプトを出国。その後、世界保健機関（ＷＨＯ）から「感染が確認された」との連絡を受け、保健省が女性との接触者を調べた結果、集団感染が判明しました。
ナイル川のクルーズ船は外国人観光客の人気コースの一つで年間約200万人の利用があり、観光業への影響拡大が懸念されています。
２０２０年３月８日（日）
クルーズ船は、エジプト南部の観光地アスワンと「王家の谷」で有名なルクソールを結び、外国人101人を含めた乗員乗客計171人が乗っていました。このうち外国人観光客19人と乗員26人から検査で陽性反応が出たといいいます。
このクルーズ船は現在、エジプト南部の観光地ルクソールに停泊しており、感染者は全員、病院に隔離されました。
エジプトで感染が確認されたのは、計48人となりました。アスワンからルクソールまでクルーズ船に乗船した台湾系アメリカ人の女性から、感染が広がった可能性があるといいます。
この女性はすでにエジプトを出国。その後、世界保健機関（ＷＨＯ）から「感染が確認された」との連絡を受け、保健省が女性との接触者を調べた結果、集団感染が判明しました。
ナイル川のクルーズ船は外国人観光客の人気コースの一つで年間約200万人の利用があり、観光業への影響拡大が懸念されています。
２０２０年３月８日（日）
■新型コロナウイルス、北海道の感染者が100人を超える 新たに３人の感染を確認 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染が拡大し緊急事態宣言中の北海道は３月８日、新たな感染例が３人確認されたと発表しました。
これにより北海道内の感染者は合わせて101人となり、都道府県別では初めて100人を超えました。
北海道によりますと、新たに感染が確認されたのは、岩見沢市の60歳代の男性と70歳代の女性の２人、それに旭川市の70歳代の男性の合わせて３人です。
このうち、岩見沢市の60歳代の無職の男性は２日に発熱や頭痛、下痢があり、４日後の６日に38度の熱が出たため、医療機関を受診して検査を行った結果、8日に感染が確認されました。
岩見沢市の70歳代の無職の女性は２月29日に38度の熱が出て、その後も続いたため、２日から同じ医療機関を３度、受診した後に検査したところ、感染が確認されました。
２人はいずれも海外渡航歴はなく、軽症だということです。
北海道は２人について、「同じ医療機関を受診していた」とした上で、「70歳代の女性は60歳代の男性の濃厚接触者」と説明していますが、詳しい関係は明らかにしていません。
また、旭川市の発表によりますと、感染が確認された市内に住む70歳代の会社経営の男性は、２日以降、強いけんたい感や発熱、それに呼吸不全などの症状が出たため、市内の医療機関に入院し、検査の結果、８日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
男性は、現在、熱などの症状は落ち着き、回復傾向にあるということです。
旭川市によりますと、男性は、症状の出る直前の２月28日から２日まで、東京都と神奈川県、それに仙台市に１人で出張に行き、その際、飛行機など公共交通機関を利用していたということで、市は感染経路などについて調べを進めています。
旭川市で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、これで８人となりました。また、北海道内の感染者は100人を超え、合わせて101人になりました。
このうち容体が回復するなどして再検査をした結果、ウイルスが検出されなかったため治療を終えた人は、41人いるということです。
２０２０年３月８日（金）
これにより北海道内の感染者は合わせて101人となり、都道府県別では初めて100人を超えました。
北海道によりますと、新たに感染が確認されたのは、岩見沢市の60歳代の男性と70歳代の女性の２人、それに旭川市の70歳代の男性の合わせて３人です。
このうち、岩見沢市の60歳代の無職の男性は２日に発熱や頭痛、下痢があり、４日後の６日に38度の熱が出たため、医療機関を受診して検査を行った結果、8日に感染が確認されました。
岩見沢市の70歳代の無職の女性は２月29日に38度の熱が出て、その後も続いたため、２日から同じ医療機関を３度、受診した後に検査したところ、感染が確認されました。
２人はいずれも海外渡航歴はなく、軽症だということです。
北海道は２人について、「同じ医療機関を受診していた」とした上で、「70歳代の女性は60歳代の男性の濃厚接触者」と説明していますが、詳しい関係は明らかにしていません。
また、旭川市の発表によりますと、感染が確認された市内に住む70歳代の会社経営の男性は、２日以降、強いけんたい感や発熱、それに呼吸不全などの症状が出たため、市内の医療機関に入院し、検査の結果、８日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
男性は、現在、熱などの症状は落ち着き、回復傾向にあるということです。
旭川市によりますと、男性は、症状の出る直前の２月28日から２日まで、東京都と神奈川県、それに仙台市に１人で出張に行き、その際、飛行機など公共交通機関を利用していたということで、市は感染経路などについて調べを進めています。
旭川市で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、これで８人となりました。また、北海道内の感染者は100人を超え、合わせて101人になりました。
このうち容体が回復するなどして再検査をした結果、ウイルスが検出されなかったため治療を終えた人は、41人いるということです。
２０２０年３月８日（金）
■新型コロナウイルス、イタリアの感染者6000人近くに ミラノやベネチアなど北部で移動を制限 [健康ダイジェスト]
イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が6000人近くに上り、感染の拡大に歯止めがかかっていません。イタリア政府は、北部の中心都市ミラノのあるロンバルディア州全体と、世界的な観光名所のベネチアなどのある周辺の地域について、これらの地域から別の地域への移動を制限する異例の措置に踏み切りました。
イタリアでは北部のロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっており、７日には感染者が1200人以上増え5883人となりました。
また死亡した人は36人増えて233人となり、中国に次いで多くなっています。
感染拡大に歯止めがかからない事態を受けて、イタリアのジュセッペ・コンテ首相は８日未明、異例の記者会見を行い、感染の中心となっているロンバルディア州全体とその周辺のベネト州やエミリアロマーニャ州などの一部の地域について、これらの地域からほかの地域への移動を制限すると発表しました。
対象の地域には、135万人を抱える北部の中心都市ミラノや、世界的な観光名所のベネチアなども含まれています。
一方で緊急の際や健康上の理由などでの移動は認めるとしており、コンテ首相は「移動を完全に禁止する措置ではない」と強調しました。
移動の制限は８日から４月３日まで続き、これらの地域では映画館や劇場、スポーツジムなどは閉鎖されるほか、スポーツのイベントは観客なしで行われるということです。
また37度５分以上の熱がある場合は外出をせずに人との接触を避けるよう呼び掛けるなど、感染の拡大を防ぐ対策を一人一人がとるよう求めています。
２０２０年３月８日（日）
イタリアでは北部のロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっており、７日には感染者が1200人以上増え5883人となりました。
また死亡した人は36人増えて233人となり、中国に次いで多くなっています。
感染拡大に歯止めがかからない事態を受けて、イタリアのジュセッペ・コンテ首相は８日未明、異例の記者会見を行い、感染の中心となっているロンバルディア州全体とその周辺のベネト州やエミリアロマーニャ州などの一部の地域について、これらの地域からほかの地域への移動を制限すると発表しました。
対象の地域には、135万人を抱える北部の中心都市ミラノや、世界的な観光名所のベネチアなども含まれています。
一方で緊急の際や健康上の理由などでの移動は認めるとしており、コンテ首相は「移動を完全に禁止する措置ではない」と強調しました。
移動の制限は８日から４月３日まで続き、これらの地域では映画館や劇場、スポーツジムなどは閉鎖されるほか、スポーツのイベントは観客なしで行われるということです。
また37度５分以上の熱がある場合は外出をせずに人との接触を避けるよう呼び掛けるなど、感染の拡大を防ぐ対策を一人一人がとるよう求めています。
２０２０年３月８日（日）
■札幌市で新たに６人が新型コロナウイルス感染 ２人は店員感染のライブバーを同じ日に訪問 [健康ダイジェスト]
札幌市の秋元克広市長は７日午後６時から会見を開き、札幌市内で新たに６人の感染者が確認されたと発表しました。
これで北海道内の感染者は、合わせて98人となります。
秋元市長は感染者６人のうち、60歳代男性２人が、これまで店員の感染が確認されていた札幌市中央区南６西４のライブバー「Ｓｉｎｇ Ｓｉｎｇ Ｓｉｎｇ（シング シング シング）」を２月26日に客として訪れていたことを明かしました。
このライブバーでは、すでに20歳代、30歳代、60歳代の３人の女性店員の感染が発覚していました。
３人の女性店員は、ステージで歌を披露したり、客のカラオケをサポートしたりしていたといいます。
３人の女性店員は２月19日に店内で一緒にいたことが確認されたほか、60歳代の女性店員と同居する家族２人もこれまでに発表された感染者であることから、市保健所は、クラスター（小規模な感染集団）が形成された可能性があるとみています。
店は20歳代の女性店員の感染が公表された２月29日から、営業を自粛。客席は30席程度のため、秋元市長は「大阪のライブハウスのような多数の感染ではない」との認識を示しつつも、引き続き感染の広がりなど詳しい状況を調べいくとしています。
２０２０年３月８日（日）
これで北海道内の感染者は、合わせて98人となります。
秋元市長は感染者６人のうち、60歳代男性２人が、これまで店員の感染が確認されていた札幌市中央区南６西４のライブバー「Ｓｉｎｇ Ｓｉｎｇ Ｓｉｎｇ（シング シング シング）」を２月26日に客として訪れていたことを明かしました。
このライブバーでは、すでに20歳代、30歳代、60歳代の３人の女性店員の感染が発覚していました。
３人の女性店員は、ステージで歌を披露したり、客のカラオケをサポートしたりしていたといいます。
３人の女性店員は２月19日に店内で一緒にいたことが確認されたほか、60歳代の女性店員と同居する家族２人もこれまでに発表された感染者であることから、市保健所は、クラスター（小規模な感染集団）が形成された可能性があるとみています。
店は20歳代の女性店員の感染が公表された２月29日から、営業を自粛。客席は30席程度のため、秋元市長は「大阪のライブハウスのような多数の感染ではない」との認識を示しつつも、引き続き感染の広がりなど詳しい状況を調べいくとしています。
２０２０年３月８日（日）
■兵庫県姫路市の女性看護師が新型コロナウイルスに感染 市内の精神科専門病院勤務 [健康ダイジェスト]
兵庫県姫路市は８日、市内の病院に勤務する50歳代の女性看護師が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表しました。病院は３月15日まで外来診療を休止するということです。
姫路市などによりますと、感染が確認されたのは姫路市野里にある仁恵病院の看護師で、市内に住む50歳代の女性です。
女性看護師は入院患者のいる病棟の担当で、２月29日に発熱やせきなどの症状があり、勤務後に38度６分まで熱が上がりましたが、その後、熱が下がったため３月３日から５日まで勤務していました。
７日も熱があると感じたため市内の別の病院を受診して検体を調べたところ、感染が確認されたということです。今も38度台の熱やせきの症状があり、市内の感染症指定医療機関に入院しているということです。
仁恵病院は、ベッド数約160の精神科の専門病院で、９日から15日まで外来診療を休止し、院内の消毒を行うなど感染予防を徹底するとしています。
女性看護師が勤務していた病棟には約50人の入院患者と35人のスタッフがおり、このうち別の看護師１人にせきの症状があるということで、市は健康状態を観察し、必要があれば検査を行うことにしています。
感染が確認された女性看護師は海外への渡航歴などはなく、ふだんは自家用車で通勤し、公共交通機関は利用していないということです。
また同居する50歳代の夫や80歳代の父親には、症状はみられないということです。
姫路市での感染確認は２人目で、兵庫県内では11人目となりました。
２０２０年３月８日（日）
姫路市などによりますと、感染が確認されたのは姫路市野里にある仁恵病院の看護師で、市内に住む50歳代の女性です。
女性看護師は入院患者のいる病棟の担当で、２月29日に発熱やせきなどの症状があり、勤務後に38度６分まで熱が上がりましたが、その後、熱が下がったため３月３日から５日まで勤務していました。
７日も熱があると感じたため市内の別の病院を受診して検体を調べたところ、感染が確認されたということです。今も38度台の熱やせきの症状があり、市内の感染症指定医療機関に入院しているということです。
仁恵病院は、ベッド数約160の精神科の専門病院で、９日から15日まで外来診療を休止し、院内の消毒を行うなど感染予防を徹底するとしています。
女性看護師が勤務していた病棟には約50人の入院患者と35人のスタッフがおり、このうち別の看護師１人にせきの症状があるということで、市は健康状態を観察し、必要があれば検査を行うことにしています。
感染が確認された女性看護師は海外への渡航歴などはなく、ふだんは自家用車で通勤し、公共交通機関は利用していないということです。
また同居する50歳代の夫や80歳代の父親には、症状はみられないということです。
姫路市での感染確認は２人目で、兵庫県内では11人目となりました。
２０２０年３月８日（日）
■名古屋市で死亡の80歳代男性、新型コロナウイルスの感染確認 愛知県内で初の死者 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、病院に搬送されて亡くなった名古屋市緑区に住む80歳代の男性について、市が検査したところ、７日までに新型コロナウイルスへの感染が確認されたことがわかりました。愛知県内で、新型コロナウイルスに感染していた人の死亡が確認されたのは、初めてです。
関係者によりますと、名古屋市緑区に住む一人暮らしの80歳代の男性が体調不良で病院に搬送されて亡くなりました。
この男性について、市は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されている緑区のデイサービス施設の利用者であることを把握していたことから、新型コロナウイルスに感染していたかどうかを検査しました。
その結果、７日までに、この男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。
愛知県と名古屋市は、県内で合わせて69人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと７日までに発表していましたが、亡くなったこの男性は、市が発表した感染者の中には含まれていません。
２０年３月８日（日）
関係者によりますと、名古屋市緑区に住む一人暮らしの80歳代の男性が体調不良で病院に搬送されて亡くなりました。
この男性について、市は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されている緑区のデイサービス施設の利用者であることを把握していたことから、新型コロナウイルスに感染していたかどうかを検査しました。
その結果、７日までに、この男性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。
愛知県と名古屋市は、県内で合わせて69人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと７日までに発表していましたが、亡くなったこの男性は、市が発表した感染者の中には含まれていません。
２０年３月８日（日）
■新型コロナウイルス、山梨県の60歳代感染者はコンビニの店員 店舗は当面、休業 [健康ダイジェスト]
コンビニ大手のセブン‐イレブン・ジャパンは８日、山梨県山梨市にある加盟店の従業員が新型コロナウイルスに感染したことがわかったと発表しました。
この店舗では、当面、休業にするとともに消毒などの作業を行っています。
セブン‐イレブン・ジャパンの発表によりますと、山梨県山梨市の加盟店「セブン‐イレブン山梨上石森店」に勤務する60歳代のアルバイト店員が新型コロナウイルスに感染したことが、７日、判明したということです。
会社によりますと、このアルバイト店員は、山梨県内で感染が確認された１例目の60歳代の男性と同じ人だということです。
このため、この店舗では８日未明から、当面、休業にするとともに消毒などの作業を行い、店長ら勤務する約20人の出勤を停止しています。
60歳代のアルバイト店員は１人暮らしで、２月21日から23日まで大阪府と和歌山県に自家用車で旅行に行き、大阪市のライブハウスに行っていました。現在、中央市の山梨大学医学部附属病院に入院しており、症状は軽いといいます。
２０２０年３月８日（日）
この店舗では、当面、休業にするとともに消毒などの作業を行っています。
セブン‐イレブン・ジャパンの発表によりますと、山梨県山梨市の加盟店「セブン‐イレブン山梨上石森店」に勤務する60歳代のアルバイト店員が新型コロナウイルスに感染したことが、７日、判明したということです。
会社によりますと、このアルバイト店員は、山梨県内で感染が確認された１例目の60歳代の男性と同じ人だということです。
このため、この店舗では８日未明から、当面、休業にするとともに消毒などの作業を行い、店長ら勤務する約20人の出勤を停止しています。
60歳代のアルバイト店員は１人暮らしで、２月21日から23日まで大阪府と和歌山県に自家用車で旅行に行き、大阪市のライブハウスに行っていました。現在、中央市の山梨大学医学部附属病院に入院しており、症状は軽いといいます。
２０２０年３月８日（日）
■新型コロナウイルスが原因で髄膜炎を発症 山梨県の20歳代男性が重症 [健康ダイジェスト]
山梨県は、県内に住む20歳代の会社員男性が新型コロナウイルスに感染したことが、新たに確認されたと発表しました。男性は県内の医療機関に入院していて、意識障害があり重症だということです。
山梨県の長崎幸太郎知事は７日夜、会見を開き、南アルプス市と昭和町を主な生活圏にする20歳代の会社員男性が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
県によりますと、男性は２月27日に38度５分の発熱があり、翌28日に発熱と頭痛、関節痛などで医療機関を受診しました。３月２日には頭痛と軽いのどの痛みで、別の医療機関を受診。その際はいずれも、新型コロナウイルスの検査は行われなかったということです。
男性は、２月29日から仕事を休んでおり、連絡が取れないことを不審に思った会社の同僚からの連絡で、６日に家族と警察が男性の自宅を訪ねたところ、部屋の中で男性が倒れているのを見付けたということです
男性はその後、中央市の山梨大学医学部附属病院に搬送され、県のウイルス検査では陰性でしたが、病院の２度の検査ではいずれも陽性が確認されたということです。
男性は意識障害があり重症で、集中治療室で治療を受けているということです。
今のところ感染経路はわかっていませんが、海外への渡航歴はなく、持病は確認されていないということです。
長崎知事は、「男性が会話が困難なため、行動履歴を聞くことができておらず、南アルプス市と昭和町を主な生活圏としていると発表した。このエリアに住む人で体調に不安がある場合は保健所に相談してほしい」と呼び掛けています。
入院先の山梨大学医学部付属病院は７日夜、県の発表後に会見を開き、島田眞路学長は、男性の症状について発熱や肺炎だけでなく髄膜炎を発症し、意識障害があることを明らかにしました。
このため、病院で髄液を検査したところ新型コロナウイルスの陽性反応が出たとして、島田学長は「髄膜炎の原因が新型コロナウイルスである可能性が極めて高いと考えている。新型コロナウイルスで髄膜炎を発症することは極めてまれで大変重要な症例だ」と説明しました。
２０２０年３月８日（日）
山梨県の長崎幸太郎知事は７日夜、会見を開き、南アルプス市と昭和町を主な生活圏にする20歳代の会社員男性が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
県によりますと、男性は２月27日に38度５分の発熱があり、翌28日に発熱と頭痛、関節痛などで医療機関を受診しました。３月２日には頭痛と軽いのどの痛みで、別の医療機関を受診。その際はいずれも、新型コロナウイルスの検査は行われなかったということです。
男性は、２月29日から仕事を休んでおり、連絡が取れないことを不審に思った会社の同僚からの連絡で、６日に家族と警察が男性の自宅を訪ねたところ、部屋の中で男性が倒れているのを見付けたということです
男性はその後、中央市の山梨大学医学部附属病院に搬送され、県のウイルス検査では陰性でしたが、病院の２度の検査ではいずれも陽性が確認されたということです。
男性は意識障害があり重症で、集中治療室で治療を受けているということです。
今のところ感染経路はわかっていませんが、海外への渡航歴はなく、持病は確認されていないということです。
長崎知事は、「男性が会話が困難なため、行動履歴を聞くことができておらず、南アルプス市と昭和町を主な生活圏としていると発表した。このエリアに住む人で体調に不安がある場合は保健所に相談してほしい」と呼び掛けています。
入院先の山梨大学医学部付属病院は７日夜、県の発表後に会見を開き、島田眞路学長は、男性の症状について発熱や肺炎だけでなく髄膜炎を発症し、意識障害があることを明らかにしました。
このため、病院で髄液を検査したところ新型コロナウイルスの陽性反応が出たとして、島田学長は「髄膜炎の原因が新型コロナウイルスである可能性が極めて高いと考えている。新型コロナウイルスで髄膜炎を発症することは極めてまれで大変重要な症例だ」と説明しました。
２０２０年３月８日（日）
■新型コロナウイルス、中国の新たな感染確認44人 ２日連続100人を下回る [健康ダイジェスト]
感染が広がっている新型のコロナウイルスについて、中国の保健当局は８日、７日に新たに確認された感染者の数が44人だったと発表しました。中国国内の新たな感染者の数は２日連続で100人を下回りました。
中国の保健当局の国家衛生健康委員会の発表によりますと、中国国内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が７日、湖北省で新たに27人確認され、８日午前０時（日本時間同１時）時点で、中国での死者は累計3097人になりました。
また新たに感染が確認されたのは44人で、感染者の数は累計８万695人となっています。新たに感染が確認された人は６日の99人に続いて、２日連続で100人を下回りました。
重症者は5264人、新たに退院した人は1661人で累計５万7065人となりました。
新たな感染者のうち41人が湖北省武漢市で確認され、残る３人はいずれも海外から中国に入国した後に感染が確認されたケースでした。
北京市の保健当局によりますと、このうち２人が北京市で確認されたイタリアとスペインからの入国者で、いずれも現在は病院で治療を受けているということです。
中国ではこのところ、海外からの入国者で新型コロナウイルスへの感染が確認されるケースが相次いでおり、北京市や上海市などではイタリア、イランに加えて日本や韓国から到着する人に対しても管理を強化しています。
２０２０年３月８日（日）
中国の保健当局の国家衛生健康委員会の発表によりますと、中国国内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が７日、湖北省で新たに27人確認され、８日午前０時（日本時間同１時）時点で、中国での死者は累計3097人になりました。
また新たに感染が確認されたのは44人で、感染者の数は累計８万695人となっています。新たに感染が確認された人は６日の99人に続いて、２日連続で100人を下回りました。
重症者は5264人、新たに退院した人は1661人で累計５万7065人となりました。
新たな感染者のうち41人が湖北省武漢市で確認され、残る３人はいずれも海外から中国に入国した後に感染が確認されたケースでした。
北京市の保健当局によりますと、このうち２人が北京市で確認されたイタリアとスペインからの入国者で、いずれも現在は病院で治療を受けているということです。
中国ではこのところ、海外からの入国者で新型コロナウイルスへの感染が確認されるケースが相次いでおり、北京市や上海市などではイタリア、イランに加えて日本や韓国から到着する人に対しても管理を強化しています。
２０２０年３月８日（日）
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