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■中国広東省で移動制限を導入 インド型変異ウイルス感染拡大に警戒 [健康ダイジェスト]

 中国当局は31日、人口が最も多い南部の広東省で新型コロナウイルスのインド型変異ウイルスへの感染が確認されたことから、新たに移動制限を導入しました。また、航空便を運休させ、住民に検査を実施しました。
 1億人が住む広東省の省都広州市は30日夜、31日午後10時以降に同市を出る旅行者は、72時間以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性結果を提示する必要があると発表しました。
 香港の北に位置する人口約1500万人の広州市では31日、新たに18人の感染が確認された。
 30日には広州市当局が、21日から30日午後2時までに新型コロナウイルスの感染者が5人、無症状感染者が21人確認され、最近確認された複数の感染例は「すべて、インドで見付かった感染力の強い変異ウイルス」によるものだと発表していました。
 広州市当局は市民に検査を命じており、先週感染が確認された隣の仏山市と、香港と隣接する深セン市でも大規模検査が始まっています。
 航空情報サイト「VariFlight」によると、広州白雲国際空港発の数百便が31日午後の時点で運休となっています。

 2021年5月31日(月)




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■熱中症、1週間に4243人搬送 停電の千葉県が最多498 [健康ダイジェスト]

 中国当局は31日、人口が最も多い南部の広東省で新型コロナウイルスのインド型変異ウイルスへの感染が確認されたことから、新たに移動制限を導入しました。また、航空便を運休させ、住民に検査を実施しました。
 1億人が住む広東省の省都広州市は30日夜、31日午後10時以降に同市を出る旅行者は、72時間以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性結果を提示する必要があると発表しました。
 香港の北に位置する人口約1500万人の広州市では31日、新たに18人の感染が確認された。
 30日には広州市当局が、21日から30日午後2時までに新型コロナウイルスの感染者が5人、無症状感染者が21人確認され、最近確認された複数の感染例は「すべて、インドで見付かった感染力の強い変異ウイルス」によるものだと発表していました。
 広州市当局は市民に検査を命じており、先週感染が確認された隣の仏山市と、香港と隣接する深セン市でも大規模検査が始まっています。
 航空情報サイト「VariFlight」によると、広州白雲国際空港発の数百便が31日午後の時点で運休となっています。

 2021年5月31日(月)




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■2万8000人の新規感染者、40日後に946人に急減 インドのニューデリーで製造・建設業の操業再開 [健康ダイジェスト]

 インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が急減しています。40日前のピーク時は2万8000人を超えましたが、5月31日の中央政府の発表では946人でした。4月中旬から行ったロックダウン(都市封鎖)の効果とみられ、デリー首都圏政府は31日、製造業と建設業の操業を再開させました。
 デリー首都圏政府のアルビンド・ケジリワル首相は再開に先立ち、「感染から逃れた人を飢え死にさせてはならない」と述べ、収入源を失った労働者のため、貧困層が従事することが多い業種から段階的に規制を緩和していく考えを示しました。
 一方、4月19日に開始され、5月31日で終了予定だったロックダウンは6月7日まで延長されました。生活必需品の買い出しといった最低限の行動を除き、外出は禁止されています。延長は6度目。
 インド全体では、1日の死者は今も3000人を超えています。首都の死者数が減ったのは、感染拡大に危機感を抱いた市民が対策を取ったことも要因とみられます。4月以降、医療用酸素や集中治療室(ICU)、抗ウイルス薬などの不足に陥った病院の状況は少しずつ改善しているといいます。
 一方、インド医師会によると、感染拡大第2波の3月以降、対応に当たって感染死した医師の数は513人に上っています。防護服や感染予防装備が行き渡っていないことが、一因だといいます。

 2021年5月31日(月)




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■インド型など変異ウイルスにワクチンが高い効果 2回の接種が重要 [健康ダイジェスト]

 イギリス型やインド型など新型コロナウイルスの変異型が世界各地で広がる中、アメリカのファイザー製のワクチンが変異ウイルスにも高い効果があることが、海外の接種結果から明らかになりました。ファイザー製とよく似たアメリカのモデルナ製も同様の効果があると考えられますが、高い効果には2回の接種が欠かせず、着実に接種を進める必要があります。
 日本国内の第4波では感染力の強いイギリス型が全国に広がっており、変異型の割合を調べるスクリーニング検査では約8割をイギリス型が占め、厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は「一部の地域を除き、従来型からほぼ置き換わった」と分析しています。
 国立感染症研究所は、イギリス型の感染力は従来型の1・3倍、重症化リスクは1・4倍に高まったと推定しています。50歳以下の現役世代でも重症者が増え、第3波までより強い対策が必要になっています。感染症研究所がイギリス型とともに「懸念される変異」に指定して警戒する南アフリカ型やブラジル型、インド型の感染者も、散発的に確認されています。
 インド型の感染力は、従来型より感染しやすいイギリス型をさらに上回ると考えられています。感染力が強いインド型の出現はインドで感染者急増の一因になったとみられ、イギリスなど他国でも広がっています。京都大学の西浦博教授は、「インド株は今後国内でも、市中で流行拡大を起こす可能性が高い。感染性や重症度などの特性を明らかにしていくことが極めて重要だ」と話しています。
 世界で接種が進む新型コロナウイルスワクチンの中で、最も多くのデータが分析されているのがファイザー製。従来型ウイルスについては臨床試験で9割以上の発症予防効果などが示されていたものの、変異型に対して詳細はわかっていませんでした。
 イギリスのイングランド公衆衛生庁は22日、インド由来の変異ウイルスについて、ファイザー製を2回接種すると発症を88%減らす効果があったという研究結果を発表しました。同庁は3種類あるインド型のうちイギリス型を上回る勢いで広がる「B.1.617.2」と、イギリス型に感染した計約1万3000人のデータを分析。イギリス型での発症予防効果93%からは少し下がるものの、インド型でも近い効果があると結論付けました。インド型に対し、ワクチン接種の効果が確認されたのは初めて。
 イギリスのアストラゼネカ製ワクチンについても、イギリス型への有効性は66%、インド型への有効性は60%と分析しました。ただ、2回目の接種開始がファイザー製より遅かったことなどから、実際の効果より低い数字の可能性もあるといいます。いずれかのワクチンを1回だけ接種した効果はイギリス型で51%、インド型で34%にとどまり、2回接種する重要性も明らかになりました。
 イギリスのマット・ハンコック保健相は、「変異ウイルスを含め、コロナの予防にはワクチンの2回投与が重要であることが明らかだ」と強調しています。

 2021年5月31日(月)




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