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■夜の飲み会参加なら感染リスク「2倍」、会食やカフェ利用時にマスク未着用は「4倍」 国立感染症研究所が調査 [健康ダイジェスト]

 飲酒を伴う会食(飲み会)に参加した人が新型コロナウイルスに感染するリスクは、参加しなかった人の2倍に上るとの調査結果を国立感染症研究所のチームがまとめ、6日、厚生労働省の助言機関「アドバイザリーボード」の会合で報告しました。
 調査は、6~7月に東京都内5カ所の発熱外来を受診した新型コロナワクチン接種歴のない成人753人を対象に、感染の有無と行動歴の関係を分析しました。
 飲み会の場所別に感染リスクをみると、レストランや居酒屋では1・5倍、自宅では2・1倍、路上や公園では2・3倍でした。
 時間帯別にみると、昼のみに参加すると低く、夕方・夜に参加すると2倍を超えました。
 また、会食やカフェの利用時に、食事を口に運ぶ時以外マスクを着けていれば感染リスクは上がらないものの、ずっとマスクを外していた場合は3・9倍に上りました。2人以上でカラオケに行った場合は、感染リスクは9倍を超えました。
 国立感染症研究所の鈴木基・感染症疫学センター長は「緊急事態宣言が解除されてもマスクを正しく着け、長時間の会食は避けてほしい。特に未接種の人は注意し、接種を前向きに検討してもらいたい」としています。
 一方、全国の感染者について、助言機関は「今夏の感染拡大前の水準まで減少した」と評価。重症者や死亡者も減少が続き、「医療提供体制も改善の傾向にある」との見解をまとめました。

 2021年10月6日(水)




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■アメリカJ&J、コロナワクチン追加接種の承認を申請 治験データを提出 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は5日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)に関する緊急使用の承認を求めて、臨床試験(治験)データをアメリカ食品医薬品局(FDA)に提出したと発表しました。FDAは今月に予定されている専門家による第三者委員会の結論を待ち、追加接種の必要性を判断します。
 1回接種型のJ&Jのワクチン接種から56日後に追加接種をした治験では、症状を伴うコロナ感染を94%予防する効果があるほか、追加接種から少なくとも14日間は重症化を100%予防する効果がありました。また、1回目の接種から6カ月後に追加接種した治験では、体内でウイルスの働きを抑える抗体のレベルが4週間後に12倍に上昇しました。
 J&J製ワクチンは、アメリカでは約1500万人が接種しています。FDAは9月、65歳以上と重症化リスクの高い人などに対象を限り、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックのワクチンの追加接種を承認しました。ファイザー製ワクチンは接種後時間がたつことで予防効果の低下が確認され、追加接種の承認につながりました。
 一方で、J&J製ワクチンは接種後8カ月の時点で予防効果の大幅な低減は報告されておらず、FDAの追加接種への判断が注目されます。

 2021年10月6日(水)




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■国内で新たに1126人が新型コロナに感染 4日ぶりに1000人を超える [健康ダイジェスト]

 国内では6日午後7時30分の時点で、大阪府で209人、東京都で149人、神奈川県で86人、愛知県で80人、兵庫県で76人、埼玉県で75人、千葉県で52人、京都府で30人、沖縄県で30人など、石川県を除く46都道府県と空港・海港検疫で、新たに計1126人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日当たりの新規感染者が1000人を上回るのは4日ぶり。
 また、東京都で10人、大阪府で4人、埼玉県で2人、愛知県で2人、青森県で2人、京都府で1人、千葉県で1人、岐阜県で1人、広島県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人の、合わせて26人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め170万7533人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて170万8245人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7822人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万7835人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より43人減って612人となっています。
 東京都は6日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて149人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。200人を下回るのは5日連続です。
 1週間前の水曜日より118人減り、水曜日としては今年に入って最も少なくなりました。6日までの7日間平均は165・0人で、前週の54・6%でした。
 新規感染者149人の年代別は、20歳代が41人、30歳代が29人、40歳代が19人、50歳代が16人などとなっています。65歳以上の高齢者は13人でした。
 感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が48人と最も多く、次いで「施設内」が8人などとなっています。
 感染者121人へのスクリーニング検査では、デルタ型変異ウイルスにみられる変異「L452R」が101人で確認され、割合は約83・5%でした。
 一方、都の基準で集計した6日時点の重症の患者は、5日より3人増えて7人でした。
重症を含めた6日時点の入院患者は、5日より60人減って751人でした。
 また、都は感染が確認された40歳代から90歳代の男女合わせて10人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち50歳代の男性は、今年8月1日に感染がわかり、自宅で療養していましたが、8日後の9日に死亡しているのが見付かりました。男性は1人暮らしで、保健所が健康観察を行っていましたが、連絡が取れなくなったということです。死因はわかっていないということです。
 今年8月以降、自宅療養中に亡くなった人は、57人になりました。
 これで都内で感染して死亡した人は、合わせて2975人になりました。

 2021年10月6日(水)




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