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■ワクチン接種後、2日以上の熱が続いたり、せきや息切れがみられる人は受診を 新型コロナ感染の可能性も [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、厚生労働省は、接種の後に発熱が2日以上続いたり、せきや息切れがある人などは、副反応でなく、新型コロナウイルスによる症状の可能性もあるとして、医療機関の受診を呼び掛けています。
 発熱や頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒(さむけ)、関節痛などの副反応はワクチン接種の翌日に最も出やすく、厚労省の研究班によりますと、1回目の接種の翌日にはファイザー製のワクチンで2%、モデルナ製のワクチンで4%の人に、37度5分以上の発熱が確認されています。
 一方、新型コロナウイルス感染症の症状と見分けるのが難しく、感染している人がワクチンの副反応と思い込んで、検査を受けるのを控えてしまう可能性があるということです。
 このため厚労省は、接種後も発熱が2日以上続く場合に加え、せきや息切れなどがあったり、においや味を感じなくなったりした場合、症状が重い場合などは、新型コロナウイルスに感染している可能性もあるとして医療機関を受診するよう呼び掛けています。
 また、医療機関に対しても、ワクチン接種後に発熱が続いている患者などが受診した場合は、検査を行うか、検査機関を紹介するよう求めています。
 なお、ワクチン接種後に副反応の症状が見られる場合、看護師、保健師などに相談のできる副反応専用コールセンター、または相談窓口を開設している自治体もあります。

 2021年7月5日(月)




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■37都道府県で新型コロナに1485人感染 東京都 で前週日曜日より132人増の518人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では4日午後6時30分の時点で、東京都で518人、神奈川県で226人、千葉県で141人、埼玉県で124人、大阪府で88人、愛知県で64人、北海道で39人、沖縄県で34人、茨城県で30人など、37都道府県と空港検疫で、新たに計1485人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。首都圏の1都3県で全体の約7割を占めました。
 また、北海道で2人、山口県で2人、東京都で1人の、合わせて5人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は空港検疫などを含め80万6690人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて80万7402人。感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万4847人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1万4860人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より5人減って496人となっています。
 東京都は4日、都内で新たに10歳未満から90歳代の男女合わせて518人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 前週の日曜日より132人増え、15日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。4日までの7日間平均は582・0人で、前週の121・9%となりました。
 4日の新規感染者518人の年代別は、10歳未満が22人、10歳代が38人、20歳代が168人、30歳代が118人、40歳代が95人、50歳代が44人、60歳代が20人、70歳代が9人、80歳代が3人、90歳代が1人。65歳以上の高齢者は19人でした。
 20歳代と30歳代の若い世代が新規感染者の半数以上を占めており、都の担当者は「感染の増加が止まらず、市中での感染が広がっている状況だ。若い人を中心に人との接触機会を減らしてほしい」として、感染対策の徹底を呼び掛けています。
 感染経路がわかっている202人の内訳は、「家庭内」が最も多く102人、次いで「職場内」が29人、「会食」が20人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、17万6501人になりました。
 また、都が参考として発表した2日の検査件数は5506件で、2日までの3日間の平均は7174・0件でした。
 4日時点で入院している人は3日より15人増えて1640人で、「現在確保している病床に占める割合」は29・3%。都の基準で集計した4日時点の重症の患者は3日より1人増えて51人で、重症者用の病床の13・7%を使用。
 また、都は、感染が確認された70歳代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、2239人になりました。

 2021年7月5日(月)




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