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■新型コロナウイルス、東京都で新たに77人感染確認 全国で288人感染確認6人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では7日午後6時半の時点で、東京都で77人、大阪府で45人、神奈川県で29人、愛知県で21人、沖縄県で19人、埼玉県で14人、千葉県で14人など、全国で合わせて288人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されています。
 また、沖縄県で4人、石川県と埼玉県でそれぞれ1人の合わせて6人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め7万2316人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて7万3028人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1375人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1388人です。
 一方、東京都は7日、都内で新たに10歳未満と、20歳代から80歳代までの男女合わせて77人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が100人を下回るのは、8月24日の95人以来、2週間ぶりで、80人を下回るのは7月8日の75人以来、約2カ月ぶり。
 新規感染者を年代別でみると、10歳未満が3人、20歳代が19人、30歳代が17人、40歳代が11人、50歳代が15人、60歳代が7人、70歳代が4人、80歳代が1人です。
 77人のうち、およそ半数の39人がこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの38人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万1849人になりました。
 一方、都の基準で集計した7日時点の重症の患者は、6日より3人減って24人でした。
 また、都は感染が確認された3人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した人は、合わせて372人になりました。
 東京都の小池百合子知事は記者団に対し、「久しぶりの70人台になる。お盆明けから3週間になるが、減少傾向を示していると思う」と述べました。
 一方で、「有識者が『減少しているが、減少のスピードがまだ緩慢で要注意だ』と指摘していることは改めて考えなければいけない」と述べ、引き続き感染状況を注視したいという考えを示しました。
 そして、「都民や事業者の協力があってのことなので、引き続きよろしくお願いしたい」と述べ、感染防止対策の徹底を改めて呼び掛けました。

 2020年9月7日(月)

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■飲食店の19%がコロナ対策不十分 農水省が感染防止で全国調査 [健康ダイジェスト]

 農林水産省は8月28日、新型コロナウイルス感染防止に向けて外食業界が設けたガイドラインについて、全国5481の飲食店店舗を対象に7月30日~8月12日に実施した調査結果を発表しました。47の対策項目のうち実施済みが8割に届かなかったのは、全体の約19%に当たる1023店舗でした。一層の周知徹底が課題となりそうです。
 ガイドラインは、日本フードサービス協会などが5月に示しました。「マスク着用」や「消毒液の用意」、「十分な換気」といった対策などを挙げています。農水省は、飲食業界の支援策として9月中にも実施する「Go To イート」の要件として、飲食店側にガイドラインの順守を求めています。
 業界団体のガイドラインに盛り込まれた47項目のうち、「8割以上」の実施が確認できた飲食店店舗は81%に上りました。「5~8割」の実施が18%、「5割未満」は0・4%でした。
 項目別では、「発熱者の入店を断る掲示や消毒液の用意」の実施率が97%と高く、「マスクの着用をお願いする掲示」も8割近くの店舗が順守していました。飛まつ対策のため、「(客同士が)真正面になる配置を避けるなどの工夫」を実施した店舗は67%で、実施していないのは14%でした。
 これに対し、「卓上に調味料や冷水ポットなどを置かない」を順守していた店舗は57%で、2割以上が未実施でした。「テイクアウト客と店内飲食客の動線を区別するといった工夫」の実施店舗も半数程度にとどまりました。

 2020年9月7日(月)

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■千葉県、新たに23人の新型コロナウイルス感染を確認 救急搬送された男性1人が死亡 [健康ダイジェスト]

 千葉市は9月4日に死亡した60歳代の男性について、その後、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。また、千葉県内では6日、集団感染が確認されている柏市の病院の患者ら7人を含む男女合わせて23人の感染が新たに確認されました。
 千葉市によりますと、死亡したのは市内に住む一人暮らしの60歳代の男性で、3日昼すぎに自ら通報して市内の医療機関に救急搬送され、入院時点で41・1度の熱があり、酸素吸入をするなど治療を受けていましたが、4日早朝、肺炎で死亡しました。循環器系の基礎疾患がありました。
 入院後の検査で、5日になって感染が判明し、これで県内で亡くなった感染した人は64人となりました。
 また、県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、20歳代から90歳代までの男女合わせて23人です。
 このうち柏市では、これまでに入院患者など16人の集団感染が確認されている「柏たなか病院」で、新たに40歳代から90歳代までの患者5人と、医師ら2人の感染が確認されました。これで関係者の感染は、合わせて23人になりました。
 新たに感染がわかった患者は、これまでに感染が判明した患者とは別の病棟に入院しており、柏市は院内で感染が広がっている可能性があるとみて検査を進めています。
 このほか、大網白里市に住む県の教育庁の職員の感染も確認され、これで県内で発表された感染した人は合わせて3197人となりました。
 また、松戸市の介護施設「せらび小金原公園」で60歳代から90歳以上までの利用者7人と、介護職員1人の感染が確認されたと、届け出を受けた東京都から千葉県に連絡があったということです。
 千葉県の検査でもすでに松戸市在住の利用者の女性1人の感染が確認されており、関係者の感染は合わせて9人に上り、県は施設でクラスター(感染者の集団)が発生したと発表しました。
 県は感染経路を調べるとともに、東京都とも協力してほかの利用者の検査を行う方針です。

 2020年9月7日(月)

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■用語 肉芽腫性口唇炎 [用語(な行)]

[キスマーク]唇が全体的にはれ上がり、再発の繰り返しもある疾患
 肉芽腫(にくげしゅ)性口唇炎とは、唇が全体的にはれ上がる特徴的な変化を示す疾患。 痛みを伴うことはありませんが、再発を繰り返すことも少なくありません。また、この肉芽腫性口唇炎では、舌の表面に多数の溝(みぞ)ができる溝状舌(こうじょうぜつ)を伴ったり、顔面神経まひを同時に発症したりすることもあり、特にメルカーソン・ローゼンタール症候群と呼ばれています。
 肉芽腫性口唇炎は、男女差なく発症し、若年者から中高年者に多くみられます。
 肉芽腫が形成される原因は完全には明らかになっておらず、不明な点も多く残っています。原因の一つとしては、虫歯や歯周病など口腔(こうくう)内の疾患が挙げられます。
 また、歯科治療において使用する歯冠や矯正具などの金属が唾液(だえき)と反応してイオン化し、イオン化した金属がアレルゲンとなってアレルギー反応を起こすことも、肉芽腫が形成される原因の一つであると推定されています
 そのほかにも、遺伝的要因や食物アレルギー、自律神経失調、消化管に炎症が起きるクローン病なども関与していると考えられています。さまざまな原因が複合的に関与することで、肉芽腫が形成されるとも推定されています。
 肉芽腫性口唇炎を発症すると、非乾酪(ひかんらく)性類上皮細胞肉芽腫と呼ばれる特徴的な組織変化によって、突発的に唇がはれ上がります。唇の全体がはれることもあれば、上唇や下唇が限局的にはれることもあり、唇の周囲の皮膚にもはれがみられることもあります。
 痛みやかゆみを伴うことは、ありません。はれは数時間から数日で改善することもありますが、時間経過とともに再び、はれ上がり、再発することも少なくありません。何回も再発を繰り返すうちに、徐々に弾性のある硬いはれ上がりとなっていくこともあります。
 何カ月も症状が持続している人には、一度、皮膚科や口腔内科、歯科口腔外科に相談してみることが勧められます。
[キスマーク]肉芽腫性口唇炎の検査と診断と治療
 皮膚科、口腔内科、歯科口腔外科などの医師による診断では、唇の組織変化を確認するために、組織の一部を採取して顕微鏡で調べる生検を行います。
 発症の背景にある疾患を確認するためには、慢性の病巣感染の有無についての検査、金属パッチテスト、アレルギー検査(血液検査)、パノラマX線(レントゲン)撮影(虫歯の検査)、便検査、消化管内視鏡検査などを適宜、行います。
 皮膚科、口腔内科、歯科口腔外科などの医師による治療では、発症する原因がはっきりせず必ず効果があるという処置法は確立されていないため、個々の症状、検査結果に応じて、発症に関与していると考えられる原因への標準的な処置を時には組み合わせて行います。
 虫歯や歯周炎など口腔内の疾患が原因であると考えられる場合は、その治療を行います。金属パッチテストで陽性を示した場合は、歯科治療のための金属の除去を検討します。対症療法的に抗ヒスタミン薬を用いることもあります。
 唇で生じている異常反応を抑えることを目的として、副腎(ふくじん)皮質ホルモン(ステロイド)や、アレルギー反応を抑えるトラニラストなどの治療薬を用いることもあります。
 このような内科的な保存的治療で十分な効果が得られない場合には、症状の固定から1年以上経過した時点で、外科的に病変部位を切除することも検討されます。

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