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■新型コロナウイルス、国内感染者は計1101人 兵庫県などで合わせて5人が死亡 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内では22日、すでに感染が判明していた5人の死亡が確認されました。
 兵庫県では、集団感染が起きた伊丹市の福祉施設「グリーンアルス伊丹」の関係者2人が亡くなりました。1人は70歳代の男性利用者で、もう1人は80歳代の女性。この女性は、すでに死亡した女性利用者の夫の知人でした。同施設関連の死者は、計6人となりました。
 群馬県では、高齢男性1人が死亡しました。大阪府では、豊中市の70歳代の男性が21日に死亡しました。埼玉県では、治療を受けていた患者1人が22日に死亡しました。埼玉県では初の死者で、県は死亡した患者について「基礎疾患があった」としていますが、性別や年齢などは公表していません。
 一方、22日は岡山県内で初めて感染が確認されるなど、午後10時までに各地で合わせて47人の感染確認が発表されました。
 日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人も含めて1101人となっています。このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると1813人となります。
 このうち死亡したのは、国内で感染した人が41人、クルーズ船の乗船者8人の合わせて49人です。
 日本で感染した人や中国などからの旅行者・帰国者1101人のうち、北海道は162人、愛知県は143人、東京都は138人、大阪府は131人、兵庫県は111人、神奈川県は77人、埼玉県は51人、千葉県は44人、新潟県は27人、京都府は24人、大分県は21人、和歌山県は17人、高知県は12人、群馬県は11人、三重県は9人、奈良県は9人、石川県は8人、熊本県は7人、岐阜県は5人、福岡県は5人、栃木県は4人、長野県は4人、滋賀県は4人、山口県は4人、茨城県は4人、静岡県は3人、広島県は3人、愛媛県は3人、宮崎県は3人、沖縄県は3人、秋田県は2人、福島県は2人、山梨県は2人、宮城県は1人、福井県は1人、岡山県は1人、徳島県は1人、香川県は1人、佐賀県は1人、長崎県は1人、中国からチャーター機で帰国した人が14人、厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて27人です。
 また、厚生労働省によりますと、重症者は3月19日の時点で国内で感染した人などが49人、クルーズ船の乗船者が12人の合わせて61人となっています。
 一方、3月19日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが215人、クルーズ船の乗客乗員が551人で、合わせて766人となっています。

 2020年3月22日(日)

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■新型コロナウイルスの感染者数、世界全体で30万人超え 死者は1万2895人 [健康ダイジェスト]

 全世界で確認された新型コロナウイルスへの感染者数は、グリニッジ標準時22日午前9時(日本時間同日午後6時)の時点で30万人を超えました。
 各国当局と世界保健機関(WHO)から収集したデータによると、169の国と地域における新型コロナウイルスへの感染者数は少なくとも30万97人に上り、うち1万2895人が亡くなりました。
 ただし、多くの国と地域が入院を必要とする症例しか検査を行っておらず、統計の数は実際の感染者数のほんの一部しか反映していない可能性があります。
 各国政府が日本時間22日午後2時までに発表した内容によりますと、国や地域別の感染者数は多い順に中国が8万1054人、イタリアが5万3578人、スペインが2万4926人、イランが2万610人、ドイツが1万6662人、アメリカが1万5219人、フランスが1万4459人などとなっています。
 死亡した人は、イタリアが4825人、中国が3261人、イランが1556人、スペインが1326人などとなっています。

 2020年3月22日(日)

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■新型コロナウイルス、イタリアの死者4825人に 生活必需品除く全産業の生産停止 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスで死亡した人が世界で最も多いイタリアでは21日、新たに793人が亡くなり、死亡者の数は4825人となりました。感染者も5万3578人に上っています。
 イタリアでは、感染者が集中している北部で重症患者が急増し、医療態勢がひっ迫しています。
 このため、中心都市ミラノから約80キロ離れたクレモナの病院では、アメリカのNGOの支援で集中治療室も備えた野外病院が設置されるなど態勢が強化されました。
 新型コロナウイルスで死亡した人が4000人を超え、急速に増え続ける中、イタリアのコンテ首相は21日夜、テレビ演説を行い、感染の拡大を抑えるために全土で外出制限を一層厳しくすると発表しました。
 この中で、コンテ首相は、「第二次世界大戦以降、イタリアが経験した最も厳しい危機だ」と述べ、社会が機能するために、最低限必要な商品の生産・販売やサービスの提供以外の活動は大きく制限するとしています。
 具体的には、食料品店や薬局、郵便局や金融機関、それに公共交通機関などを除いた仕事については、在宅勤務以外認めないということです。
 イタリアでは、今月10日から外出を控えるよう求める措置が全土で導入されましたが、通勤は認められていました。
 しかし、感染者や死者の増加に一向に歯止めがかからないことから、政府は原則として通勤も認めないことで一段と厳しい措置に踏み切った形です。
 イタリアではこのほか、21日からすべての公園を閉鎖したり、警察官を動員して人の移動の監視を強化したりするなど、感染の食い止めを最優先に掲げ、対応に乗り出しています。

 2020年3月22日(日)

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