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■新型コロナウイルスの感染が25カ国・地域に拡大 感染者数は15万人超で、死者は5500人を上回る [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が3月15日午後1時45分現在、世界の125カ国・地域に広がっています。2019年12月に湖北省武漢市で初めて感染が確認された中国本土の新規感染者が減る一方、イタリアやイラン、フランスで急増しています。累計の感染者数は15万人を超え、死者は5500人を上回っています。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界ではアメリカやスペイン、それにイタリアなど少なくとも11の国と地域で非常事態や緊急事態が宣言されています。
 このうち現地時間の13日、国家非常事態が宣言されたアメリカでは、車に乗ったまま検査を受けられるドライブスルー方式の臨時の検査場が設置され、対策が強化されています。
 ニューヨーク州では14日、検査を待つ長い車の列ができました。検査は予約制で、1日200人まで受けられ、結果がわかるまでに1日から2日かかるということです。また一部の店では食料品や日用品の買い占めも起きて、品薄になるものが出てきています。
 一方、スペインでは各州政府が北東部や南部の一部地域で住民の出入りを原則として禁止しているほか、首都があるマドリード州では食料品店など、生活に必要なものを販売する店以外の営業を一切禁止する措置が取られています。
 各国政府の発表によりますと、国や地域別の感染者数は多い順に、中国が8万844人、イタリアが2万1157人、イランが1万2729人、韓国が8162人、スペインが5753人、フランスが4500人、ドイツが3795人などとなっています。
 死者は、中国が3199人、イタリアが1441人、イランが611人、スペインが183人などとなっています。
 一方、日本各地の自治体や厚生労働省によりますと、15日午後8時現在、北海道、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、和歌山県などで新たに30人の感染が確認され、日本で感染した人などは、803人となりました。
 このほかクルーズ船の乗客・乗員が697人、チャーター機で帰国した人が14人で、合わせて1514人。
 このうち死亡したのは、国内で感染した人が24人、クルーズ船の乗船者7人の合わせて31人です。
 日本で感染した人や中国からの旅行者ら803人のうち、北海道は148人、愛知県は121人、大阪府は106人、東京都は90人、兵庫県は78人、神奈川県は55人、千葉県は31人、埼玉県は29人、京都府は17人、新潟県は16人、和歌山県は15人、高知県は12人、奈良県は8人、石川県は7人、三重県は8人、熊本県は6人、群馬県は5人、長野県は4人、静岡県は3人、山口県は3人、福岡県は3人、沖縄県は3人、秋田県は2人、福島県は2人、栃木県は2人、山梨県は2人、岐阜県は2人、愛媛県は2人、宮城県は1人、滋賀県は1人、広島県は1人、徳島県は1人、長崎県は1人、大分県は1人、佐賀県は1人、宮崎県は1人、厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて15人です。

 2020年3月15日(日)




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■不規則な睡眠時間で心臓病リスク2倍に 約2000人の多民族を対象に研究 [健康ダイジェスト]

 アメリカの国立衛生研究所が発表した最新の研究によると、人間の心臓を守り心疾患を予防するためには、睡眠時間をしっかりと管理する必要がありそうです。この研究は国立衛生研究所を構成する国立心肺血液研究所よって発表され、不規則な睡眠時間が将来の心臓病のリスク要因であることがわかりました。
 十分な睡眠を取るということは、過去の研究によって心身のさまざまな健康効果と関連していることがわかっています。同様に睡眠の質の低さや睡眠不足、そして睡眠障害が、高血圧のように体により差し迫った問題や、認知症やがんのリスクの上昇のような長期的な問題を筆頭に多くの健康問題を引き起こす可能性があることが、過去の研究で明らかになっています。
 アメリカの医学雑誌に掲載された最新の研究では、睡眠の質の悪さや睡眠不足だけでなく、不規則な睡眠時間も健康上のリスク要因になり得るかどうかが調査されました。この場合の「不規則な睡眠時間」とは、毎晩寝る時間が異なり、朝同じ時間に起きないということを定義しています。
 この研究には45歳から84歳までの多民族の成人約2000人が参加しましたが、研究開始時に心臓病を患った人はいませんでした。参加者はアメリカ在住で、38%が白人、28%がアフリカ系アメリカ人、22%がラテン系アメリカ人、12%が中国系アメリカ人といった割合です。
 これらの参加者に腕時計型の活動記録デバイスを7日間装着してもらい、毎日の就寝・起床時刻を記録。睡眠時間、就寝時刻のばらつきを算出して睡眠パターンの規則性を評価し、5年間にわたって経過を追跡調査しました。
 その結果、5年間の追跡期間中に111人が、心臓発作や脳卒中などの心血管疾患を発症しました。これまでに明らかにされている心血管疾患の危険因子(年齢、高血圧、脂質代謝異常など)と、ほかの睡眠関連因子(平均睡眠時間など)を調整した後、睡眠時間のばらつきの程度により4つのグループに分けて解析しました。
 すると、ばらつきが最も大きいグループ(120分超)が心血管疾患を発症するリスクは、最も小さいグループ(60分以下)の2・14倍でした。
 同様に、就寝時刻のばらつきの程度で4グループに分けた解析では、ばらつきが最大のグループ(90分以上)の心血管疾患を発症するリスクは、最小のグループ(30分未満)の2・11倍でした。
 この発症リスクの増加は、睡眠時無呼吸症候群などの潜在的に睡眠へ影響をおよぼすほかの要因より明らかに「多い」 ものでした。有色人種の参加者のほうが白人の参加者よりも影響が大きく、これは過去の研究結果と同様でしたが、今回のこの研究では男女の性別による差は特に認められませんでした。
 国立心肺血液研究所は、「今回の研究において、不規則な睡眠時間と就寝時刻は年齢、高血圧、脂質代謝異常や睡眠の量・質などにかかわらず、心血管疾患の発症リスクを高める可能性が示された。不規則な睡眠パターンは、改善することができる生活習慣である。就寝時刻を毎晩一定にすれば心血管疾患リスクを減らせるかどうかについては、今後の検討で明らかにしていきたい」と述べています。
 就寝時刻、起床時刻が毎日ばらばらな人は、改めたほうがいいかもしれません。

 2020年3月15日(日)




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■大阪府職員のコロナウイルス感染を確認 庁舎の閉鎖予定なし [健康ダイジェスト]

 大阪府は15日、新型コロナウイルスへの感染が14日に確認された兵庫県内に住む60歳代の男性が、府庁の職員とわかったと明らかにしました。職員は来庁者と直接、接するような業務はしていないため、庁舎を閉鎖する予定はないとしています。
 大阪府によりますと、14日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと兵庫県が発表した三田市の60歳代の男性は、府庁で働く職員で定年退職後に再雇用され、庁舎内の空調設備などの保守や管理を担当しているということです。
 2月20〜29日にフィリピンを旅行した後、3月2日に熱やせきなどの症状が出ましたが、11日までは出勤を続け、翌12日に38度の熱が出て呼吸困難となり、医療機関を受診。13日に熱は下がったものの、別の医療機関で検査を受けたところ陽性反応が出ました。
 この職員は、症状が出た後もマスクを着用せずに大阪市中央区にある府庁の別館の執務室で勤務をしており、府は同じ執務室で勤務していた4人の職員に自宅待機を指示し、これまでのところ体調が悪くなっている人はいないということです。
 また、執務室のほか、この職員が庁舎内で立ち寄った場所を消毒することにしています。
 感染が確認された職員は、ほかの部署の職員や来庁者と直接接するような業務はなく、庁舎を閉鎖する予定はないとしています。

 2020年3月15日(日)




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■クルーズ船乗客、陰性で退院後にコロナウイルスに再感染 三重県の70歳代男性 [健康ダイジェスト]

 三重県は14日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船の乗客で、県内に住む70歳代の男性1人が再び新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。
 再感染がわかったのは、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、三重県の桑名保健所の管内に住む70再代の男性です。
 県によりますと、男性はクルーズ船に乗船中の2月14日に新型コロナウイルスの検査を受けて陽性と確認され、東京都内の医療機関に入院していました。
 その後、陰性が確認されたことから3月2日に退院し、公共交通機関を利用して三重県内の自宅に戻っていました。
 しかし、12日になって39度の発熱やけん怠感の症状が出たため、翌日、医療機関を受診して入院し、14日、再び感染が確認されたということです。
 男性は現在、県内の感染症指定医療機関に移り治療を受けているということで、県は今後、男性の退院後の行動歴などを調べ、濃厚接触が確認された人に検査を行うことにしています。

 2020年3月15日(日)

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■大阪府で新たに10人の感染確認 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 大阪府は14日夜、府内で新たに20歳代から80歳代の男女10人が新型コロナウイルスに感染しているのが確認されたと発表しました。このうち8人はこれまでに感染がわかった人との関係が確認されておらず、感染経路がわからないケースが増えてきています。
 大阪府内でこれまでに感染が確認された人は、合わせて102人になりました。
 大阪府によりますと、新たに感染が確認されたのは20歳代から80歳代の男性4人と女性
6人の合わせて10人で、このうち大阪市に住む80歳代の女性が重症だということです。
 10人のうち、八尾市に住む40歳代の医療従事者の女性は、集団感染が疑われている大阪市内のライブハウスを訪れていた人と医療現場で接触があったということです。
 また、大東市に住む50歳代の児童福祉施設職員の女性は、すでに感染が確認されている30歳代の男性の濃厚接触者だということです。
 一方、8人については、いずれもこれまでに感染がわかった人との関係が確認されておらず、大阪府内でも感染経路がわからないケースが増えてきています。

 2020年3月15日(日)

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■名古屋市で高齢女性1人死亡、新たに7人感染 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、愛知県内では14日、名古屋市に住む高齢の感染者1人が死亡し、愛知県内で死亡した感染者は11人になりました。また、名古屋市で合わせて7人の感染が新たに確認され、愛知県の感染者は121人となりました。
 名古屋市は14日夜、高齢の女性1人が新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したと発表しました。この女性はすでに感染が確認され県内の医療機関に入院していましたが、女性の年齢は非公表だということです。
 また、名古屋市によりますと、市内に住む30歳代から70歳代の合わせて男女7人の感染が新たに確認されました。このうち6人はいずれも、市内のデイサービスの利用者などによる感染者の集団に含まれる患者だということで、50歳代の女性3人、60歳代の女性1人、70歳代の男性1人、女性1人です。
 また13日、名古屋市港区の「中部労災病院」の70歳代の入院患者1人の感染が発表されましたが、同じ部屋に入院していた30歳代の女性1人の感染が新たに確認されたということです。

 2020年3月15日(日)

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