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■東京都、新たに170人の新型コロナウイルス感染を確認 3日連続で200人下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は1日、都内で新たに10歳未満から90歳代の男女合わせて170人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認されていた80歳代の男性1人が、死亡したことを明らかにしました。
 1日の感染の確認が200人を下回るのは3日連続で、1日の感染の確認が100人以上となるのは8日連続です。
 都内の新規感染者は8月24日に95人と、7月8日以来47日ぶりに100人を下回りました。25日は182人でしたが、26日から29日は4日連続で200人超となりました。30日は148人、31日は100人でした。
 新規感染者170人のうち、10歳未満が2人、10歳代が10人、20歳代が48人、30歳代が38人、40歳代が28人、50歳代が17人、60歳代が15人、70歳代が6人、80歳代が5人、90歳代が1人です。
 170人のうち、およそ45%に当たる76人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ55%に当たる94人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が20人、職場内が14人、施設内が12人、会食での感染が11人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が4人などとなっています。
 このうち、施設内では複数の高校の部活動の生徒が集まる機会で、合わせて5人の女子生徒が相次いで感染したケースがあるということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万987人になりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた80歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
 男性は基礎疾患があり医療機関に入院していたということで、都は医療機関の中で感染したとしています。この医療機関では、この男性を含めて、これまでに少なくとも5人以上が感染し、2人が亡くなっているということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて364人になりました。
 東京都によりますと、都内で1日までに感染が確認された2万987人のうち、入院中の人は8月31日より44人減って1401人となっています。このうち都の基準で集計した重症の患者は、31日より3人減って29人です。
 都は、1日の時点で重症の患者向けの病床は150床確保しているということです。また、中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指しており、1日の時点で2450床確保しているということです。
 これとは別に、9月から10月にかけて、府中市の都立府中療育センターと渋谷区の東海大医学部付属東京病院の、2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。
 また、自宅で療養している人は、31日より18人減って456人。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、8月31日より29人減って265人。このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、8月31日より61人増えて443人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、1万8058人となっています。

 2020年9月1日(火)

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■新型コロナウイルス、全国で630人感染13人死亡 石川県で過去最多の27人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では1日午後8時半までに、東京都で170人、大阪府で114人、神奈川県で59人、埼玉県で46人、福岡県で38人など、全国で合わせて630人の新型コロナウイルス感染者の発表がありました。
 また、愛知県と大阪府で3人ずつ、東京都と神奈川県、埼玉県、長野県、滋賀県、福岡県、大分県で1人ずつ、合わせて13人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め6万9151人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて6万9863人となりました。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1313人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて1326人です。
 一方、石川県は1日、新たに1日の感染者としては最も多い27人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。このうち金沢市の医療施設では患者と医療従事者、合わせて20人の感染が確認され、県はクラスター(感染者の集団)が発生したとして、感染経路の把握などを進めることにしています。
 石川県によりますと、1日に新たに県内で感染が確認されたのは、20歳代から90歳代までの男性15人と女性12人の計27人で、県内の1日の感染者の数としては8月20日の24人を上回り過去最多となりました。
 このうち金沢市の「国立病院機構金沢医療センター」では、同じ一般病棟に入院している患者16人と医療従事者の職員4人の、合わせて20人の感染が確認されました。
 県では、病院内で県内14例目のクラスターが発生したと認定し、県のクラスター対策班として医師1人、看護師1人、薬剤師1人を病院に派遣するとともに、感染経路の把握や濃厚接触者の検査を進めることにしています。
 金沢市の「県済生会金沢病院」と、8月にクラスターが起きた小松市の「やわたメディカルセンター」関連でも、感染者が確認されました。
 石川県内の感染者は累計653人、死者33人となりました。1日現在、治療中の患者は136人、うち重症は5人となっています。

 2020年9月1日(火)

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■今夏の天候、梅雨の降水量も8月の猛暑も記録的 日本の南の海面水温も統計開始以降最高 [健康ダイジェスト]

 この夏の天候は、6月から7月にかけての梅雨の時期には各地で降水量が統計開始以降最も多くなる一方、8月には一転して気温が記録的に高くなるなど、変化の大きい夏となりました。
 気象庁は、今年6月から8月の夏の天候を取りまとめ、1日発表しました。
 夏の3カ月間の降水量は、7月に各地に大きな被害を引き起こした記録的な豪雨の影響で、東日本から九州・沖縄にかけてかなり多くなりました。
 特に梅雨の時期の降水量が多く、平年との差は九州北部が1・95倍、東海が1・94倍、関東甲信が1・78倍、東北南部が1・6倍で、いずれも1951年の統計開始以降、最も多くなりました。
 8月には一転して晴れる日が増え、広い範囲で連日35度以上の猛暑日となり、このうち静岡県浜松市では17日、2018年7月23日に埼玉県熊谷市で観測された国内の最高気温に並ぶ41・1度を観測しました。
 このため8月は平均気温が全国的に高く、平年との差は東日本でプラス2・1度と過去最も高くなり、西日本でプラス1・7度と過去最も高い記録に並びました。
 高温のピークは過ぎつつありますが、今後2週間程度は暖かい空気が入りやすく、全国的に気温の高い状態が続く見込みで、気象庁は引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けています。
 一方、猛暑となった8月は、日本の南の海面水温も広い範囲で30度前後に達するなど、1982年の統計開始以降で最も高くなりました。
 気象庁によりますと、8月の日本の平均海面水温は、東日本と西日本、沖縄・奄美の太平洋側の広い範囲で30度近い領域が広がり、平年よりかなり高くなりました。
 特に、沖縄の東では30・7度と平年より2・1度高く、四国・東海沖では29・8度と平年より1・7度高く、関東の南東では29・3度と平年より1・6度高く、いずれも1982年の統計開始以降、最も高くなりました。
 8月は太平洋高気圧の張り出しが強かったため、暖かい空気に覆われて水温が上がったほか、台風が日本の西側を通過したため、海水がかき混ぜられずに水温が下がらなかったことが要因だとしています。
 海面水温が高い領域では、台風のエネルギーとなる水蒸気が多く発生し、台風が発達しやすくなります。
 現在、小笠原諸島近海にある熱帯低気圧が台風となって北上した場合、海面水温の高い領域を通過するため、より発達して日本に近付く恐れがあるということです。
 海面水温が平年よりかなり高い状態は、9月下旬まで続く見込みで、気象庁は「熱帯低気圧が北上すれば、どの領域を通っても海面水温が高く、台風として発達する可能性があり、強い危機感を持っている。今後の情報に注意してほしい」と話しています。

 2020年9月1日(火) 

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■長期滞在者の往来を8日から再開へ マレーシア、台湾など5つの国と地域 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限措置の緩和について、茂木(もてぎ)敏充外相は記者会見で、マレーシアやカンボジア、それに台湾など5つの国と地域との間で、9月8日から企業の駐在員など長期滞在者の往来を再開させることで合意したと明らかにしました。
 新型コロナウイルスの水際対策として実施している外国人の入国制限措置について、政府は、感染状況が落ち着いている国や地域からの入国を段階的に認める方針で、これまでに、ベトナムとタイとの間で企業の駐在員など長期滞在者を対象に往来を7月から再開しています。
 これに関連し、茂木外相は閣議の後の記者会見で、新たにマレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、それに台湾の5つの国と地域との間で、9月8日から長期滞在者の往来を再開することで合意したと明らかにしました。入国時のPCR検査や入国後14日間の待機が条件。
 また、茂木外相は、出張など短期滞在者の早期の往来再開に向けても各国と調整を進めていく考えを示しました。
 茂木外相は、「世界各国の経済が大きく落ち込む中、経済の一日も早い回復は国民生活に極めて重要になってくる。防疫上の措置を維持しながら人の往来を再開することで、感染拡大の防止と経済の回復の両立を図っていきたい」と述べました。

 2020年9月1日(火)

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■鹿児島大、新型コロナウイルスの新治療法を発表 炎症起こす細胞を除去し重症化防ぐ [健康ダイジェスト]

 鹿児島大学は新型コロナウイルス感染症の新たな治療法として、臓器に炎症を引き起こす血液中の細胞を特殊な医療機器を使って取り除くことで、重症化を予防できるとする研究成果を発表しました。
 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の金蔵(かねくら)拓郎教授(皮膚科学)などは8月31日、記者会見を開き、新たな研究成果について、7月にアメリカの国際感染症学会の専門誌に発表したと明らかにしました。
 新型コロナウイルス感染症の重症化は、肺などの臓器に炎症を引き起こす「サイトカイン」と呼ばれる物質が、白血球など血液に含まれる免疫系の細胞で過剰にできることが原因とされており、免疫の暴走「サイトカインストーム」といわれます。
 金蔵教授によりますと、静脈から血液をとって動脈に返す人工透析のような仕組みで、血液を体の外で循環させる際に「アダカラム」と呼ばれる医療機器を通すことで、炎症を引き起こす細胞を取り除くことができるとしています。
 実際にスペインでは、新型コロナウイルス感染による肺炎の患者で症状が緩和された症例も、今年6月に報告されているということです。
 新型コロナウイルス感染症の治療を巡っては、ウイルスの働きを抑えるレムデシビルや、重度の感染症や肺炎の治療薬として使われているデキサメタゾンといった薬の有効性が確認されています。
 このアダカラムという機器はすでに国内で開発され、潰瘍性大腸炎や皮膚の難病などの治療に使われているということで、研究チームは国内での実用化に向けた臨床研究を始めたいとしています。
 金蔵教授は、「最終的には抗ウイルス剤であり、あるいはワクチンの開発が待たれるわけです。重症化を防ぐという治療が、大切な手段の一つになると思う」と話しています。

 2020年9月1日(火)

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■新型コロナウイルス、8月の新規感染者は7月比1・8倍 お盆の影響は限定的 [健康ダイジェスト]

 8月の新型コロナウイルスの新規感染者数は全国で3万1915人となり、過去最多だった7月の1・8倍に達しました。8月だけで、累計感染者数6万7639人の47%を占めました。
 4月の新規感染者数は1万2086人、7月は1万7338人でした。一方、死者数を見ると、8月は287人で、4月の391人や5月の441人の水準を下回っています。
 ただ、新規感染者数は8月上旬をピークに減少傾向が続いており、お盆期間中の人の移動の影響は限定的だったとみられます。
 8月は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県や愛知県、大阪府、福岡県、沖縄県などの都市部を中心に、感染者数が高水準で推移しました。周辺の府県への波及もみられ、20日には42都道府県で感染が確認されました。死亡者数や重症者数は、4月の「第1波」を下回っている。
 1日当たりの新規感染者数(7日移動平均)は7月末に1000人を突破した後、8月9日には1369・3人とピークに達しました。8月30日は750・9人と、ピーク時の5割強の水準で推移しています。
 新規感染者数は各都道府県の感染報告を集計したもので、1~2週間前の感染状況を示すとされます。政府の新型コロナウイルス対策の分科会は、発症日別の感染者数から「7月27~29日以降、緩やかな下降がみられる」と評価しており、国が「Go To トラベル」事業を開始した直後の7月下旬ごろが感染のピークだったとみられます。
 一方、8月中旬のお盆期間中の人の移動の影響は限定的だったもようで、東京都など一部の自治体が帰省や旅行の自粛を呼び掛けた影響と考えられます。
 死亡者数も、8月は287人と7月の39人から約7倍に増えたものの、4月の391人や5月の441人は下回っています。都道府県別では大阪府が62人と最も多く、東京都(31人)、愛知県(30人)と続きます。
 重症者数は、感染者が当初中心だった20~30歳代から重症化リスクの高い高齢者層に広がったことで、23日に259人に達したものの、その後は減少傾向をみせています。こちらも300人を超えた4月の「第1波」を下回ります。都道府県別では、8月29日時点で大阪府が58人と最も多く、東京都(32人)、神奈川県(24人)と続きます。

 2020年9月1日(火)

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