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■新型コロナウイルス、東京都で新たに91人感染確認 累計4568人に [健康ダイジェスト]

 東京都は3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに91人確認されたと発表しました。都内では5月に入って2日続けて160人台が続き、1日当たりの感染者数が100人を下回るのは4月30日以来3日ぶり。
 累計は4568人となりました。また、新たに4人の死亡が判明し、累計は145人となりました。
 都によると、新たな感染者に重症者はいません。新たな感染者のうち、およそ7割に相当する64人は、今のところ感染経路がわかっていないということです。
 小池百合子知事は3日夜、都の配信動画や元SMAPメンバー3人のグループ「新しい地図」のインターネット番組で、都内の感染状況に再び悪化の兆しもあるなどと説明。連休中の外出自粛を改めて呼び掛け、自身もこの日は自宅からオンラインで参加しました。
 これとは別に、東京都杉並区は区内の「城西病院」で新たに看護師5人と入院患者1人の感染を公表。同病院での感染者は11人となりました。江東区も区内の特別養護老人ホーム「北砂ホーム」でショートステイの利用者3人の陽性を確認したと発表。すでに陽性と判明していた入所者やスタッフと合わせ計45人となりました。
 都内で1日当たりの感染者数がこれまで最も多かったのは、4月17日の201人。
 一方、大阪府は3日、新型コロナウイルスに感染していた男女4人が死亡したと発表しました。
 大阪府によると、新型コロナウイルスに感染し死亡したのは、50歳代から90歳代の男女4人です。これで新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、50人になりました。
 また、新たに10歳代から70歳代までの男女10人への感染と、一度陰性になっていた20歳代の男性が再び陽性となったことが確認されました。
 新たに確認されたうち、感染経路不明の人が3人、感染経路がわかっていない人の濃厚接触者が6人となっています。
 大阪府で感染が確認された人は合わせて1666人となり、このう744人が退院しています。

 2020年5月3日(月)

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■外来患者の約3%から新型コロナウイルスの抗体検出 神戸市の病院で調査 [健康ダイジェスト]

 神戸市の病院を新型コロナウイルス以外の理由で受診した患者1000人を対象にした調査で、約3%から新型コロナウイルスに感染していたことを示す抗体が検出されたことがわかりました。専門家は、「感染者の多さを示しているが、大部分の人は感染していないともいえ、外出自粛などの対策は引き続き必要だ」と指摘しています。
 神戸市中央区にある市立医療センター中央市民病院の医師などの研究チームは、今年3月末から4月7日にかけての8日間に、新型コロナウイルス感染と無関係の理由で外来を受診した患者から無作為に1000人を選び、血液中に新型コロナウイルスに感染した後にできる抗体があるか調べました。
 その結果、3・3%に相当する33人から抗体が検出されたということです。研究チームでは、調査の対象が外来患者に限られることや検査の正確性に一定の課題があるとした上で、これを神戸市の人口に換算すると約5万人が感染したことになるとしています。
 2日夜、記者会見した市立医療センター中央市民病院の木原康樹院長は、「相当数の人が感染しており、PCR検査だけでは実態をつかめていない可能性が示された」と指摘。すでに感染した人の割合が抗体検査で把握できるようになれば、外出やイベントの自粛を緩めるかどうかの判断材料にできるとの見方を示しました。
 この結果について感染症の予防対策に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授は、「実際の感染者の多さを示す貴重なデータだが、大部分の人は感染していないともいえ、外出自粛などの対策は引き続き必要だ」と指摘しています。

 2020年5月3日(日)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者339万2771人 死者24万1193人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の3日午前3時の時点で、339万2771人となりました。
 感染者数を国別にみますと、アメリカが111万7979人と最も多く、次いでスペインが21万3435人、イタリアが20万9328人、イギリスが18万3495人、フランスが16万7305人などとなっています。
 また、世界全体で死亡した人の数は24万1193人で、国別ではアメリカが6万5416人、イタリアが2万8710人、イギリスが2万8131人、フランスが2万4563人、スペインが2万4543人などとなっています。
 ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染者の増え方が緩やかになったことを受けて外出制限を緩和する動きが広がりつつあります。一方で、各国はマスクの着用を義務付けたり外出できる時間を区切ったりするなど、感染が再び拡大しないよう相次いで新たな対策を打ち出しています。
 フランスでは、新型コロナウイルスの感染者の増え方が緩やかになっているとして、5月11日に外出制限が緩和されますが、政府は公共交通機関を利用する際にはマスクの着用を義務付けるほか、国外から入国する人には検査を義務付け、結果にかかわらず14日間の隔離措置を取る方針を示しました。
 イギリスとEU各国を結ぶ高速鉄道「ユーロスター」は、4日から乗客に対してマスクの着用を義務付けるとし、「着用していない場合、旅行の拒否や罰金が科される可能性がある」と注意を呼び掛けています。
 スペイン政府は、2日に外出制限を一部緩和し、散歩や運動をおよそ50日ぶりに認めました。ただし、外出は自宅から1キロの範囲内とし、午前6時から10時、午後8時から11時の間に限るとしているほか、子供や高齢者にはさらに短く時間を設定するなど、依然厳しい条件を設けています。
 ヨーロッパでは、外出制限の緩和に伴い人の往来が戻りつつあり、再び感染が拡大する事態を防げるかが課題となっています。

 2020年5月3日(日)

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■東京都内の1週間の感染者、ピークから4割減 新型コロナウイルス [健康ダイジェスト]

 東京都内で4月26日~5月2日の1週間に確認された新型コロナウイルスの感染者は641人で、最も多かった4月12日〜4月18日の週の1074人から4割減少しました。外出自粛などで一定の効果が出ているとみられるものの、「緩み」を警戒する声も強く、都は「ピークは越えたとみられるが、自粛疲れで大型連休の人出が増せば、今までの努力が水泡に帰す」として、引き続き都民の協力を呼び掛けています。
 都の発表を基に集計したところ、3月29日からの週の感染者は527人だったのに対し、4月5日からの週には1011人とほぼ倍増。4月12日からの週には1074人と最多を更新しました。政府は4月7日に、緊急事態宣言を発令。都も本格的な対策に乗り出した結果、19日からの週には862人と減少に転じていました。
 感染者の内訳で、感染経路不明者の割合も、ピーク時の7割超から4割にまで下がりました。最近は、病院内での集団感染や、家庭内での感染が疑われるケースが多くを占めています。一方、PCR検査の検査数は、毎週1000件以上増えています。
 厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大学教授は4月27日、「感染者数が明確に減少し始めている」と分析。東京都医師会によると、一時は患者の受け入れが窮迫していた医療機関でも状況が改善しているといいます。
 東京都医師会の猪口正孝副会長も4月30日、「危機は乗り越えつつある」とする一方、「まだワクチンも治療薬もあるわけではない」として「第2波」への備えを訴えています。
 3月の花見シーズンの「緩み」がその後の感染拡大につながったとの見方もあり、小池百合子都知事は2日、報道陣に対し「まだまだ多い」と改めて警戒を呼び掛けました。

 2020年5月3日(日)

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