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■インドネシアのコロナ死者、累計で10万人突破 自宅療養中の死亡多く [健康ダイジェスト]

 7月から新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドネシアでは、感染して死亡した人が累計で10万人を超えました。自宅で療養している間に亡くなる人が多いことから、政府は、医療を提供する臨時の隔離施設の設置を急ぐなど対応に追われています。
 東南アジア最大の経済国であるインドネシアでは、感染力が強いデルタ型変異ウイルスによる感染が拡大し、連日3万人から5万人の新たな感染者が確認されているほか、1日当たりの死者は1500人を上回る日が続いており、世界でも特に多くなっています。
 インドネシア政府のまとめによりますと、4日に新たに1747人が死亡し、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は累計で10万636人となり、10万人を超えました。
 このうち、感染が急拡大した7月だけで、約3万5000人が亡くなっています。
 日本人の死者も相次いでおり、現地の日本大使館によりますと、6月下旬からこれまでに、日系企業の駐在員など16人が死亡したということです。
 インドネシア政府は、感染して自宅で療養している間に症状が悪化し、病院で治療を受けるのが遅れて亡くなるケースが多いとして、医師や看護師が常駐する臨時の隔離施設の設置を急ぐとともに、軍や警察も動員して、感染者には隔離施設に移動するよう呼び掛けています。
 一般市民が報告した新型コロナウイルス関連データをまとめるNGO「ラポルCOVIDー19」によると、6月初めから7月24日までの間に2600人以上の患者が自宅で死亡しました。
 確認された感染者は350万人を超えていますが、実際の感染者数は公式統計を上回るとみられています。

 2021年8月5日(木)




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■モデルナ製ワクチン、2回目接種翌日の発熱78% 39%が病気休暇 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの2回目接種後、78%の人が翌日に発熱し、病気休暇を取った人も39%いたことが4日、厚生労働省研究班の調査で明らかになりました。研究班は少なくとも2回目接種の翌日は勤務の予定を入れないことを呼び掛けました。
 順天堂大学などの研究班が、4日の厚労省部会で報告しました。モデルナ製を接種した自衛官ら約2500人を調査したところ、78%が翌日37・5度以上の発熱を訴えました。38度以上の発熱も61%いました。約2割は接種2日後も発熱症状がありました。39%の人が翌日休暇を取り、2日間休んだ人も10%いました。
 研究班の代表で、順天堂大学医学部の伊藤澄信客員教授は、「接種から3日後には症状が治まっていることが多いが、発熱は40度に達することもある。特に2回目の接種後は安静にして、翌々日ごろまでは仕事や学校を休むことも検討してほしい」としています。
 4日の部会には、アメリカのファイザー製とモデルナ製の接種後の副作用の疑いがある事例の発生状況も報告されました。重いアレルギーのアナフィラキシーは、7月25日までにファイザー製で360件、モデルナ製で8件の報告がありました。
 接種後の死亡は、ファイザー製で828人、モデルナ製は6人報告がありました。副作用疑いや死亡例について、同部会は「接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」と結論付けました。

 2021年8月5日(木)




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■国内の新型コロナ新規感染者1万4207人、14都府県で最多更新 東京都は4166人 [健康ダイジェスト]

 国内では4日午後6時30分の時点で、東京都で4166人、神奈川県で1484人、大阪府で1224人、埼玉県で1200人、千葉県で840人、福岡県で752人、沖縄県で602人、兵庫県で422人、愛知県で376人、北海道で366人、茨城県で290人、京都府で277人、群馬県で204人、静岡県で202人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに計1万4207人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 1日の発表としてはこれまでで最も多くなり、茨城、栃木、群馬、東京、埼玉、千葉、新潟、山梨、静岡、三重、滋賀、京都、福岡、沖縄の14府県でも過去最多を更新しました。
 また、神奈川県で4人、大阪府で2人、兵庫県で1人、愛知県で1人、東京都で1人、栃木県で1人、滋賀県で1人、福岡県で1人、茨城県で1人、鳥取県で1人の、合わせて14人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は空港検疫などを含め97万1192人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて97万1904人となっています。
 感染して亡くなった人は国内で感染が確認された人が1万5233人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万5246人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、4日時点で777人となっています。
 東京都は4日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4166人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の発表としては7月31日の4058人を上回り、これまでで最も多くなりました。 
 4日までの7日間平均は3478・7人で、前週の178・0%となり、感染の急激な拡大が止まりません。
 4日の新規感染者4166人の年代別は、10歳未満が172人、10歳代が339人、20歳代が1380人、30歳代が885人、40歳代が658人、50歳代が493人、60歳代が136人、70歳代が55人、80歳代が37人、90歳代が10人、100歳以上が1人。
 これで都内で感染が確認されたのは、23万人を超えて23万1096人となりました。
 一方、都の基準で集計した4日時点の重症の患者は、3日より3人増えて115人でした。
 また、都は、感染が確認された80歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した人は、2301人になりました。
 東京都は4日、都内で1日の発表としてはこれまでで最も多い1526人が、インドで確認された「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
また、陽性と確認された割合は78・1%となり、これまでで最も高くなりました。
 1526人のうち感染経路がわかっているのは291人で、家庭内が178人、職場内が46人、会食が22人などとなっています。
 これでこの変異ウイルスへの感染が都内で確認されたのは、1万人を超えて1万324人になりました。

 2021年8月5日(木)




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