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■処方薬を24時間受け取れるサービスを開始 ファミリーマートが6日から [健康ダイジェスト]

 ファミリーマート(東京都港区)は6日から、処方箋が必要な医療用医薬品(処方薬)を24時間、店舗で受け取れるサービスを開始します。スマートフォンで薬剤師の服薬指導を受けると、店の専用ロッカーに薬が届きます。
 自宅にいないと受け取れない宅配より確実に入手できる仕組みで、手軽に処方薬を受け取れる環境が整えば、オンライン医療普及の後押しにつながります。
 処方薬は通常、病院でもらった処方箋を薬局に渡し、薬剤師の指導を経て受け取ります。新型コロナウイルス禍でオンラインでの服薬指導が解禁され、調剤薬局大手のクオールホールディングスなどが宅配事業に参入しています。
 ただ、配達の時間帯に不在にしているなど、受け取れなくて困るケースも少なくありません。緊急性が高い医薬品をコンビニエンスストアで確実に受け取れれば、患者の利便性は大きく高まります。
 東京都内の8店舗で実証実験し、全国展開を視野に入れます。オンライン薬局を運営するスタートアップ、ミナカラ(東京都千代田区)と提携します。まず、患者は病院にミナカラに処方箋をファクスするよう依頼。スマホアプリのLINEでミナカラの予約を取って薬剤師と通話し、服薬指導を受けます。薬はミナカラの調剤拠点から数時間以内に指定のファミリーマート店舗に届き、施錠した専用ロッカーに保管されます。
 セブン―イレブン・ジャパンやローソンも処方薬の受け取りサービスを手掛けているものの、提携薬局の薬剤師が運ぶため少数の近隣店舗でしか利用できませんでした。
 ファミリーマートは店舗への配送をセイノーホールディングスのグループ会社が担う仕組みとし、広域展開を可能にしました。
 全国展開する際には各地の薬局と提携する方針で、実証実験では配送料は無料とします。
 また、他社はロッカーの解錠にパスワードを使うのに対して、ファミリーマートはより厳格に本人確認するため、ロッカーにタブレット端末を設置しました。画面を通じ24時間対応のコールセンターの担当者に免許証などを示すと、解錠できるようになります。
 ファミリーマートは、処方薬でも24時間受け取りの需要は高いとみています。

 2021年8月3日(火)




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■東京都で新型コロナに2195人感染、月曜日としては過去最多 国内で8393人感染、11人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では2日午後6時30分の時点で、東京都で2195人、神奈川県で1686人、千葉県で787人、埼玉県で762人、大阪府で448人、福岡県で358人、北海道で217人、沖縄県で209人、茨城県で172人、兵庫県で165人、愛知県で147人、福島県で136人、京都府で120人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに計8393人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 神奈川県では、1日当たりの感染者としては最多の1686人の感染が確認され、新規感染者数は6日連続で1000人を超えています。福島県でも過去最多の136人の感染が判明し、同県いわき市の児童施設で感染した48人が含まれています。
 また2日は、神奈川県で5人、埼玉県で2人、北海道で1人、大阪府で1人、栃木県で1人、福岡県で1人の、合わせて11人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は空港検疫などを含め94万4970人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて94万5682人となっています。感染して亡くなった人は国内で感染が確認された人が1万5209人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万5222人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より13人増えて704人となっています。
 東京都は2日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて2195人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前より766人増え、月曜日としては初めて2000人を超えて、これまでで最も多くなりました。
 2日までの7日間平均は3214・4人で、前週の206・9%となり、これまでにないスピードで感染の急激な拡大が進んでいます。
 都の担当者は、「感染が相当広がっていて、いつ減少に転じるのか終わりがみえない。人流を抑えるために外出自粛や在宅勤務を引き続きお願いしたい」と話しています。
 新規感染者2195人の年代別は、10歳未満が92人、10歳代が166人、20歳代が773人、30歳代が520人、40歳代が336人、50歳代が220人、60歳代が52人、70歳代が24人、80歳代が11人、90歳代が1人。
 感染経路が判明している795人の内訳は、「家庭内」が最も多く468人、「職場内」が136人、「施設内」が48人、「会食」が43人などとなっています。
 このうち「施設内」では、1つの保育園で3歳から5歳の園児合わせて23人の感染が確認されたケースがあるということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、22万3221人となりました。
 一方、2日時点で入院している人は1日より65人増えて3231人で、「現在確保している病床に占める割合」は54・1%です。
 都の基準で集計した2日時点の重症の患者は1日より13人増えて114人で、重症患者用の病床の29・1%を使用しています。110人を超えるのは今年2月7日以来で、40歳代と50歳代を合わせると70人で全体の61%余りを占めています。
 都の担当者は、「重症化するリスクが高い高齢者の感染が減っても、感染者がこれだけいると重症者がさらに増える恐れがある」としています。
 自宅で療養している人は2日時点で1日より1143人増えて1万2161人で、4日連続で過去最多を更新しました。
 東京都は2日、都内で新たに900人がインドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。陽性と確認された割合は73・2%となり、1日の発表としてはこれまでで最も高くなりました。
 2日の900人のうち感染経路が判明しているのは235人で、家庭内が148人、職場内が27人、会食が22人、施設内が7人などとなっています。
 このうち施設内の7人は、同じ老人ホームに入所する80歳代と90歳代の女性で、ほかに感染した人がいないかどうか調査しているということです。
 これでこの変異ウイルスへの感染が確認されたのは、都内で7749人になりました。

 2021年8月3日(火)




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