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■東京都、新たに87人が新型コロナウイルスに感染 全国で489人感染、12人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では2日午後8時半の時点で、北海道で96人、東京都で87人、大阪府で74人、愛知県で44人、宮城県で30人、埼玉県で26人、神奈川県で22人、千葉県で21人など、28都道府県と空港検疫で合わせて489人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 北海道で新たに感染が確認された人は96人と、東京都を上回り、2日に発表された人数としては全国で最も多くなっています。
 また、東京都で4人、兵庫県で2人、大阪府で2人、神奈川県で2人、埼玉県で1人、岡山県で1人の、合わせて12人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め10万2548人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて10万3260人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1788人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて1801人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、2日時点で163人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、2日時点で、国内で感染した人が9万3383人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が659人の、合わせて9万4042人となっています。
 東京都は2日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせ87人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、都は、クラスターが発生した医療機関に入院していて感染した患者3人を含む、合わせて4人が死亡したことを明らかにしました。
 東京都内で1日の感染の確認が100人を下回るのは、10月19日以来2週間ぶり。直近7日間を平均した1日当たりの感染者は167・1人。
 年代別では、10歳未満が1人、10歳代が4人、20歳代が25人、30歳代が19人、40歳代が14人、50歳代が7人、60歳代が7人、70歳代が6人、80歳代が4人。
 87人のうち、およそ40%に当たる35人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の52人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内が20人と最も多く、職場内が6人、施設内と会食がそれぞれ3人などとなっています。
 このうち、家庭内の感染では、シェアハウスに暮らす2人が同居人から感染したケースなどが確認されています。
 また、伊豆諸島の三宅島(三宅村)では、住民の感染が初めて確認されました。30歳代の男性が島外の医療機関を受診した際にPCR検査を受け、感染が判明したといいます。
 都は、これまでに感染を確認したと発表した人のうち6人が、検査をやり直した結果、陰性だったなどとして訂正し、都内で感染が確認されたのは、これで合わせて3万1293人になりました。
 また、都は、これまでに感染が確認されていた、60歳代と80歳代の男女合わせて4人が死亡したことを明らかにしました。このうち、3人は、クラスターが発生した同じ医療機関に入院していた患者で、院内感染だったということです。
 これで都内で死亡した人は、459人になりました。
 東京都によりますと、都内で2日までに感染が確認された3万1293人のうち、入院中の人は、1日より18人増えて1031人。入院患者のうち都の基準で集計した重症の患者は、1日より2人減って32人でした。
 自宅で療養している人は、1日より2人減って213人。都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、1日より1人減って297人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、1日より82人減って191人。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万9102人。

 2020年11月2日(月)

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■北海道、新たに96人の新型コロナウイルス感染確認 1日当たりの過去最多を更新 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染確認は北海道で2日、合わせて96人と、これまでで最も多くなり、100人に迫る規模となりました。このうち、札幌市は83人に上り、感染が急増しています。
 新たに感染が確認されたのは、札幌市で、市内に住む69人と居住地が非公表の14人の合わせて83人で、札幌市の1日の感染確認としては、1日の59人を20人以上、上回り、感染が急増しています。
 このほか、北海道内では小樽市の1人、旭川市の1人、千歳市の4人、恵庭市の2人、苫小牧市の1人、石狩地方の1人、胆振(いぶり)地方の3人の合わせて13人の感染が確認され、道内の1日の感染確認は、合わせて96人となりました。検査数は、1175件でした。
 年代別にみますと、非公表の23人を除いて、20歳代と30歳代が21人と最も多く、次いで40歳代が14人などとなっています。
 道などによりますと、現在の症状が非公表の15人を除いて、いずれも軽症か無症状だということです。
 96人のうち半数以上に上る57人は、感染経路がわからないということです。
 道によりますと、新たに感染が確認された人のうち1人は、クラスター(感染者の集団)が発生している苫小牧市の道立苫小牧工業高校の生徒で、このクラスターに関連する感染者は、合わせて12人となりました。
 また、道は千歳市にある陸上自衛隊東千歳駐屯地で、新たなクラスターが発生したと発表しました。東千歳駐屯地では10月10日、自衛隊員5人が感染したクラスターが発生し、道は、10月23日、終息したとしていましたが、20歳代から50歳代の合わせて6人の感染が新たに確認されたということです。
 さらに、札幌医科大学附属病院は、患者と看護師ら合わせて4人の感染が確認されたと発表しました。
 病院によりますと10月30日と31日に、「11階北病棟」に勤務する20歳代の看護師2人の感染が相次いで確認されたことから、同じ病棟で勤務する職員や入院患者全員を対象にPCR検査を行ったところ、入院患者と、退院した患者の2人の感染も確認されたということです。
 病院は31日から、この病棟での新たな患者の受け入れを休止しています。
 また、道は札幌市に本社がある「ライラック交通」で1日、タクシー運転手1人の感染が確認されたとして、利用した可能性がある人は札幌市保健所などに相談するよう呼び掛けています。
 市保健所の相談窓口は011-632-4567で、対象となる乗車時刻や場所などの情報は、道のホームページで確認できるということです。
 道内の感染者は、札幌市の延べ2263人を含む延べ3301人となり、このうち、死亡した人は110人、治療を終えた人は延べ2467人となっています。
 札幌市では2日、これまでに最も多い83人の感染が確認され、3日連続で最も多くなりました。
 札幌市の担当者は記者会見で、感染者のうち40歳を超える「中高年層」が10月下旬になって105人と、急増していることを明らかにしました。
 また、感染していた飲食店の従業員が、別の店で一緒に飲食した人たちに感染させたり、家族などにも感染を広げたりしてクラスターが連鎖する例も起きているということです。
 札幌市では、感染対策の徹底が特に求められる場面として、学校や職場での休憩時間、同僚や友人との飲食を挙げています。
 札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は、「このまま中高年層に感染が広まると重症患者や死亡者が増えてくることが予想される。市民と事業者には、ここでもう一度、気を引き締め直して基本的な感染防止対策をしてほしい」と話し、対策の徹底を呼び掛けました。
 北海道保健福祉部の廣島孝技監は記者会見で、「患者数が毎日増加し、最多を更新しているような状況で、まだ頂点に達していると捉えることはできず、危機感を非常に強く持っている。クラスターの発生も相次いでいるが、状況をみていくと、『症状があるのに出勤している』ということが増えてきていて、対策が緩んできていると感じている」と指摘しました。
 その上で、発熱やせきなどの症状がある場合は休むということを、もう一度、徹底し、マスクの着用や手洗いなどの基本的な感染防止対策を徹底するよう注意を呼び掛けました。

 2020年11月2日(月)

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■新型コロナウイルスを超えるパンデミック、自然破壊により今後頻発の恐れ 未知のウイルス、最大85万種存在 [健康ダイジェスト]

 人間が自然界との付き合い方を変えない限り、新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)よりも多くの死者を出し、世界経済に深刻な悪影響を及ぼすパンデミック(世界的な大流行)が頻発するようになると、国連(UN)の専門家組織が11月29日、警告を発しました。
 生物多様性について科学的な評価を行う政府間組織「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」が世界各国の最新の研究成果を精査してまとめた特別報告書によると、新型コロナウイルスのように動物を宿主とし、人への感染の恐れのあるウイルスは現在、推定で54万種から最大85万種存在します。
 生物多様性とパンデミックに関する特別報告書の執筆者らは、動物たちの生息地が破壊され、消費活動が拡大を続けていけば、動物由来の感染症が人に感染する確率は今後、これまでよりずっと高まると指摘。パンデミックは人類の「存続にかかわる脅威」を表していると述べています。
 感染症予防に取り組む国際NPO「エコヘルス・アライアンス」の代表で、特別報告書を作成したIPBES専門家ワークショップを取りまとめたピーター・ダザック氏は、「気候変動と生物多様性の損失を引き起こす人間活動が、農業への影響を介してパンデミック発生の危険性をもたらす」と語りました。
 IPBESは新型コロナウイルス感染症について、1918年のインフルエンザ、いわゆるスペイン風邪の大流行から数えて6つ目のパンデミックだとした上で、そのすべては「完全に人間の活動が引き起こしたものだ」と指摘しました。
 こうした人間活動には森林伐採や農地開拓、野生生物の取引と消費といった持続可能でない開発が含まれ、いずれも動物と人間との濃厚接触の機会を増やし、動物の保有する病気と人間との距離を縮めることにつながっています。
 IPBESは、毎年5つ前後の新たな感染症が人の間で発生し、そのどれもがパンデミックに発展する可能性があると警鐘を鳴らしています。
 第一線の専門家22人が参加してリモート形式で開催されたIPBES専門家ワークショップでは、パンデミック再発リスクを低減するため各国政府がとれる対策も取りまとめられました。
 専門家らは、新型コロナウイルスの経済的損失は今年7月時点で最大16兆ドル(約1670兆円)に上ると試算した上で、環境破壊につながる消費の在り方を見直すことや、野生生物の国際的な取り引きの規制といった将来的なパンデミックを予防する対策を講じるほうが、パンデミック発生後に対処するより100倍も経費を節減できるとし、これは「社会変革に向けた強力な経済的動機となる」との見解を示しました。

 2020年11月2日(月)

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■精神疾患で自殺、発症後29日以下が51% 厚労省が過労死白書を公表 [健康ダイジェスト]

 2015~2016年度に労災認定された過労自殺を分析したところ、うつ病などの精神疾患の発症から死亡までの期間が29日以下と短いケースが半数を超えることがわかりました。厚生労働省が11月30日に公表した2020年版の「過労死等防止対策白書」で明らかにしました。
 精神疾患で労災認定された過労自殺(未遂を除く)167件を調べたところ、発症から死亡までの日数は「29日以下」が86件(51・5%)で、最も多くなりました。「30~89日」が21%、「90~179日」が10・2%、「180~359日」が6%で続き、「360日以上」は11・4%でした。何らかの強いストレスを受けて急激に精神状況が悪化し、発症から短い間に命を絶つ労働者の多さが目立ちました。
 また、全体の6割超の101件が、医療機関を受診していませんでした。
 職種別では、看護師やエンジニアなど専門・技術職が67件で40・1%を占め、管理職が15・0%で続きました。事務職は14・4%、販売関連が10・8%、生産工程にかかわる人が6・6%でした。
 厚労省は、「精神的な緊張を伴う業務がほかの職種に比べて多い可能性があり、引き続き分析を進めたい。仕事上のストレスを早期に把握し対応する体制作りが求められている」と指摘しています。
 また、白書では、新型コロナウイルスの感染拡大が労働時間に与える影響を今年3月から5月まで調査し、1週間に働いた時間が80時間以上の労働者の割合をまとめました。
 それによりますと、すべての業種の平均ではいずれの月も昨年を下回りましたが、「医療・福祉」と「運輸業・郵便業」は3月と4月が昨年を上回りました。
 このうち、「運輸業・郵便業」は3月は2・01%と昨年のの1・78%より増加していて、過労死ラインと呼ばれる1カ月の残業が80時間を超えるペースで働く人が増えたことがわかりました。
 白書は過労死等防止対策推進法に基づいて毎年作られており、今回が5回目。厚労省のホームページで公表しています。

 2020年11月2日(月)

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■神戸港、国内クルーズ船運航再開 感染防止を徹底し9カ月ぶり出航 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの影響で停止していた大型クルーズ客船の国内営業運航が2日、再開されました。神戸港では同日正午、商船三井客船の「にっぽん丸」(2万2472トン)が神戸ポートターミナルから約9カ月ぶりのクルーズに出航。雨が降る中、神戸市消防艇から祝福の放水を受け、大海原へ再出発を果たしました。
 今年2月に横浜港に停泊した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、神戸港では、クルーズ船などの運航がすべて休止されていました。
 集団感染の教訓なども踏まえ、国土交通省監修の指針に基づき、クルーズ船運航各社が厳密な感染防止策を実施。乗客に事前のPCR検査や継続的な健康観察を求め、乗船前の半月以内に発熱などがあれば、同行者も含め乗船を拒否します。まずは国内周遊の3〜4日間のプランから再開します。
 今回のにっぽん丸は約530人の定員を250人に半減し、船内ではビュッフェ形式の食事を中止。乗客には発熱・せきなどの症状が出れば即時の報告を求め、新型コロナウイルスの感染者が出ればクルーズを取りやめます。
 神戸ポートターミナルではこの日、乗船客と見送りなどの人の通行場所を別々にし、第1便の約100人は、事前に記入した健康診断票を提出し、検温して乗船しました。
 大阪府羽曳野市のパート女性(45歳)は、「コロナ以降なかなか再開されず寂しかった。対策も徹底されているので安心。船内の食事やイベントを楽しみたい」と話しました。
 千葉県の館山港に寄港し、4日午後に神戸港に戻る予定。郵船クルーズの「飛鳥2」も2日午後、横浜港を出港します。
 商船三井客船の山口直彦社長は、「運航再開は非常に感慨深いです。感染防止を徹底し、船旅を楽しんでほしい」と話しました。

 2020年11月2日(月)

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■成田空港にPCRセンター開設 5~6時間で陰性証明書を発行 [健康ダイジェスト]

 成田空港に2日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCRセンターが、国内の空港で初めて開設されました。海外との往来が徐々に緩和される中、渡航先で陰性証明書を求められるビジネスでの出国者らの利用を主に見込み、24時間態勢で検査と証明書発行に当たります。
 PCRセンターは第1ターミナルと第2ターミナルの2カ所に設置され、医師や看護師などおよそ30人が交代しながら勤務し、1日およそ700件の検査を行うことができます。第2ターミナルにクリニックがある日本医科大学が、主に運営します。
 鼻の奥の粘液と唾液(だえき)による検査の両方に対応。当初は検体を空港外の検査機関に運び検査するため、受け付けから証明書発行まで5~6時間かかるものの、11月末までに検査室を設け、2時間に短縮します。
 日本医科大学や成田国際空港会社は、「空港で検査して、短時間で証明書を受け取り、そのまま出発できる」と利便性を強調しています。問い合わせも多く、初日の2日には約10人の検査予約が入っているといいます。
 検査と証明書発行を合わせ、予約した場合は3万9800円、予約がない場合や夜間・早朝は4万6500円。

 2020年11月2日(月)

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■世界の新型コロナウイルス感染者4631万人、死者119万人 ヨーロッパ14カ国で入院患者数が過去最多に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの世界感染が確認された人は、日本時間の2日午前3時の時点で、世界全体で4631万2467人となりました。また、亡くなった人は、119万8000人に上っています。
 感染者の多い国はアメリカで915万8275人、インドが818万4082人、ブラジルが553万5605人、ロシアが162万4648人、フランスが145万8999人。
 死者の多い国はアメリカで23万732人、ブラジルが15万9884人、インドが12万2111人、メキシコが9万1753人、イギリスが4万6645人。
 新型コロナウイルスの流行第2波に見舞われているヨーロッパの少なくとも14カ国で先週、コロナ関連の入院患者数が過去最多を記録しました。
 最も状況が悪化したのはチェコで、入院した患者数は住民10万人当たり62人となりました。次いでルーマニアが57人、ベルギーが51人、ポーランドが39人でした。
 このデータは、欧州52カ国中35カ国が提供した医療機関での数値を基にしており、35カ国にはヨーロッパ連合(EU)加盟国のほとんどが含まれます。
 35カ国全体で1週間前には10万人に満たなかった新型コロナウイルス感染症による入院患者は、現在、計13万5000人に上っています。
 入院患者数の増加率は、セルビアで97%と最も大きく、次いでベルギーで81%、オーストリアで69%、イタリアで65%でした。
 流行の第1波以後、入院患者数が減少したのはモンテネグロのみでした。

 2020年11月2日(月) 

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