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■オーストラリアの新型コロナ新規感染者、初の1000人超え 屋外に仮設テント設置の病院も [健康ダイジェスト]

 オーストラリアで26日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者は、パンデミック(世界的大流行)以降初めて1000人を超えました。最大都市シドニーの2つの主要病院では、急増するコロナ患者に対応するため屋外に仮設テントが設置されました。
 6月中旬に今回の流行が始まったシドニーは、感染力の強いデルタ型変異ウイルスの封じ込めに苦慮。過去2カ月、厳格なロックダウン(都市封鎖)を講じているにもかかわらず、新規感染者は記録的な水準に達しています。
 シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州の新規感染者は1029人と、前日に記録した過去最高の919人を更新しました。このうち969人がシドニー都市圏で報告されました。
 シドニー西郊外の住民が主な利用者となっているウェストミード病院とブラックタウン病院は受け入れ体制を拡充するため、患者の経過観察や検査のためにテントを設置しました。
 ニューサウスウェールズ州のグラディス・ベレジクリアン首相は、当局は集中治療室(ICU)の人工呼吸器を昨年の早い段階に4倍の2000台に増やしたと説明。医療システムは「圧迫」されているものの、新型コロナワクチンの接種率が上がれば現在の危機に対応できると続けました。
 同州でICUに入っている116人のうち、102人はワクチン未接種。この日は3人の死者が新たに確認され、今回の感染拡大局面での累計死者は79人となりました。
 一方で、ベレジクリアン首相は、9月中旬からワクチン接種済みの人の行動制限を一部緩和する方針を明らかにしました。人口約800万人の同州では、接種を完了した住民が目標としていた600万人を超えたことを受け、ホットスポット(局地的流行地)以外の場所では9月中旬以降、接種を完了していれば最大5人まで屋外で集まることが認められます。
 シドニーのほか、国内第2の都市メルボルンや首都キャンベラでも厳格な行動規制が導入されおり、現在、約2500万人の国内人口の半数以上が外出自粛を強いられています。
 メルボルンのあるビクトリア州では26日、新規感染者が80人となり、前日の45人から増加しました。

 2021年8月26日(木)




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■7月の熱中症、全国で救急搬送は2万1372人 6月の4倍増に [健康ダイジェスト]

 各地で梅雨明けが早かった7月、全国で熱中症で医療機関に救急搬送された人は2万1372人と、6月の4945人から4倍超と大幅に増えました。
 26日からは東日本や西日本を中心に気温が上がって、各地で猛暑日が続く見込みで、熱中症への警戒が必要です。
 7月は、各地で梅雨明けが平年より早くなって猛暑日が続き、北日本の気温は平年よりかなり高くなりました。
 総務省消防庁によりますと、7月、全国で熱中症によって医療機関に救急搬送された人は2万1372人と、昨年の7月の2・5倍以上となりました。
 救急搬送時に死亡が確認されたのは47人、3週間以上の入院が必要な重症は546人、短期の入院が必要な中等症は7425人でした。
 都道府県別に見ると、東京都が1548人で最多。大阪府1288人、愛知県1217人と続きました。
 年齢別にみると、65歳以上の高齢者が1万2110人と半数以上を占めました。また、18歳以上65歳未満が6882人、7歳以上18歳未満が2203人、0歳から7歳未満が177人となっています。
 熱中症の発生場所では、「住居」が8698人と最も多く、次いで歩道などを含む「道路」が3707人、道路の工事現場や畑などの「仕事場」が2694人などとなっています。
 8月中旬は、前線の影響で雨の日が多くなりましたが、来週火曜日(31日)ごろにかけて全国的に気温が上がり、東日本や西日本を中心に35度以上の猛暑日になるところもある見込みです。
 26日は、岐阜市で37度、京都市や名古屋市、前橋市で36度、東京都心や大阪市などで35度と猛暑日が予想され、関東から九州の各地に熱中症警戒アラートが出ています。
 外出はなるべく避け、こまめに水分や塩分を補給するほか、屋内では室温が28度以上にならないよう適切に冷房を使用し、屋外では人との距離が十分ある時にはマスクを外して休憩することなども重要です。

 2021年8月26日(木)




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■モデルナ製ワクチン、160万回分接種停止 異物混入の報告 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は26日、アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて異物の混入が見付かったとして、約160万回分の接種を見合わせると発表しました。一部はすでに接種されているものの、現時点で健康被害は報告されていません。異物の詳細はモデルナ社が確認中といいます。
 国内供給を担う武田薬品工業に対して、8月中旬以降、東京・埼玉・愛知・茨城・岐阜の5都県8会場から異物混入の報告がありました。職場と自治体の大規模会場が含まれるといいます。いずれも接種前の確認で異物を発見しました。
 接種を見合わせるのは、異物混入が報告された製造ナンバー3004667(約57万回分)と、同じラインで製造した3004734(約52万回分)と3004956(約54万回分)のワクチン。すべてスペインの委託先工場で生産されて、7月下旬以降、日本に出荷されていたということで、配送先は863会場に上ります。海外でもゴム片の混入の報告があるといいます。
 厚労省は、「製造過程で異物が混入したと考えている。健康リスクはそれほど大きくない」と説明し、ほかのモデルナ製ワクチンは問題なく使えると判断しています。武田薬品工業は代替品の供給を進めており、接種の遅れなど「影響を最小限にするよう努める」としています。
 厚労省は、すでに接種を受けた人で体調に異変がある場合は、かかりつけ医に相談するか、武田薬品工業のコールセンターなどに連絡してほしいとしています。
 コールセンターの電話番号は0120(793)056で、土日祝日や休業日を除く午前時から午後5時半まで受け付けています。

 2021年8月26日(木)




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■新型コロナ、国内で新たに2万4321人感染 大阪府など10府県で過去最多 [健康ダイジェスト]

 国内では25日午後6時30分の時点で、東京都で4228人、大阪府で2808人、神奈川県で2304人、愛知県で1815人、埼玉県で1614人、千葉県で1452人、福岡県で1094人、兵庫県で1088人、沖縄県で809人、静岡県で638人、北海道で568人、京都府で531人など、47都道府県と空港検疫で、新たに計2万4321人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 大阪府、愛知県、兵庫県、沖縄県、宮城県、岐阜県、新潟県、青森県、高知県、福井県の10府県で、新規感染者が過去最多となりました。
 また、東京都で11人、千葉県で9人、神奈川県で9人、兵庫県で2人、埼玉県で2人、山口県で2人、石川県で2人、茨城県で2人、和歌山県で1人、大分県で1人、大阪府で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人の、合わせて44人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め136万8110人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて136万8822人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万5756人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万5769人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より29人増えて1964人となり、13日連続で過去最多を更新しました。
 東京都は25日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて4228人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の水曜日より1158人減りました。前週の同じ曜日を下回るのは、これで3日連続です。
 25日までの7日間平均は4471・4人で、前週の95・2%となり、減少しました。7日間平均が前週を下回るのは、今年6月19日以来です。
 25日の新規感染者4228人の年代別は、10歳未満が308人、10歳代が417人、20歳代が1179人、30歳代が890人、40歳代が663人、50歳代が491人、60歳代が115人、70歳代が86人、80歳代が60人、90歳代が19人。
 感染経路が判明している1712人の内訳は、「家庭内」が最も多く1143人、「職場内」が220人、「施設内」が119人、「会食」が65人などとなっています。
 これで都内で感染が確認されたのは、32万3157人になりました。
 一方、25日時点で入院している人は、24日より30人増えて4154人となり、5日連続で最多を更新しました。「現在確保している病床に占める割合」は、69・6%です。
 都の基準で集計した25日時点の重症の患者は、24日より9人増えて277人で、これまでで最も多くなりました。重症患者用の病床に占める割合は、70・7%となっています。
 重症患者の年代別は、10歳代が1人、20歳代が4人、30歳代が23人、40歳代が49人、50歳代が109人、60歳代が58人、70歳代が27人、80歳代が6人。
 このほか、ホテルなどで宿泊療養している人は、25日時点で初めて2000人を上回って2019人となり過去最多です。
 また、都は、感染が確認された30歳代から60歳代と、80歳代から90歳代の男女合わせて11人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち80歳代の女性は感染が確認された後も、家族の希望により入所する有料老人ホームで療養を続けていましたが、8月21日に亡くなったということです。
 また、30歳代の男性は都内の医療機関で受けた検査で感染していることがわかり、都外にある自宅で毎日、保健所の健康観察を受けながら療養していましたが、8月15日に連絡がとれなくなり自宅で亡くなっているのが見付かりました。男性は1人暮らしで、糖尿病の基礎疾患があったということです。
 80歳代の女性は8月23日に自宅で倒れているのを同居する家族が見付け、病院に搬送された後の検査で感染が確認されて、その後、亡くなりました。女性は2回のワクチン接種を終えていたということです。
 第5波に入って8月、自宅療養中に死亡した人は、都によりますとこれで14人だということです。
 都内で感染して死亡した人は、合わせて2404人になりました。

 2021年8月26日(木)




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