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■新型コロナウイルス、東京都で163人感染確認 全国で550人感染確認、13人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では16日午後8時半の時点で、東京都で163人、神奈川県で101人、大阪府で78人、千葉県で37人、埼玉県で29人、群馬県で24人、愛知県で22人、兵庫県で20人など、全国で合わせて550人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。
 また、福岡県で4人、東京都で3人、大阪府で2人、福井県、徳島県、石川県、神奈川県でそれぞれ1人の、合わせて13人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫どを含め7万7121人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて7万7833人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1481人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1494人です。
 東京都は16日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて163人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。新たな感染の確認を、その日までの1週間の平均でみると、16日時点では181・3人で、この数値は9月8日以降、増え続けています。
 新規感染者163人を年代別でみると、10歳未満が7人、10歳代が8人、20歳代が33人、30歳代が26人、40歳代が34人、50歳代が24人、60歳代が11人、70歳代が13人、80歳代が7人。
 都内で1日の感染の確認が100人を超えるのは、2日連続です。
 また、16日に感染が確認された163人のうち、およそ49%に当たる80人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ51%に当たる83人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内の感染が最も多く29人、その他が16人、職場内が13人、施設内が12人、会食での感染が7人などとなっています。
 このうち家庭内では、すでに家族3人の感染が確認されていた家庭で、新たに1人の感染が確認されました。
 職場内では、八王子市で、ごみ収集を担当する職員8人の感染が確認され、同じ部署での感染は15人となりました。都の担当者は、「ごみの回収車という狭い車内空間で感染した可能性がある」と話しています。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万3437人になりました。
 また、都は感染が確認されていた70歳代と80歳代、90歳代の男性3人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち、80歳代の男性と90歳代の男性は、入院していた病院で感染したということです。また、70歳代の男性には腎臓に基礎疾患が、90歳代の男性には高血圧などの基礎疾患が、それぞれあったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて389人になりました。
 東京都によりますと、都内で16日までに感染が確認された2万3437人のうち、入院中の人は15日より55人減って、1149人となっています。
 このうち、都の基準で集計した16日時点の重症の患者は、15日より2人増えて23人でした。年代別では、50歳代が8人と最も多く、次いで60歳代が7人、80歳代が3人などとなっています。
 自宅で療養している人は、15日より8人増えて409人。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、15日より11人増えて272人。
 このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、15日より38人減って381人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万837人となっています。
 東京都の担当者は、「家族内の感染はこれまでと変わらず割合としては多いので、今まで以上に感染しないように心掛けて家庭内にウイルスを持ち込まないようにしてほしい」とし、「酒を提供する飲食店などへの営業時間短縮の要請が終わっても気を緩めずに、酒を飲む時はできるだけ会話を控えてほしい。みんなが努力すれば感染を減らすことができるので今まで以上に予防対策を取ってほしい」と話しています。

 2020年9月16日(水)

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■用語 形質細胞性口唇炎 [用語(か行)]

[キスマーク]良性の慢性炎症性疾患が口唇にできたもの
 形質細胞性口唇炎とは、開口部形質細胞症と呼ばれる良性の慢性炎症性疾患が口唇にできたもの。
 開口部形質細胞症は、口唇、頬(ほお)粘膜、歯肉、男性外陰部、女性性器など人体の開口部に、浮腫(ふしゅ)性変化や暗紅色のびらん、痂皮(かひ)などの症状が認められる珍しい疾患です。そして、この開口部形質細胞症の中でも特に口唇に発生するものは、形質細胞性口唇炎と呼ばれています
 珍しい疾患で、症状の現れ方は他の一般的な口唇炎と異なる特徴を持ちます。慢性的な炎症により、口唇がむくんだり、はれたり、出血を繰り返したりします。このため、口唇には1ミリ大ほどの境界明瞭(めいりょう)で出血と痂皮、すなわち、かさぶたを伴う暗紅色のびらんが混在するようになります。
 びらんに触っても痛みはありませんが、かゆみを認めます。また、かさぶたを除去した際には、除去部より出血を認めます。
 形質細胞性口唇炎の発生する部位は下唇が圧倒的に多く、上唇のみに発生するケース、上下唇に併発するケースはまれです。男女の性差はほとんどなく、年齢は50歳代以降に好発し平均は62歳であったという報告もあります.
 繰り返される外的な刺激、加齢による口唇粘膜の弾性線維の変性、内分泌による影響、あるいは高血圧症、糖尿病などの全身疾患が原因として挙げられていますが、明確な発症メカニズムは解明されていません。
[キスマーク]形質細胞性口唇炎の検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断では、口唇の一部を採取して顕微鏡で調べる生検を行うことで、粘膜固有層や皮膚真皮層に形質細胞の浸潤が認められれば、形質細胞性口唇炎と確定します。
 口の中にいる一般的なカビであるカンジダや細菌、ウイルスなどの感染を伴うことが疑われる場合には、口唇の表皮や拭(ぬぐ)い液を培養し、病原体を特定する検査を行うこともあります。
皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、形質細胞性口唇炎の治療法が確立していないため、一般的にステロイド軟こうの塗布やステロイドの局所注射を行います。
 タクロリムス軟こうなどの非ステロイド軟こうの塗布、グリセオフルビンなどの抗真菌薬軟こうの塗布、インターフェロンなどの抗ウイルス薬の局所注射、放射線療法、電気焼灼(しょうしゃく)、外科的療法としての全切除を行うこともあります。
 さらに、口唇に感染症を伴っている場合には、抗生物質(抗菌剤)、抗ウイルス薬、抗真菌薬など、それぞれの病原体に適した塗り薬や内服薬を使用します。

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■北半球、観測史上最も暑い夏に アメリカ海洋大気局が発表 [健康ダイジェスト]

 アメリカ海洋大気局(NOAA)は14日、今年の北半球の夏(6~8月)は1880年以降の観測史上最も暑い夏だったと発表しました。南半球を含めた地球全体でも、この期間は2016年と2018年に次いで3番目に暑かったといいます。
 NOAAによると、地球全体の6~8月の気温は20世紀の同じ期間の平均より0・92度高く、北半球では1・17度高くなりました。北半球の夏の気温の上位5番目までは、2015年以降に観測されました。アジア、オーストラリア、北アメリカなどで記録的な暑さとなり、アメリカ西部では9月に入っても猛暑と乾燥で山火事被害が拡大しています。
 1~8月の地球全体の気温も、過去最高だった2016年に次ぐ高さでした。今年12月までの平均気温は観測史上、上位5番目に入る可能性が非常に高いといいます。
 日本でも浜松市中区で8月17日、41・1度を記録。国内の歴代1位の埼玉県熊谷市(2018年7月23日)に並びました。気象庁は、8月の平均気温が東日本では1946年の統計開始以来の1位、西日本では1位タイの高温となったとしています。

 2020年9月16日(水)

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■世界の新型コロナウイルス感染者2936万人、死者93万人 パキスタン、半年ぶりに学校再開 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の16日午前3時時点で世界全体で2936万5289人となりました。亡くなった人は、93万311人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで657万889人、次いでインドが493万236人、ブラジルが434万5610人、ロシアが106万9873人、ペルーが73万3860人となっています。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで19万5047人、次いでブラジルが13万2006人、インドが8万776人、メキシコが7万1049人、イギリスが4万1753人となっています。
 新型コロナウイルスの感染拡大が続くパキスタンやインドでは、対策を施した上で、およそ半年ぶりに学校の対面での授業を再開させる動きが出ています。
 このうちパキスタンでは、新型コロナウイルスの感染者が30万人以上、死者は6300人を超えていますが、政府は8月以降、感染拡大のペースが緩やかになっているとして、外出制限を段階的に緩和し、15日から大学や短大などの対面での授業が半年ぶりに再開されました。
 首都イスラマバードにある短大では、マスク姿の学生が、校門で検温を受けた後、手を消毒して授業に臨んでいました。
 教室では、学生の人数を通常の半分の15人以下に抑えるとともに、間隔を空けて席に座らせるなどの措置がとられています。
 授業の再開について女子学生は、「友人や先生と会えず寂しかったので、とてもうれしいです。感染対策を徹底して勉強に励みたいです」と話していました。
 一方、隣国のインドでも、9月21日から日本の高校生に当たる生徒の授業が、およそ半年ぶりに再開される見通しです。
 ただ、インドでは1日の新規感染者の数が8万人を超えるなど、急激な感染拡大が続いていて、通学は当面、親の許可を得た生徒だけに限るとしています。
 感染拡大が続く中で、学校を再開させるかどうかは、世界的に難しい課題になっています。

 2020年9月16日(水)

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■健康診断の受診者が約3割減少 コロナ感染懸念で中止・受診控え [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、事業者や学校などでの1月から9月の健康診断の受診者が、昨年同時期に比べて約3割減っています。日本総合健診医学会と全国労働衛生団体連合会が14日、発表しました。
 両団体が7月から8月に、事業者健診や特定健診、学校健診、人間ドックなどを実施する会員計459機関にアンケートしました。回答があった180機関(39%)の1月から9月(8、9月は予約数)の受診者は約1400万人で、昨年の同時期と比べ約700万人減っていました。新型コロナウイルスの感染拡大による健診中止や、受診控えが影響しているとみられます。
 健診別にみると、事業者健診など社会人の健診が約457万8000人減。学校健診が約246万7000人減でした。
 月別にみると、緊急事態宣言が発令されていた4月から5月は健診の中止が相次ぎ、4月の受診者は約99万5000人、5月の受診者は約80万7000人で、ともに昨年の同時期と比べ約8割減っていました。6月以降は回復傾向にありました。
 両団体を含む8団体は5月、新型コロナウイルス対策をまとめ、検診会場の感染防止策などを徹底したことで受診者は戻りつつありますが、年度末までに1割ほど受診できない人が残る可能性があるとしています。
 日本総合健診医学会の福武勝幸・理事長は、「定期的に健診を受けることで、がんの早期発見や高脂血症など次の病気につながるリスクを下げることができる。安全に健診を受けてもらえるよう環境を整えていく」と話しています。

 2020年9月15日(火)

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