■ロシアのコロナ死者が1日で815人、2日連続最多 中国は全国的な感染拡大リスクを「抑制」 [健康ダイジェスト]
ロシアで13日、新型コロナウイルスによる1日の死者数が2日連続で過去最多を記録しました。一方で中国は、感染力の高いデルタ型変異ウイルスの感染拡大を抑制しつつあると発表しました。
ロシアでは同日、流行中心地である首都モスクワで新型ウイルス対策の規制の一部が解除されました。だが政府の集計によると、同国では直近24時間で815人が死亡し、2万2277人の感染が確認されました。1日の死者数としては、パンデミック(世界的な大流行)が始まってから最多となる808人を記録した12日に続いて、2日連続で過去最多を更新しました。
これにより、ロシア国内の累計感染者数は646万8890人、累計死者数は16万5996人となりまし。
感染者数が世界で4番目に多く、死者数が世界で6番目に多いロシアでは、6月中旬以降、デルタ型変異ウイルスにより新たな感染の波が起きています。ロシア国民にはワクチン懐疑派が多く、独立系調査機関レバダ・センターが今週発表した世論調査結果では、国民の55%が接種を受けない予定だと回答しています。
一方、今週に新規感染者数が過去7カ月で最多を記録していた中国の保健当局は13日、感染拡大を抑え込みつつあるとの見方を示しました。
当局によると、同国ではデルタ型変異ウイルスのクラスター(感染者集団)が18省48都市へと広まり、少なくとも1282人が感染しました。
だが中国疾病予防抑制センターの賀青華報道官は、「これら48都市のうち、36都市では5日連続で新規感染が報告されていない」と指摘。「こうした状況からみて、全国的な感染拡大のリスクは概して抑制可能であり、全国規模での大規模な感染拡大のリスクも比較的低い」と語りました。
国家衛生健康委員会の報道官の13日の発表によると、中国では人口の半数以上に当たる7億7700万人がすでにワクチン接種を完了しており、接種回数は18億3000万回を超えています。
同国はさらに、最近の感染拡大を受けた措置として、対象を絞ったロックダウン(都市封鎖)や移動制限、集団検査など新たな一連の対策を実施し、航空便国際線や貨物輸送での感染防止策も強化していました。
中国指導部は短期的には少なくとも来年いっぱい厳しい制限を維持する意向で、北京で開催される冬季オリンピックのスケジュールを狂わせたり、5年に1度の共産党大会での習近平総書記の3期目就任に影を落としたりするような感染急拡大は望んでいません。
世界では多くの国が新型コロナウイルスとの共生に軸足を移しつつある中で、中国はコロナを一切容認しない政策を堅持しています。
2021年8月14日(土)
ロシアでは同日、流行中心地である首都モスクワで新型ウイルス対策の規制の一部が解除されました。だが政府の集計によると、同国では直近24時間で815人が死亡し、2万2277人の感染が確認されました。1日の死者数としては、パンデミック(世界的な大流行)が始まってから最多となる808人を記録した12日に続いて、2日連続で過去最多を更新しました。
これにより、ロシア国内の累計感染者数は646万8890人、累計死者数は16万5996人となりまし。
感染者数が世界で4番目に多く、死者数が世界で6番目に多いロシアでは、6月中旬以降、デルタ型変異ウイルスにより新たな感染の波が起きています。ロシア国民にはワクチン懐疑派が多く、独立系調査機関レバダ・センターが今週発表した世論調査結果では、国民の55%が接種を受けない予定だと回答しています。
一方、今週に新規感染者数が過去7カ月で最多を記録していた中国の保健当局は13日、感染拡大を抑え込みつつあるとの見方を示しました。
当局によると、同国ではデルタ型変異ウイルスのクラスター(感染者集団)が18省48都市へと広まり、少なくとも1282人が感染しました。
だが中国疾病予防抑制センターの賀青華報道官は、「これら48都市のうち、36都市では5日連続で新規感染が報告されていない」と指摘。「こうした状況からみて、全国的な感染拡大のリスクは概して抑制可能であり、全国規模での大規模な感染拡大のリスクも比較的低い」と語りました。
国家衛生健康委員会の報道官の13日の発表によると、中国では人口の半数以上に当たる7億7700万人がすでにワクチン接種を完了しており、接種回数は18億3000万回を超えています。
同国はさらに、最近の感染拡大を受けた措置として、対象を絞ったロックダウン(都市封鎖)や移動制限、集団検査など新たな一連の対策を実施し、航空便国際線や貨物輸送での感染防止策も強化していました。
中国指導部は短期的には少なくとも来年いっぱい厳しい制限を維持する意向で、北京で開催される冬季オリンピックのスケジュールを狂わせたり、5年に1度の共産党大会での習近平総書記の3期目就任に影を落としたりするような感染急拡大は望んでいません。
世界では多くの国が新型コロナウイルスとの共生に軸足を移しつつある中で、中国はコロナを一切容認しない政策を堅持しています。
2021年8月14日(土)
■美容ローラーのやせる効果に、根拠なし 販売会社ヤーマンに課徴金 [健康ダイジェスト]
筋肉に電気刺激を与える美容ローラー「トルネードRFローラー」を使用すれば「短期間で痩身効果がある」とうたい、販売した美容機器メーカー「ヤーマン」(東京都江東区)に対し、消費者庁は14日までに、根拠がなく景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、課徴金239万円の納付を命じました。
消費者庁表示対策課によると、ヤーマンは2018年5月から2019年9月にかけ、自社ウェブサイト上の動画で、美容ローラーを使用する映像や、モニターとなった人物の商品使用前後を比較した身体の映像と一緒に、「たった1カ月でおなか周りマイナス9cm」などと表示していました。
ヤーマンは消費者庁の求めに応じて資料を提出したものの、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものではありませんでした。
消費者庁は、表示の効果を実証する資料とは認められないものだったとして、2020年3月に再発防止命令を出しています。
2021年8月14日(土)
消費者庁表示対策課によると、ヤーマンは2018年5月から2019年9月にかけ、自社ウェブサイト上の動画で、美容ローラーを使用する映像や、モニターとなった人物の商品使用前後を比較した身体の映像と一緒に、「たった1カ月でおなか周りマイナス9cm」などと表示していました。
ヤーマンは消費者庁の求めに応じて資料を提出したものの、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものではありませんでした。
消費者庁は、表示の効果を実証する資料とは認められないものだったとして、2020年3月に再発防止命令を出しています。
2021年8月14日(土)
■50歳以上にコロナワクチン3回目接種開始 イスラエルが対象拡大 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染者が再び増加している中東のイスラエルでは、60歳以上となっていた3回目のワクチン接種(ブースター接種)の対象が50歳以上に拡大され、政府は感染防止対策を加速させています。
イスラエルでは16歳以上の8割以上が2回のワクチン接種を終え、一時は1日の新規感染者が1ケタにまで減りましたが、感染力が強いデルタ型変異ウイルスの拡大に伴って再び感染者が増え、現在は連日6000人前後の感染が確認されています。
イスラエル政府は8月1日から重症化するケースが目立っていた60歳以上の人に対し、3回目のワクチン接種を始めましたが、13日からは対象年齢を50歳以上に拡大しました。また、医療従事者、新型コロナについて深刻なリスク要因のある人も3回目接種の対象に含めました。
ナフタリ・ベネット首相は12日、声明で「専門家チームが懸命に、プロフェッショナルに、そして徹底的に検討した結果、50歳以上にも効果があるという結論に達した」と述べ、国民に対し接種を呼び掛けました。
イスラエル政府のデータでは、過去1カ月に重症化した人のうち8割が60歳以上となっています。
イスラエル政府は屋内施設を利用する際の接種証明書の提示を再度、義務化したり、集会の人数を制限したりするなど感染防止対策を加速させています。
2021年8月14日(土)
イスラエルでは16歳以上の8割以上が2回のワクチン接種を終え、一時は1日の新規感染者が1ケタにまで減りましたが、感染力が強いデルタ型変異ウイルスの拡大に伴って再び感染者が増え、現在は連日6000人前後の感染が確認されています。
イスラエル政府は8月1日から重症化するケースが目立っていた60歳以上の人に対し、3回目のワクチン接種を始めましたが、13日からは対象年齢を50歳以上に拡大しました。また、医療従事者、新型コロナについて深刻なリスク要因のある人も3回目接種の対象に含めました。
ナフタリ・ベネット首相は12日、声明で「専門家チームが懸命に、プロフェッショナルに、そして徹底的に検討した結果、50歳以上にも効果があるという結論に達した」と述べ、国民に対し接種を呼び掛けました。
イスラエル政府のデータでは、過去1カ月に重症化した人のうち8割が60歳以上となっています。
イスラエル政府は屋内施設を利用する際の接種証明書の提示を再度、義務化したり、集会の人数を制限したりするなど感染防止対策を加速させています。
2021年8月14日(土)
■新型コロナ、東京都で過去最多の5773人感染 重症者も最多更新 [健康ダイジェスト]
東京都は13日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて5773人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これまでで最も多かった5日の5042人を上回り、過去最多となりました。
また、1週間前の6日より1258人増えており、感染の急速な拡大が続いています。13日までの7日間平均は、再び4000人を超えて4155・7人となりました。前週の108・8%です。
都の担当者は、「まだ感染拡大が続いている状況だ。人と接触すれば感染するリスクは高まる。どうしても外出する場合は短い時間、少人数にするようお願いしたい」と話しています。
13日の新規感染者5773人の年代別は、10歳未満が276人、10歳代が526人、20歳代が1810人、30歳代が1189人、40歳代が955人、50歳代が689人、60歳代が188人、70歳代が76人、80歳代が50人、90歳代が14人。
感染経路がわかっている2209人の内訳は、「家庭内」が最も多く1401人、「職場内」が372人、「施設内」が115人、「会食」が56人などとなっています。
一方、13日時点で入院している人は3727人と、12日より59人増え、7日連続で過去最多を更新しました。「現在確保している病床に占める割合」は、62・5%です。
都の基準で集計した13日時点の重症の患者は、12日より9人増えて227人でした。4日連続で過去最多を更新し、重症患者の増加が止まりません。都が現在確保している重症患者用の病床の使用率は、57・9%となりました。
重症患者の年代別は、10歳代が1人、20歳代が6人、30歳代が21人、40歳代が50人、50歳代が82人、60歳代が39人、70歳代が23人、80歳代が5人。
また、都は、感染が確認された50歳代から90歳代までの男女7人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で感染して死亡した人は、2332人になりました。
東京都内で新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は、13日時点で2万1723人になり、過去最多を更新しました。
12日に初めて2万人を超えて2万726人でしたが、さらに1000人近く増えました。1カ月前の7月13日の12・2倍で、急増しています。
また、東京都は、都内で新型コロナウイルスに感染し、13日に死亡が確認された50歳代の男性が、自宅で療養中に亡くなったことを明らかにしました。
これで、今回の第5波で自宅療養中に亡くなった人で都が把握したのは、4人になりました。
2021年8月14日(土)
また、1週間前の6日より1258人増えており、感染の急速な拡大が続いています。13日までの7日間平均は、再び4000人を超えて4155・7人となりました。前週の108・8%です。
都の担当者は、「まだ感染拡大が続いている状況だ。人と接触すれば感染するリスクは高まる。どうしても外出する場合は短い時間、少人数にするようお願いしたい」と話しています。
13日の新規感染者5773人の年代別は、10歳未満が276人、10歳代が526人、20歳代が1810人、30歳代が1189人、40歳代が955人、50歳代が689人、60歳代が188人、70歳代が76人、80歳代が50人、90歳代が14人。
感染経路がわかっている2209人の内訳は、「家庭内」が最も多く1401人、「職場内」が372人、「施設内」が115人、「会食」が56人などとなっています。
一方、13日時点で入院している人は3727人と、12日より59人増え、7日連続で過去最多を更新しました。「現在確保している病床に占める割合」は、62・5%です。
都の基準で集計した13日時点の重症の患者は、12日より9人増えて227人でした。4日連続で過去最多を更新し、重症患者の増加が止まりません。都が現在確保している重症患者用の病床の使用率は、57・9%となりました。
重症患者の年代別は、10歳代が1人、20歳代が6人、30歳代が21人、40歳代が50人、50歳代が82人、60歳代が39人、70歳代が23人、80歳代が5人。
また、都は、感染が確認された50歳代から90歳代までの男女7人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で感染して死亡した人は、2332人になりました。
東京都内で新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は、13日時点で2万1723人になり、過去最多を更新しました。
12日に初めて2万人を超えて2万726人でしたが、さらに1000人近く増えました。1カ月前の7月13日の12・2倍で、急増しています。
また、東京都は、都内で新型コロナウイルスに感染し、13日に死亡が確認された50歳代の男性が、自宅で療養中に亡くなったことを明らかにしました。
これで、今回の第5波で自宅療養中に亡くなった人で都が把握したのは、4人になりました。
2021年8月14日(土)
■国内の新型コロナ感染者、初めて2万人超え 3日連続で最多を更新 [健康ダイジェスト]
国内では13日、新たに発表された新型コロナウイルスの感染者が2万365人となり、初めて2万人を超え、1日の発表としては3日連続で過去最多を更新しました。
東京都で過去最多となる5773人が確認されたほか、1696人の埼玉県、1089人の千葉県、2281人の神奈川県でも最多を更新。首都圏の4都県だけで1万人を超えました。最多を更新したのは16都府県に上りました。インド型(デルタ型)変異ウイルスの影響で、全国で感染拡大の勢いに歯止めがかかりません。
また、東京都で7人、千葉県で6人、大阪府で3人、神奈川県で3人、茨城県で3人、滋賀県で1人、福岡県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて25人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め110万9912人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて111万624人となっています。
感染して亡くなった人は国内で感染が確認された人が1万5384人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万5397人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日よりも74人増えて1478人となり、春の「第4波」のピークで記録した1413人を上回り、過去最多を更新しました。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、沖縄県などでは重症者用の病床がほぼ枯渇しており、必要な医療を受けられずに自宅や療養施設で亡くなる人が増える恐れがあります。
全国の新規感染者は13日に初めて2万人を超え、最近1週間では10万人を超えており、感染拡大を直ちに抑え込まなければ、重症者のさらなる増加は必至。
都道府県別では、大阪府が422人で最も多く、東京都227人、神奈川県192人、埼玉県107人、沖縄県97人、京都府74人と続き、愛知県は21人、福岡県は16人となっています。
ただ、東京都は集中治療室に入った人が必ずしも重症者ではないなどとして、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)を着けた人に限っており、厚労省の定義に沿うと、11日時点で947人が重症。
一方、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は11日時点で全国で約7万4000人と前週の1・6倍に増えたことが、厚生労働省のまとめでわかりました。
2021年8月13日(金)
東京都で過去最多となる5773人が確認されたほか、1696人の埼玉県、1089人の千葉県、2281人の神奈川県でも最多を更新。首都圏の4都県だけで1万人を超えました。最多を更新したのは16都府県に上りました。インド型(デルタ型)変異ウイルスの影響で、全国で感染拡大の勢いに歯止めがかかりません。
また、東京都で7人、千葉県で6人、大阪府で3人、神奈川県で3人、茨城県で3人、滋賀県で1人、福岡県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて25人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め110万9912人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて111万624人となっています。
感染して亡くなった人は国内で感染が確認された人が1万5384人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万5397人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日よりも74人増えて1478人となり、春の「第4波」のピークで記録した1413人を上回り、過去最多を更新しました。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、沖縄県などでは重症者用の病床がほぼ枯渇しており、必要な医療を受けられずに自宅や療養施設で亡くなる人が増える恐れがあります。
全国の新規感染者は13日に初めて2万人を超え、最近1週間では10万人を超えており、感染拡大を直ちに抑え込まなければ、重症者のさらなる増加は必至。
都道府県別では、大阪府が422人で最も多く、東京都227人、神奈川県192人、埼玉県107人、沖縄県97人、京都府74人と続き、愛知県は21人、福岡県は16人となっています。
ただ、東京都は集中治療室に入った人が必ずしも重症者ではないなどとして、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)を着けた人に限っており、厚労省の定義に沿うと、11日時点で947人が重症。
一方、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は11日時点で全国で約7万4000人と前週の1・6倍に増えたことが、厚生労働省のまとめでわかりました。
2021年8月13日(金)