■全国で新たに１万693人が新型コロナに感染、初の１万人超 東京・神奈川・沖縄で最多更新

　国内では29日午後６時30分の時点で、東京都で3865人、神奈川県で1164人、大阪府で932人、埼玉県で864人、千葉県で576人、沖縄県で392人、福岡県で366人、兵庫県で280人、北海道で260人、愛知県で250人、茨城県で166人、京都府で164人、栃木県で142人、静岡県で108人、群馬県で103人など、47都道府県と空港検疫で、新たに計１万699人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
　１日の発表としては初めて１万人を超えて、過去最多となりました。１日の感染発表が過去最多を更新するのは、２日連続です。全国の新たな感染者はこの１週間で約２倍に急増しており、この日は東京都（3865人）、神奈川県（1164人）、沖縄県（392人）で、これまでで最も多くなりました。
　また、東京都で３人、大阪府で２人、沖縄県で２人、神奈川県で２人、兵庫県で１人、千葉県で１人、埼玉県で１人、愛知県で１人、石川県で１人の、合わせて14人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め90万3324人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて90万4036人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万5175人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万5188人です。
　神奈川県内では29日、合わせて1164人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
　１日の感染者数は２日連続で1000人を超え、過去最多を更新しました。１週間前の木曜日に比べて534人増加しており、感染が急拡大しています。
　また、県内では藤沢市で60歳代と70歳代の男性２人の死亡が発表されました。
　神奈川県内で発表された感染者は、これで８万350人となり、このうち985人が死亡しています。
　沖縄県は29日、新たに392人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
　１日に公表される感染者数としては、これまでで最も多かった27日の354人を38人上回り、過去最多を更新しました。また、県内で初めて３日連続で300人を上回りました。
　これで県内で確認された感染者は、合わせて２万3940人となりました。
　また、60歳代と80歳代の男女合わせて２人が亡くなり、県内で死亡したのはこれで235人となりました。

　２０２１年７月２９日（木）　

■中国、コロナ新規感染者49人に減少 南京市のデルタ型感染は続く

　中国国家衛生健康委員会が29日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者数（28日報告分）は49人と、前日の86人から減少しました。東部江蘇省の省都、南京市でのデルタ型変異ウイルスへの感染は続いています。
　新規感染者のうち国内で感染した人は24人で、前日の55人から減少しました。
　中国では集団検査やワクチン接種は進んでいますが、南京市の空港でクラスター（感染者集団）が確認されていました。20日に職員９人が検査で陽性と判定され、その後、江蘇省内で171人の感染が確認されました。
　新華社は、南京市の追跡調査で感染源は国際線の飛行機の清掃スタッフで、十分な防護措置を取っていなかったことがわかったと報じました。
　当局は27日、南京禄口国際空港を一時閉鎖すると発表しました。
　感染症対策本部の関係者は29日、報道陣に対し、江蘇省で住民数十万人に外出制限が課されたと明かしました。
　同関係者によると、南京市は全人口920万人に対し、２度の検査を実施。感染力の強いデルタ型変異ウイルスにより、感染の封じ込めに苦慮しているといいます。
　一方、南西部四川省では同日、３人の感染が確認されました。また北京市でも、ここ６カ月で初となる国内感染者２人が報告されました。

　２０２１年７月２９日（木）

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■東京都で新型コロナに3865人感染、２日連続の3000人超 大阪府で932人感染、５月11日以来の900人超

　東京都では29日、新たに過去最多となる3865人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。初めて3000人を超えた28日よりさらに688人増えており、これで３日連続で過去最多を更新しました。
　また、都は、感染が確認された３人が死亡したことを明らかにしました。
　東京都は29日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて3865人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　また、29日の3865人は、１週間前の木曜日の倍近くに増えています。29日までの７日間平均は2000人を超えて2224・１人で、前の週の161・９％となり、これまでにないスピードで感染が拡大しています。
　29日の新規感染者3865人の年代別は、10歳未満が120人、10歳代が323人、20歳代が1417人、30歳代が782人、40歳代が612人、50歳代が407人、60歳代が122人、70歳代が47人、80歳代が31人、90歳代が３人、100歳以上が１人。65歳以上の高齢者は105人でした。
　これで都内で感染が確認されたのは、21万人を超えて、21万610人となりました。
　一方、都の基準で集計した29日時点の重症の患者は、28日より１人増えて81人でした。
　また、都は、感染が確認された60歳代の男性２人と80歳代の女性１人の、合わせて３人が死亡したことを明らかにしました。
　これで都内で感染して死亡した人は、2288人になりました。
　感染者1058人に対するスクリーニング検査では、新たにインド由来の「Ｌ452Ｒ」に665人が感染したと確認。インド型の感染割合は約62・９％でした。
　大阪府は29日、府内で新たに932人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
　１日の感染者数が900人を超えるのは、974人を確認した５月11日以来で、先週の木曜日の倍以上に上っています。
　これで府内の感染者の累計は、11万2213人となりました。
　また、新たに２人の死亡が発表され、府内で新型コロナに感染して亡くなった人は2721人になりました。
　２０２１年７月２９日（木）

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■新型コロナ、東京都で3177人感染 初めて3000人を超え、２日連続で過去最多

　東京都は28日、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて3000人を超えて、3177人だったと発表しました。都内では27日、それまでで最も多い2848人の感染が確認されており、これで２日連続で過去最多を更新しました。
　3177人は１週間前の水曜日より1345人増えており、感染の急速な拡大が止まらない事態になっています。
　28日までの７日間平均は1954・７人で、前週の153・０％となりました。７日間平均は第３波の今年１月11日を上回り、過去最多です。
　新規感染者3177人を年代別にみると、20歳代が1078人で最も多く、全体の３分の１を占めました。次いで30歳代680人、40歳代485人、50歳代374人と続きました。重症化リスクの高い65歳以上は95人で、２・９％にとどまります。
　一方、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は、27日より２人減って80人でした。
　東京都で28日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人が3000人を超え過去最多となったことについて、厚生労働省の専門家会合のメンバーで国際医療福祉大学の和田耕治教授は、「４連休明けで受診した人が集中したこともあるとみられるが、デルタ株への置き換わりで感染の広がりが早い上に、ワクチン接種が進む中で接種していない人の間にも安心感が広がってしまったことや、五輪などで高揚感が高まっていることが原因ではないか。これまでは緊急事態宣言を出すと２週間で感染者数が減る傾向がみられたが、デルタ株は従来のウイルスよりもおよそ２倍感染が広がりやすいとされ、感染者数が減るのにも時間がかかるとみられる。多くの人がまだ免疫を持っていない中ではピークがみえていない状態でこれ以上、広がることもあり得る」と話していました。
　一方で、現在の第５波では重症者が少なく、まだ医療への圧迫は大きくなっていないという声があることについて、「感染者数が多くなれば必要な治療が行き届かなくなる恐れがあり注意が必要だ。病床は増やしているもののこれから重症になる人も出てくるはずで、ワクチン接種の体制を維持しながら治療に当たる医療従事者を確保することが難しくなってくる。交通事故や熱中症などふだんなら当然受けられる医療が受けられなくなる可能性がある」と指摘しました。
　今後必要な対策については、「東京などではこれまでの１年半の中で感染のリスクが最も高くなっていると思う。オリンピックをやっているのになぜ自分の行動を制限されるのかと疑問に思う人もいるかもしれないが、自分自身や周りの人を守るためにも、今は少人数であっても人と会う機会を減らすことが重要だ」と話していました。

　２０２１年７月２９日（木）

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■新型コロナ、全国で過去最多の9576人感染 東京などの１都３県でも過去最多

　国内では28日午後６時の時点で、東京都で3177人、神奈川県で1051人、埼玉県で870人、大阪府で798人、千葉県で577人、福岡県で405人、沖縄県で347人、愛知県で265人、兵庫県で254人、北海道で227人、茨城県で194人、京都府で175人、石川県で119人、栃木県で102人など、47都道府県と空港検疫で、新たに計9576人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。１日の発表としては初めて9000人を超えて、過去最多となりました。
　また、東京都で６人、愛知県で２人の合わせて８人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め89万2628人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて89万3340人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万5161人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万5174人です。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、28日時点で522人となっています。
　神奈川県内では合わせて1051人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと28日、発表がありました。
　神奈川県内で１日に発表される感染者の数としては、今年１月９日の995人を上回り、初めて1000人を超えました。
　神奈川県内で新たに感染が確認された人の数は１週間前の水曜日より500人以上増え、神奈川県内でも感染が急拡大しています。
　神奈川県内の28日の新規感染者数が初めて1000人を超えたことについて、黒岩祐治知事は「まさに緊急事態で、これまでにないような感染激増状態が続いており、大変な衝撃を受けている」と述べました。
　さらに、飲食店などへの営業時間の短縮や酒類の提供停止の要請を続けている中で、感染者が増えている状況について「非常に厳しい。人の流れをどうやって抑えるのかが大きな課題だ」と話していました。
　そして、この事態を乗り越えるためには１都３県で連携して取り組む必要があるとして、29日、埼玉県と千葉県の知事とオンラインで会議を開いた上で、政府に緊急事態宣言を出すよう要請することになるという見通しを示しました。
　埼玉県内で28日、新たに870人の新型コロナウイルス感染が確認されました。１日当たりの感染者数が8000人を超えるのは、同県では初めて。前日の593人を大きく上回り、２日連続で過去最多を更新しました。
　千葉県内では28日、新たに577人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表がありました。１日に発表される新規感染者数としては、26日の509人を大きく上回り、これまでで最も多くなっています。
　また、１週間前の水曜日よりも275人増えて、21日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。
　東京都を含めた１都３県で、新規感染者は5675人となり、国内の新規感染者の６割近くを占めました。感染力が強いインド型（デルタ型）変異ウイルス拡大を背景に、首都圏の悪化が目立っています。

　２０２１年７月２８日（水）

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