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■全国で新たに331人が新型コロナウイルスに感染、5人が死亡 東京都は88人で2日連続100人未満 [健康ダイジェスト]

 国内では22日午後6時半の時点で、東京都で88人、大阪府で67人、神奈川県で38人、千葉県で18人、埼玉県で14人、兵庫県で13人、群馬県で13人、鹿児島県で11人など、全国で合わせて331人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されています。また、三重県と神奈川県、大阪府、茨城県、滋賀県でそれぞれ1人、合わせて5人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め7万9902人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて8万614人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が1519人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1532人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、22日時点で164人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が7万1648人、クルーズ船の乗客・乗員が659人で、合わせて7万2307人となっています。
 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて88人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日の感染の確認が100人を下回るのは2日連続で、2日以上連続で感染者数が2ケタになったのは7月2日以降で初めて。ただ都の担当者は、「連休中で受診自体を我慢する人もいる。現時点で感染者が減少している状況に入ったとはいえない。4連休の影響が出るとしたら来週になってからで、どれくらい感染者が出るか注視していかないといけない。感染防止に努めてほしい」と話しています。
 新規感染者88人を年代別でみると、10歳未満が1人、10歳代が2人、20歳代が22人、30歳代が18人、40歳代が17人、50歳代が12人、60歳代が4人、70歳代が6人、80歳代が4人、90歳代が2人。
 88人のうち、およそ53%に当たる47人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ47%に当たる41人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者のうち、家庭内の感染が最も多く17人、会食が8人、職場内が7人、施設内が5人、夜間営業する接待を伴う飲食店が2人などとなっています。
 このうち会食では、親戚9人による会食に参加した両親と子供1人の3人の感染が確認され、保健所の調査によりますと、この会食の参加者で感染した人は合わせて6人になりました。
 施設内では、江戸川区にあるデイサービスの施設「いきいき神鹿」で、70歳代と80歳代、それに90歳代の利用者の女性3人と、60歳代の女性職員の合わせて4人の感染が新たに確認されたということです。この施設で感染した人は、合わせて5人になりました。
 また、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者では、これまでに関係者6人の感染が確認されていたナイトクラブで、従業員1人の感染が新たに確認されました。
 これで都内で感染が確認された人は、合わせて2万4394人になりました。また、22日は死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都によりますと、都内で22日までに感染が確認された2万4394人のうち、入院中の人は、21日より8人増えて1232人となっています。
 一方、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都の基準で集計した22日時点の重症の患者は、21日より3人増えて30人でした。
 年代別では50歳代が最も多く9人、60歳代が8人、70歳代と80歳代がそれぞれ5人、30歳代と40歳代がそれぞれ1人、確認中が1人となっています。重症の30人を性別でみると、男性が25人、女性が4人、確認中が1人となっています。
 また、自宅で療養している人は、21日より28人増えて471人。都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、21日より28人減って239人。医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、21日より34人減って407人。
 すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万1654人を数えています。

 2020年9月22日(火)

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■新型コロナウイルスワクチンの共同購入、日本含む156カ国が参加 参加国に公平に分配 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)などは21日、新型コロナウイルスのワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」に、日本やヨーロッパ連合(EU)諸国を含む計156カ国・地域が参加を正式に決めたと発表しました。
 世界人口の64%に相当するとしており、今後、さらに38カ国が近く参加することを期待しているといいます。ただし、アメリカやロシア、中国は参加していません。
 WHOや、途上国でのワクチン接種を支援する国際機関「Gavi(ガビ)」などが主導するCOVAXは、開発中の複数のワクチン候補に投資し、実用化に成功すれば参加国の間で公平に分配して、医療従事者などから接種を進める仕組み。
 先進国が開発に先駆けて自国分のワクチンを囲い込もうとする中、途上国にも行き渡るようにすることを目指し、2021年末までに20億回分のワクチンを確保する目標を立てています。
 アメリカやヨーロッパ、ロシア、中国などの製薬会社が開発を急ぐワクチンは効果が最終的に確認されていないものの、数少ない感染対策として期待がかかります。すでにアメリカが15億回分、中国は5億回分確保したとされます。イギリスも人口の5倍近い数の3億4000万回分を確保しており、先進国や資金力のある国に偏る懸念があります。
 もしワクチンが効果を発揮して先進国で終息に近付いたしたとしても、途上国で広がれば感染は連鎖しかねません。
 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は会見で、「この枠組みはパンデミックを制御し、命を救い、経済回復を加速するのに役立つ」と話しました。
 日本は9月初めにCOVAXへの参加を表明していますが、アメリカは不参加を表明し、その理由として「堕落したWHOや中国の影響を受ける多国間組織の制約は受けない」と述べていました。
 ドナルド・トランプ・アメリカ大統領は再三にわたって、新型コロナウイルス感染が最初に広がった中国に対するWHOの対応が世界的な流行を招いたと主張しています。

 2020年9月22日(火)

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■世界の新型コロナウイルス感染者3116万人、死者96万人 イギリスなどヨーロッパで感染再拡大 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の22日午前3時の時点で、世界全体で3116万3450人となりました。また、亡くなった人は、96万2008人に上っています。
 感染者の多い国は、アメリカが682万3904人、インドが548万7580人、ブラジルが454万4629人、ロシアが110万5048人、ペルーが76万8895人の順となっています。
 死者の多い国は、アメリカが19万9636人、ブラジルが13万6895人、インドが8万7882人、メキシコが7万3493人、イギリスが4万1877人の順となっています。
 アメリカでは、国内の半数以上の州で新型コロナウイルスの新規感染者が増え続け、死者は計20万人に迫っています。ジョンズ・ホプキンス大学による21日時点の集計によると、全50州のうち28州で新規感染者が前週より増え、減っているのはわずか6州。
 検査の陽性率も、27州と自治領プエルトリコでは、世界保健機関(WHO)が経済活動再開の基準とした5%のラインを上回っています。陽性率が1%未満にとどまっているのは、ニューヨークなど5州だけです。
 新型コロナウイルスの感染が再び広がっているヨーロッパでは、スペインで感染状況が深刻な首都マドリード周辺の一部の地区で住民の出入りが原則として禁止されたほか、イギリスでも新たな感染対策が検討されるなど各国が対応に追われています。
 スペインでは、1日の新たな感染者数が4000人を超えており、地元当局は、特に感染状況が深刻な首都マドリードの南部など一部の地区について、21日から通勤や通学などを除き住民の出入りを原則として禁止しました。
 21日朝からは、警察がこうした地区の入り口、およそ60カ所で検問を行い、出入りする人に対して許可証の提示を求める姿がみられました。
 一方、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が4万人を超えてヨーロッパで最も多いイギリスでも、1日の感染者数が4000人を超える日があるなど感染が再び拡大しています。
 イギリス政府で対策に当たっている首席科学顧問らは21日に記者会見し、「現状のままでは10月中旬に1日当たりの新規感染者が5万人に達する」と警告しました。
 これを受けて政府は22日、5段階の新型コロナウイルスの警戒レベルをそれまでの3から、「感染の急増」を示す4に引き上げました。政府の定義では、この段階では人と人の距離の確保の徹底が求められます。
 22日中に発表される新たな感染対策では、経済への打撃を考慮し、3月下旬から実施した全土での都市封鎖(ロックダウン)の導入は見送る見通し。まずは飲食店の営業時間の短縮や異なる家族間の交流制限など、部分的な対策を打ち出すとみられます。
 記者会見で首席科学顧問らは、感染者が7日ごとに倍増しており、この状況を放置すれば入院者数と死者数の上昇につながると指摘。「現状のままなら、11月半ばには1日当たりの死者が200人以上に達する」とも予測しました。
 イギリスの1日当たりの新規感染者は3ケタに収まっていたものの、経済再開や夏季休暇による人の移動の増加に伴って急増し、足元では4000人を超えています。入院者や重症者数も増加に転じており、すでにイギリスの1000万人以上が自治体ごとに導入された外出制限などの影響を受けています。

 2020年9月22日(火)

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■新型コロナウイルス感染症で死亡の看護師、44カ国で1000人超える 国際看護師協会が発表  [健康ダイジェスト]

 スイスのジュネーブに本部を置く国際看護師協会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した看護師が、44カ国で合わせて1000人を超えたと発表しました。
 国際看護師協会は、日本を含むおよそ130の国と地域の看護師団体でつくる組織です。協会が新型コロナウイルスに感染して死亡した看護師について集計したところ、8月14日の時点で合わせて1097人に上ることがわかりました。
 これは明確な記録が残っている44カ国のデータを集計したもので、このうちブラジルが最も多く351人の看護師が死亡したということです。協会は、実際の死者はさらに多いだろうとしています。
 また、協会は特に感染者の数が多い国の52の加盟団体を対象に、医療従事者の感染の状況を7月30日~8月14日に調査し、33団体から回答を得ました。
 それによりますと、新型コロナウイルスの感染者のうち医療従事者が占める割合は、1~32%と国によって幅があるものの、平均は10%でした。協会は、世界全体では300万人近くの医療従事者が感染した可能性もあるとしています。
 また、協会では、医療従事者が感染を広げるといった誤った情報から世界各地で差別や暴力が起きていると指摘。中には、家を借りられなかったり、追い出された人もいるということで、各国に対応を呼び掛けています。
 国際看護師協会のアネット・ケネディ会長は発表の中で、「調査結果は医療従事者が新型コロナウイルスへの感染や精神的な不調など、関係するすべてのリスクにいまだにさらされていることを示している」と指摘しました。

 2020年9月22日(火)

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