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■新型コロナウイルス、国内感染者1万7077人で死者781人 18日は全国で新たに29人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 18日は20時の時点において、東京都で10人、神奈川県で8人など8つの自治体で合わせ29人の感染発表がありました。また、東京都と神奈川県で4人、富山県で2人、北海道と石川県で1人の合わせて12人の死亡が発表されました。
 これで国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め1万6365人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1万7077人です。亡くなった人は、国内で感染した人が768人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて781人です。
 東京都は18日、都内で新たに20歳代から80歳代までの男女合わせて10人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された4人が死亡したことを明らかにしました。
 都内の一日の感染者は13日連続で50人を下回り、20人を下回るのは4日連続です。
 10人の内訳は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者が6人、今のところ感染経路がわかっていない人が2人、海外渡航歴がある人が2人となっています。
 これで都内で感染が確認された人は合わせて5065人、都内で死亡した感染者は241人となりました。
 神奈川県と川崎市などは18日、集団感染が起きている小田原市立病院の入院患者など、新型コロナウイルスに感染した合わせて4人が死亡したほか、8人の感染が新たに確認されたと発表しました。
 神奈川県によりますと、集団感染が起きている小田原市立病院に入院していた80歳代女性と小田原市内のグループホームを利用していた90歳代の女性が、17日に新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したということです。
 小田原市立病院では2つの病棟で集団感染が起き、これまでの感染者は31人に上っており、死亡したのは18日に発表された女性で5人目です。
 また、20歳代から70歳代の男女6人の感染が新たに確認され、このうち4人は感染経路がわかっていないということです。
 一方、川崎市によりますと、いずれも4月に感染が確認された60歳代の会社員の男性と、90歳代の女性の2人が死亡したということです。
 90代の女性は、集団感染が起きている川崎協同病院の入院患者で、別の医療機関に転院して治療を続けていました。川崎協同病院にかかわる感染者はこれまでに21人出ており、亡くなったのはこの女性で6人目です。
 このほか集団感染が起きている川崎市中原区にあるグループホームの入所者の80歳代の男性の感染が新たに確認されました。この施設にかかわる感染者は、入所者とスタッフを含めて7人になりました。
 さらに横浜市も、市内に住む20歳代の看護師の女性が感染したことが新たに確認されたと発表しました。女性は軽症だということです。
 神奈川県内で発表された感染者はこれで1274人となり、このうち68人が死亡しています。
 17日に約2カ月ぶりに新型コロナウイルスの感染確認がゼロだった大阪府は、18日、新たに20歳代の会社員の女性1人の感染が確認されたと発表しました。これで大阪府内で感染が確認された人は、1771人になりました。
 また、大阪府は4月5日に京都府内で感染が確認された後、2回の検査で陰性になっていた大阪市の30歳代の女性が、再検査で陽性になったことを明らかにしました。

 2020年5月18日(月)

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■閉院した病院を新型コロナウイルス専用病院に再活用 相模原市の北里大学東病院 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに長期的に対応できる医療体制の構築に向け、閉院した相模原市の「北里大学東病院」が、新型コロナウイルスの専用病院として、再活用されることになりました。
 神奈川県内では感染拡大による医療崩壊を防ごうと、重症患者の受け入れ病院に加え、中等症の患者を受け入れる「重点医療機関」を指定して医療体制を構築していますが、相模原市内で確保できた病床は目標の200床の4分の1にとどまっています。
 このため、県や市が市内にある北里大学病院と協議を進めていましたが、今年3月末に閉院した「北里大学東病院」が新型コロナウイルス患者の専用病院として、再活用されることになりました。
 県の重点医療機関として近く指定される見通しで、北里大学病院や市内のほかの医療機関から医師や看護師などが派遣され、5月20日から50床で受け入れを始める予定だとしています。
 閉院するまで300床以上あったことから、感染がさらに拡大した時には、病床数を増やすことも検討しているということです。
 北里大学東病院の敷地内では、すでに看護師寮だった建物が軽症や無症状の人を受け入れる宿泊施設として再活用されており、相模原市では集約して治療を行うことで院内感染のリスクや医療現場の負担を軽減していきたいとしています。

 2020年5月18日(月)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者468万人余り 感染者9万人超のインドは5月末まで外出制限延長 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の18日午前3時時点の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で468万6012人、亡くなった人は31万3127人となっています。
 感染者の多い国はアメリカが147万7815人、ロシアが28万1752人、イギリスが24万4603人、ブラジルが23万3648人、スペインが23万698人、イタリアが22万5435人となっています。
 死者の多い国はアメリカが8万9023人、イギリスが3万4716人、イタリアが3万1908人
、スペインが2万7563人、フランスが2万7563人、ブラジルが1万5668人となっています。
 一方、インド政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、外出制限の期間を5月末まで、さらに2週間延長することを決めました。その一方、外出制限に伴って経済に深刻な影響が出ていることから、感染の状況をみながらそれぞれの州などの判断で制限の緩和を進めていく方針も示しています。
 インド政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、3月下旬から行っている外出制限について、17日までの期間をさらに2週間延長し、5月31日までとすると発表しました。
 感染者がすでに9万人を超えたインドでは、このところ1日に発表される感染者数が4000人前後に上り、感染拡大に歯止めがかかっておらず、政府はこうした状況を受けて、外出制限の期間延長を決めたものとみられます。
 その一方、長引く外出制限に伴って、多くの人が失業するなど経済に深刻な影響が出ていることから、政府は4月下旬、段階的に制限を緩和する方針に転じ、18日からは感染の状況をみながら、それぞれの州などの判断で制限の緩和を進めていくとしています。
 具体的な制限の緩和策は各州などの判断に委ねられていますが、インド政府は17日、感染が深刻な地域では制限を継続する一方、感染が比較的落ち着いている地域については、大型商業施設や娯楽施設などを除き、商店や事業所の営業を認める方針を明らかにしました。
 インドでは感染拡大の収束に依然としてめどが立っていませんが、外出制限によって深刻な影響を受けている国民の生活をどう維持するかが大きな問題になっており、難しい対応を迫られています。

 2020年5月18日(月)

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■新型コロナウイルス感染症に多様な症状 アメリカで患者2591人の症状を分析 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)の症状を記載したリストが、毎週長くなっているようです。当初は悪寒、頭痛、発熱といったよくあるインフルエンザに似た一群の症状だったのに対して、ここ3カ月の間に、人体の主要な臓器の大半に影響を与える症状のリストへと急速に拡大しています。
 アメリカ疾病対策センター(CDC)の内部報告書には、3月1日から5月1日の間に入院した新型コロナウイルス感染症患者2591人にみられる症状の分析結果が掲載されています。
 メディアに流出したこの内部報告書によると、患者全体の4分の3に悪寒、発熱やせきの症状がみられ、ほぼ同数の患者が息切れを示しました。これらは、最も一般的な新型コロナウイルス感染症の症状です。
 患者の3分の1近くがインフルエンザに似た筋肉痛を訴え、28%に下痢、4分の1に吐き気や嘔吐(おうと)の症状がそれぞれみられたといます。
 全体の約18%に頭痛がみられたほか、10~15%は胸や腹の痛み、鼻水、のどの痛み、精神錯乱などの症状に襲われました。
 CDCの内部報告書では、嗅覚(きゅうかく)や味覚の喪失がみられた患者は全体の3・5%にとどまりました。これらの症状は、理由は明らかではないものの、入院が必要でない比較的軽症の患者により多くみられるのではないかと、専門家らは推測しています。嗅覚や味覚の喪失は、他種のウイルスでは極めてまれな症状だと、専門家らは指摘しています。
 インフルエンザの患者にはほとんどみられない別の一群の症状は、血栓に起因するとみられます。新型コロナウイルス感染症患者の心臓疾患、肝臓疾患、肺塞栓(へいそく)症、脳損傷などは、このような血栓が原因となっていることが、最近の研究で突き止められています。
 このほかにも、多種のウイルスではあまりみられない症状として、皮膚発疹(はっしん)を伴う症状があります。
 まるで凍傷のように変色した足の指の写真がソーシャルメディア上に掲載され、最も大きな関心を集めているのが「コビッドつま先」と呼ばれる霜焼けに似た症状。
 つらいかゆみや火照りを引き起こす可能性のあるこの症状は嗅覚の喪失と同様に、軽症型の新型コロナウイルスに関連しています。

 2020年5月18日(月)

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■マスク着用のコロナウイルス感染抑制効果を実験で示す 香港大 [健康ダイジェスト]

 香港大学の研究チームは17日、ハムスターを使った実験で、多くの人がマスクを着用すれば新型コロナウイルス感染拡大の抑制につながることが示されたと発表しました。
 これは、マスク着用が新型コロナウイルスの感染拡大防止に効果があるのかを調べた、世界でも草分け的な研究の一つです。
 香港大学の微生物学者で、コロナウイルスの世界的専門家である袁国勇(ユエン・コックヤング)教授率いる研究チームは、人工的に新型コロナウイルスに感染させた複数のハムスターを入れたケージを、健康なハムスターを入れたケージの隣に置きました。
 2つのケージの間に医療用マスクを設置し、感染したハムスターから健康なハムスターのケージに向けて空気を流したところ、マスクが感染を60%以上削減できる可能性のあることが明らかになりました。
 マスクが設置されていない場合は、1週間以内に健康なハムスターの3分の2がウイルスに感染したという。
 一方、感染したハムスターのケージにマスクを取り付けた場合、感染率は15%をわずかに超える程度にまで下がりました。健康なハムスターのケージにマスクを取り付けた場合、感染率はおよそ35%下がりました。また、この実験によって感染したハムスター体内のウイルス量は、マスクありの場合のほうが少なくなりました。
 袁教授は17日、記者団に対し「これまでマスク効果は科学的に証明されていなかった。海外ではマスク効果に懐疑的な専門家もいたが、今回の実験でマスク着用が有効であることが証明された」と話し、「香港人の97%が外出時にマスクを着用している。それゆえ、香港内感染は40%にとどまっており、多くの人が軽度の症状ですんでいる。しかし、最近は気温が上がったこともありマスク着用者が90%以下になっているとの報告もある。マスク着用を続けてほしい」と話しました。
 袁教授は、コロナウイルスの一種である重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを発見した微生物学者の一人。2003年に発生したSARSの流行では香港で約300人が死亡しました。当時の経験から、袁教授は新型コロナウイルス流行の早い時期から香港の住民にマスクを着けるよう呼び掛け、多くの人がそれに従いました。
 人口約750万人の香港はおおむね新型コロナウイルスの封じ込めに成功しており、感染者は1000人余り、死者は4人と比較的少数にとどまっています。専門家らは、マスク着用に加え、効率的な検査、感染者の追跡、治療が行われていることが香港で成果を挙げていると指摘しています。

 2020年5月18日(月)

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