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■新型コロナウイルス、世界の感染者5529万人 死者133万人 オーストリアで日中も外出を大幅に制限 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の18日午前3時の時点で、世界全体で5529万2586人となりました。また、新型コロナウイルスの感染により亡くなった人は、133万1895人に上っています。
 感染者の多い国はアメリカが1123万4341人、インドが887万4290人、ブラジルが587万6464人、フランスが204万1293人、ロシアが195万4912人です。
 死者の多い国はアメリカが24万7468人、ブラジルが16万6014人、インドが13万519人、メキシコが9万8861人、イギリスが5万2241人となっています。
 ヨーロッパのオーストリアでは、新型コロナウイルスの感染が急増しているため、17日から、生活必需品を取り扱う店を除くすべての店について、店舗での営業を禁止したほか、日中も外出を大幅に制限するなど規制の強化が始まりました。
 オーストリアでは、11月3日から全土を対象に飲食店の店内での営業禁止などの措置を取ってきましたが、感染拡大に歯止めがかからないため、17日から規制が強化されました。
 新たな措置は、夜間だけでなく日中も、通勤や通院、健康目的の散歩などを除く外出や、人との面会を大幅に制限するほか、スーパーや薬局、銀行といった生活必需品を取り扱う店を除くすべての店について、店舗での営業が禁止されます。
 こうした厳しい規制が全土で課されるのは、今年5月以来で、規制が始まった17日、首都ウィーンの繁華街では、ほとんどの店が閉められ、通りを行き交う人も大きく減っていました。
 新たな外出規制は12月6日まで実施される予定で、オーストリア政府としては、消費活動が1年で最も活発だとされる本格的なクリスマスシーズンを前に、感染拡大に歯止めをかけたい考えです。
 人口約890万のオーストリアでは、10月以降、感染者の数が急増しており、10月下旬には1日の感染者の数が5000人を超えました。
 こうした状況を受け、オーストリア政府は11月3日から、飲食店の店内営業の禁止などの措置を始めましたが、その後も、感染者の数は増えており、11日には1日の感染者の数が9000人を超えてこれまでで最も多くなっています。
 オーストリアは、比較的、医療体制が充実しているとされていますが、新型コロナウイルスの感染者の数が急増する中、政府は病院の集中治療室(ICU)の収容能力を超える恐れがあると懸念を強めています。
 新型コロナウイルスの患者を治療する集中治療室の使用状況が85%以上になっている国内で最も深刻な地域の1つ、西部チロル州では、医師たちがSNS上に動画を投稿し、市民に呼び掛ける取り組みを始めています。
 動画では、医師たちが、集中治療室の収容能力を超え医療体制が崩壊する危機にあるとして、市民にマスクを着用したり人と人との距離をとったりするよう協力を呼び掛けています。
 ヨーロッパでは各国で新型コロナウイルスの感染が急速に広がり、10月以降外出制限などの措置を取る国が相次いでいます。
 ヨーロッパで最も感染者数が多いフランスでは、1日の感染者数が9月には1万人を超え、11月6日には6万人を超えて、最も多くなりました。
 政府は、10月17日からパリなど一部の地域で午後9時以降の夜間の外出を禁止し、30日からは、全国で日中の外出も制限するなど段階的に厳しい措置をとってきました。この結果、1日の感染者数は11月16日には1万人を下回るなど減少傾向になり、政府は一連の措置による効果が出てきているとしています。
 しかし、重症化する患者は減っておらず、16日の時点で全国で4900人余りが集中治療室(ICU)で治療を受けており、感染拡大前の集中治療室のベッド数約5000床のほとんどを新型コロナウイルスの患者が占めています。
 イギリスでは、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が累計で5万人を超え、ヨーロッパで最も多くなっています。ロンドンのあるイングランドでは、11月5日から市民の外出を制限しているほか、生活必需品を扱う店を除いて小売店の営業を原則として禁止するなど厳しい対策をとっています。
 イタリアでは10月から急速に感染が拡大し、11月6日から全土で夜間の外出が制限されています。また、ミラノのあるロンバルディア州やナポリのあるカンパーニャ州など7つの地域は感染が最も深刻だとする「レッドゾーン」に指定され、夜間だけでなく日中も外出が制限され、生活必需品を取り扱う店以外の小売店や飲食店は原則として営業が禁止されました。
 ベルギーは、ヨーロッパの中で感染拡大が最も深刻な国の1つで、人口の約20人に1人が感染しています。夜間や早朝の外出禁止や飲食店の原則営業停止の措置に加え、11月2日からは生活必需品を取り扱う店を除いてすべての店舗の営業が禁止されています。

 2020年11月18日(水)

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■東京都で298人が新型コロナウイルスに感染、4人死亡 全国で1692人感染、14人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では17日午後10時半の時点で、東京都で298人、大阪府で269人、北海道で197人、愛知県138人、神奈川県で133人、兵庫県で107人、埼玉県で88人、千葉県で79人、茨城県で55人、京都府で49人、新潟県で33人、宮城県で32人など、全国で合わせて1692人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、東京都で4人、兵庫県で2人、北海道で2人、京都府で1人、埼玉県で1人、大阪府で1人、愛知県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人の、合わせて14人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め12万1338人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて12万2050人。亡くなった人は、国内で感染した人が1920人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1933人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、17日時点で、272人となっています。
 一方、症状が改善して退院した人などは、17日時点で、国内で感染した人が10万4637人
、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて10万5296人となっています。
 東京都は17日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて298人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の感染の確認が200人を超えるのは、15日以来です。
 また、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は42人で、今年5月に緊急事態宣言が解除された後では最も多くなりました。
 一方、都は、感染が確認された4人が死亡したことを明らかにしました。
 新規感染者の年代別では、10歳未満が4人、10歳代が10人、20歳代が81人、30歳代が50人、40歳代が50人、50歳代が48人、60歳代が30人、70歳代が18人、80歳代が4人、90歳代が3人。
 都内では、月曜日や火曜日など週の前半は、週末の土日に休診となる医療機関があり検査の数が少ないため、ほかの曜日に比べて感染の確認が少なくなる傾向がありますが、17日の298人は、同じ火曜日では8月4日の309人に次ぐ多さです。
 298人のうち、約38%に当たる113人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、約62%の185人は、これまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く38人、「職場」が26人、「施設内」が16人、「その他」が16人、「会食」が15人、「夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者」が2人となっています。
 このうち、家庭内では、40歳代から60歳代が多く、女性が7割近くとなっています。
 施設内では、港区の虎の門病院で患者と職員合わせて6人の感染が確認されました。このほか、患者などの感染がこれまでも確認されている3つの病院で17日、新たに合わせて7人が確認されました。
 その他の中には、友人とドライブをして感染した例がありました。マスクを着けていなかったということで、車内で感染したとみられています。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて3万5229人になりました。
 一方、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は、16日より2人増えて42人で、今年5月に緊急事態宣言が解除された後では最も多くなりました。
 これについて都の担当者は、「最近は高い水準で増減している。重症者の中には高齢者もいて、いかに数を抑えるかがポイントだ。感染者数が増えているので十分、注意しないといけない」と話しています。
 また、都は、感染が確認された70歳代の男性2人と80歳代の男性2人の合わせて4人が死亡したことを明らかにしました。4人とも基礎疾患があり、このうち80歳代の男性2人は集団感染が起きている同じ病院に入院していて感染したということです。
 これで都内で死亡した人は、合わせて476人になりました。

 2020年11月17日(火)

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