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■神奈川県鎌倉市の接種会場でファイザー製ワクチン1本に異物 [健康ダイジェスト]

 神奈川県鎌倉市は13日、新型コロナウイルスのワクチンの接種会場で、ファイザー製のワクチンから異物が見付かったと発表しました。鎌倉市はファイザーに分析を依頼したということです。
 鎌倉市によりますと、12日午後、市役所で行われた新型コロナウイルスのワクチンの集団接種の会場で、ファイザー製のワクチンの瓶1本から異物が見付かったということです。
 薬剤師が、ワクチンを生理食塩水で希釈して、3本目の注射器に入れる際に白い浮遊物があるのを見付けたということで、すでに2本の注射器に入れていたものを含め、この1本について使用を中止しました。
 市によりますと、浮遊物は1ミリほどの大きさだったということです。
 このワクチンのロット番号はFF5357ですが、同一のロット番号のほかのワクチンについては、目視で異常がなかったことからそのまま使用したということです。

 2021年9月13日(月)




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■イギリス、イングランドでのワクチンパスポート提示義務化を断念 スコットランドは提示義務付け [健康ダイジェスト]

 イギリスのサジド・ジャビド保健相は12日、イングランド地方を対象に、ナイトクラブや大人数が集まるイベントに入場する際、新型コロナワクチンを2回接種したことを示す証明書「ワクチンパスポート」の提示を義務付ける計画を断念したと発表しました。
 9月末から導入する予定でしたが、イベント業者や保守党の一部議員が反発していました。
 ジャビド保健相は計画を断念したことについて、ワクチン接種率が高いことに言及し、現状では必要性がないと判断したと説明し、「適切に検討した結果だが、今後も選択肢の1つとして残る」と述べました。
 イギリスでは、16歳以上の8割超が2回目のワクチン接種を終えています。政府は近く、12~15歳への接種拡大の適否を判断するとみられています。
 ジャビド保健相は、娯楽の場でのワクチンパスポートの提示義務化という考えに違和感を覚えるとし、「日常の行動に際して書類か何かの提示を求めるという考えをいいと思ったことはない」と語りました。
 ワクチンパスポートの提示義務を巡っては、反対派から市民の自由権を侵害する可能性があるとの批判が出ていました。
 一方、イギリス北部のスコットランド地方の議会は9日、500人以上の観客が入る屋内のライブや、4000人以上が集まる屋外でのイベントなどに参加する際はワクチンパスポートの提示を義務付ける法案を可決しました。10月1日から運用が始まります。
 ただ18歳未満や、健康上の理由などでワクチンを接種できない人は規制の対象になりません。

 2021年9月13日(月)




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■糖尿病や肥満などリスク因子が多いと新型コロナウイルスで重症化 北里大が研究 [健康ダイジェスト]

 65歳以上、男性、2型糖尿病、肥満の4つのリスク因子のうち当てはまる項目が多いほど、新型コロナウイルスに感染した場合、入院治療や集中治療となる危険性が高まるとする研究結果を、北里大学の研究チームがまとめました。重症化して集中治療室(ICU)での措置が必要になったのは、1つだと約3倍、4つだと約56倍に増えたといいます。
 昨年1月から11月に、アメリカで新型コロナウイルスに感染した約2万8000人の電子医療記録データを解析しました。
 リスク因子が重なった場合の危険性を解析したところ、感染後に入院治療の必要性が出るのは、リスク因子が1つだと、ない人の約3倍、リスク因子が4つだと、ない人の約19倍に増加。集中治療室などでの措置が必要相当になったのは、2つだと約15倍、3つだと約38倍でした。
 これまでも小規模な調査によって高齢や肥満などが新型コロナウイルス感染症の重症化に関係するリスク因子であることは知られていましたが、複数のリスク因子が重積した時に、どのくらい危険性が高まるか明らかになったのは初めてといいます。重症化の予測や予防につながると期待されています。肥満の定義はアメリカに合わせ体格指数(BMI)が30以上としました。
 研究内容は2021年9月9日に、イギリスの総合科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました。

 2021年9月13日(月)




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■新型コロナ、東京都で1067人感染 死亡確認は21人 [健康ダイジェスト]

 東京都は12日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて1067人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の日曜日より786人減り、前週の同じ曜日を下回るのは21日連続です。12日までの7日間平均は1384・0人で、前週の54・3%です。7日間平均が前週を下回るのは19日連続です。
 12日の新規感染者1067人の年代別は、10歳未満が111人、10歳代が137人、20歳代が254人、30歳代が187人、40歳代が184人、50歳代が105人、60歳代が36人、70歳代が29人、80歳代が21人、90歳代が3人。
 感染経路が判明している521人の内訳は、「家庭内」が最も多く328人、「施設内」が93人、「職場内」が62人、「会食」が4人などとなっています。
 このうち「施設内」では、高校でクラスターが発生し、1年生から3年生までの生徒43人と教諭1人の合わせて44人の感染が確認されました。
 これで都内で感染が確認された人は、36万6283人になりました。
 一方、12日時点で入院している人は、11日より79人減って3570人でした。「現在確保している病床に占める割合」は、54・2%です。
 都の基準で集計した12日時点の重症の患者は、11日より3人減って230人でした。重症患者用の病床に占める割合は、45・7%です。
 重症患者の年代別は、20歳代が5人、30歳代が11人、40歳代が28人、50歳代が100人、60歳代が52人、70歳代が31人、80歳代が3人。
 また、都は、感染が確認された50歳代から90歳代の男女21人が死亡したことを明らかにしました。
 1日当たりの発表が20人を超えるのは、23人だった今年3月31日以来です。
 このうち70歳代の男性は、9月1日に感染がわかった後、軽症と判断されて自宅で療養していました。しかし、9月7日に容体が急変し、病院に搬送されましたが、その日のうちに死亡しました。亡くなる前日の保健所による健康観察では、症状の悪化は確認されていなかったということです。
 今回の第5波で、8月以降、自宅療養中に亡くなった人は、これで36人になりました。
このほか、50歳代の男性は1人暮らしで、連絡がとれないことを心配した家族が男性の自宅を訪ねたところ、亡くなっているのが見付かりました。死亡が確認された後に感染が判明したということです。
 これで都内で感染して死亡した人は、2666人になりました。

 2021年9月13日(月)  




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