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■東京都で248人が新型コロナウイルスに感染、1人死亡 全国で618人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 国内では8日は午後8時の時点で、東京都で248人、神奈川県で65人、大阪府で49人、埼玉県で44人、千葉県で39人、北海道で29人、兵庫県で27人、沖縄県で26人など、全国で合わせて618人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されました。また、神奈川県で2人、東京都で1人の合わせて3人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め8万7762人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて8万8474人となっています。亡くなった人は、国内で感染した人が1619人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1632人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、8日時点で143人となっています。
 一方、症状が改善して病院を退院した人などは、国内で感染した人が8万227人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて8万886人となっています。
 東京都は8日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて248人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認されていた70歳代の男性が死亡したことを明らかにしました。
 新規感染者248人を年代でみると、10歳未満が4人、10歳代が8人、20歳代が49人、30歳代が61人、40歳代が42人、50歳代が39人、60歳代が20人、70歳代が16人、80際代が9人。
 都内で1日の感染の確認が200人を超えるのは、207人を確認した10月3日以来、5日ぶり。
 248人のうち、約36%に当たる90人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
約64%の158人は、感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者のうち、家庭内の感染が37人と最も多く、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が11人、職場内が9人、会食が8人、施設内が7人などとなっています。
 このうち、夜間営業する接待を伴う飲食店では、カラオケスナックで客と従業員合わせて3人の感染が確認されたケースがあったということです。
 また、施設内では、練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で新たに患者と医師合わせて2人の感染が確認され、これまでに都に報告されたのは合わせて56人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万7117人になりました。
 また、都は、感染が確認されていた70歳代の男性が死亡したことを明らかにしました。男性は、糖尿病を患っていたということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて417人になりました。
 東京都によりますと、都内で8日までに感染が確認された2万7117人のうち入院中の人は、7日より3人増えて979人です。都内では6日から3日連続で入院患者が1000人を下回っています。入院患者のうち都の基準で集計した重症の患者は、7日から2人減って22人です。
 また、自宅で療養している人は、7日より14人減って366人です。都が開設・運用している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、7日より20人減って216人です。このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、7日より90人増えて366人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万4773人となっています。

 2020年10月8日(木)

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■今年9月は観測史上最も暑い9月に ヨーロッパ連合の研究機関が発表 [健康ダイジェスト]

 今年の9月は世界的に観測史上最も暑い9月だったと、ヨーロッパ連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスが7日に発表しました。同機関によると、今年9月の世界の平均気温は例年を0・63度上回り、これまで最も暑かった2019年9月よりも0・05度高かったとのことです。
 具体的にどの地域が暑かったのか振り返ると、まずアメリカ西部が挙げられ、9月6日にはカリフォルニア州ロサンゼルス郡では郡の観測史上最高気温となる49・0度が観測されました。長引く熱波と干ばつの影響で山火事が多発し、カリフォルニア州では1万7000平方キロが焼失し、州の観測史上最大の面積に達しています。
 また、南アメリカでは、9月26日にパラグアイのポゾホンドで国内史上最高気温となる45・5を観測しました。30日にはブラジルのアグアクララで、国内最高気温にあと0・5度と迫る44・1を記録しました。さらに、アルゼンチンでも45・5まで気温が上がって、9月の国内最高気温記録を更新しています。ブラジルやパラグアイなどにまたがる世界最大の湿地「パンタナル」では、観測史上最多となる1万7000件の火災が発生し、ジャガーなどの希少生物にも被害が及んでいます。
 さらに、ヨーロッパ全域でも、観測史上最も暑い9月となりました。フランス・リルでは17日、9月の最高気温記録となる35・1度が観測され、イギリスなどでも多くの人々がビーチで涼をとっていました。
 中東のイスラエル・エルサレムでは9月6日、1942年の観測開始以来最高気温となる41・7度が記録され、トルコ・アダナでは45・1とこの地域の9月の高温記録が塗り替えられました。
 その上、冬が終わったばかりの南半球オーストラリアのマンドラでも、9月14日に41・8まで上昇し、9月の最高気温記録となりました。国全体の9月の平均気温も、9月としては史上2番目に高いものとなっています。
 世界の平均気温が観測史上最も暑かった年は2016年ですが、今年は1月からその記録に迫っています。
 コペルニクス気候変動サービスによると、今年の1、5、9月は各月の史上最高気温を更新し、4、6月は最高記録に匹敵する暑さだったといいます。
 9月末までの12カ月間の地球の平均気温は、産業革命以前の水準より1・3度近く高くなりました。
 これは、国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が2018年に報告した、深刻な影響が生じる限界点である「1・5度」の気温上昇に非常に近くなっています。
 地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」は各国に対し、地球温暖化を2度より「はるかに低く」、できれば1・5度に抑えるよう求めています。
 地球の平均気温は産業革命以前と比べてすでに1度上昇しており、甚大な被害を及ぼす熱波や干ばつを悪化させ、海面上昇で破壊力を増した熱帯性低気圧の強度を増大させています。

 2020年10月8日(木)

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■世界の死産、年間200万件に上る ユニセフなど報告、新型コロナで20万件近く増加も [健康ダイジェスト]

 国連児童基金(ユニセフ)、世界保健機関(WHO)、世界銀行グループ、国連経済社会局人口部が8日、共同で発表した初の死産推計によると、世界で毎年約200万人の赤ちゃんが死産となっています。
 新しい報告書「顧みられない悲劇:世界における死産書」によると、死産の大部分の84パーセントは低所得国と低中所得国で起きています。2019年には、4件に3件の死産がサハラ以南のアフリカまたは南アジアで起きました。日本における2019年の死産率は1・5パーセント、死産数は1407人。
 なお、報告書では、妊娠28週以降に死亡した胎児を出産することを死産と定義しています。
 「出産時や妊娠中に子供を失うことは、家族にとって非常に大きな悲劇であり、世界中で静かに、しかしあまりにも頻繁に繰り返されています」と、ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア氏は述べ、「16秒に1人、母親が死産という言葉では言い表せない悲劇に見舞われています。命を失うだけでなく、女性や家族、社会にとっての心理的、経済的な影響は深刻で長期に及びます。死産で子供を亡くした母親たちの多くは、このような経験をする必要はありませんでした。死産の大部分は、質の高いモニタリング、適切な出産前ケア、熟練した助産師がいれば防げたはずです」としています。
 報告書は、新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)のパンデミック(世界的な大流行)によって、世界の死産数が増える可能性があると警鐘を鳴らし、パンデミックにより保健サービスが50パーセント減少したことにより、117の低・中所得国で死産が1年間に約20万件増える可能性があるとしています。
 死産の多くは妊娠・出産時ケアの質の低さが原因で、出産前・分娩時のサービスや看護師、助産師の労働力強化への投資が不足していることが主な課題であると、報告書は指摘しています。
 また、死産の4割以上は陣痛の最中に起きていて、サハラ以南のアフリカと中央・南アジアでは死産の約半分が陣痛中に発生しているのに対し、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでは6パーセントにとどまります。
 WHOで死産の問題を担当するアンジュ・バネジー氏は会見で、「ウイルスへの対応で医療従事者の人手が足りず、妊婦健診に当たれなくなっている」と述べ、妊婦へのケアを行って死産を防ぐよう呼び掛けています。

 2020年10月8日(木)

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■世界の新型コロナウイルス感染者3595万人、死者105万人 スリランカの縫製工場で1000人超集団感染 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、日本時間の8日午前3時の時点で、世界全体で3595万8084人となりました。また、亡くなった人は、105万1974人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで751万9846人、インドが675万7131人、ブラジルが496万9141人、ロシアが124万2258人、コロンビアが86万9808人です。日本は8万6543人、中国は8万5489人、韓国は2万4353人。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで21万1343人、ブラジルが14万7494人、インドが10万4555人、メキシコが8万2348人、イギリスが4万2605人となっています。中国は4634人、日本は1605人、韓国は425人。
 一方、スリランカの最大都市コロンボの北約50キロにある小さな町ミヌワンゴダの縫製工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、従業員1000人超の陽性が確認されました。保健省が7日、明らかにしました。同国最大の集団感染で、当局は原因究明を急いでいます。同工場は、8月までアメリカ向けのマスクを製造していました。
 3日前に最初の感染者が確認されて以来、感染が相次いで確認され、スリランカの累計感染者数は4500人近くに膨れ上がりました。
 同工場を所有するブランディクスによると、工場での集団感染を封じ込めようとしたものの、無症状の感染者が多かったために失敗したといいます。
 さらなる感染拡大が懸念される中、スリランカで最も権威ある疫学者、スダッツ・サマラウィーラ氏が、当局に協力するよう地元コミュニティーに呼び掛けました。
 保健省によると、同工場の従業員1700人のうち、感染が確認された1026人が入院しているといいます。残りの従業員および全従業員の家族は、政府の隔離施設に移送されているところで、全員が数日以内に新型コロナウイルスの検査を受ける予定。
 工場がある地域とその周辺地域は、無期限の「局地封鎖」が敷かれました。
 ブランディクスは、スリランカ最大の衣料品輸出業者で、8月には3重構造のマスク2億枚をアメリカの顧客に納品しましたが、顧客についての詳細は明らかにされていません。
 集団感染が起きた縫製工場は、この顧客からの発注を受けてマスクを製造しましたが、それ以降はスポーツウエアを製造していました。

 2020年10月8日(木)

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