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■カリフォルニア州、12歳以上の生徒にコロナワクチン接種義務付け 州としての義務化はアメリカ初 [健康ダイジェスト]

 アメリカのカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は1日、アメリカ食品医薬品局(FDA)が正式に承認した場合、州内の学校に通う12歳以上のすべての生徒に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けると発表しました。州レベルでの生徒に対する義務化は、全米で初めてとなります。来年1月以降の実施を目指します。
 義務化されれば、ワクチン未接種の生徒は医療や宗教上の理由があるケースを除き、校内で授業を受けられなくなり、保護者らの反発も予想されます。
 12歳以下の児童についても、承認され次第、段階的に広げるとしていて、医療や宗教上の理由での例外は認められます。
 ニューサム知事は、「カリフォルニアでは幼稚園から高校までに通うすべての児童・生徒にコロナワクチンの接種を義務付ける。我が州の学校ではすでに、麻疹や流行性耳下腺炎などのワクチン接種が義務付けられている。ワクチンが有効だからだ。これは子供の安全と健康を守る措置だ」と説明しました。
 FDAは、ファイザーの新型コロナワクチンについて16歳以上への接種を正式承認し、12歳から15歳の接種は緊急使用許可によって認めています。カリフォルニア州では12歳以上の約84%が少なくとも1回の接種を終えたものの、12~17歳では約63・5%にとどまっています。

 2021年10月2日(土)




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■アメリカの新型コロナ死者、70万人超える ワクチン未接種者の間で感染拡大 [健康ダイジェスト]

 アメリカでは1日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が累計で70万人を超えました。変異ウイルスのデルタ型の感染の拡大はピークをすぎたものの、ワクチンの接種が進んでいない地域では、依然、入院する人や死亡する人の割合が高く、感染を抑え込むのが難しい状況が続いています。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、1日、アメリカで新型コロナウイルスに感染して死亡した人の累計が70万人を超え、首都ワシントンの人口にほぼ匹敵する数字となりました。死亡した人の累計が60万人を超えたのは6月15日で、3カ月半で10万人増えました。累計の感染者は約4360万人で、いずれも世界最多。
 アメリカでは今夏、感染力の強いデルタ型変異ウイルスが拡大したのに伴い感染者が再び急増し、1日当たりの新規感染者が平均で15万人を超える状態が続きました。
 また、1日当たりの死者数も、9月30日の時点で平均で約1500人と、依然、高い水準が続いています。
 疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は1日の会見で、「感染拡大のピークはすぎたとみられるものの、ワクチンの接種率が低い地域では入院する人や死亡する人の割合が特に高い」と危機感を示した上で、改めてワクチンの接種を強く呼び掛けました。
 CDCによると、ワクチン接種の対象となっている12歳以上のうち、24%は1回も接種を受けていません。10月1日時点で、アメリカ全体でワクチンの接種を終えた人は人口の55・7%にとどまり、接種率は伸び悩んでいます。感染力が強いデルタ型の流行を背景に、9月下旬には65歳以上の高齢者らに3回目接種が始まりました。
 職場や学校などでワクチンの接種を事実上義務付ける動きも広がっているものの、保守層を中心に反発も根強く、ワクチン接種を1回も受けていない人の間で感染が広がっており、感染を抑え込むのが難しい状況が続いています。

 2021年10月2日(土)




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■子宮頸がんワクチン接種、積極的勧奨再開へ 厚労省検討部会が容認 [健康ダイジェスト]

 女性の子宮頸(けい)がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンの接種について、「積極的勧奨」が再開される方向になりました。1日に開かれた厚生労働省の検討部会が安全性や効果などを検討し、「勧奨を妨げる要素はない」と確認しました。今後、厚労省は再開に向け、接種後に症状が出た場合の診療体制や情報提供の在り方などを議論していきます。
 ワクチンは2009年に承認され、2013年4月に原則無料の計3回の定期接種となりました。だが、その前後に、接種後に体の広範囲が痛むなどの「多様な症状」の訴えが相次ぎました。厚労省は2カ月後の6月、定期接種の位置付けは維持する一方、対象者に個別に接種を呼び掛ける積極的勧奨を中止しました。
 専門家による検討部会はこの日、ワクチン接種後の多様な症状について、「接種との関連性は明らかになっていない」と指摘。国内外でワクチンの有効性が確認されており、対象者に個別に情報提供を始めた自治体が6割を超えたことなども踏まえ、再開に向けた課題を議論していく方向で一致しました。積極的勧奨が中止されていた間、接種対象だったのに接種機会を逃した人への機会の確保なども今後、検討します。
 これに対し、HPVワクチン薬害訴訟全国原告団・弁護団は1日、東京都内で会見し、原告の20歳代女性がオンラインで「接種から9年経つが、治療法もない。新たな被害者が出てしまう」と訴えました。
 子宮頸がんは子宮の入り口にできるがん。生涯のうち1・3%の女性が診断されます。20歳代から30歳代の女性では、2019年は人口10万人当たり1・32人が亡くなり、乳がんの1・92人に次いで多くなっています。ワクチン接種は小学6年から高校1年相当の女子が対象で、現在も接種を希望すれば原則無料で受けられます。

 2021年10月2日(土)




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■アストラゼネカ製ワクチン接種で血栓症、国内でも初報告 [健康ダイジェスト]

 イギリスのアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの副反応について、厚生労働省研究班は、1回目の接種後に約半数の人に発熱がみられたとする中間集計をまとめました。厚労省の専門部会に1日報告しました。
 研究班は1回目を接種した20歳以上の男女179人のデータを分析。注射した部位の痛みは75%、頭痛は51%、37・5度以上の発熱は47%で確認されました。
 年代別にみると、発熱は20~30歳代で約60~80%にみられた一方、40歳代は約50%、50歳以上は約30%でした。他の症状も含め、年齢が高いほど副反応の頻度が低い傾向がありました。海外の報告では、アストラゼネカ製の副反応は1回目のほうが2回目より出やすいとされます。
 また、厚労省は、同社製の接種後、海外で報告が相次いだ血小板の減少を伴う血栓症が9月24日までに1件あったと報告しました。
 国内で報告されたのは初めてで、8月3日~9月19日の接種4万904回のうちの1件で48歳男性でした。入院したが回復しているといいます。
 専門部会は現時点で、因果関係は「情報不足のため評価できない」としたものの、引き続き調査します。
 アストラゼネカ製ワクチンは、8月下旬から9月末までに約5万回接種されました。対象は原則40歳以上ですが、アメリカのファイザー製とアメリカのモデルナ製にアレルギー反応が出る恐れのある人なども接種が認められています。

 2021年10月2日(土)  




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■ワクチンにステンレスの異物混入は人為的ミス 武田・モデルナ調査結果公表 [健康ダイジェスト]

 武田薬品工業とアメリカのモデルナは1日、新型コロナウイルスワクチンにステンレスの異物が混入していた問題で、原因は製造を委託していたスペイン企業の人為的ミスにあったとの調査結果を発表しました。部品を取り付ける際に設置不具合が生じたといいます。今後は精密測定器などを導入し再発防止に努めます。
 人為的ミスがあったのは、製造を委託するスペイン企業のラボラトリオス・ファルマセウティコス・ロビの工場。他の製品の生産から切り替えるため2つのステンレス部品を取り付けた際、保つべき1ミリメートルの間隔を目視で誤ったといいます。適切に取り付けなかった部品同士が接触して摩擦を起こし、粒子状のステンレスが6〜7月に製造したワクチンの瓶内に混入しました。この異物が健康に悪影響を与えることはないとする見解も改めて示しました。
 再発防止策として、生産を他製品から切り替える際の手順書の改善や、部品同士の適切な間隔を保つよう目視確認を補助する精密測定器を導入します。
 今回の異物混入を巡っては、8月に国内の大規模接種会場や職域接種会場で相次いで見付かり、厚生労働省が8月下旬に約160万回分の接種を見合わせるよう要請。国内での流通を担う武田薬品は、該当するロットのワクチンを9月2日から自主回収していました。回収したワクチン以外に異常はなかったといいます。

 2021年10月2日(土)




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■国内で1447人が新型コロナに感染、34人死亡 大阪府は241人感染、東京都は200人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では1日午後6時30分の時点で、大阪府で241人、東京都で200人、神奈川県で117人、埼玉県で105人、愛知県で88人、兵庫県で84人、千葉県で75人、沖縄県で41人、福岡県で40人など、福井県を除く46都道府県と空港・海港検疫で、新たに計1447人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日の新規感染者は、5日連続で2000人を下回りました。
 また、東京都で14人、沖縄県で5人、埼玉県で3人、神奈川県で3人、京都府で2人、千葉県で1人、大阪府で1人、岐阜県で1人、島根県で1人、愛知県で1人、青森県で1人、静岡県で1人の、合わせて34人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め170万2638人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて170万3350人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7687人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万7700人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より154人減って1日778人となっています。
 感染確認の減少が続いている東京都は1日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて200人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 300人を下回るのは6日連続で、1週間前の金曜日より35人減りました。また、1日までの7日間平均は252・6人となり、今年に入って最も少なくなりました。
 新規感染者200人の年代別は、10歳未満が17人、10歳代が18人、20歳代が51人、30歳代が35人、40歳代が25人、50歳代が20人、60歳代が16人、70歳代が8人、80歳代が7人、90歳代が3人。
 感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が50人で最も多く、「職場内」が14人でした。
 1日時点の入院患者は、30日より101人減って979人でした。1000人を下回るのは、第3波の前の昨年11月7日以来、約11カ月ぶりです。
 一方、都の基準で集計した1日時点の重症の患者は、30日より7人減って93人でした。100人を下回るのは、今年7月31日以来、約2カ月ぶりです。
 また、都は、感染が確認された40歳代から90歳代の男女合わせて14人が、死亡したことを明らかにしました。これで、都内で感染して死亡した人は、計2934人になりました。

 2021年10月2日(土)




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■セブン‐イレブン、おでん自主回収  乳成分など含むオニオンスープ使用 [健康ダイジェスト]

 セブン‐イレブン・ジャパンは1日、関西の店舗で販売している総菜のおでんに誤ってアレルギーの原因物質の「乳成分」などを含むスープを使用したと発表しました。自主回収を進めるとともに、アレルギーのある人は口にしないよう呼び掛けています。
 セブン‐イレブンによりますと、自主回収の対象となるのは、カップ容器入りの総菜「味しみおでん」で、消費期限が「10月3日午前3時」となっている1933個。
 9月29日にプライムデリカの兵庫県宝塚市の工場で、この総菜を製造した際に、アレルギーの原因物質の「乳成分」や「豚肉」が含まれるオニオンスープを誤って使用してしまったということです。
 30日夜、消費者から「味がおかしい。たまねぎの味がする」という問い合わせがあり、製造過程を確認したところ、誤りがわかったということです。
 この商品は、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府3県の店舗で販売されました。該当の店舗の売り場から商品はすでに撤去し、現時点で健康被害の報告はないといいます。
 セブン‐イレブン・ジャパンは、「お客様に多大なるご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げます。再発防止に努めます」とコメントしています。
 問い合わせは、通話無料のプライムデリカ宝塚工場お客様相談窓口、電話(0120)777855。

 2021年10月1日(金)




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