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■新型コロナウイルス、東京都186人、大阪府100人など全国で748人感染 8都府県で12人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では23日、東京都で186人、大阪府で100人、神奈川県で91人、千葉県で54人、北海道で51人、沖縄県で46人、愛知県で43人、埼玉県で40人、兵庫県で22人、宮城県で20人など、全国で合わせて748人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で3人、神奈川県で3人、埼玉県で1人、大阪府で1人、岐阜県で1人、沖縄県で1人、石川県で1人、福岡県で1人の合わせて12人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め9万5995人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて9万6707人となっています。
 亡くなった人は国内で感染した人が1710人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1723人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、23日時点で151人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が8万8245人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて8万8904人となっています。
 一方、東京都は23日、都内で新たに10歳代から90歳代までの男女合わせて186人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認されていた40歳代と50歳代、70歳代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。
 1日の感染の確認が100人以上となるのは、4日連続です。
 年代別では、10歳代が8人、20歳代が50人、30歳代が28人、40歳代が36人、50歳代が27人、60歳代が12人、70歳代が12人、80歳代が8人、90歳代が5人です。
 186人のうち、およそ40%に当たる75人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、およそ60%に当たる111人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、職場内が24人と最も多く、次いで家庭内が22人、施設内が14人、会食が6人などとなっています。
 このうち、職場内の感染には、千葉県船橋市の物流倉庫会社「デイリートランスポート」の従業員15人が含まれています。
 都内の医療機関に検体が持ち込まれて感染が確認され、都に報告があったということで、この物流倉庫ではクラスターが発生したとみられています。
 このほか、施設内の感染では、同じデイサービスを利用していた70歳代から90歳代の5人の感染が新たに確認され、この施設では合わせて8人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万9706人に上りました。
 また、東京都は、感染が確認された40歳代、50歳代、70歳代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。
 40歳代と70歳代の男性はそれぞれ入院していた医療機関で、50歳代の男性は通院していた診療所で感染したということです。3人とも基礎疾患があったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて445人になりました。
 東京都によりますと、都内で23日までに感染が確認された2万9706人のうち、入院中の人は、22日より20人増えて964人です。入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は、22日より1人減って23人です。
 自宅で療養している人は、22日より13人増えて200人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、22日より22人減って220人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、22日より1人増えて251人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万7626人となっています。

 2020年10月23日(金)

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■成田空港に誰でも検査を受けられるPCRセンターを開設 陰性なら2時間後に証明書も [健康ダイジェスト]

 成田空港に11月2日、ビジネス客の渡航再開に向けて、PCRセンターが開設されます。出国前に新型コロナウイルスに感染していないことを確認し、相手国に陰性証明書を提出することで、渡航を円滑に進めます。
 成田国際空港会社(NAA)と日本医科大学(東京都文京区)が22日、発表しました。
 PCRセンターは第1ターミナルと第2ターミナルの計2カ所に開設し、検査能力は1日700人。第2ターミナルでクリニックを開業している日本医科大学が24時間態勢、計約30人のスタッフで運営します。鼻から採取した検体を分析し、ウイルスが検出されなければ、受け付けから最短で約2時間後に陰性証明書を受け取ることができるといいます。
 当面はビジネスで出国する人の利用を想定していて、急な出張にも対応できるよう事前予約なしでも受け付け、出国以外で感染の有無を確かめたい人も検査が受けられます。費用は保険適用外の自由診療で、3万9800~4万6500円。国内空港で検査機器を備えた本格的なPCRセンターは、初となります。
 陰性証明書の発行は各国の様式に対応し、日本医科大付属の医療機関以外で検査を受けた場合でも、紹介状や検査結果を持参すれば発行します。
 年中無休、24時間営業ですが、検査受診は午前9時~午後5時、証明書発行のみでも午前9時~午後9時以外の時間帯は、時間外料金がかかります。
 記者会見したNAAの田村明比古社長は、「今後の国際的な人の往来には重要な施設」と話し、日本医科大の坂本篤裕理事長は、「検査機器を空港に持ってくることで検査のスピードがアップした。ビジネス渡航者以外で感染を確かめたい人も利用してほしい」と述べています。

 2020年10月23日(金)

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■iPS細胞でがん治療、国内初の移植実施 千葉大など免疫細胞利用 [健康ダイジェスト]

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した「NK(ナチュラルキラー)T細胞」という免疫細胞をがん患者に移植する世界初の治験について、千葉大学と理化学研究所の研究チームが移植手術を実施したことが21日、明らかになりました。手術は成功し、患者に異常はないということです。
 iPS細胞を使った再生医療の研究でがん患者に移植手術を行ったのは、国内で初めて。
 移植手術は口やのどなどの頭頸部(とうけいぶ)にがんができ、抗がん剤などの効果がない患者に対して14日、千葉大医学部付属病院で実施しました。リンパ球の一種で、がん細胞を攻撃する働きを持つNKT細胞を健常者から採取しiPS細胞を作製。ここから再びNKT細胞を作って大量に培養し、患部に移植しました。
 今回の移植は3回に分けて行ううちの1回目で、最終的に合わせて数千万個のNKT細胞を移植した後、2年かけて安全性や有効性を慎重に確認するということです。本橋新一郎・千葉大教授は、「安全性の確認を第一に進め、新しい治療法を早く患者に届けたい」と話しています。
 頭頸部がんは鼻や口、のどなどにできるがんの総称で、国内患者は推定で数万人。NKT細胞を患者から採取して増やし、体内に戻す治療法もあるものの、この細胞は体内にわずかしかなく増やすのに時間もかかります。iPS細胞を使えば十分な量で迅速に治療できます。
 NKT細胞はT細胞などに続く「第4のリンパ球」と呼ばれ、理化学研究所の研究チームが1986年に発見しました。多くの免疫細胞が司令塔役の細胞の指示で異物を攻撃するのに対し、指示なしで攻撃。ほかの免疫細胞を活発化させる働きも強く、高い治療効果が期待されています。
 千葉大などは今年5月、国の審査機関である医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験の実施を届け出て認められていました。計4~18人への移植を予定しています。

 2020年10月23日(金)

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■未承認サプリメントを販売、医師ら3人逮捕 がんや感染症予防に効果と宣伝 [健康ダイジェスト]

 警視庁は23日、がんや感染症の予防に効果があるとうたって、医薬品の承認を受けていないサプリメントを販売したなどとして、57歳の男性医師ら3人を逮捕したと発表しました。逮捕は21日。
 逮捕されたのは、東京都新宿区四谷の内科クリニック「四谷メディカルクリニック」院長で、健康食品販売会社「メディカルサロン」社長の風本真吾容疑者と女性社員2人の合わせて3人。
 警視庁によりますと、風本医師らは今年3月から6月にかけて、医薬品の承認を受けていないサプリメントやお茶について、がんや感染症の予防に効果があるとうたった広告を出して販売したとして、医薬品医療機器法違反(承認前医薬品の広告など)の疑いが持たれています。
 会社のホームページの広告には、医師本人やクリニックの写真も掲載されていました。
 主な顧客はエステサロンなどの法人で、電話で注文を受けた際には「新型コロナウイルスの対策にもなる」と説明していたということです。
 警視庁は20年にわたってこうしたサプリメントの販売を続け、およそ7000万円の利益を得ていたとみて調べています。
 調べに対し風本医師は、「医薬品に当たるという認識はなかった」と容疑を一部否認しているということです。

 2020年10月23日(金)

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■アメリカ、レムデシビルを正式承認 新型コロナウイルス治療薬で初 [健康ダイジェスト]

 アメリカの食品医薬品局(FDA)は22日、新型コロナウイルス治療薬として、アメリカの製薬大手ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」を承認しました。アメリカで新型コロナウイルス治療薬が正式に承認されたのは、初めてです。
 FDAからの正式承認を受け、成人または12歳以上で体重40キロ以上の入院患者を対象に、投与できるようになります。レムデシビルは、アメリカの国立アレルギー感染症研究所(NIAID)が主導する臨床試験(治験)などで有効性を確認。入院患者の回復が平均5日早くなったとの結果が出ていました。
 ギリアド・サイエンシズのダニエル・オデイ最高経営責任者(CEO)は、「新型コロナの最初の症例報告から1年が経たないうちにFDAの承認を受け、必要な患者が利用できるようになった」と述べました。
 レムデシビルは、エボラ出血熱向けの治療薬として開発された抗ウイルス薬。新型コロナウイルス感染症への効果が確認され、FDAが5月に緊急使用許可を出し、重症の入院患者に投与できるようになりました。新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ大統領にも投与されました。
 日本でも特例承認されており、新型コロナウイルス感染症の治療薬として世界50カ国で使用。ギリアド・サイエンシズは8月、FDAに正式承認の申請をしていました。
 一方、世界保健機関(WHO)は15日、レムデシビルが新型コロナウイルス患者の死亡率低下に「ほとんど、あるいは全く」効果がないとの調査結果を発表していました。これに対してギリアド・サイエンシズは、調査結果が「厳格な査読を経ていないものだ」と反論しました。
 FDAから緊急使用を許可されている治療薬はほかにもあるものの、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による公衆衛生上の緊急事態が収束すれば、その許可は取り消される可能性があります。

 2020年10月23日(金)

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■世界の新型コロナウイルス感染者4169万人、死者113万人 フランスの新規感染4万人超で、半数の県で夜間外出禁止 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の23日午後3時の時点で、世界全体で4169万6520人となりました。また、亡くなった人は、113万7204人に上っています。
 感染者が最も多いのは、アメリカで840万8340人、次いでインドが776万1312人、ブラジルが532万3630人、ロシアが145万3923人、アルゼンチンが105万3650人です。
 亡くなった人が最も多いのもアメリカで22万3042人、次いでブラジルが15万5900人、インドが11万7306人、メキシコが8万7415人、イギリスが4万4437人となっています。
 一方、フランスでは1日の新型コロナウイルス感染者数が4万人を超えてこれまでで最も多くなり、政府は、夜間の外出禁止の対象を半数以上の県に広げると発表しました。
 フランスでは22日、1日の感染者数が4万1622人と初めて4万人を超えるなど患者が急増しており、医療現場がひっ迫することに懸念が高まっています。
 ジャン・カステックス首相は22日、記者会見し、10月17日からパリなど9都市で始めた午後9時から午前6時までの夜間の外出禁止の措置を、さらに広げて101ある県のうち、半数以上で実施すると発表しました。
 措置は、24日午前0時から始まり、パリなども合わせると人口の3分の2以上に当たる、およそ4600万人が影響を受けることになります。
 カステックス首相は、「来週、措置の効果を検討し、さらに強める可能性もある」と述べて、改善がみられなければ対策をさらに強める方針を示し、警戒を呼び掛けました。
 このほかヨーロッパではドイツで22日、1日の感染者数が1万1287人と、これまでで最も多くなり、政府の研究機関は「今ならまだ感染拡大のスピードを遅らせるチャンスはある」として手洗いやマスクの着用、十分な換気などの対策を徹底するよう呼び掛けました。
 また、ベルギー政府は22日、これまでに感染が明らかになっていたソフィー・ウィルメス副首相兼外相が集中治療室に搬送されたと発表しました。容態は安定しているとしています。
 ベルギーは、人口当たりの感染者数の割合がヨーロッパでチェコに次いで多く、午前0時から午前5時までの外出禁止やバーやレストランの営業を原則禁止するなどの措置をとっています。
 感染の再拡大を受けてヨーロッパ各国が厳しい対策を打ち出す中、北欧のスウェーデンでは緩やかな対策という独自路線を貫いています。
 スウェーデンでは、この春の「第1波」の際にもいわゆるロックダウン(都市封鎖)の措置を採用しないなど比較的、緩やかな感染対策が注目されてきました。
 一時、感染が落ち着いていましたが、10月に入り1日当たりの新たな感染者が1000人を超える日も出て、再び、感染が拡大傾向にあります。
 こうした状況を受けて、政府は22日、新たな対策を打ち出しましたが、ナイトクラブに入場できる人数を50人までとするといった規制で、ほかのヨーロッパ諸国の対策と比べると、今回も比較的、緩やかな対策となっています。
 さらに、70歳以上の高齢者については対策を緩める方針を明らかにしました。
 新型コロナウイルスに感染して亡くなった人のおよそ9割が70歳以上で、政府は高齢者に対しては人との接触や公共交通機関の利用を避けるよう求めていましたが、今回、これを緩和し、ほかの世代と同様とするとしています。
 その理由について、人に会えないことによる孤独感が高齢者の精神面に影響を与えているほか、室内に閉じこもることで身体能力の低下につながりかねないことなどを挙げています。
 スウェーデンでは、レストランなども基本的にこれまで通り営業を続けるなど独自の路線を貫いており、その対策の行方は国際社会から注目されています。
 
 2020年10月23日(金)

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■大型クルーズ船の運航再開、第1号は「にっぽん丸」 26日に長崎県で観光 [健康ダイジェスト]

 商船三井客船の大型クルーズ船「にっぽん丸」が、10月26日に長崎県の佐世保港に寄港することになりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今春から国内ではクルーズ船は事実上航行できない状態が続いており、一般観光客を乗せての再開は全国初となります。港を管理する佐世保市も独自の対策を練り、受け入れを決めました。
 佐世保市によると、今回のクルーズはJR四国などが企画したツアーで、四国で集客しました。25日午前に愛媛県の新居浜港を出港し、26日午前8時に佐世保に入港します。乗客はハウステンボスや九十九島観光などを楽しみ、同日午後6時に出港。翌27日午後、新居浜港に戻る予定。
 クルーズ船の運航再開に向け、日本外航客船協会は船会社が講じるべき対策を9月に発表し、日本港湾協会も旅客ターミナルなどで港湾管理者が取るべき対策を9月に発表。国土交通省も、寄港先の港湾管理者などに求める事項を示しました。
 今回はこれに沿った全国初のクルーズ船の運航で、船の定員530人に対し乗客は約200人、乗員を約100人に絞ります。全員、乗船14日前から体調不良の有無を記録し、2日前にはPCR検査で陰性を確認。当日も発熱の有無を診ます。同室の人以外は濃厚接触しないよう航行中も対策を取るといいます。
 佐世保市は、寄港当日までに市内で週7人以上の感染が確認された場合は、寄港の許可を取り消します。上陸後に発熱などの症状が出たら、船内の医師の診断を受けた上で船内隔離するよう求めます。
 クルーズ船を巡っては2月に横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセスで、4月には長崎港に停泊していたコスタ・アトランチカで新型コロナウイルスの集団感染が発生しました。
 以降、クルーズ船の運航は軒並み休止しましたが、国内では「飛鳥Ⅱ」を運航する郵船クルーズも9月に再開を発表し、11月2日に静岡県の清水港に寄港するなど、全世界的に再開の動きが出てます。
 商船三井客船の「にっぽん丸」は、2020年内は主に2泊程度のショートクルーズで運航。クリスマスのサンタクルーズや、年末年始の迎春クルーズといった冬の定番クルーズのほか、新機軸のクルーズとして「にっぽん丸Luxury」を横浜港と神戸港発着で行うそうです。

 2020年10月23日(金)

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■東京都で185人が新型コロナウイルスに感染、3人死亡 全国で617人感染、11人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では22日午後10時半の時点で、東京都で185人、大阪府で78人、神奈川県で55人、埼玉県で45人、千葉県で43人、北海道で40人、沖縄県で38人、愛知県で19人、兵庫県で17人、群馬県で14人、京都府で13人など、全国で合わせて617人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で3人、大阪府で2人、神奈川県で2人、京都府で1人、愛知県で1人、沖縄県で1人、石川県で1人の、合わせて11人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め9万5248人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて9万5960人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1698人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1711人です。
 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて185人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が100人以上となるのは、3日連続です。
 また、東京都は、感染が確認されていた50歳代と70歳代、80歳代の男女3人が死亡したことを明らかにしました。
 年代別では、10歳未満が3人、10歳代が12人、20歳代が42人、30歳代が42人、40歳代が25人、50歳代が27人、60歳代が18人、70歳代が9人、80歳代が5人、90歳代が2人。
 185人のうち、38%に当たる71人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、62%に当たる114人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内が32人と最も多く、次いで職場内が14人、施設内と会食がそれぞれ7人などとなっています。
 このうち施設内の感染では、クラスターが発生している足立区の大内病院で新たに入院患者2人の感染が確認され、都に報告されたのは合わせて62人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2万9520人になりました。
 185人の感染が確認されたことについて、都の担当者は、「数が多くなる傾向にある木曜日としては200人を下回っていて少ない感じがするが、1週間の合計でみると高止まりの状態だ。新たなクラスターが起きれば爆発的に増える可能性があり、引き続き注意が必要だ」としています。
 また、東京都は、これまでに感染が確認されていた50歳代と70歳代、80歳代の男女3人が死亡したことを明らかにしました。このうち50歳代の男性と70歳代の男性は基礎疾患があったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて442人になりました。
 東京都によりますと、都内で22日までに感染が確認された2万9520人のうち、入院中の人は、21日より46人減って944人。入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は、21日と同じ24人です。
 自宅で療養している人は、21日より15人減って187人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、21日より26人減って242人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、21日より41人増えて250人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万7455人となっています。

 2020年10月22日(木)

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