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■事前合宿のウガンダ選手団に新たなコロナ陽性者 空港検疫に続き2人目 [健康ダイジェスト]

 東京オリンピックの事前合宿のため来日し、ホストタウンの大阪府泉佐野市に滞在しているアフリカ・ウガンダの選手1人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。ウガンダの選手団の感染確認は6月19日に来日した際、成田空港で1人が確認されたのに続き2人目。
 泉佐野市によりますと、新たに感染が確認されたのはウガンダ選手団の20歳代の選手で、22日に行ったPCR検査の結果、23日にわかりました。
 症状は出ていないものの、泉佐野保健所が指定する療養先に移りました。
 ウガンダの選手団は6月19日、東京オリンピックの事前合宿のため9人で成田空港に到着した際、50歳代の男性コーチ1人が空港検疫で受けた検査で感染が確認されていて、新型コロナウイルスの感染確認は2人目です。
 選手団は専用のバスで泉佐野市に移動し、外部との接触を断った上で現地から同行していた市の職員1人とともに市内のホテルで待機し、全員が濃厚接触者に認定されていました。
 今回、感染が確認された1人以外は、同じPCR検査の結果は陰性だったということです。
 泉佐野市は、来日後の選手団と接触のあった市職員4人も、念のため自宅待機としました。濃厚接触者に当たるかどうか、保健所が調査します。
 泉佐野市は今後、保健所の指導のもとで国や大阪府と連携しながら、必要な対応を続けたいとしています。

 2021年6月23日(水)




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■テキサス州の病院、ワクチン接種拒否の職員153人が辞職や解雇 アメリカのワクチン接種、成人7割達成は7月4日以降に [健康ダイジェスト]

 アメリカ・テキサス州のヒューストン・メソジスト病院は22日、150人以上の職員が新型コロナウイルスのワクチン接種を拒んで解雇されたり、退職したりしたことを明らかにしました。
 同病院が雇用継続の条件としてワクチン接種を義務付けたことに対しては、職員100人あまりが不当だと訴えて裁判を起こしたものの、6月12日に棄却されていました。
 同病院の広報によると、6月8日から2週間の停職期間中に退職したり、22日に解雇されたりした職員は153人。停職期間中にワクチン接種の義務付けに従った職員は、接種翌日から職場に復帰しました。
 同病院は3月31日、アメリカの大手医療機関として初めてワクチン接種を義務付けると発表し、管理職から接種を開始していました。
 原告として訴訟に加わった100人あまりの職員は、ワクチンについて「実験的で危険」だと主張、接種拒否を理由とする解雇は不当だと訴えていました。これに対して病院側は、原告の主張は事実と異なるなどと反論していました。
 アメリカで使われている3種類のワクチンは、アメリカ食品医薬品局(FDA)が緊急使用を認めているものの、まだ完全な承認は受けていません。
 ヒューストン・メソジスト病院は先に、職員2万4947人がワクチン接種をすませたと説明、接種に応じないことを理由に停職処分となった職員は200人に満たないとしていました。
 一方、アメリカ政府の新型コロナウイルス対策調整役を務めるジェフリー・ジエンツ氏は22日、7月4日の独立記念日までに国内の成人7割に新型ウイルスワクチンを1回以上接種するとした政府の目標について、期日通りに達成できない見通しであることを認めました。
 アメリカのファイザー、アメリカのモデルナ、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチン3種いずれかの接種を1回以上受けた18歳以上の成人の割合は、22日時点で65・4%となっていて、特に18歳から26歳の接種が進んでいません。
 ジエンツ氏は記者会見で、「全成人の70%が接種を少なくとも1回受けるまでには追加で数週間かかる」との見通しを示しました。
 だが、ジエンツ氏は、新規感染者数が大幅に減り、ワクチン接種完了者が大勢で集まることも安全と見なされる状況になったことから、ジョー・バイデン政権がコロナ禍からの復興で「私たちが抱いていた最も高い期待を超える成功を収めた」と指摘しました。
 成人のワクチン接種率は、州によって大きな差があります。北東部では接種率が高く、中でもバーモント州では接種を部分的にすませた成人の割合が84%、完全にすませた成人は75%に上ります。一方、南部では接種率が低く、ミシシッピ州では接種を1回受けた成人の割合が45%、2回受けた成人の割合は37%にとどまっています。
 アメリカ政府は、「インド型変異ウイルスが若者の間でも広がっていて、これまで以上にワクチンが重要になる」と接種を呼び掛けています。

 2021年6月23日(水)




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■1回目にアストラゼネカ製接種の独伊首相、2回目に異なるワクチン接種 [健康ダイジェスト]

 ドイツ政府は22日、アンゲラ・メルケル首相(66歳)が2回目の新型コロナウイルスワクチン接種で、アメリカのモデルナ製のワクチンを受けたと発表しました。メルケル首相は4月の1回目の接種時、イギリスのアストラゼネカ・オックスフォード製を受けています。
 メーカーの異なるワクチンを打つのはよいことだと専門家はみているものの、安全だといい切るには時期尚早だとしています。
 ヨーロッパでは3月、アストラゼネカ製ワクチンの接種後に血栓の報告が相次いだことから、ドイツなど各国が使用を一時中止しました。
 ドイツではその後、60歳以上に限って使用を再開しましたが、同国の放送局ドイチェ・ウェレによると、現在は成人全員に提供されているといいます。
 同国のワクチン接種事業はここ数週間で加速していて、現在は人口の半数以上が1回目の接種を終えています。
 メルケル首相の報道官は4月、同氏のワクチン接種証明書の写真をソーシャルメディアに投稿していました。
 一方、22日のイタリア首相府の発表によると、同国のマリオ・ドラギ首相(73歳)も、1回目はアストラゼネカ製ワクチンだったものの、2回目はアメリカのファイザーとドイツのビオンテックの共同開発ワクチンを接種しました。
 イタリア政府は今月、ワクチンに関する勧告を変更し、まれに血栓が生じる恐れがあるとして、アストラゼネカ製ワクチンの60歳未満への使用を禁止していました。
 これを受けて同国では、1回目と2回目で異なるワクチンを接種することの安全性を巡り、激しい議論が起きていました。
 メーカーの異なる新型コロナウイルスワクチンの接種については、現在さまざまな研究が進行中。
 イギリスの研究では、アストラゼネカ製とファイザー製のワクチンを接種した成人は、副作用が軽度~中度となる傾向にあることがわかっています。
 また、ワクチン不足や効果増進のため、異なるワクチンを組み合わせて使用する動きが複数の国でみられるといいます。
 カナダのオンタリオ州とケベック州は先に、アストラゼネカ製ワクチンの供給が不確実なことや血栓を巡る懸念を受け、1回目と2回目で異なるワクチンを近く使用する方針を示しています。

 2021年6月23日(水)




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■東京都、新型コロナに435人感染 1日で最多の23人がインド型変異ウイルスに感染 [健康ダイジェスト]

 東京都は22日、都内で新たに10歳代から90歳代の男女合わせて435人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の火曜日より98人増え、3日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。また、22日までの7日間平均は405・9人で、前の週の108・0%となりました。7日間平均が前の週を上回るのも3日連続です。
 都の担当者は「感染者の中には多人数での会食の事例が散見され、感染の拡大を懸念している」とし、「予断を許さないことに変わりなく、人流の抑制と感染防止対策にご協力いただきたい」と呼び掛けています。
 21日の新規感染者435人の年代別は、10歳未満が10人、10歳代が44人、20歳代が130人、30歳代が83人、40歳代が70人、50歳代が54人、60歳代が19人、70歳代が11人、80歳代が10人、90歳代が4人。
 感染経路がわかっている152人の内訳は、「家庭内」が70人で最も多く、次いで「職場内」が28人、「施設内」が15人、「会食」が11人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、16万9756人になりました。
 都が参考として発表した21日の検査件数は9287件で、21日までの3日間の平均は5228・0件でした。
 22日時点で入院している人は21日より3人増の1285人で、「現在確保している病床に占める割合」は23%。
 一方、都の基準で集計した21日時点の重症の患者は22日より2人減の45人で、重症者用の病床の12・1%を使用。
 また、都は感染が確認された50歳代の男性1人と80歳代の男性2人と女性1人、90歳代の女性1人の、合わせて5人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、2203人になりました。
 東京都は22日、都内で新たに23人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の発表としては、これまでで最も多くなります。
 22日の新規感染者23人の内訳は、20歳代が5人、70歳代が4人、10歳代が4人、40歳代が3人、30歳代が3人、80歳代が2人、50歳代が1人、10歳未満が1人。
 このうち感染経路がわかっているのは14人で、家庭内感染が10人、職場内感染が3人、会食が1人。それ以外の9人は感染経路がわかっていないか、調査中だということです。
 23人の感染確認は、1日の発表としてはこれまでで最多となり、うち2人については国の研究所で感染が確認されたということです。
 これでインド型変異ウイルスの感染が確認された人は、都内で合わせて126人になりました。
 都の担当者は、「陽性者数も増えているが、スクリーニングによる検査件数も増えている。ただ『L452R』は感染力が強いとわれているので今後の動向に注意する必要がある」としています。

 2021年6月23日(水)




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■五輪事前合宿のウガンダ選手団、8人が濃厚接触者に ホテル待機を求める [健康ダイジェスト]

 東京オリンピックの事前合宿のため、6月19日に来日したアフリカ・ウガンダの選手団の1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことについて、合宿先の大阪府泉佐野市は選手団全員が濃厚接触者に認定されたと発表しました。市は、選手団に対して7月3日までホテルで待機するよう求めています。
 アフリカ・ウガンダの選手団9人は6月19日、東京オリンピックの事前合宿のため成田空港に到着しましたが、このうち50歳代の男性コーチ1人が、空港で受けた検査で新型コロナウイルスの感染が確認され、国が指定する施設に入っています。
 この1人を除いて、検査で陰性だった8人は、貸し切りバスで移動し、20日、合宿先の大阪府泉佐野市に到着しました。
 泉佐野市によりますと、地元の保健所が、感染者とマスクをせずに15分以上接触したかどうかや、機内で感染者の前後2列以内に座っていたかどうかなどを聞き取った結果、選手団8人全員と、現地から同行していた市の職員1人の合わせて9人を濃厚接触者に認定したということです。8人の内訳は、ボクシング、重量挙げ、水泳の選手5人とコーチ2人、スタッフ1人。
 9人は現在、市内のホテルに滞在し、一般客とフロアを分けた上で、部屋で待機していて、外部との接触はないということです。
 また、毎日行っているPCR検査では今のところ陰性だということです。
 泉佐野市は、選手団に7月3日までホテルで待機するよう求めており、練習開始の時期については保健所などと相談して決めたいとしています。

 2021年6月22日(火)




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