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■東京都で187人など全国で645人が新型コロナウイルスに感染 大阪府で3人など全国で9人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では11日、東京都で187人、大阪府で120人、神奈川県で82人、愛知県で48人、千葉県で31人、福岡県で25人、埼玉県で25人など、全国で合わせて645人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されました。
 また、大阪府で3人、東京都と愛知県、三重県、石川県、兵庫県、福岡県でそれぞれ1人の合わせて9人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め7万4686人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて7万5398人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1428人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1441人です。
 東京都は11日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて187人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が100人を超えるのは、4日連続です。
 また、都は、感染が確認された50歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
 新規感染者187人を年代別でみると、10歳未満が3人、10歳代が7人、20歳代が48人、30歳代が45人、40歳代が30人、50歳代が30人、60歳代が12人、70歳代が6人、80歳代が5人、90歳代が1人です。
 187人のうち、およそ51%に当たる96人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ49%に当たる91人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が最も多く35人、施設内が14人、職場内が10人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が5人などとなっています。
 このうち施設内では、青梅市の病院で患者など3人の感染が確認され、この病院で確認されたのは計18人になりました。
 また、府中市の介護老人保健施設では、入所者3人の感染が感染されたということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万2631人になりました。
 また、都は、感染が確認された50歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。 これで都内で死亡した人は合わせて380人になりました。
 東京都によりますと、都内で11日までに感染が確認された2万2631人のうち、入院中の人は10日より11人増えて1193人となっています。このうち都の基準で集計した重症の患者は、10日より1人増えて24人です。
 また、自宅で療養している人は、10日より22人増えて413人です。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、10日より29人増えて215人です。
 このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、10日より83人減って411人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万19人を数えています。

 2020年9月11日(金)

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■用語 剥脱性口唇炎  [用語(は行)]

[キスマーク]唇の皮が繰り返して、はがれ続ける疾患
 剥脱(はくだつ)性口唇炎とは、唇が乾燥して皮がめくれたり、はがれたり、赤くなったり、ひび割れたり、かさぶたがみられたりする疾患。難治性で、症状が繰り返し出現し、治るまでに時間がかかることも少なくありません。
 原因ははっきりしませんが、自分の舌で唇を繰り返しなめる、もしくは自分の手指で唇の皮をむしるなどの物理的な刺激による炎症と考えられています。大人より子供のほうが舌で唇をなめる機会が多く、子供がかかりやすい口唇炎であることから、別名で「舌なめずり口唇炎」あるいは「落屑(らくせつ)性口唇炎」と呼ばれることもあります。
 唇が乾燥している状態であり、舌で唇をなめると唾液(だえき)で一時的に潤ったように感じられますが、舌なめずりのような刺激が繰り返し加わることで、唇の油分が減り、唾液に含まれる消化酵素が乾燥を助長し、唇の皮膚の表層にある角質層がはがれやすくなります。その結果、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が早まり、角質層が正常に形成されないため、外部からの刺激や異物の侵入から守ったり、内側に蓄えている水分が逃げないようにしたりする皮膚のバリア機能が失われた状態となります。
 唇は極度に乾燥し、それによってさらに舌なめずりを繰り返すことで、症状が悪化するという悪循環を生じます。唇の皮がめくれたり、はがれたり、赤くなったり、ひび割れたり、かさぶたがみられたりするほか、出血などの症状がみられるようになります。また、口角に亀裂(きれつ)が入ったり、唇の内側の皮がむけたりするなど周囲の皮膚にまで炎症が波及することもあります。唾液や飲み物などの刺激によって、ヒリヒリ感、痛み、かゆみを生じることもあります。
 特に冬季などの空気が乾燥した時期に、剥脱性口唇炎は起こりやすくなります。
 剥脱性口唇炎は時に大人にもみられ、栄養不足、ビタミンの欠乏、精神的な背景なども原因になることもあります。
 感染症による口唇炎を伴うケースもあり、唇に水疱(すいほう)ができるものはヘルペスなどのウイルス感染、白い苔(こけ)のようなものが唇に付着するものはカンジダなどによる真菌感染、ただれが強いものは細菌感染が考えられ、強い痛みやはれ、発熱などが現れることもあります。
[キスマーク]剥脱性口唇炎の検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断では、剥脱性口唇炎と確定するためには、アレルギー性の接触性口唇炎、いわゆる、かぶれを除外することが必要です。かぶれの原因として、食べ物や口紅、リップクリーム、歯磨き粉、治療で使用している外用薬などが考えられるので、これらに対しパッチテストを行い、かぶれかどうかを判断します。
 また、口の中にいる一般的なカビであるカンジダや細菌、ウイルスなどの感染を伴うこともあり、それぞれ治療法が異なるので、検査を行います。
 剥脱性口唇炎と同じような症状を示す特殊な疾患として粘膜苔癬(たいせん) があるので、この疾患を除外するために、唇の組織を一部切り取って顕微鏡で調べる生検を行うこともあります。
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、ワセリンなどの保湿剤を使用し、炎症が強い時はステロイド剤(副腎〈ふくじん〉皮質ホルモン剤)や非ステロイド剤の外用薬を使います。また、栄養バランスに気を付け、ビタミン、特にビタミンB2、B6を補うことも治療の一つとなります。
 感染症による口唇炎を伴っている場合には、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬など、それぞれの病原体に適した塗り薬や内服薬を使用します。
 精神的な原因が背景にある場合には、抗うつ剤の内服薬の使用で改善するケースもありますが、無意識のうちに舌で唇をなめたり、皮をむしったりしてしまうことがあって、治りにくくなるので、ストレスをためないなど日常生活を工夫することも大切です。




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■LINE、オンライン診療サービスを無料で提供へ 11月から開始 [健康ダイジェスト]

 無料通信アプリのLINE(ライン)は10日、対話アプリ「LINE」で利用できるオンライン診療サービス「LINEドクター」を11月に始めると発表しました。診療予約やビデオ通話を利用した診察、決済などが、LINEで完結できます。患者も医療機関も、原則無料で使えるプランを提供します。
 新型コロナウイルスの流行に対応し、政府はオンライン診療の規制を緩和。約8400万人の利用者を抱える巨大プラットフォーマーが無料プランで参入することで、オンライン診療の普及に弾みがつきそうです。
 LINEと医療情報サービスのエムスリーが共同出資するLINEヘルスケア(東京都新宿区)が、運営します。専用アプリではなく、対話アプリ「LINE」内で利用できます。
 10日に、医療機関向けの事前登録を始めました。基本的なプランは初期費用も月額使用料も無料で、診察予約やビデオ通話、LINEペイなどを使った決済機能が使えます。患者側も、診察料以外に追加料金はかかりません。
 LINEヘルスケアの室山真一郎社長は10日のオンラインイベントで、無料とした狙いについて、「医療プラットフォーマーとして、患者も医療機関も導入しやすい基盤をつくる」と述べました。
 同社は2019年12月に、医師に健康相談できるサービスを始めました。新型コロナウイルスの流行に伴い、利用者が急増したため、相談だけでなく診療行為も行えるオンライン診療用のサービス開発を前倒しで進めていました。

 2020年9月11日(金)

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■インフルエンザワクチン接種、高齢者らは10月1日から それ以外の人は10月26日から [健康ダイジェスト]

 加藤勝信厚生労働相は11日の閣議後の記者会見で、インフルエンザワクチンについて65歳以上の高齢者など定期接種の対象者は10月1日から、それ以外の人は10月26日から接種を受けられると発表しました。新型コロナウイルスとの同時流行に備え、接種希望者が増える見込みで、高齢者ら必要な人に行き渡るよう配慮しました。
 定期接種の対象は、65歳以上の高齢者や60〜64歳以上で心臓や呼吸器などの機能に障害がある人。公費で、費用補助が受けられます。10月26日以降は誰でも接種可能ですが、厚労省は医療従事者や、高齢ではないが重症化のリスクが高い持病のある人、妊婦、生後6カ月~小学2年の子供を優先するよう協力を求めています。
 今冬のインフルエンザワクチンの供給量は、成人換算で最大約6356万人分(約3178万本)と4種類のウイルスに対応するようになった2015年度以降で最大の供給量となる見込み。
 加藤厚労相は、「必要な人がしっかり接種できるよう協力をお願いしたい」としています。

 2020年9月11日(金)

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■愛知県の交通事故死者数100人に 昨年脱したのにまた全国ワーストで推移 [健康ダイジェスト]

 愛知県内の今年の交通事故死者数が、10日時点で100人に達したことがわかりました。
 愛知県警は10日、東海市で名古屋市南区のパート女性(69歳)が死亡した9日のひき逃げ事故で、県内の今年の交通事故死者数が100人に達したと発表しました。
 17年ぶりに交通事故死者数が全国ワーストを脱した昨年より5日早いペースで、今年の愛知県内の死者数は全国ワーストで推移しています。
 2019年の愛知県内の交通事故死者数は2018年より33人少ない156人で、都道府県別で最多だった千葉県の172人を下回り、17年ぶりに全国ワーストを脱しました。16年連続の全国ワーストとなっていたのは、自動車の保有台数が全国で最も多いことに加え、速度が出やすい広い道路や交通事故が起こりやすい交差点の多さが影響しているとされています。
 今年の死者100人のうち高齢者は53人で、全体の半数超。当事者別でみると、歩行者が最多の39人。道路の形状別では、交差点やその付近が71人に上りました。
 帰宅時間帯の午後5~7時に多発しているとして、愛知県警は、歩行者には明るい服装や反射材の活用、車には早めのライト点灯などを呼び掛けています。
 今年は9日の発表時点で2番目に多いのは神奈川県の95人、3番目は東京都の93人となっています。

 2020年9月11日(金)

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■世田谷区の新型コロナウイルス感染源、「家庭内」が最多の35% 親が持ち込み感染か [健康ダイジェスト]

 東京都世田谷区が8月1日から28日に区内で確認された新型コロナウイルス感染者の感染源を調べたところ、「家庭内」が最多の35%を占めることが判明しました。家庭内感染が占める割合は増加傾向にあり、親が家庭にウイルスを持ち込んだとみられるケースが目立つといいます。
 区は、「マスクの着用など感染リスクを回避する習慣を一人ひとりが実践してほしい」と呼び掛けています。
 区は、区内で感染が確認された675人を調査。感染源がわかった269人のうち、「家庭内」が96人(35・7%)と最も多く、「飲食店」60人(22・3%)、「その他(学生寮、カラオケ、医療機関など)」41人(15・2%)、「職場内」38人(14・1%)、「友人・知人」34人(12・6%)(と続きました。「家庭内」が占める割合は、6月が13・3%、7月が32%と増加傾向にあります。
 家庭内感染では、親が陽性と判定された際、濃厚接触者として家族全員を検査すると、子供らの感染が相次いで判明する事例が多いといいます。逆に、子供が陽性と判定された際には、家庭外の濃厚接触者は陰性の場合が多く、区は、家庭内にウイルスを持ち込んでいるのは親の可能性が高いとみています。
 家族は自宅でマスクを着けることがまれな上、トイレや洗面台など共用する場所が多いため、いったん家庭内にウイルスが持ち込まれると、感染は拡大しやすいといいます。
 世田谷保健所の辻佳織所長は、「自宅はリラックスする場所で、感染症対策を徹底しにくい。無症状で自覚のないまま家にウイルスを持ち込んでしまい、気付いた時には家族全員が感染していたというケースもある」と明かしています。
 また、3~8月に確認された死者20人のうち、19人に基礎疾患があり、70歳代以上が過半数を占めたといいます。
 辻所長は、「重症化リスクが高い家族がいる場合は特に注意が必要だ」と指摘し、外食する場合は、感染症対策をとっている店舗を利用したり、少人数で食事したりすることを求めています。
 世田谷区は9月1日付で、世田谷保健所内に地域保健課と世田谷、北沢、玉川、砧、烏山の5地域ごとの保健相談課を新設し、職員も4人増員させました。

 2020年9月11日(金)

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