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■新型コロナウイルス、世界の感染者592万9312人 ブラジルの1日の感染者2万6417人 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間29日午前3時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で592万9312人、亡くなった人は35万7781人となっています。
 このうち感染者の最も多いのはアメリカで170万8726人、次いでブラジル41万1821人、ロシア37万9051人、イギリス27万507人、スペイン23万7906人、イタリア23万1732人。
 死者の最も多いのもアメリカで10万1002人、次いでイギリス3万7919人、イタリア3万3142人、フランス2万8599人、スペイン2万7119人、ブラジル2万5598人。
 新型コロナウイルスの感染者が世界で2番目に多い南米ブラジルでは、1日当たりの新規の感染者数が貧困層を中心に2万6000人余りとこれまでで最も多くなり、患者の受け入れ態勢の拡充が大きな課題となっています。
 ブラジルでは、衛生環境の悪い貧困地区の住民を中心に感染が急速に広がっており、政府の発表によりますと、28日の感染者数は2万6417人増えて、1日当たりの新規の感染者数がこれまでで最も多くなり、累計は43万8238人となりました。
 また、死亡した人も1156人増えて、2万6754人になりました。
 こうした中、ブラジルの最大都市サンパウロの公立病院では、定員の90%以上の病床が埋まるなど、無料で利用できる主に貧困層向けの公立病院の病床の不足が深刻な問題となっています。
 一方で、有料で治療を行う私立の病院は病床に余裕があるため、政府は一部の病床を貧困層向けに開放するよう求めていますが、実現していません。
 ブラジルでは、サンパウロなどで来週から経済活動が再開され、感染がさらに拡大することも予想されることから、貧困層向けの病床の拡充が大きな課題となっています。

 2020年5月29日(金)

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■今年の熱中症予防、「屋外では状況に応じマスクを外して」 環境省などが呼び掛け [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの出現に伴いマスクの着用が求められる中、これからの季節で心配されるのが熱中症です。環境省と厚生労働省は熱中症を防ぐため、人との距離や気温など状況に応じてマスクを外すよう呼び掛けています。
 新型コロナウイルスの感染を防ぐ「新しい生活様式」の一環として、政府は引き続きマスクの着用を求めていますが、気温が上がるこれからの季節は熱中症のリスクも高くなります。
 このため環境省と厚生労働省は共同で、ウイルスの感染防止を進めながら、熱中症を予防するポイントをまとめた「令和2年度の熱中症予防行動」を発表しました。
 それによりますと、屋外では人との距離が2メートル以上ある場合は、気温や湿度など状況に応じてマスクを外すよう呼び掛けています。
 また、マスクを着用している際は強い負荷の作業や激しい運動を避け、こまめに水分を補給するよう求めています。
 また、冷房を使っている部屋では、換気で窓を開けても室温が高くならないよう、温度設定をこまめに調整することを呼び掛けています。
 環境省は、「特に高齢者や子供、障害者は熱中症のリスクが高い。ウイルスの感染防止とともに熱中症についても周囲が気を配ってほしい」としています。

 2020年5月29日(金)

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