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■新型コロナウイルス、 東京都で98人の感染確認 9月14日以来100人下回る [健康ダイジェスト]

 国内では21日午後6時半の時点で、東京都で98人、大阪府で39人、兵庫県で27人、神奈川県で20人、愛知県で19人、北海道で15人、埼玉県で15人、千葉県で14人、栃木県で13人など、全国で合わせて312人の新型コロナウイルス感染が発表されています。また、山口県と三重県、石川県、大阪府、福岡県、東京都でそれぞれ1人、合わせて6人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め7万9571人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて8万283人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が1513人、クルーズ船の乗船者が13人、合わせて1526人です。
 東京都は21日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて98人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日の感染の確認が100人を下回るのは1週間前の9月14日の80人以来で、都の担当者は「月曜日は比較的少ない傾向にあるが、4連休で人の動きが活発になれば感染のリスクが高まるので、家庭や外出先での予防策を徹底してほしい」と話しています。
 新規感染者98人を年代別でみると、10歳未満が1人、10歳代が2人、20歳代が29人、30歳代が17人、40歳代が12人、50歳代が13人、60歳代が8人、70歳代が11人、80歳代が5人です。
 98人のうち、およそ43%に当たる42人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ57%の56人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者のうち、家庭内の感染が最も多く19人、施設内が9人、会食と職場内がそれぞれ4人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が1人などとなっています。
 このうち、家庭内の感染では、夫婦間の感染が14人確認されています。施設内の感染では、青梅市の青梅市立総合病院で新たに医師1人と看護師2人の合わせて3人の感染が確認され、都に報告されているこの病院での感染確認は47人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万4306人になりました。
 また、都は、感染が確認されていた60歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。男性は肺の病気があり、高血圧だったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて391人になりました。
 東京都によりますと、都内で21日までに感染が確認された2万4306人のうち、入院中の人は20日より25人増えて1224人となっています。
 このうち、都の基準で集計した21日時点の重症の患者は、20日と同じ27人でした。年代別では、50歳代が最も多く9人、60歳代が8人、70歳代が5人、80歳代が3人、30歳代と40歳代がそれぞれ1人となっています。重症の27人を性別でみると、男性25人、女性2人となっています。
 また、自宅で療養している人は、20日より5人増えて443人です。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、20日より14人増えて267人です。このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、20日より15人減って441人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万1540人となっています。
 東京都の小池百合子知事は都庁で記者団に対し、21日、都内で新たに98人の感染が確認され、1日の感染の確認が100人を下回ったことについて、「曜日によって変動がある。今日は無症状の方が全体の22%で、重症者を増やさず、亡くなる人をいかに抑えるかということにこれからもまい進していきたい」と述べました。
 加えて、4連休中の過ごし方について、「自分もうつすかもしれないし、うつるかもしれないので、手や指の消毒やマスクの着用などに気を付けていただき、『親しき仲にも礼儀あり』ではないが、大声を出すことや飲み物の飲み回しをしないなど、基本的なことに気を付てほしい」と改めて呼び掛けました。

 2020年9月21日(月)

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■用語 光線角化症 [用語(か行)]

[晴れ]長期間、紫外線を受けて起こる前がん性の皮膚変化
 光線角化症とは、長い年月にわたって日光紫外線を受けたことが原因で起こる前がん性の皮膚変化。日光角化症、老人性角化腫(しゅ)とも呼ばれます。
 日光紫外線を受けやすい顔面、耳、前腕、手の甲の皮膚、頭部に好発します。直射日光を受けて急性に起こるいわゆる日焼けとは異なり、長い年月にわたって慢性的に日光紫外線、特に中波長紫外線を受けることにより表皮細胞のDNAに傷ができるのが、その原因と考えられています。
 日光に含まれる紫外線は肉眼では見えませんが、皮膚に最も大きな影響を与えます。体がビタミンDを作り出すのを助ける働きがあるので、少量ならば紫外線は有益なものの、大量に浴びると遺伝物質であるDNAが損傷を受け、皮膚細胞が作り出す化学物質の量と種類が変わってしまうのです。
 発症者の年齢は、中高年層がほとんど。性差は、やや男性に多い傾向があります。日焼けの際に皮膚に紅斑(こうはん)を生じやすい人のほうが、褐色変化する人よりもなりやすいと見なされています。白色人種に比べて黒色人種、黄色人種では発症率が低く、日本人での発症率については沖縄県が高いという報告もあります。
 症状としては、黄褐色のかさぶたを伴う大きさ1〜3cmの紅褐色の皮疹(ひしん)が現れることが多く、角化した部分はかさかさしたうろこ状となり、ぼろぼろむけます。色が濃くなったり、灰色がかったりすることもあり、触れると硬く感じられます。周囲の皮膚は薄くなり、多少の赤みがあります。皮疹が1カ所だけにできることも、複数の部位にできることもあります。
 軽度のかゆみを訴えるケースもありますが、皮疹以外に自覚症状を来すことはまれ。皮疹は自然に消えることもあれば、同じ部位や別の部位に再発することもあります。
 老人性のいぼと間違いやすいので注意が必要なものの、前がん性の皮膚変化といっても実際に、扁平(へんぺい)上皮がん、または有棘(ゆうきょく)細胞がんにまで発展するケースは、数パーセントにとどまります。
 有棘細胞がんに発展した場合は、治療せず放置していると命にかかわることもあります。
[晴れ]光線角化症の検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断では、光線角化症では、いぼ(脂漏性角化症あるいは尋常性疣贅〔ゆうぜい〕)などと紛らわしいことがありますので、疑わしい場合は病変の一部を切り取って組織検査をする皮膚生検を行います。
 組織所見に基づいて、光線角化症を委縮性、ボーエン病様、棘(きょく)融解性、肥厚性、色素性に分類することもあります。
 皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、通常、局所麻酔は行わず、液体窒素を浸した綿棒などを病変に押し付けて凍結、壊死させて除去する凍結療法を施します。簡便な処置法ですが、凍結時にかなり強い痛みを伴います。また、多くの場合、数回の処置が必要となります。
 高齢者や角化部分の多発例では、液体窒素による凍結療法やCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)照射なども行います。
 角化傾向の強い病変の場合や、有棘細胞がんに発展している可能性がある場合は、局所麻酔を行い、病変をメスで切除する外科切除を施します。
 薬物療法として、抗がん剤の1種であるフルオロウラシル入りのローションやクリーム、またはイミキモド(ベセルナクリーム)を病変に塗ることもあります。フルオロウラシル入りのローションやクリームは、1日2回単純に塗布するか、1日1回塗布後にラップ類で密封します。イミキモドは、1日1回、週3回、自分で患部に直接塗布します。薬物療法は、塗り薬の副作用で皮膚が荒れて、びらん、痛みが出ることがありますが、治療に伴うものであるため頻度を調節して継続します。
 治療後も、外科切除の取り残しがないことや再発の有無をみるため、定期的な経過観察が必要です。
 日常生活での注意点としては、一見正常にみえる皮膚も日光紫外線のダメージをすでに受けているので、新たな病巣を生じないためにも、サンスクリーンを使用するとともに帽子などで直射日光を避けるようにします。日光の紫外線が最も強いのは、1日の中では午前10時から午後3時までの日中、季節では夏、地域では海抜の高い場所です。

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■富士フイルム、「アビガン」の製造販売の承認申請へ 国産初の新型コロナ治療薬に期待 [健康ダイジェスト]

 富士フイルムホールディングスが新型コロナウイルスの治療薬候補「アビガン」について、製造販売の承認を厚生労働省に近く申請することが20日、明らかになりました。厚労省は年内に承認する可能性があります。
 新型コロナウイルスの治療薬としては、「レムデシビル」と「デキサメタゾン」に続く3つ目で、国内の製薬会社が開発した薬としては初めてとなります。
 アビガンは、富士フイルム子会社の富士フイルム富山化学が新型インフルエンザ治療薬として開発し、2014年に製造販売の承認を得ました。新型コロナウイルス薬としての承認を目指して3月末に臨床試験(治験)を始め、9月半ばに完了しました。治験の結果は精査中ですが、一定の効果を確認できたもようです。
 アビガンは観察研究と呼ばれる枠組みで、すでに一部の医療機関で新型コロナウイルス治療に使われています。治療薬として承認されれば、幅広い医療機関で使えるようになります。妊婦に投与すると副作用で胎児に影響が出る恐れがあるため、妊婦らは服用できません。
 厚労省は新型コロナウイルス薬を迅速に審査する方針を示しており、同省内には「治験データがよければ、申請から1カ月もあれば承認できるのではないか」との見方があります。
 アビガンを巡っては、安倍晋三前首相が5月に「月内承認を目指す」と発言していました。ただ、新型コロナウイルス感染者が少なくなり、治験の参加者集めが難航し、遅れた経緯があります。

 2020年9月21日(月)

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■世界の新型コロナウイルス感染者3085万人、死者95万人 アメリカCDCが空気感染を確認 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の21日午前3時の時点で、世界全体で3085万9069人となりました。また、亡くなった人は、95万8314人に上っています。
 感染者の最も多い国はアメリカで678万2083人、次いでインドが540万619人、ブラジルが452万8240人、ロシアが109万8958人、ペルーが76万2865人となっています。
 死者の最も多い国もアメリカで19万9411人、次いでブラジルが13万6532人、インドが8万6752人、メキシコが7万3258人、イギリスが4万1866人となっています。
 一方、アメリカの疾病対策センター(CDC)が公式サイトに掲載しているガイダンスを改訂し、新型コロナウイルスは一般的に、呼吸などによって空気中に漂う飛沫(ひまつ)や微粒子を通じて拡散し得ると指摘しました。「新型コロナウイルスを含む空気感染性ウイルスは特に感染力が強く、簡単に拡散する」としています。
 CDCはこれまでガイダンスの中で、新型コロナウイルスは主に至近距離(6フィート=約1・8メートル)での人と人との接触や、感染者のせき、くしゃみ、発話によって飛び散る飛沫を通じて感染すると説明していました。
 しかし、18日にこの内容を改訂し、新型コロナウイルスは密接な接触のあった人同士で感染するのが最も一般的だとする記述に加えて、「感染者がせき、くしゃみ、発話、呼吸をした際に発生する空気中の飛沫や微粒子を通じて」拡散することもわかっていると付け加えました。
 さらに、そうした粒子を鼻や口、気道、肺を通じて吸い込むと感染を引き起こし得ると述べ、「これはウイルス拡散の主な経路と考えられる」と指摘。「飛沫や大気中の粒子は空気中に滞留して他人に吸い込まれる可能性があり、6フィート以上の距離にも届く(例えば合唱練習や飲食店、フィットネス教室などで)ことを裏付ける証拠は増えている」「一般的に、換気が不十分な屋内環境はこのリスクを増大させる」としました。
 感染を防ぐための新たな対策としては、「可能な限り、他人から少なくとも6フィート以上離れる」よう呼び掛け、引き続きマスクの着用や手洗い、消毒の徹底を促しました。さらに、症状がある場合は外出せずに隔離措置を講じなければならないと述べ、屋内では浮遊菌を減らすために空気清浄機を使うことを勧告しています。

 2020年9月21日(月)

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■埼玉県の新型コロナウイルス感染による死者100人に 40人は病院内で感染 [健康ダイジェスト]

 埼玉県内では19日、新たに23人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
 このうち、埼玉県が発表したのは11人、さいたま市と川口市がそれぞれ5人、川越市が2人となっています。
 これで埼玉県内で感染が発表された人の数は、合わせて4414人になりました。
 また、埼玉県は19日、新型コロナウイルスに感染した90歳代以上の女性1人が死亡したと発表しました。感染が確認された人のうち亡くなったのは、これで100人となりました。死者数が100人となった都道府県は、全国で5番目。
 死者100人を感染経路別にみると、病院内が40人で最も多く、家庭内の15人、福祉施設などの7人と続きました。
 埼玉県感染症対策課の担当者は、「もともと体調が悪い人が入院しているので院内感染は死亡のリスクが高い。死者を減らすには病院内でのクラスター(感染者集団)化を防ぐことが重要だ」と指摘しています。
 県内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されたのは、2月1日。また、死者の発表は、3月22日でした。月別では、所沢明生病院や所沢ロイヤル病院など複数の病院内でクラスターが発生した4月が37人と最多で、5月が18人、8月が16人でした。9月の死者は計9人となりました。
 死者の平均年齢は79・1歳で、高齢者の割合が高くなっています。80歳代以上の死者は63人にも上り、感染者の死亡率は26・8%と3割近くになりました。対して、30~50歳代の死者は5人で、20歳代以下は0人でした。感染者全体の死亡率は、2・3%でした。
 死者のうち、基礎疾患があった人も把握できているだけで69人いました。主な疾患の内訳は高血圧が31人、循環器系の疾患が17人、糖尿病が16人でした。
 大野元裕知事は記者会見で直近の感染状況に関して、「一段低いレベルになった」との認識を示した一方で、高齢者や基礎疾患のある人には一層の注意を促しています。

 2020年9月21日(月)

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■新型コロナウイルス、東京都で162人の感染確認 全国で480人の感染、4人の死亡を確認 [健康ダイジェスト]

 国内では20日午後6時半の時点で、東京都で162人、神奈川県で60人、大阪府で59人、千葉県で35人、愛知県で33人、群馬県で19人、京都府で18人、埼玉県で16人、北海道で16人、沖縄県で15人など、全国で合わせて480人の新型コロナウイルス感染が発表されています。また、愛知県で2人、兵庫県と福井県でそれぞれ1人の、合わせて4人の死亡の発表がありました。
 国内で新型コロナウイルス感染が確認された人は、空港の検疫などを含め7万9260人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて7万9972人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が1507人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1520人です。
 東京都は20日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて162人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を下回るのは3日前の9月17日以来で、100人を超えるのは6日連続です。
 新規感染者162人を年代別でみると、10歳未満が4人、10歳代が10人、20歳代が37人、30歳代が32人、40歳代が40人、50歳代が16人、60歳代が7人、70歳代が12人、80歳代が3人、90歳代が1人です。
 162人のうち、およそ43%に当たる69人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ57%の93人はこれまでのところ感染経路が判明していないということです。
 濃厚接触者のうち、家庭内の感染が最も多く32人、施設内が11人、会食が8人、職場内が6人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が3人などとなっています。
 施設内では、青梅市の青梅市立総合病院で新たに男性医師と女性看護師の合わせて2人の感染が確認され、都に報告されているこの病院での感染確認は44人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万4208人になりました。また、20日、死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都によりますと、都内で20日までに感染が確認された2万4208人のうち、入院中の人は、19日より64人増えて1199人となっています。
 このうち、都の基準で集計した20日時点の重症の患者は、19日から2人増えて27人でした。
 年代別では、50歳代が最も多く10人、60歳代が8人、70歳代が4人、80歳代が3人、30歳代と40歳代がそれぞれ1人となっています。重症の27人を性別でみると、男性25人、女性2人となっています。
 また、自宅で療養している人は、19日より26人増えて438人。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、19日より8人増えて253人。
 このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、19日より30人減って456人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万1472人となっています。
 東京都の担当者は、「この4連休中に、家族で出掛けたり旅行に行ったりという人もいるかもしれないが、体調管理には注意してもらいたい。具合が悪いとなったら新型コロナウイルスに感染している可能性を否定できない。そうした人が旅行に行くと感染を広める恐れがあり、体調の悪い人は旅行や遠出を控えてもらいたい」と改めて呼び掛けています。

 2020年9月20日(日)

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