■アメリカのコロナ感染、３カ月ぶり高水準 16日は７万9000人を超え世界最多に [健康ダイジェスト]
アメリカで新型コロナウイルスの感染が急増しています。16日の新規感染者数は７万9000人を超え、４月半ば以来の高水準となりました。感染力が強いインド型（デルタ型）の拡大が続いており、西部カリフォルニア州などで再びマスクの着用を義務付ける動きが広がっています。
アメリカの16日の新規感染者数はインドネシアやイギリスを上回って世界最多となり、同日の世界の新規感染者約60万人の13%を占めました。７月４日の独立記念日の３連休を境に増加傾向が強まっており、16日は新規死者数も515人と７月に入って２度目の500人超えを記録しました。
アメリカでは中西部や南部の州でワクチン接種が進まず、ジョー・バイデン政権が掲げた７月４日までにワクチン接種率を70%とする目標に届きませんでした。
バイデン大統領は16日、フェイスブックなどＳＮＳ（交流サイト）のワクチンに関する誤情報が「人命を奪っている。我が国で大流行が起きているのは、ワクチン接種を受けていない人々の間だけだ」と批判し、感染拡大への危機感をあらわにしました。
デルタ型変異ウイルスの拡大に伴い、一部の自治体ではワクチン接種の有無にかかわらずマスクの着用を義務付ける動きが出てきました。
カリフォルニア州ロサンゼルスでは17日から、ワクチン接種者も屋内の公共スペースでのマスク着用が再び義務付けられました。アメリカの大都市で、ワクチン接種の有無にかかわらず店舗や職場などでのマスク着用義務が再導入されたのはロサンゼルスが初。ロサンゼルスでは15日、３月以来最多となる1537人の新規感染者が報告され、新規感染者数は７日連続で1000人を超えています。
サンフランシスコなど同州の他の７地区や、隣接するネバダ州の一部でもマスク着用が義務化されました。
アメリカ疾病対策センター（ＣＤＣ）は５月中旬、ワクチンを２回接種した人は屋内外ともにマスクを着用しなくてよいと発表していました。
疾病対策センターは重症化する患者のほとんどはワクチン未接種者だとして、引き続きワクチンを接種するよう呼び掛けています。
２０２１年７月１８日（日）
アメリカの16日の新規感染者数はインドネシアやイギリスを上回って世界最多となり、同日の世界の新規感染者約60万人の13%を占めました。７月４日の独立記念日の３連休を境に増加傾向が強まっており、16日は新規死者数も515人と７月に入って２度目の500人超えを記録しました。
アメリカでは中西部や南部の州でワクチン接種が進まず、ジョー・バイデン政権が掲げた７月４日までにワクチン接種率を70%とする目標に届きませんでした。
バイデン大統領は16日、フェイスブックなどＳＮＳ（交流サイト）のワクチンに関する誤情報が「人命を奪っている。我が国で大流行が起きているのは、ワクチン接種を受けていない人々の間だけだ」と批判し、感染拡大への危機感をあらわにしました。
デルタ型変異ウイルスの拡大に伴い、一部の自治体ではワクチン接種の有無にかかわらずマスクの着用を義務付ける動きが出てきました。
カリフォルニア州ロサンゼルスでは17日から、ワクチン接種者も屋内の公共スペースでのマスク着用が再び義務付けられました。アメリカの大都市で、ワクチン接種の有無にかかわらず店舗や職場などでのマスク着用義務が再導入されたのはロサンゼルスが初。ロサンゼルスでは15日、３月以来最多となる1537人の新規感染者が報告され、新規感染者数は７日連続で1000人を超えています。
サンフランシスコなど同州の他の７地区や、隣接するネバダ州の一部でもマスク着用が義務化されました。
アメリカ疾病対策センター（ＣＤＣ）は５月中旬、ワクチンを２回接種した人は屋内外ともにマスクを着用しなくてよいと発表していました。
疾病対策センターは重症化する患者のほとんどはワクチン未接種者だとして、引き続きワクチンを接種するよう呼び掛けています。
２０２１年７月１８日（日）
■イスラエルの１日の新規感染者、４カ月ぶり1000人超 感染者の４割は10歳代 [健康ダイジェスト]
中東のイスラエルで、１日の新規感染者数が４カ月ぶりに1000人を超えました。過去１カ月間で感染した人の４割余りは、ワクチン接種が進んでいない10歳代で、イスラエル政府は若者への積極的な接種と感染対策の徹底を呼び掛けています。
イスラエル政府は17日、新たに感染が確認された人は1118人に上ったと発表し、今年３月19日以来、４カ月ぶりに1000人を超えました。
イスラエルではワクチン接種が進み、６月中旬までは１日の新規感染者数が１ケタとなる日もありましたが、６月下旬以降、インドに由来するインド型（デルタ型）変異ウイルスによる感染が広がり、感染者数が急増しています。
イスラエル政府によりますと、20歳以上では８割余りがワクチン接種を終えたものの、10歳代では３割以下にとどまっているということです。
イスラエル政府は、若者への積極的なワクチン接種と感染対策の徹底を呼びかけるとともに、国外から入国した後の隔離措置や、海外渡航の制限による水際対策の強化で抑え込みを図っています。
人口約923万人のイスラエルでは、パンデミック（世界的大流行）開始以降、感染者85万104人、死者6444人が報告されています。
２０２１年７月１８日（日）
イスラエル政府は17日、新たに感染が確認された人は1118人に上ったと発表し、今年３月19日以来、４カ月ぶりに1000人を超えました。
イスラエルではワクチン接種が進み、６月中旬までは１日の新規感染者数が１ケタとなる日もありましたが、６月下旬以降、インドに由来するインド型（デルタ型）変異ウイルスによる感染が広がり、感染者数が急増しています。
イスラエル政府によりますと、20歳以上では８割余りがワクチン接種を終えたものの、10歳代では３割以下にとどまっているということです。
イスラエル政府は、若者への積極的なワクチン接種と感染対策の徹底を呼びかけるとともに、国外から入国した後の隔離措置や、海外渡航の制限による水際対策の強化で抑え込みを図っています。
人口約923万人のイスラエルでは、パンデミック（世界的大流行）開始以降、感染者85万104人、死者6444人が報告されています。
２０２１年７月１８日（日）
■ファイザー製ワクチン、アメリカ当局が正式承認へ優先審査 2022年１月にも承認見込み [健康ダイジェスト]
アメリカの製薬大手ファイザーとドイツの製薬会社ビオンテックは16日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、アメリカ食品医薬品局（ＦＤＡ）から正式承認に向けた優先審査の対象に指定されたと発表しました。両社は５月に承認申請を行っており、2022年１月にも正式な承認を見込みます。
ＦＤＡのジャネット・ウッドコック長官代行はツイッターで、生物製剤承認申請の審査は継続しており、最優先事項の一つとした上で、ＦＤＡは処方薬ユーザーフィー法に基づく審査終了目標日のかなり前に審査を完了させると述べました。
同ワクチンは、アメリカでは昨年12月に緊急使用許可が下りており、両社は５月、正式承認に向けた申請手続きを開始しました。
正式承認の対象年齢は16歳以上。緊急使用許可でも16歳以上が対象となっていましたが、ＦＤＡは５月、接種対象年齢を12歳まで引き下げることを承認しました。
ファイザーとビオンテックは、追加データがそろい次第、12歳から15歳についても、正式承認に向けた申請手続きに着手する計画としました。
アメリカの製薬会社モデルナも６月、緊急使用が認められている新型コロナワクチンの正式承認に向けた申請を行ったと発表しています。
緊急使用許可の場合は臨床試験（治験）における２カ月間の観察データが必要で、審査期間は数週間程度でした。一方、正式承認の場合は６カ月間の観察データが必要で、審査期間は数カ月間に及びます。
ファイザー・ビオンテック製ワクチンはアメリカで１億8000万回以上と最も接種されているワクチンで、正式承認されれば、ためらいを持つアメリカ国民の間でワクチン接種が進むことが期待されます。
２０２１年７月１８日（日）
ＦＤＡのジャネット・ウッドコック長官代行はツイッターで、生物製剤承認申請の審査は継続しており、最優先事項の一つとした上で、ＦＤＡは処方薬ユーザーフィー法に基づく審査終了目標日のかなり前に審査を完了させると述べました。
同ワクチンは、アメリカでは昨年12月に緊急使用許可が下りており、両社は５月、正式承認に向けた申請手続きを開始しました。
正式承認の対象年齢は16歳以上。緊急使用許可でも16歳以上が対象となっていましたが、ＦＤＡは５月、接種対象年齢を12歳まで引き下げることを承認しました。
ファイザーとビオンテックは、追加データがそろい次第、12歳から15歳についても、正式承認に向けた申請手続きに着手する計画としました。
アメリカの製薬会社モデルナも６月、緊急使用が認められている新型コロナワクチンの正式承認に向けた申請を行ったと発表しています。
緊急使用許可の場合は臨床試験（治験）における２カ月間の観察データが必要で、審査期間は数週間程度でした。一方、正式承認の場合は６カ月間の観察データが必要で、審査期間は数カ月間に及びます。
ファイザー・ビオンテック製ワクチンはアメリカで１億8000万回以上と最も接種されているワクチンで、正式承認されれば、ためらいを持つアメリカ国民の間でワクチン接種が進むことが期待されます。
２０２１年７月１８日（日）
■タイで新型コロナ感染者１日に１万人超 移動制限など規制強化へ [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染第３波に見舞われているタイの保健当局は17日、１日当たりの新規感染者が１万82人と初めて１万人を超え、死者も141人と100人を超え、過去最多になったと発表しました。変異ウイルスの流入やワクチン調達の遅れが重なり、感染拡大に歯止めがかからない状態です。
タイでは１日当たりの新規感染者が、４月初旬まで２ケタ台で推移していましたが、それ以降はイギリスやインドで確認された変異ウイルスの影響で急増し、17日時点の累積感染者は39万1989人と、直近３カ月の間に約10倍に増えました。
タイ当局は、バンコク首都圏などで12日から、人の移動や経済活動への規制を強化。具体的には住民に対し、在宅勤務や、午後９時から午前４時まで外出しないことなどを要請しています。商業施設では、食品スーパーや薬局などの営業は認められているものの、それ以外は閉鎖しています。
タイのプラユット・チャンオチャ首相は16日夜、自らのフェイスブックに「厳しい対策を講じなければ状況がさらに深刻化する可能性がある」と書き込み、感染が特に深刻な地域で県をまたぐ移動の規制や在宅勤務の徹底といった人の移動を制限する措置を、さらに強化する方針を示しました。
ただ、地元メディアによると、16日時点で２回のワクチン接種を終えたのは人口の約５%。ワクチンの調達が遅れており、感染急増で医療機関の受け入れ態勢が窮迫しています。
２０２１年７月１８日（日）
タイでは１日当たりの新規感染者が、４月初旬まで２ケタ台で推移していましたが、それ以降はイギリスやインドで確認された変異ウイルスの影響で急増し、17日時点の累積感染者は39万1989人と、直近３カ月の間に約10倍に増えました。
タイ当局は、バンコク首都圏などで12日から、人の移動や経済活動への規制を強化。具体的には住民に対し、在宅勤務や、午後９時から午前４時まで外出しないことなどを要請しています。商業施設では、食品スーパーや薬局などの営業は認められているものの、それ以外は閉鎖しています。
タイのプラユット・チャンオチャ首相は16日夜、自らのフェイスブックに「厳しい対策を講じなければ状況がさらに深刻化する可能性がある」と書き込み、感染が特に深刻な地域で県をまたぐ移動の規制や在宅勤務の徹底といった人の移動を制限する措置を、さらに強化する方針を示しました。
ただ、地元メディアによると、16日時点で２回のワクチン接種を終えたのは人口の約５%。ワクチンの調達が遅れており、感染急増で医療機関の受け入れ態勢が窮迫しています。
２０２１年７月１８日（日）
■東京都、新型コロナに1410人感染確認 ４日連続1000人超 [健康ダイジェスト]
東京都は17日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて1410人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内で一日に1000人を超えるのは14～16日に続き、４日連続。１週間前の土曜日より460人多くなり、28日連続で前週の同じ曜日を上回りました。
一日の感染者数が1400人を超えたのは、1485人が確認された第３波の今年１月21日以来で、７月12日に都内で４回目の緊急事態宣言が出されて以降、最も多くなっています。
また、17日までの７日間平均は1012人となり、1000人を突破するのは今年１月27日以来となりました。
都の担当者は、「半年ぶりに感染者数が1400人を超え、前の週と比べても大きな増加幅だ。都のモニタリング会議での『感染拡大が加速すると早期に年明けの第３波を超える』という予測に近い状況で、とても危険な状況と認識している」と強い危機感を示しました。
17日の新規感染者1410人の年代別の内訳は、10歳未満が61人、10歳代が110人、20歳代が469人、30歳代が311人、40歳代が232人、50歳代が149人、60歳代が51人、70歳代が17人、80歳代が８人、90歳代が１人、100歳以上が１人。65歳以上の高齢者は40人でした。
感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が最も多く289人、「職場内」が109人、「施設内」が47人、「会食」が37人などとなっています。
このうち「施設内」では、小学校で児童５人、保育所で職員１人と子供６人のクラスター（感染者集団）が確認されました。
これで都内で感染が確認されたのは、18万8108人になりました。
17日時点で入院している人は16日より57人増えて2281人で、「現在確保している病床に占める割合」は38・７％です。都の基準で集計した17日時点の重症の患者は、16日より６人増えて59人でした。
また、都は感染が確認された60歳代と70歳代の男性合わせて２人が死亡したことを明らかにしました。
このうち60歳代男性は自宅療養中に意識がない状態で見付かり、救急搬送されましたが、その後亡くなったということです。
これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、2269人になりました。
と続いた。65歳以上の高齢者は40人だった。
このうち60歳代男性は自宅療養と決まった翌日、意識がない状態で家族に発見され、救急搬送されましたが、その後亡くなったということです。糖尿病を患っていたといいます。 自宅で療養中に死亡した人は11人目。
２０２１年７月１８日（日）
都内で一日に1000人を超えるのは14～16日に続き、４日連続。１週間前の土曜日より460人多くなり、28日連続で前週の同じ曜日を上回りました。
一日の感染者数が1400人を超えたのは、1485人が確認された第３波の今年１月21日以来で、７月12日に都内で４回目の緊急事態宣言が出されて以降、最も多くなっています。
また、17日までの７日間平均は1012人となり、1000人を突破するのは今年１月27日以来となりました。
都の担当者は、「半年ぶりに感染者数が1400人を超え、前の週と比べても大きな増加幅だ。都のモニタリング会議での『感染拡大が加速すると早期に年明けの第３波を超える』という予測に近い状況で、とても危険な状況と認識している」と強い危機感を示しました。
17日の新規感染者1410人の年代別の内訳は、10歳未満が61人、10歳代が110人、20歳代が469人、30歳代が311人、40歳代が232人、50歳代が149人、60歳代が51人、70歳代が17人、80歳代が８人、90歳代が１人、100歳以上が１人。65歳以上の高齢者は40人でした。
感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が最も多く289人、「職場内」が109人、「施設内」が47人、「会食」が37人などとなっています。
このうち「施設内」では、小学校で児童５人、保育所で職員１人と子供６人のクラスター（感染者集団）が確認されました。
これで都内で感染が確認されたのは、18万8108人になりました。
17日時点で入院している人は16日より57人増えて2281人で、「現在確保している病床に占める割合」は38・７％です。都の基準で集計した17日時点の重症の患者は、16日より６人増えて59人でした。
また、都は感染が確認された60歳代と70歳代の男性合わせて２人が死亡したことを明らかにしました。
このうち60歳代男性は自宅療養中に意識がない状態で見付かり、救急搬送されましたが、その後亡くなったということです。
これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、2269人になりました。
と続いた。65歳以上の高齢者は40人だった。
このうち60歳代男性は自宅療養と決まった翌日、意識がない状態で家族に発見され、救急搬送されましたが、その後亡くなったということです。糖尿病を患っていたといいます。 自宅で療養中に死亡した人は11人目。
２０２１年７月１８日（日）
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