SSブログ

■ワクチン2回接種後に女性2人が感染 加西市の病院で調理担当 [健康ダイジェスト]

 兵庫県加西(かさい)市は4日、2回目のワクチン接種をすませていた30歳代と40歳代の女性が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。2人が接種を受けたファイザー製ワクチンの発症予防効果は約95%とされるものの、感染予防効果は十分に明らかになっていません。
 加西市によると、2人は市立加西病院で患者用の調理補助を担当しており、5月31日にほかの2人を加えた職場内の計4人で昼食を共にしました。6月2日夜に30歳代女性が発熱し、同病院でPCR検査をした結果、感染がわかりました。濃厚接触者として3人を検査し、40歳代女性の感染がわかりましたが、症状はないといいます。
 30歳代女性は6月1日、40歳代女性は4月14日に、医療従事者としてそれぞれ2回目のワクチン接種をすませていました。発症予防効果にもかかわらず、30歳代女性が発熱したことについて、同病院は「ワクチンによる副反応の可能性もある」としています。
 兵庫県は、「ワクチンを打ち終えても絶対に感染しないというわけではないので、気を緩めずににマスクの着用など感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 2回接種後の感染例は、各地で出ています。厚生労働省のホームページは、ファイザー製ワクチン接種から免疫がつくまで1~2週間ほどかかり、免疫がついても、100%の予防効果が得られるわけではない、としています。

 2021年6月5日(土)




nice!(2)  コメント(10) 
共通テーマ:健康

■新型コロナ、国内で2652人感染 56人死亡 東京都で436人感染、8人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では5日午後7時30分の時点で、東京都で436人、北海道で276人、沖縄県で261人、神奈川県で224人、愛知県で218人、大阪府で174人、千葉県で137人、埼玉県で119人など、43都道府県と空港検疫で、新たに計2652人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。
 また、北海道で16人、大阪府で8人、愛知県で7人、兵庫県で3人、埼玉県で3人、福島県で3人、京都府で2人、山形県で2人、福岡県で2人、群馬県で2人、岐阜県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、静岡県で1人の、合わせて56人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め76万490人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて76万1202人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万3527人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万3540人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、4日より41人減って1157人となっています。
 東京都は5日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて436人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の土曜日より103人減り、前の週の同じ曜日を下回るのは23日連続となりました。また、7日間平均は440・3人で、前の週の77・1%です。
 新規感染者436人の年代別は、10歳未満が15人、10歳代が26人、20歳代が127人、30歳代が96人、40歳代が69人、50歳代が57人、60歳代が21人、70歳代が15人、80歳代が9人、90歳代が1人。
 新規感染者436人のうち、約59・4%に当たる259人は、これまでのところ感染経路はわかっていません。
 感染経路がわかっている177人の濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が72人と最多で、次いで「職場内」が51人、「施設内」が17人、「会食」が15人で、「その他」が21人となっています。
 このうち「職場内」では1つの職場で14人が感染したほか、「その他」の中には別の家族と旅行に行った家族4人が感染した事例もあるということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、16万3329人になりました。
 感染状況について都の担当者は、「都民の皆さんの努力で感染者の数は減りつつある」とした上で、「旅行や飲み会での感染事例も確認されているが、感染者が再び増加するとまた抑えるまでに時間がかかる。まだ緊急事態宣言下なのでぜひ自分ごとと考えて改めて不要不急の外出は自粛してほしい」と呼び掛けています。
 また、都が参考として発表した4日の検査件数は4735件で、機能までの3日間の平均は7079・3件でした。
 入院している人は4日より40人減って1820人で、「現在確保している病床に占める割合」は32・5%です。
 一方、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は4日と変わらず62人で、重症患者用の病床の16。6%を使用しています。
 また、都は、感染が確認された70歳代の男性2人と女性1人、80歳代の男性2人と女性2人、90歳代の女性1人の、合わせて8人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち80歳代の男性1人と女性1人は、別の高齢者施設で感染し入院していたということです。「N501Y」の変異があるウイルスに感染した死亡事案は、ありませんでした。
 都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、2103人になりました。

 2021年6月5日(土)




nice!(1) 
共通テーマ:健康

■2020年の出生率は1・34で5年連続低下 出生数は5年連続で過去最少 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省が4日に発表した人口動態統計によると、2020年の出生数は前年より2万4407人減って、84万832人でした。1899年の統計開始以来、過去最少。合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の数に相当)は1・34で前年より0・02ポイント下回り、5年連続で低下しました。
 死亡数は137万2648人で、戦後最多だった前年より8445人減りました。死亡数の減少は11年ぶり。新型コロナウイルスの感染防止のため外出自粛や人との接触回避が行われ、インフルエンザや呼吸器系疾患が減ったことが背景にあると考えられます。
 一方、死亡数から出生数を引いた「自然減」は53万1816人で、減少は14年連続。自然減が50万人を超えるのは2年連続で、前年より減少幅はさらに広がり過去最大となりました。
 出生率は2005年に過去最低の1・26まで落ち込み、その後は緩やかに回復。2015年に1・45まで持ち直したものの、2016年から低下が続いています。2020年の出生率について5歳ごとの母親の年齢別でみると、30~34歳と、40歳以上で前年より微増しました。
 婚姻は52万5490組で前年より7万3517組減って、戦後最少。2019年は元号が変わったタイミングで結婚する「令和婚」が多かったことから7年ぶりに増加していたものの、2020年は再び減少に転じました。
 厚労省は、「(妊娠・出産に適した)20~40歳代の女性の減少、出生率の低下、未婚化を背景に少子化が加速している。2021年以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が顕在化する可能性がある」と懸念しています。 

 2021年6月5日(土)




nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■ワクチン2回接種、若い女性ほど抗体量増加 千葉大学病院が調査 [健康ダイジェスト]

 千葉大学病院が、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した医療従事者約1700人を対象に抗体の量を調べたところ、若い女性ほど多くなっていたことがわかりました。抗体の量が感染のしやすさなどに関係するかどうかはわかっておらず、今後さらに分析することにしています。
 これは、千葉大学病院がワクチンの効果などを調べるために設置した「コロナワクチンセンター」の最初の研究結果として発表されました。
 それによりますと、ファイザー社製の新型コロナワクチンの2回の接種を終えて2週間から1カ月以内の医療従事者1774人について、新型コロナウイルスの抗体の量を調べたところ、ほぼすべての人で大幅に増え、ワクチンの有効性を確認したとしています。
 さらに分析した結果、男性よりも女性で、また年齢が若いほど抗体の量が多くなる傾向があったことがわかりました。
 具体的には、20歳代の女性では60歳代の男性と比べて、抗体の量は2倍近く多かったということです。
 また、「毎日飲酒する」人は「週に2、3回」や「飲酒しない」人に比べて抗体の量がやや少なくなっているなど、飲酒習慣も影響する可能性が示唆されたとしています。
 さらに、1回目と2回目のワクチン接種間隔が、適切とされる3週間よりも「短い」「3週間ちょうど」「長い」で比べると、「長い」人の抗体の量が最も多かったということです。
 抗体量が感染のしやすさに関連するかどうかはわかっていませんが、引き続き分析を進める方針です。
 中島裕史副センター長は、「性別や年齢などで抗体量に少し差が出たものの、ほぼ全員で十分な抗体が確認されたので、きちんとワクチンを接種してほしい。今後は副反応などとの関連も調べたい」と話しています。

 2021年6月4日(金)




nice!(2)  コメント(11) 
共通テーマ:健康