■新型コロナに国内で１万5753人感染、４日連続で最多更新 地方でも歯止めかからず６県で最多に [健康ダイジェスト]
国内の新型コロナウイルス感染者は７日、新たに１万5753人が確認され、６日の１万5645人を上回って４日連続で過去最多を更新しました。
東京都では過去２番目に多い4566人に上ったほか、埼玉と千葉、山梨、静岡、滋賀、熊本の計６県でこれまでで最多となりました。首都圏だけでなく、地方でも感染拡大に歯止めがかからない状況となっています。
東京都のほかに新規感染者が1000人を上回ったのは、神奈川、埼玉、千葉の３県と大阪府でした。
東京都は７日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて4566人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これまでで２番目に多く、１日の感染確認が4000人を超えるのは４日連続です。
１週間前の土曜日より508人増えました。今日までの７日間平均は3893・０人で、前週の133・３％となり感染の急拡大が続いています。
自宅で療養している人は、６日よりさらに408人増えて１万8444人となり、過去最多を更新しました。
また、都は、感染が確認された50歳代の女性２人と60歳代の女性１人、70歳代の男性１人の、合わせて４人が死亡したことを明らかにしました。
このうち50歳代の女性１人は、８月２日に陽性とわかり、自宅療養をしていたということです。自宅療養を始めて４日目の８月５日になって容体が急変して、搬送された病院で亡くなったということです。
今回の第５波で自宅療養中に死亡した人を都が把握したのは初めてで、都の担当者は「これだけ自宅療養者が増えると体調が急変する人のフォローアップが重要になる。フォローアップ体制の拡充を図る必要がある」と話しています。
これで都内で感染して死亡した人は、2310人になりました。
また、都の基準で集計した重症の患者は６日より９人増えて、150人でした。150人以上となるのは今年１月28日以来で、重症患者用の病床の38・３％を使用しています。
都内の重症患者は増加傾向が続いており、８月１日に100人を超えた後、１週間もたたないうちに50人近く増え、最も多かった今年１月20日の160人に迫っています。
７日時点で入院している人は、3485人になりました。６日より102人増え、今年１月12日の3427人を超えて過去最多となりました。「現在確保している病床に占める割合」は58・４％です。
都の担当者は、「感染者が第３波のピークの倍近くになっていて、それに伴って入院患者と重症患者が増えている。感染者の増加から、少し遅れて増えるので、今後、さらに増える可能性が高い」と話しています。
その上で、「『医療体制のひっ迫が始まっている』と専門家も指摘している。感染者を少しでも減らすことが入院患者と重症患者を減らすことにつながる。連休やお盆休みもステイホームしていただき、会食など感染リスクがある行動を控えてほしい」と話しています。
７日の新規感染者4566年代別は、10歳未満が208人、10歳代が418人、20歳代が1467人、30歳代が982人、40歳代が675人、50歳代が543人、60歳代が161人、70歳代が63人、80歳代が39人、90歳代が９人、100歳以上が１人。
感染経路がわかっている1673人の内訳は、「家庭内」が最も多く1065人、「職場内」が244人、「施設内」が81人、「会食」が56人などとなっています。
これで都内で感染が確認されたのは、24万5219人となりました。
２０２１年８月７日（土）
東京都では過去２番目に多い4566人に上ったほか、埼玉と千葉、山梨、静岡、滋賀、熊本の計６県でこれまでで最多となりました。首都圏だけでなく、地方でも感染拡大に歯止めがかからない状況となっています。
東京都のほかに新規感染者が1000人を上回ったのは、神奈川、埼玉、千葉の３県と大阪府でした。
東京都は７日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて4566人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これまでで２番目に多く、１日の感染確認が4000人を超えるのは４日連続です。
１週間前の土曜日より508人増えました。今日までの７日間平均は3893・０人で、前週の133・３％となり感染の急拡大が続いています。
自宅で療養している人は、６日よりさらに408人増えて１万8444人となり、過去最多を更新しました。
また、都は、感染が確認された50歳代の女性２人と60歳代の女性１人、70歳代の男性１人の、合わせて４人が死亡したことを明らかにしました。
このうち50歳代の女性１人は、８月２日に陽性とわかり、自宅療養をしていたということです。自宅療養を始めて４日目の８月５日になって容体が急変して、搬送された病院で亡くなったということです。
今回の第５波で自宅療養中に死亡した人を都が把握したのは初めてで、都の担当者は「これだけ自宅療養者が増えると体調が急変する人のフォローアップが重要になる。フォローアップ体制の拡充を図る必要がある」と話しています。
これで都内で感染して死亡した人は、2310人になりました。
また、都の基準で集計した重症の患者は６日より９人増えて、150人でした。150人以上となるのは今年１月28日以来で、重症患者用の病床の38・３％を使用しています。
都内の重症患者は増加傾向が続いており、８月１日に100人を超えた後、１週間もたたないうちに50人近く増え、最も多かった今年１月20日の160人に迫っています。
７日時点で入院している人は、3485人になりました。６日より102人増え、今年１月12日の3427人を超えて過去最多となりました。「現在確保している病床に占める割合」は58・４％です。
都の担当者は、「感染者が第３波のピークの倍近くになっていて、それに伴って入院患者と重症患者が増えている。感染者の増加から、少し遅れて増えるので、今後、さらに増える可能性が高い」と話しています。
その上で、「『医療体制のひっ迫が始まっている』と専門家も指摘している。感染者を少しでも減らすことが入院患者と重症患者を減らすことにつながる。連休やお盆休みもステイホームしていただき、会食など感染リスクがある行動を控えてほしい」と話しています。
７日の新規感染者4566年代別は、10歳未満が208人、10歳代が418人、20歳代が1467人、30歳代が982人、40歳代が675人、50歳代が543人、60歳代が161人、70歳代が63人、80歳代が39人、90歳代が９人、100歳以上が１人。
感染経路がわかっている1673人の内訳は、「家庭内」が最も多く1065人、「職場内」が244人、「施設内」が81人、「会食」が56人などとなっています。
これで都内で感染が確認されたのは、24万5219人となりました。
２０２１年８月７日（土）
■モデルナ製ワクチン、冬前に追加接種必要 半年後から効果低下も [健康ダイジェスト]
アメリカのバイオ製薬モデルナは５日、開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、有効性を維持するために３回目の追加接種（ブースター接種）が「冬のシーズンを前に必要になる」との見解を示しました。２回目の接種から６カ月は有効性が９割を上回る一方、６カ月後からインド型（デルタ型）などの変異ウイルスに対する予防効果が低下し始めると指摘しました。
モデルナが公表した臨床試験（治験）のデータによると、２回目の接種から６カ月間は有効性が93%となります。ただ、感染拡大が深刻となるデルタ型変異ウイルスなどに対しては、接種後に体内でつくられウイルスの働きを抑える「中和抗体」の量が６カ月後から低下し始めると指摘しました。
治験を進めるブースター接種についての研究結果も、併せて公表。ブースター候補として従来ワクチン、デルタ型に特化したワクチンなど３種類で治験を進めており、いずれもデルタ型に対する予防効果を高めることを確認したといいます。
スティーブン・ホーグ社長は同日の決算説明会で、「ワクチンの有効性は６カ月間維持されるものの、抗体レベルは徐々に低下し、有効性に影響を与える。冬を前にブースター接種が必要になる」と述べました。
ブースター接種を巡っては、イスラエルやドイツ、フランスなどが接種に動く一方で、世界保健機関（ＷＨＯ）は公平な供給の観点からブースター接種を９月末まで中止すべきだとの見解を示しました。アメリカでは７月上旬、疾病対策センター（ＣＤＣ）と食品医薬品局（ＦＤＡ）が「現時点で必要ない」との見解を示しました。
モデルナが同日発表した2021年４～６月期決算は、売上高が前年同期比65倍の43億ドル（約4790億円）、最終損益が27億ドルの黒字（前年同期は１億1700万ドルの赤字）でした。同期間に新型コロナワクチンを１億9900万回分販売しており、売上高は42億ドルでした。同ワクチンは世界50以上の国・地域で緊急使用などが承認されており、2021年には８億～10億回分を生産する計画です。
２０２１年８月７日（土）
モデルナが公表した臨床試験（治験）のデータによると、２回目の接種から６カ月間は有効性が93%となります。ただ、感染拡大が深刻となるデルタ型変異ウイルスなどに対しては、接種後に体内でつくられウイルスの働きを抑える「中和抗体」の量が６カ月後から低下し始めると指摘しました。
治験を進めるブースター接種についての研究結果も、併せて公表。ブースター候補として従来ワクチン、デルタ型に特化したワクチンなど３種類で治験を進めており、いずれもデルタ型に対する予防効果を高めることを確認したといいます。
スティーブン・ホーグ社長は同日の決算説明会で、「ワクチンの有効性は６カ月間維持されるものの、抗体レベルは徐々に低下し、有効性に影響を与える。冬を前にブースター接種が必要になる」と述べました。
ブースター接種を巡っては、イスラエルやドイツ、フランスなどが接種に動く一方で、世界保健機関（ＷＨＯ）は公平な供給の観点からブースター接種を９月末まで中止すべきだとの見解を示しました。アメリカでは７月上旬、疾病対策センター（ＣＤＣ）と食品医薬品局（ＦＤＡ）が「現時点で必要ない」との見解を示しました。
モデルナが同日発表した2021年４～６月期決算は、売上高が前年同期比65倍の43億ドル（約4790億円）、最終損益が27億ドルの黒字（前年同期は１億1700万ドルの赤字）でした。同期間に新型コロナワクチンを１億9900万回分販売しており、売上高は42億ドルでした。同ワクチンは世界50以上の国・地域で緊急使用などが承認されており、2021年には８億～10億回分を生産する計画です。
２０２１年８月７日（土）
■新型コロナ、国内で過去最多の１万5645人感染 東京都で過去２番目に多い4515人感染 [健康ダイジェスト]
国内では６日午後７時30分の時点で、東京都で4515人、神奈川県で2082人、大阪府で1310人、埼玉県で1220人、千葉県で1057人、福岡県で840人、沖縄県で565人、兵庫県で477人、愛知県で387人、京都府で289人、北海道で283人、静岡県で224人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに計１万5645人の新型コロナウイルスへの感染が発表され、１日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。
これにより国内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が、100万人を超えました。
また、神奈川県で５人、東京都で４人、大阪府で２人、愛知県で２人、兵庫県で１人、北海道で１人、千葉県で１人、埼玉県で１人、沖縄県で１人、福岡県で１人、秋田県で１人の、合わせて20人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め100万2093人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて100万2805人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万5261人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて１万5274人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より197人増えて1020人となっています。
東京都は６日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4515人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内では５日に、これまでで最も多い5042人の感染が確認されており、６日の4515人は５日に次いで過去２番目の多さです。
また、4000人を超えるのは３日連続です。4515人は、１週間前の金曜日より1215人増えています。
６日までの７日間平均は3820・４人で前週の152・７％となり、感染の急拡大が止まりません。
新規感染者4515人の年代別は、10歳未満が188人、10歳代が369人、20歳代が1517人、30歳代が962人、40歳代が730人、50歳代が498人、60歳代が144人、70歳代が59人、80歳代が39人、90歳代が８人、100歳以上が１人。
これで都内で感染が確認されたのは、24万人を超えて24万653人となりました。
一方、都の基準で集計した６日時点の重症の患者は、５日より６人増えて141人でした。140人以上となるのは、今年１月31日以来です。
都の担当者は、「重症の患者は、感染者の増加から１週間から２週間ほど遅れて増える傾向があり、まだ増える可能性が高い。中等症で入院している人の症状が悪化したのに、すぐに重症用の病床を使用できないケースがあると聞いている。重症の患者がさらに増えると、入院調整全体がより困難になると予想される」と話しています。
このほか、このところ増え続けている自宅で療養している人は、５日よりさらに1123人増えて１万8036人となり、これまでで最も多くなっています。
また、都は、感染が確認された40歳代と50歳代、70歳代、80歳代の男性４人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で死亡した人は、2306人になりました。
東京都は６日、都内で１日の発表としてはこれまでで最も多い2898人がインドで確認された「Ｌ452Ｒ」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、陽性と確認された割合は84・５％となり、これまでで最も高くなりました。
２０２１年８月７日（土）
これにより国内で新型コロナウイルスの感染が確認された人が、100万人を超えました。
また、神奈川県で５人、東京都で４人、大阪府で２人、愛知県で２人、兵庫県で１人、北海道で１人、千葉県で１人、埼玉県で１人、沖縄県で１人、福岡県で１人、秋田県で１人の、合わせて20人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め100万2093人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて100万2805人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万5261人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて１万5274人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より197人増えて1020人となっています。
東京都は６日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4515人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内では５日に、これまでで最も多い5042人の感染が確認されており、６日の4515人は５日に次いで過去２番目の多さです。
また、4000人を超えるのは３日連続です。4515人は、１週間前の金曜日より1215人増えています。
６日までの７日間平均は3820・４人で前週の152・７％となり、感染の急拡大が止まりません。
新規感染者4515人の年代別は、10歳未満が188人、10歳代が369人、20歳代が1517人、30歳代が962人、40歳代が730人、50歳代が498人、60歳代が144人、70歳代が59人、80歳代が39人、90歳代が８人、100歳以上が１人。
これで都内で感染が確認されたのは、24万人を超えて24万653人となりました。
一方、都の基準で集計した６日時点の重症の患者は、５日より６人増えて141人でした。140人以上となるのは、今年１月31日以来です。
都の担当者は、「重症の患者は、感染者の増加から１週間から２週間ほど遅れて増える傾向があり、まだ増える可能性が高い。中等症で入院している人の症状が悪化したのに、すぐに重症用の病床を使用できないケースがあると聞いている。重症の患者がさらに増えると、入院調整全体がより困難になると予想される」と話しています。
このほか、このところ増え続けている自宅で療養している人は、５日よりさらに1123人増えて１万8036人となり、これまでで最も多くなっています。
また、都は、感染が確認された40歳代と50歳代、70歳代、80歳代の男性４人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で死亡した人は、2306人になりました。
東京都は６日、都内で１日の発表としてはこれまでで最も多い2898人がインドで確認された「Ｌ452Ｒ」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、陽性と確認された割合は84・５％となり、これまでで最も高くなりました。
２０２１年８月７日（土）
QRコード
