■新型コロナウイルス、国内感染者 1398人に 新たに91人の感染確認

　日本各地の自治体や厚生労働省などによりますと、26日は午後９時半現在で、兵庫県と愛知県でそれぞれ１人が死亡したほか、東京都で47人、大阪府で７人、千葉県と神奈川県で３人の感染が確認されるなど全国で新たに91人の感染が確認されました。
　日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人も含めて1398人となりました。このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2110人となります。
　死亡したのは国内で感染した人が47人、クルーズ船の乗船者10人の合わせて57人です。
　日本で感染した人や中国や欧米などからの旅行者・帰国者で、感染が確認された1398人のうち、東京都は259人、北海道は168人、愛知県は157人、大阪府は156人、兵庫県は120人、神奈川県は93人、埼玉県は67人、千葉県は56人、京都府は34人、新潟県は29人、大分県は25人、和歌山県は17人、群馬県は14人、岐阜県は14人、高知県は12人、栃木県は10人、茨城県は10人、三重県は９人、奈良県は９人、福岡県は９人、石川県は８人、熊本県は８人、青森県は６人、山口県は６人、沖縄県は６人、滋賀県は６人、長野県は５人、福井県は５人、山梨県は４人、広島県は４人、静岡県は３人、愛媛県は３人、宮崎県は３人、秋田県は２人、福島県は２人、長崎県は２人、宮城県は２人、岡山県は１人、徳島県は１人、香川県は１人、佐賀県は１人、中国からチャーター機で帰国した人が14人、厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて33人です。
　また、厚生労働省によりますと、重症者は26日の時点で国内で感染した人などが56人、クルーズ船の乗船者が９人の合わせて65人となっています。
　一方、26日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが359人、クルーズ船の乗客乗員が601人で、合わせて960人となっています。

　２０２０年３月２６日（木）

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■東京都で新たに47人の新型コロナウイルス感染を確認 ４日連続で過去最多を更新

　東京都で26日、新型コロナウイルスへの感染者が新たに47人確認されました。１日当たりの都内での新規感染者数は、４日連続で過去最多を更新しました。都内で確認された感染者は、計259人となりました。
　東京都では、３月に入って感染者が１日に10人以上確認される日があり、23日には16人、24日は17人、そして25日は１日に判明した感染者としては都道府県単位で最多となる41人と、今週に入り数が増え続けていました。
　東京都によると、新たに感染が判明した47人のうち、重症者は３人。20歳代から90歳代の男女10人は、すでに死者や多数の感染者が出ている台東区の永寿総合病院と関連がありました。このほか６人に海外渡航歴があり、感染源がわからない人が20人を超えました。
　東京都の小池百合子知事は25日夜の緊急記者会見で、「感染爆発の重大局面」にあるとし、４月12日までの週末に不要不急の外出を自粛するよう都民に要請しました。
　さらに東京都は26日、隣接する神奈川、千葉、埼玉、山梨の４県に対し、住民に不要不急の外出の自粛を求めるよう協力を呼び掛け、知事計５人が同日夜、緊急のテレビ会議を開き、都県間の往来を含めた不要不急の外出自粛を市民に求めていくことで一致しました。
　テレビ会議では、「感染者の爆発的な増加やロックダウン（都市封鎖）などの最悪の事態を回避するため連携し、断固たる決意を持って対策を進める」などとする共同メッセージを採択。在宅勤務や時差通勤の呼び掛けや、若年層に慎重な行動を求めていくことなどを決めました。
　東京都によると、各県などからは１日当たり270万人超の通勤・通学者が、東京都を訪れています。

　２０２０年３月２６日（木）

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■新型コロナウイルス、世界の死者２万人超 イタリアとスペイン計１万人超

　各国政府の発表などを基にした26日午前のまとめで、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、全世界で２万714人に上りました。１万人を超えた21日未明時点から、約５日で倍増しました。
　イタリアの死者数が7503人と最も多く、スペインの3434人が続き、両国で合わせて１万人を超えました。３番目は、3287人の中国となっています。感染者数は、全世界で45万人に達しました。
　世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス事務局長は25日の定例記者会見で、ロックダウン（都市封鎖）について「時間を稼ぎ、医療システムへの負担を減らす」と効果を指摘しました。一方で、都市封鎖だけで流行を終わらせることはできないとの認識を示し、「この機会を利用して積極的な措置を取るよう求める」と述べ、実施している国に対して検査や隔離、治療の徹底を促しました。
　また、テドロス氏は今夏の東京オリンピック・パラリンピックの延期に関して、「難しいが賢明な判断をした」と評価しました。
　一方、死者数が最も多いイタリアでは、政府の発表で中国の約２倍の7503人になりました。イタリアでは感染の拡大を食い止めるため全土で外出を規制する措置が取られていますが、これを守らない人が少なくないとして、自治体のトップが相次いでメッセージを投稿して自宅にとどまるよう訴えました。
　感染の状況はスペインでも深刻で、政府の発表よりますと、亡くなった人は738人増えて3434人になりました。スペインでは亡くなる人が急激に増えており、スケートリンクを臨時の遺体安置所として遺体を受け入れているということです。
　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が運営する新型コロナウイルスの流行状況追跡サイトによると、アメリカで確認された死者数は25日、1031人となり、感染者数は６万8572人となっています。
　数時間前の時点では、同サイトに掲載されたアメリカの死者数は827人。また、24日時点での死者数は、600人とされていました。
　アメリカの感染者数は、中国、イタリアに次ぎ世界で３番目に多くなりました。確認された感染者数に基づくアメリカの致死率は１・５％となったものの、実際の感染者数は発表値よりもはるかに多いと考えられることから、致死率はこれよりも低いとみられます。
　感染拡大が最も急速な州の一つがニューヨーク州で、同サイトによるとニューヨーク市ではこれまでに280人が死亡しています。

　２０２０年３月２６日（木）

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■新型コロナウイルス、国内感染者1302人に 25日の感染者は１日当たり最多の91人

　25日午後９時現在、各地の自治体や空港の検疫などにより、全国で合わせて91人の新たな感染が発表されました。
　これは24日の71人を上回り、１日当たりの感染の発表の人数はこれまでで最も多くなっています。
　東京都は25日午後８時から小池百合子知事が記者会見を開き、男女合わせて41人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。１日に発表する感染者数としては、これまでで最も多かった24日の17人の２倍以上となりました。
　発表によりますと、現段階でわかっているのは、41人のうち11人が24日までに看護師と患者、合わせて４人の感染が確認されている台東区にある永寿総合病院の関係者だということです。
　このほか、５人は海外への渡航歴があって帰国した人だということです。一方で、10人以上は今のところ感染経路がわかっていないということです。
　41人はいずれも、重症ではないということです。これで都内で感染が確認されたのは、212人となりました。
　日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人も含めて1302人です。このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2014人となります。
　死亡したのは、国内で感染した人が45人、クルーズ船の乗船者10人の合わせて55人です。
　日本で感染した人や中国や欧米などからの旅行者・帰国者で、感染が確認された1302人のうち、東京都は212人、北海道は167人、愛知県は154人、大阪府は149人、兵庫県は119人、神奈川県は87人、埼玉県は59人、千葉県は53人、新潟県は29人、京都府は27人、大分県は25人、和歌山県は17人、群馬県は14人、高知県は12人、岐阜県は12人、栃木県は10人、茨城県は10人、三重県は９人、奈良県は９人、福岡県は９人、石川県は８人、熊本県は８人、青森県は６人、滋賀県は５人、沖縄県は５人、長野県は５人、山口県は５人、山梨県は４人、福井県は３人、静岡県は３人、広島県は３人、愛媛県は３人、宮崎県は３人、秋田県は２人、福島県は２人、長崎県は２人、宮城県は１人、岡山県は１人、徳島県は１人、香川県は１人、佐賀県は１人、中国からチャーター機で帰国した人が14人、厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などがあわせて33人です。
　また厚生労働省によりますと、重症者は25日の時点で、国内で感染した人などが57人、クルーズ船の乗船者が９人の合わせて66人となっています。
　一方、24日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが310人、クルーズ船の乗客乗員が597人で、合わせて907人となっています。

　２０２０年３月２５日（水）

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