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■新型コロナ、国内で1437人感染 43人死亡 岡山市の高齢者施設と医療機関で誤って3回目のワクチン接種 [健康ダイジェスト]

 国内では22日午後6時15分の時点で、東京都で435人、神奈川県で163人、大阪府で107人、沖縄県で98人、愛知県で96人、埼玉県で93人、千葉県で74人、福岡県で36人など、41都道府県と空港検疫で、新たに計1437人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。
 また、北海道で12人、東京都で5人、大阪府で4人、愛知県で4人、沖縄県で4人、岐阜県で2人、神奈川県で2人、鹿児島県で2人、兵庫県で1人、和歌山県で1人、埼玉県で1人、広島県で1人、福岡県で1人、茨城県で1人、静岡県で1人、高知県で1人の、合わせて43人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め78万7536人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて78万8248人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万4504人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて1万4517人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より24人減の697人となっています。
 一方、岡山市は22日、新型コロナウイルスワクチン接種で、高齢者2人に誤って3回目の接種をしたと発表しました。現時点では、2人とも健康状態に問題はないといいます。
 市内の高齢者施設に入所する70歳代女性は、すでに1回目をすませていましたが、21日に施設内で続けて2回の接種を受けました。補助に当たる施設職員が「まだ接種していない」と思い込んで接種を促し、医師も気付かず3回目の接種をしたということです。注射器が足らなくなり、監視カメラの映像を確認して判明しました。
 もう1人は90歳代女性で22日、持病の治療のため岡山市の医療機関を訪れ待合室で名前を呼ばれて診察室に入ったところ、新型コロナウイルスのワクチンを接種されたということです。
 女性はすでに2回の接種を終えていることを医師に伝え、誤って3回目の接種を受けたことが発覚したということです。
 この医療機関には同じ時間帯に同姓同名の女性が接種に訪れていて、接種券のバーコードを読み込んで受付をしたものの、医師は接種の前に接種券の確認や何回目の接種かなどを聞いていなかったということです。
 接種のため医療機関を訪れた女性も、予定どおり接種を受けたということです。
 岡山市は、接種に当たった高齢者施設や医療機関の確認不足が原因とみており、「本人確認の徹底などを改めて周知、指導し、再発防止に努める」としています。

 2021年6月22日(火)




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■先天性横隔膜ヘルニア、胎児治療で生存率向上を証明 成育医療センターほか [健康ダイジェスト]

 国立成育医療研究センターは11日、先天性横隔膜ヘルニアに対する胎児鏡下気管閉塞術の有効性を評価する研究を行った結果、国際ランダム化比較試験において、胎児鏡下気管閉塞術が先天性横隔膜ヘルニアの胎児の生存率を有意に改善させることを証明したと発表しました。
 この研究は、同センター周産期・母性診療センターの左合(さごう)治彦センター長が参加している国際的な研究グループによるもの。研究成果は、アメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載されています。
 先天性横隔膜ヘルニアは、先天的な横隔膜の欠損により腹腔臓器が胸腔に入ってくるため、肺の発育が妨げられる疾患。出生児の約4000人に1人の割合で発生し、その約85%は左側の欠損です。欠損の部位や大きさによってほとんど症状や障害が見られない場合もあるものの、重症例では出生直後から肺高血圧や呼吸不全などの重大な症状を来たし、死亡率も高くなるため、出生後に横隔膜の欠損部位を修復する根治手術が必要となります。
 胎児鏡下気管閉塞術は、内視鏡の一種である「胎児鏡」を用いて行う胎児治療。母体の腹部から子宮内へ胎児鏡を挿入、そこから胎児の口から気管に入り小さなバルーンと呼ばれる風船を置いておくことで、胎児の気管を一定期間だけ閉塞させます。すると肺胞液が外に出ないため肺にたまり、肺が拡張して成長が促され、出生後の呼吸状態が改善することにつながります。
 先天性横隔膜ヘルニアの胎児治療については、これまで諸外国においてさまざまな取り組みが行われてきましたが、効果の有無についてさまざまな報告がなされ結論には至りませんでした。そのため、本研究のような国際ランダム化比較試験による胎児鏡下気管閉塞術の有効性を評価する研究が求められていました。
 今回の研究は、ベルギー、イギリス、フランス、アメリカ、日本など12カ国における、胎児治療を実施する10施設と、新生児治療を実施する26施設が参加した国際的なもの。対象患者は80人で、胎児治療を行うグループ40人と、胎児治療を行わないグループ40人にランダムに振り分けられ、胎児鏡下気管閉塞術の効果について評価されました。
 その結果、胎児治療を行わないグループの赤ちゃんの生後半年の生存率は15%だったのに対して、胎児治療を行うグループの赤ちゃんの生後半年の生存率は40%で、2倍以上に高くなることが確認されたということです。
 今回の研究には、アジアから国立成育医療研究センターのみが参加し、研究成果も世界で始めて胎児鏡下気管閉塞術の有効性を示したものとして大変貴重だといえます。
 国立成育医療研究センターの左合センター長は、「重症の先天性横隔膜ヘルニアの胎児に対して、今後は胎児鏡下気管閉塞術が有効な治療法として用いられることが期待される。将来的な保険導入を目指すために、先進医療などで本治療を行うことが望まれる」と、述べています。

 2021年6月22日(火)




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■新型コロナ、国内で868人感染 35人死亡 東京都で236人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では21日午後6時の時点で、東京都で236人、神奈川県で135人、千葉県で85人、埼玉県で53人、大阪府で42人、北海道で37人、愛知県で35人、沖縄県で33人など、37都道府県と空港検疫で、新たに計868人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 また、大阪府で13人、愛知県で6人、北海道で4人、福島県で2人、群馬県で2人、三重県で1人、奈良県で1人、山口県で1人、東京都で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて35人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め78万6125人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて78万6837人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万4461人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万4474人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より7人増の721人となっています。
 東京都は21日、都内で新たに10歳未満から80歳代と、100歳以上の男女合わせて236人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の月曜日より27人増え、2日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。また、21日までの7日間平均は391・9人で、前の週を上回って103・0%となりました。7日間平均が前の週を上回るのも2日連続です。
 都の担当者は、「7日間平均はまだ横ばいの範囲だが、増加に転じるかもしれないと思って、警戒しなければならない」とした上で、「引き続きどこで感染してもおかしくない状況に変わりなく感染防止対策に改めて協力してほしい」と呼び掛けています。
 新規感染者236人の年代別は、10歳未満が4人、10歳代が18人、20歳代が79人、30歳代が45人、40歳代が46人、50歳代が30人、60歳代が8人、70歳代が3人、80歳代が2人、100歳以上が1人。
 感染経路がわかっている87人の内訳は、「家庭内」が40人で最も多く、次いで「職場内」が14人、「施設内」が10人、「会食」が6人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、16万9321人になりました。
 また、都が参考として発表した20日の検査件数は1532件で、前日までの3日間の平均は4379・0件でした。
 21日時点で入院している人は前日より12人増えて1282人で、「現在確保している病床に占める割合」は22・9%です。
 一方、都の基準で集計した21日時点の重症の患者は前日より2人増えて47人で、重症者用の病床の12・6%を使用しています。
 また、都は、感染が確認された80歳代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、2198人になりました。
 東京都は21日、都内で新たに7人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表し、これでこの変異ウイルスの感染が確認された人は都内で1000人を超えました。
 この日の7人の内訳は、40歳代が2人、20歳代が2人、70歳代が1人、30歳代が1人、10歳代が1人です。
 このうち感染経路がわかっているのは4人で、全員、家庭内感染でした。それ以外の3人は感染経路がわかっていないか、調査中だということです。
 これで、この変異ウイルスの感染が確認された人は、合わせて103人になりました。

 2021年6月22日(火) 




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■サッカー南米選手権ブラジル大会で選手など82人が新型コロナ感染 死者50万人超の緊急事態 [健康ダイジェスト]

 サッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」ブラジル大会が危機的な状況に陥っていると、地元紙「コレイオ・ブラジリアン」など各メディアが伝えています。
 今年の南米選手権は、コロンビアとアルゼンチンの共催で開かれる予定でしたが、国内の政治情勢や新型コロナウイルスの感染状況を理由に両国が開催を辞退したため、南米サッカー連盟が「世界一安全なスポーツ大会」と宣言した上で急きょブラジルでの開催となり、6月13日に開幕しました。
 ところが、開催直後からウイルスの検査で陽性と判定される選手やスタッフが相次ぎ、ブラジルの保健当局によりますと、18日までに陽性と判定されたのは選手37人、関係者45人の82人に上るということです。
 ベネズエラ代表は選手13人が感染し、チームを維持するため、新たに15人の選手を本国から招集することになりました。
 ブラジルは新型コロナウイルスによる死者が50万人を超える深刻な状況で、大規模なスポーツ大会の開催には国内の専門家などから懸念の声が上がっていました。
 一方、ブラジル政府や主催者は大会を無観客とした上で、関係者の入国や移動の前には検査を行い、行動範囲も宿泊先や練習場、試合会場に限るなどの措置をとり、感染対策は万全だとしています。
 主催者は17日に「感染対策は厳格に行われ、ブラジル政府とも緊密に連絡をとっている」と、十分対策をとっていることを強調する声明を発表しましたが、参加国の1つ、チリのチームが、感染対策のルールに違反して外部の人と接触したことを認めるなど、対策が徹底されていない実態も浮き彫りになっています。
 チリサッカー連盟は20日、新型コロナ規定違反があったとして複数の選手に罰金が科されると発表。外部との接触を避ける「バブル方式」が採られながら、チーム内に理容師を招き入れる違反があったとしています。
 地元紙「コレイオ・ブラジリアン」によると、マルセロ・ケイロガ保健大臣は「南米サッカー連盟(CONMEBOL)を助けるため(ブラジルのジャイール)ボルソナロ大統領(66歳)によってもたらされた南米選手権はブラジルで開催するべきではなかった」と訴えたといいます。さらに「最大の恐怖はコロナウイルスの変異株が国に入ってきたことだ」と指摘しました。
 同紙は「保健省内の評価では、スポーツチームや代表団と接触した人々の間でこれらは今後数日で増加するとされた。研究所に送られた新しい亜種の遺伝子配列の結果は平均14日かかるため、流行を封じ込めるための行動計画は困難だ」と報じています。
 各地でボルソナロ大統領を糾弾するデモが行われているように、準備や対策が不十分なまま開催を受け入れたことへの反発は大きく、今大会の継続すらも危ぶまれている状態です。

 2021年6月21日(月)




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