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■アイスランドもモデルナ製コロナワクチンの接種中断 心筋炎リスクを懸念 [健康ダイジェスト]

 アイスランドは8日、心筋炎のリスクが若干高まるとして、アメリカの製薬大手モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの接種を中断しました。同ワクチンの接種を制限している他の北欧諸国よりも踏み込んだ措置。
 アイスランドの保健当局は、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンが十分確保できているとして、「政府の感染症対策トップがモデルナ製ワクチンの不使用を決定した」とウェブサイトで発表しました。接種後に「心筋炎と心膜炎の発生率が増加した」ことを踏まえた措置だとしています。
 アイスランドはこの2カ月間、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬部門ヤンセン製の1回接種式ワクチンを接種した国民と、それ以外のワクチンの2回接種を完了した高齢者および免疫力の低い人を対象に、主にモデルナ製ワクチンを使って追加接種を行ってきました。
 12歳以上の88%がすでに当初規定の接種を終えており、今回の措置による影響はないとみられます。
 モデルナ製ワクチンを巡っては、他の北欧諸国のスウェーデンとフィンランドが7日以降、心筋炎や心膜炎のリスクを懸念して30歳未満への接種を中断。デンマークとノルウェーも、18歳未満に接種しないよう正式に勧告しています。
 スウェーデン当局は、心筋炎や心膜炎が起きてもほとんどは軽症で自然に治るとする一方、症状が出た場合には医師の診察を受けることを推奨しています。
 モデルナ製ワクチンの評価を巡っては、日本国内でも論争となっています。

 2021年10月9日(土)




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■ロシア、1日当たりのコロナ死者が1000人に迫る [健康ダイジェスト]

 ロシア政府の新型コロナウイルス対策本部は9日、感染による死者の数が1日当たり968人となり、1日の死者数としては過去最悪を記録したと発表しました。ロシアの1日当たりの死者数は6日に初めて900人を超す929人となり、4日連続で900人を上回っています。
 ロシアでは気温が下がり始めた9月以降、感染再拡大の兆候がみられ、9日発表の1日当たりの新規感染者数は全土で2万9000人を超えました。
 累計死者数はヨーロッパで最多、世界で5番目に多い21万2625人となっています。ワクチン接種が滞る中、感染者数は8月以降増加し、累計で760万人を超えています。
 ロシアでは数カ月前から複数の国産コロナウイルスワクチンが利用可能となっているものの、国民の間ではワクチン懐疑論が根強く、当局は接種を進められずにいます。
 独立系機関の世論調査では、国民の半数以上が接種を受けない予定だと回答。国内各地の新型ウイルス関連データを収集するウェブサイト「gogov.ru」によると、6日時点でワクチン接種が完了したロシア国民は30%に達していません。
 感染者数が増加する中、実質的な感染拡大抑制策は取られていないものの、数州では公共の場へ入るためにQRコードの提示を求める措置が再導入されました。一方、感染の中心地であるモスクワでは、今のところ制限措置は取られていません。当局によると、モスクワでの新規感染はすべてデルタ型変異ウイルスによるものとなっています。
 また、ロシア国営テレビによると、ロシア各地では週明けから生徒の自宅学習への移行や、映画館や劇場の入場制限拡大などの対策強化が予定されています。
 一方、ロシア連邦統計局は8日、同国の8月の新型コロナウイルスによる死者数が4万9389人だったと発表しました。政府発表の2倍以上に当たります。
 ロシアの新型ウイルスによる累計死者数は、統計局発表で40万人超となりました。
 政府発表では8月の死者数は2万4661人でした。今回の統計局の発表は、実情が政府発表よりもはるかに深刻であることを示しています。
 政府は検視後に新型ウイルスが死因と確認された死者のみをカウントしているのに対して、統計局はより広い定義で新型ウイルスによる死者数を集計しています。

 2021年10月9日(土)




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■新型コロナ、40都道府県で777人が新規感染 東京都の新規感染、今年最少の82人 [健康ダイジェスト]

 国内では9日午後6時30分の時点で、大阪府で124人、東京都で82人、神奈川県で81人、兵庫県で45人、愛知県で43人、埼玉県で37人、千葉県で36人、福岡県で31人、岐阜県で27人、北海道で24人、京都府で20人など、岩手県、山形県、福島県、香川県、高知県、鳥取県、島根県を除く40都道府県と空港・海港検疫で、新たに計777人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日当たりの感染者が1000人を下回るのは3日連続で、土曜日の新規感染者が1000人を下回るのは昨年10月31日以来。
 また、東京都で9人、沖縄県で5人、京都府で2人、千葉県で2人、愛知県で2人、神奈川県で2人、和歌山県で1人、秋田県で1人の、合わせて24人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め171万105人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万817人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7931人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万7944人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日から25人減って501人となっています。
 厚生労働省が8日に公表した全国の感染状況を示す指標では、大阪府と沖縄県で人口10万人当たりの療養者数と入院率がステージ4(爆発的感染拡大)相当。重症者用の病床使用率は首都圏4都県でステージ3(感染急増)相当となるなど首都圏や関西、沖縄県で厳しい状況が続いています。
 東京都は9日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて82人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 これは今年に入って最も少ない人数で、1週間前の土曜日より114人減りました。また、9日までの7日間平均は129・1人となり、およそ1年ぶりに150人を下回った8日の145・4人よりも少なくなりました。
 新規感染者82人を年代別にみると、20歳代が20人と最も多く、30歳代が16人、10歳代が11人と続き、65歳以上の高齢者は12人でした。
 感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が25人と最も多く、次いで「施設内」が5人、「職場内」が4人などとなっています。
 都の担当者は、「今日の人数はほとんどが緊急事態宣言の期間中に感染したとみられ、解除の後、繁華街の人流が急激に増えているというデータもあるので、今後も減るという保証はない。これからも人混みを避けたり接触の機会を減らしたりしてほしい」として、引き続き、感染対策への協力を呼び掛けました。
 一方、都の基準で集計した9日時点の重症の患者は、8日と同じ68人でした。重症を含めた9日時点の入院患者は、8日より29人減って615人でした。
 また、都は感染が確認された50歳代から80歳代の男女合わせて9人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡したのは、合わせて3021人になりました。

 2021年10月9日(土)




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■ファイザー製コロナワクチン、アメリカで5〜11歳への使用許可を申請 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ファイザーとドイツの製薬会社ビオンテックが7日、5~11歳向けの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可をアメリカ食品医薬品局(FDA)に申請しました。両社が先進国で5~11歳向けのワクチンを申請するのは初めて。
 FDAは26日に承認を審議する第三者委員会を開く予定で、早ければ10月末にも承認される可能性があります。
 12歳以上向けの投与用の3分の1に当たる10マイクログラム(マイクログラムは100万分の1グラム)を、3週間の間隔を空けて2回接種します。9月下旬に公表した臨床試験(治験)のデータによると、接種後の抗体の平均値は通常量を接種した16~25歳とほぼ同等で、副作用の強さも同程度でした。
 アメリカ小児科学会の調査によると、9月末までに子供の感染者は590万人近くに達しました。これまで子供の感染率は全体の16・2%を占めてきたものの、9月末までの1週間については26・7%まで上昇。
 こうした状況で、子供向けのワクチンが学校再開を後押しし、働く親の職場復帰にもつながるとの期待が高まっています。学校の再開状況などをまとめる調査サイトのバービオによると、増加ペースは落ち着きつつあるものの、4日時点で45の州で2200超の学校が対面授業を停止しています。
 子供のワクチン接種に前向きな親も徐々に増えてきました。カイザー・ファミリー財団の9月の調査によると、5~11歳の子供を持つ親の34%が「すぐに接種させる」と回答し、7月調査から8ポイント上昇しました。「様子見する」との回答は32%でした。
 学校でワクチン接種を義務付ける動きも出ています。カリフォルニア州は1日、全米の州として初めて公立・私立学校に通う全生徒に接種を義務化する計画を発表。FDAが正式承認した後に、12~15歳、5~11歳など年齢に応じて段階的に導入する方針です。

 2021年10月9日(土)




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■国内初、ファイザーがワクチン3回目接種の承認申請 すでにフランスやアメリカで開始 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ファイザーの日本法人は7日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種(ブースター接種)を可能とする承認申請を厚生労働省に行ったことを明らかにしました。申請は9月28日付で、国内での3回目接種に向けた申請は初めて。
 3回目の接種によって感染を予防する抗体の量が増えたとする海外の臨床試験(治験)の結果も、提出したといいます。
 厚労省は12月にも医療従事者の追加接種を始める想定で準備を進めており、今後、提出された治験データを分析した上で専門家でつくる分科会を開き、接種対象者や、2回目の接種からどのくらい間隔を空けるかなどについて検討を急ぐことにしています。
 内閣官房によると、ファイザー製は6日時点で1億4000万回以上接種されました。厚労省は、追加で1億2000万回分を確保する方向で同社と協議し、7日、来年1月から供給を受けることで正式に契約を結びました。
 ファイザー製の追加接種については、イスラエルが12歳以上を対象に行っているほか、フランスやアメリカでは高齢者や重症化リスクの高い人を対象に始めています。

 2021年10月9日(土)




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■新型コロナウイルス、国内で新たに827人感染 金曜に1000人を下回るのは約1年ぶり [健康ダイジェスト]

 国内では8日午後6時30分の時点で、大阪府で166人、東京都で138人、神奈川県で65人、兵庫県で60人、愛知県で42人、千葉県で35人、沖縄県で29人、京都府で26人、埼玉県で25人、北海道で21人など、岩手県、秋田県、山形県、香川県、島根県、宮崎県、熊本県を除く40都道府県と空港・海港検疫で、新たに計827人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。金曜日の新規感染者が1000人を下回るのは、昨年10月30日以来、約1年ぶり。
 また、東京都で18人、大阪府で13人、神奈川県で5人、沖縄県で4人、京都府で2人、埼玉県で2人、岩手県で1人、茨城県で1人の、合わせて46人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め170万9329人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万41人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7907人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万7920人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より69人減って526人となっています。
 東京都は8日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて138人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。200人を下回るのは、7日連続です。
 1週間前の金曜日より62人減り、金曜日としては、今年に入って最も少なくなりました。また、8日までの7日間平均は145・4人となり、昨年9月28日以来、およそ1年ぶりに150人を下回りました。
 新規感染者138人の年齢層別では、20歳代が33人で最多。30歳代が26人、40歳代が21人、10歳代未満が16人と続きました。65歳以上の高齢者は、13人でした。
 感染経路が判明している人の内訳は、「家庭内」が40人と最も多く、次いで「施設内」が8人などとなっています。
 一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は、7日より2人減って68人でした。
重症を含めた8日時点の入院患者は、7日より44人減って644人でした。
 また、都は、感染が確認された40歳代から90歳代の男女合わせて18人が死亡したことを明らかにしました。
 このうち80歳代の男性は、腎臓と肺に疾患があり在宅医療を受けていたため、感染の確認後も本人や家族の希望で自宅療養を続けていました。
 今年8月以降、自宅療養中に亡くなった人は、58人になりました。
 これで都内で感染して死亡した人は、3000人を超えて3012人になりました。

 2021年10月8日(金)




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