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■新型コロナウイルス、北海道で2日連続3ケタの115人が感染 埼玉県で1日で最多の114人が感染 [健康ダイジェスト]

 北海道と札幌、旭川、小樽の各市は6日、道内で新型コロナウイルスに感染した90歳代の女性1人が死亡し、新たに115人の感染が確認されたと発表しました。1日当たりの感染者数では最も多い5日の119人に続き、2日連続で100人を超えました。
 北海道内の死者は113人、感染者は延べ3681人(実人数3658人)となりました。
 道は独自に設定した5段階の警戒度を10月28日に感染者発生が散発的な「1」から、感染が広がり始める状況の「2」に引き上げたばかり。
 鈴木直道知事は6日の定例記者会見で、「感染の拡大に歯止めがかからず、強い危機感を持っている」などと述べ、7日にも「3」への引き上げを決定する意向を示しました。札幌市の繁華街すすきの地区で、酒類を提供する飲食店に営業時間の短縮を要請することなどを検討しています。
 札幌市によると、すすきの地区でこれまでに発生したクラスター(感染者の集団)は酒類を提供するバーや接待を伴うニュークラブなど24件に上り、このうち13件が収束していません。
 すすきの地区の接待を伴う飲食店の感染者は、6日までに105店で計398人となりました。
 道内の6日の新たな感染者は、札幌市77人、旭川市6人、小樽市1人、恵庭市4人、苫小牧市2人、石狩市1人、江別市1人、千歳市1人、北広島市1人、稚内市1人、石狩地方5人、釧路地方4人、十勝地方3人、空知地方2人、日高地方2人、オホーツク地方2人、胆振(いぶり)地方1人、檜山地方1人の計115人。札幌市とその周辺を中心に、道内全体に感染が広がっています。
 札幌市では6日、市内の高校と病院の計2カ所で新たなクラスターが発生しました。感染者はそれぞれ7人と5人で、いずれも軽症。同市によると、この高校では体の接触を伴うスポーツのクラブ活動を介して、感染が広がったとみられます。
 クラスター以外の医療・介護系施設でも、医師や保健師らの感染が確認されており、市の担当者は「重症化しやすい高齢者らのいる場所へ感染が広がる可能性がある」と危機感を示しています。
 一方、埼玉県内では6日、新たに114人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表され、1日の感染者としては、10月10日の100人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 6日は、新たに2つのクラスター(感染者の集団)が明らかになりました。このうち、川口市では特別養護老人ホーム「総合ケアセンターリバー・イン」で、入所者31人と職員1人の感染が確認されました。
 川口市によりますと、この施設では10月28日以降、入所者30人以上が相次いで発熱し、5日になって検査を始めたということで、今のところ重症者はいないということです。
 この施設には入所者と職員、合わせて約200人がおり、入所者同士が一緒に食事をしたり入浴をしたりする機会があったということです。
 32人のほかに70人が検査を終えていますが、まだ結果が出ておらず、市は、残りの入所者などの検査を検討するとともに、感染経路を調べています。
 また、埼玉県によりますと、熊谷市にあるダイニングバー「フガール」で従業員と客、合わせて7人の集団感染が確認されたということです。店は出入り口のドアと窓を開放していたとしていますが、県は換気が不十分だったとみています。
 店には、10月27日から11月2日までの1週間に延べ99人の客が利用したものの、店はほとんどの客の連絡先を把握していないということです。
 店は、4日から休業しているということで、県は濃厚接触者の特定を進めるとともに、この店を利用して体調が悪くなった人は地元保健所に連絡するよう呼び掛けています。
 埼玉県内で感染が発表されたのは、これで合わせて6129人になりました。
 県の担当者は、「クラスターが感染者数を押し上げ、周りの人に広げている可能性はある。あちこちに集団感染の芽が出つつある」として、感染対策の徹底を呼び掛けました。

 2020年11月6日(金)

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■新型コロナウイルス、世界の感染者4862万人 死者123万人 アメリカの感染者数、1日当たり12万人超え [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の6日午後3時の時点で、世界全体で4862万5084人となりました。また、亡くなった人は、123万3313人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで960万7336人、次いでインドが841万1724人、ブラジルが559万25人、ロシアが169万9695人、フランスが164万8989人です。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで23万4927人、次いでブラジルが16万1106人、インドが12万4985人、メキシコが9万3772人、イギリスが4万8210人となっています。
 一方、アメリカでは5日、直近24時間の新型コロナウイルスの新規感染者数が12万人を超え、前日に記録したばかりの過去最多を更新しました。
 アメリカ東部時間5日午後8時半(日本時間6日午前10時半)までの24時間で、アメリカ国内では12万3085人の感染者と1226人の死者が新たに確認されました。
 アメリカの1日当たりの感染者数は、4日に過去最多の9万9660人を記録したばかりでした。
 民間団体の調査によると、入院中の患者はほぼアメリカ全土で増加が続いていて、5万2000人以上となり、1万人以上が集中治療室(ICU)で治療を受けているということで、今年4月や7月の感染拡大の時期に迫る水準となっています。
 患者の増加に伴い、医療機関への負担が高まる地域が出てきています。
 地元メディアによりますと、中西部ミネソタ州の大都市、ミネアポリスでは集中治療室の空きがほぼなくなり、医療機関が患者をほかの地域の病院に送り始めているほか、サウスダコタ州ではまだ建設が終わっていない建物に臨時の病室を作り、症状の比較的軽い患者を収容しているということで、医療機関のひっ迫により適切な医療を受けられずに死亡する患者が出る事態が懸念されています。
 アメリカでは、今月下旬から12月にかけて感謝祭やクリスマスなど人の移動が盛んになる休日シーズンを控えていて、感染がさらに拡大する切っ掛けになりかねないとして、複数の専門家が1日も早く全土規模での対策が必要だと訴えています。

 2020年11月6日(金)

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■新型コロナウイルス、全国で1048人が感染 1000人を超えるのは8月21日以来 [健康ダイジェスト]

 国内では5日午後10時35分の時点で、東京都で269人、大阪府で125人、北海道で119人、神奈川県で109人、愛知県で79人、千葉県で58人、兵庫県で43人、埼玉県で32人、沖縄県で27人、滋賀県で21人など、全国で合わせて1048人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。1日の感染の発表が1000人を超えるのは、8月21日以来です。
 また、大阪府で2人、東京都で2人、埼玉県で1人、岡山県で1人、愛知県で1人、沖縄県で1人、福岡県で1人の合、わせて9人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め10万5082人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて10万5794人となっています。亡くなった人は国内で感染した人が1808人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1821人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は5日時点で、183人となっています。一方、症状が改善して退院した人などは5日時点で、国内で感染した人が9万5113人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて9万5772人となっています。
 東京都は5日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて269人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内で1日の感染の確認が250人を超えるのは、284人だった10月15日以来です。200人を超えるのは、11月3日以来です。
 また、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は38人となり、30人台の後半になるのは8月下旬以来です。
 新規感染者269人を年代別でみると、10歳未満が3人、10歳代が15人、20歳代が77人、30歳代が55人、40歳代が50人、50歳代が28人、60歳代が16人、70歳代が14人、80歳代が10人、90歳代が1人。
 269人のうち、約43%に当たる115人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約57%に相当する154人はこれまでのところ感染経路がわかっていません。
 濃厚接触者の内訳は、家庭内が46人、会食が17人、職場内が15人、施設内が5人、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者が4人などとなっています。
 このうち、家庭内では、子供3人が父親から感染したケースや、男子学生3人が同居している友人から感染したケースがありました。
 会食では、ハロウィーンを前に10月30日に開かれたパーティーに出席した40歳代の女性の感染が確認され、都によりますと、ほかの出席者から感染したということです。
 施設内では、法政大学のサッカー部の合宿所で新たに1人の感染が確認され、都に報告されたのは合わせて25人になりました。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて3万1893人になりました。
 一方、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は、4日より3人増えて38人となりました。重症の患者は10月下旬に30人を超え、その後、増加傾向です。
 これまでに重症の患者が最も多かったのは、都が人数を把握して発表するようになった4月27日以降では、4月28日と29日の105人ですが、30人台の後半になるのは8月下旬以来です。
 38人を年代別にみると、70歳代が13人と最も多く、50歳代と60歳代がそれぞれ7人、80歳代が6人、40歳代が5人となっています。
 都の担当者は「高齢者施設やデイサービスでの感染が多くなっていることが要因とみられる」と分析しています。
 また、都は、感染が確認された90歳代の男性と60歳代の男性が死亡したことを明らかにしました。このうち60歳代の男性は、基礎疾患があったということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて461人になりました。
 東京都によりますと、都内で5日までに感染が確認された3万1893人のうち、入院中の人は、4日より67人減って973人。自宅で療養している人は、4日より1人増えて215人。
都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は、4日より3人減って264人。このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、4日より132人増えて365人です。
 一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、2万9615人となっています。
示しました。

 2020年11月6日(金)

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