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■10歳代と20歳代男性のワクチン接種、ファイザー製検討を推奨へ 厚労省 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの接種後、若い男性にごくまれに心筋炎や心膜炎が起こる恐れがあるとして、厚生労働省は、10歳代と20歳代の男性にはアメリカのファイザー製の接種を推奨する方向で検討を始めました。15日に開かれる専門家部会に諮ります。
 厚労省は未接種の場合だけでなく、1回目にモデルナ製を打った場合にも、ファイザー製の接種を勧める方向で検討を進めています。
 9月12日までの副反応疑いのまとめでは、モデルナ製接種後の心筋炎・心膜炎は10歳代男性で100万人当たり21・6件、20歳代男性で同17・06件報告されています。ファイザー製では10歳代で同1・87件、20歳代で同13・08件で、モデルナ製の頻度が高くなりました。
 10月1日に開かれた専門家部会は、モデルナ製についても、心筋炎などの頻度が低いことから「ワクチン接種のメリットのほうがはるかに高い」との見方を示していましたが、厚労省は「念のために」と、ファイザー製推奨の検討を始めました。
 海外では、スウェーデンがモデルナ製の30歳以下の接種を停止し、デンマークは18歳以下はファイザー製に一本化するとしています。
 モデルナとファイザーのワクチンは、いずれも「mRNA(メッセンジャー RNA)ワクチン」と呼ばれるタイプのワクチンです。
 心筋炎や心膜炎について、モデルナやファイザーは、「接種との因果関係は不明だ」としながらも胸の痛みや呼吸困難などが起きた場合は、速やかに医療機関を受診するよう添付文書で注意喚起を行っています。
 また、アメリカでは、モデルナ製が特に2回目の接種から7日以内に発症しやすく、18歳から24歳の男性で最も発症する頻度が高いとして、添付文書で注意を呼び掛けています。
 一方、ファイザーも特に2回目の接種から7日以内に発症しやすく、12歳から17歳の男性で最も発症する頻度が高いとして同様に注意を呼び掛けています。
 いずれのワクチンも、ほとんどの人は症状が改善しているということです。

 2021年10月13日(水)




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■新型コロナ影響、児童生徒の自殺が昨年度は過去最多に 小中学生の不登校も [健康ダイジェスト]

 全国の小中学校で2020年度に不登校だった児童生徒は前年度比8・2%増の19万6127人で過去最多となったことが13日、文部科学省の問題行動・不登校調査で明らかになりました。新型コロナウイルスの「感染回避」のため、長期にわたって登校しなかった小中高生は3万人を超え、自殺者は415人で最多でした。文科省は、「コロナ禍が子供たちの生活に変化を与えた」と分析しています。
 調査は毎年、国公私立の小中高校と特別支援学校を対象に実施。「不登校」は病気、経済的理由、感染回避などを除いて年間30日以上登校していない状況を指します。小学生は6万3350人(前年度比18・7%増)、中学生は13万2777人(同3・8%増)で、いずれも8年連続で増加。前年度から計1万4855人増えました。不登校生の55%が、年間90日以上の長期欠席をしていました。
 主な不登校の要因は、「無気力、不安」が46・9%(同7・0ポイント増)と最多で、「生活リズムの乱れ、あそび、非行」が12・0%(同2・9ポイント増)で続きました。
 新型コロナの感染拡大を受け、全国の学校では昨年3月から一斉休校が実施されました。多くの学校では同5月まで休校が続き、その後も夏休みの短縮、修学旅行や運動会の中止などで学校生活は一変しました。
 また、学校以外で行う多様で適切な学習活動の重要性を認めた「教育機会確保法」が2017年に施行され、フリースクールなどでの学習も広く認められるようになったことも、不登校の人数を押し上げる要因になったとみられます。
 今回初めて調査項目に加わったのが、感染を避けるため、年間30日以上登校しなかった「感染回避」です。独自に出席扱いとする自治体もあるものの、感染回避は小中学生で2万905人、高校生で9382人の計3万287人に上ったことが判明しました。
 また、2020年度に自殺した小中高生は415人で、前年度から98人増えました。1974年に調査を開始して以来、最多となりました。
 自殺した小学生は7人(同3人増)、中学生は103人(同12人増)、高校生は305人(同83人増)で、女子高校生は131人(同68人増)と倍増していました。自殺者が置かれていた状況では、家庭不和や精神障害、進路問題や父母らの叱責(しっせき)が目立ちました。
 ただ、警察庁の統計では昨年度の小中高校生の自殺者は507人(暫定値含む)で、学校側が把握できていないケースもあるとみられます。
 文科省は自殺の増加について、「家庭で居場所のない子供たちの救いの場になっていた学校がコロナ禍で休校になり、行事も中止や延期になった影響もある」とみています。
 一方、いじめの認知件数は7年ぶりに減少しました。小中高校と特別支援学校のいじめの認知件数は51万7163件(同15・6%減)、深刻ないじめである「重大事態」も514件(同28・9%減)でともに減りました。コロナ禍で子供同士が物理的な距離を取り、授業や学校行事、部活動が制限され、やりとりが減ったことが影響したとみられます。
 全体のいじめの認知件数が減る中、「パソコンや携帯電話などでの中傷や嫌がらせ」(ネットいじめ)は前年度から946件増え、1万8870件で過去最多となりました。

 2021年10月13日(水)




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■国内で731人が新型コロナに感染、33人死亡 大阪府で125人感染、8人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では13日午後6時30分の時点で、大阪府で125人、東京都で72人、埼玉県で51人、神奈川県で50人、愛知県で40人、兵庫県で39人、千葉県で36人、青森県で34人、沖縄県で32人など、宮城県など9県を除く38都道府県と空港検疫で、新たに計731人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 また、東京都で13人、大阪府で8人、沖縄県で5人、京都府で2人、神奈川県で2人、埼玉県で1人、愛知県で1人、石川県で1人の、合わせて33人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め171万2361人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万3073人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8023人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8036人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より31人減って413人となっています。
 大阪府は13日、新たに125人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の水曜日の209人より、84人少なくなっています。
 新規感染者125人の年代別では、20歳代から30歳代の感染者は42人で全体の3割超を占めました。10歳代以下は24人で約2割、60歳代以上は28人で2割超でした。
 これで大阪府内の感染者の累計は、20万1429人となりました。
 府によると、入院中の重症患者は前日より8人少ない64人で、府が確保する重症病床605床の使用率は10・6%となりました。入院中の軽症・中等症患者は前日から11人減の379人で、府が確保する軽症・中等症病床2818床の使用率は13・4%になりました。
 自宅療養者は750人となり、前日から55人減りました。公費によるPCR検査などを計9764件実施しました。
 また、9月22日から10月12日にかけ50歳代から80歳代の男女8人が亡くなったと発表があり、府内で亡くなった人は合わせて3015人になりました。

 2021年10月13日(水)




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■東京都で新たに72人が新型コロナに感染、5日連続で100人下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は13日、都内で新たに男女合わせて72人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。100人を下回るのは、5日連続です。
 1週間前の水曜日から77人減少し、水曜日としては今年に入って最も少なくなりました。また、13日までの7日間平均は88・7人となり、前週の53・8%です。
 新規感染者72人を年代別にみると、20歳代が14人と最も多く、30歳代が12人、50歳代が10人と続きました。65歳以上の高齢者は、12人でした。
 これで都内の感染者は、合わせて37万6974人となりました。
 一方、都の基準で集計した13日時点の重症の患者は、12日より12人減って43人でした。重症の患者が50人を下回るのは、47人だった6月30日以来、約3カ月半ぶり。
 また、都は、感染が確認された40歳代から90歳代の男女合わせて13人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、合わせて3057人になりました。

 2021年10月13日(水)




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■国内で新たに611人が新型コロナ感染 岩手、秋田、福島、山梨、香川の5県はゼロ [健康ダイジェスト]

 国内では12日午後6時10分の時点で、大阪府で103人、東京都で77人、兵庫県で52人、神奈川県で46人、愛知県で35人、青森県で31人、沖縄県で29人、千葉県で28人、埼玉県で25人など、42都道府県と空港検疫で、新たに計611人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 火曜日の感染者が600人台になるのは、今年初めて。岩手、秋田、福島、山梨、香川の5県は、新規感染者の発表がゼロでした。
 また、東京都で10人、千葉県で3人、埼玉県で3人、愛知県で3人、大阪府で2人、福岡県で2人、兵庫県で1人、島根県で1人、石川県で1人、神奈川県で1人、福島県で1人、群馬県で1人の、合わせて29人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め171万1634人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万2346人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万7990人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8003人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より34人減って444人となっています。
 東京都では12日、新たに77人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、4日連続で100人を下回りました。
 1週間前の火曜日より67人減り、火曜日としては今年に入って最も少なくなりました。また、12日までの7日間平均は99・7人となり、昨年7月6日以来およそ1年3カ月ぶりに100人を下回りました。前週比では54・8%でした。
 都の担当者は、「確実な減少傾向が続いている」とした上で、今月24日までは「リバウンド防止措置期間」であり、基本的な感染防止対策をとってほしいとしています。
 12日の新規感染者77を年代別にみると、20歳代が18人で最も多く、30歳代が13人、10歳未満、10歳代、40歳代、50歳代がそれぞれ9人と続きました。65歳以上の高齢者は7人でした。
 感染経路が判明しているのは33人で、このうち23人は家庭内感染でした。
 一方、都の基準で集計した12日時点の重症の患者は、前日より7人減って55人でした。
重症患者を含む12日時点の入院患者は前日より48人減って519人でした。
 また、都は、感染が確認された40代から80代の男女合わせて10人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、合わせて3044人になりました。

 2021年10月13日(水)




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