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■新型コロナ、2022年春には「一般的な風邪に近付く」 イギリスの専門家が指摘 [健康ダイジェスト]

 イギリスのオックスフォード大学のジョン・ベル教授は23日、イギリスのラジオ番組で、新型コロナウイルスは2022年春には一般的な風邪に近付くとの認識を示しました。ワクチン接種が進んでいるほか感染することによって免疫力が高まっていると指摘し、「最悪期は超えており、冬も乗り越えられるだろう」と述べました。
 ベル教授は、イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学による新型コロナワクチンの開発に携わった専門家。同氏はラジオ番組で新型コロナが他の一般的な風邪に近付くかと問われ、「恐らく来年の春までにはそうなっているだろう」と語りました。医療システムへの負荷が大きく減ったとした上で、「死者は非常に高齢の人が多く、新型コロナが原因で死亡したかどうか完全にはわからない」とも述べました。
 また、イギリスの日刊紙デイリー・テレグラフなどによりますと、アストラゼネカとの新型コロナワクチンの共同開発に携わっオックスフォード大学のサラ・ギルバート教授は22日に開かれた講演の中で、今後、新型コロナウイルスは弱毒化して最終的には風邪の原因の一つになるとの見通しを示しました。
 ギルバート教授は、一般論として「ウイルスは免疫が高まった集団に広がると、時間とともに毒性が弱まる傾向にある」とし、「こうした場合、ウイルスは行き場が少なくなるため、致命的な変異を起こす可能性は低くなる」と指摘。
 その上で、新型コロナウイルスの症状は今後は軽くなっていき、最終的には季節性の風邪を引き起こすウイルスの一つになるとの見通しを示しました。
 イギリスではこれまでに、16歳以上の82%が2回のワクチン接種を受けたほか、50歳以上には3回目の接種を始めました。7月19日に感染対策の規制を全面的に解除してから、1日の新規感染者は3万人台と高水準で推移しているものの、ワクチン接種の効果で死者や入院者数はこれまでの流行時のようには増えていません。
 7月の規制解除でマスク着用などの義務がなくなったほか、9月から学校の新学期が始まったことで爆発的な感染が起きるとの見方もあったものの、今のところ最悪の事態は免れています。
 一方、2020年は10月から新型コロナの感染が急拡大しており、インフルエンザも含めた冬場の流行を警戒する声は根強くあります。

 2021年9月24日(金)




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■107歳の日本人姉妹、史上最高齢の双子に認定 ギネス世界記録 [健康ダイジェスト]

 ギネスワールドレコーズジャパン社は21日までに、9月1日に107歳300日となった香川県在住の炭山ウメノさんと、大分県在住の兒玉コウメさんの双子の姉妹を、「存命中の最高齢の一卵性双生児」と「史上最高齢の一卵性双生児」として、ギネス世界記録に認定したと発表しました。
 名古屋市に在住していた成田きんさん(2000年死去)、蟹江ぎんさん(2001年死去)の双子姉妹の記録は、きんさんが死去した107歳175日で、これを上回りました。
 発表によると、2人は1913年(大正2年)11月5日、香川県の小豆島で、11人きょうだいの3人目(長女)と4人目(次女)として生まれました。
 当時は双子であることを理由にいじめられることもあったといいます。コウメさんは尋常小学校を卒業すると小豆島を出て結婚。2人は300キロ以上離れて暮らすようになり、冠婚葬祭でたまに顔を合わせる程度でしたが、70歳すぎから一緒に四国霊場八十八カ所巡礼もしたといいます。
 家族によりますと、2人は年を重ねるにつれ、「きんさんとぎんさんの長寿記録を目標にしたい」と口にしていたといいます。
 現在は、共に介護施設に入所している2人には、新型コロナウイルスの感染予防のため郵送でギネス記録の公式認定証が送られ、施設の職員から受け取ったウメノさんは涙を浮かべました。コウメさんは記録を認識することは困難だといいます。
 男性の一卵性双生児では、アメリカの兄弟が2000年1月に105歳で最高齢と認定されています。

 2021年9月24日(金)




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