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■モスクワでコロナ規制を再導入 ロシアの死者、過去最多の1015人に [健康ダイジェスト]

 ロシアの首都モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は19日、同市では夏以来となる新型コロナウイルス関連規制措置の導入を命じました。ロシアの新型ウイルスによる1日の死者数は同日、過去最多の1015人を記録しました。
 ロシア政府は現在、感染拡大の波を抑える措置として、国民に10月30日から9日間の休業を命じ、人との接触を減らすことを検討しています。ウラジーミル・プーチン大統領は20日に、政府が全国規模でとるべき感染拡大防止策について決定する予定です。
 だが、ソビャニン市長はそれを待たずに、モスクワ市内での規制措置を発表。ワクチン未接種の60歳以上の市民に対して在宅勤務を命じたほか、ワクチン接種義務化の対象をサービス業従事者にまで拡大しました。これらの規制は週明けの25日に発効し、来年2月末まで継続します。企業・組織はさらに、従業員の30%を在宅勤務に移行させるよう指示されました。
 政府発表では、ロシアでの新型ウイルスによる死者数はヨーロッパ最多の22万5325人とされています。だが、同国の連邦統計局が今月公表した統計では、実際の死者数が40万人を超えていることが示されています。
 同国のワクチン接種率は全人口の35%にとどまっており、政府の新型コロナ対策本部は国民のワクチンに対する不信感の一掃に苦慮しています。プーチン大統領は国民に接種を呼び掛けているものの、独立系の世論調査では、国民の過半数が接種を希望していないと回答しました。
 国内では概して厳しい規制措置は取られておらず、1日当たりの感染者が3万人以上の日が続いています。政府に対しては、流行の深刻さを軽視していると非難する声も上がっています。
 各地ではワクチン接種率を上げる独自の取り組みが強化されており、第2の都市サンクトペテルブルクでは、市当局が11月1日以降、イベントへの参加や映画館などへの入場の際に、ワクチン接種などの証明の提示を義務付ける方針を明らかにしたほか、首都モスクワでは、経済団体が、接種を受けた市民の中から抽せんを行い、当せん者にはアパートの一室が贈られると発表しました。

 2021年10月20日(水)




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■新型コロナ、国内で新たに391人感染 水曜で500人下回るのは昨年9月23日以来 [健康ダイジェスト]

 国内では20日午後6時30分の時点で、大阪府で73人、東京都で41人、愛知県で26人、兵庫県で25人、沖縄県で20人、神奈川県で16人、福岡県で15人、北海道で14人、広島県で14人など、宮城県や福島県など8県を除く39都道府県と空港検疫で、新たに計391人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。水曜日の新規感染者が500人を下回るのは、昨年9月23日以来となります。
 また、東京都で5人、神奈川県で2人、埼玉県で1人、大阪府で1人、福岡県で1人の、合わせて10人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港・海港検疫などを含め171万5420人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万6132人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8158人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8171人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より18人減って276人となっています。
 東京都は20日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて41人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日の感染確認が50人を下回るのは、4日連続です。1週間前の水曜日より31人減りました。また、20日までの7日間平均は、50人を下回って47・3人になりました。7日間平均が50人を下回るのは、昨年6月28日以来、1年4カ月ぶり。
 都の担当者は、「今も減少傾向にあるのは都民のご協力によるものだ。ただ今後もずっと減り続けるかどうかはわからない。今月31日のハロウィーンは、大勢の人が集まってマスクを外して騒いでしまうことも心配される。引き続き外出する時は混雑を避け、人との接触を減らすなど対策をお願いしたい」と話しています。
 20日の新規感染者41人を年代別でみると、20歳代の8人が最も多く、30歳代と40歳代がそれぞれ7人、50歳代が4人、65歳以上は11人でした。
 41人のうち、感染経路がわかっているのは13人で、このうち最も多いのは家庭内感染の7人でした。
 一方、都の基準で集計した20日時点の重症の患者は、19日より1人増えて27人でした。
重症患者を含む20日時点の入院患者は、19日より29人減って280人でした。
 また、都は、感染が確認された60歳代から80歳代の男女合わせて5人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、合わせて3113人になりました。

 2021年10月20日(水)




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■デルタ型とアルファ型の遺伝子配列持つコロナウイルス、国内で6人から確認 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は国内の新型コロナウイルス感染者6人から、主に流行するインド由来のデルタ型に、イギリス由来でかつて急拡大したアルファ型の遺伝子配列が混じったウイルスを見付けたと公表しました。感染力が強くなったりワクチンの効果が弱まったりする変化ではなく、「追加的な公衆衛生リスクはない」と分析しています。
 厚生労働省が20日に開いた専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で、感染症研究所が示しました。8月12日~9月1日に採取した6人の検体を調べたところ、大部分がデルタ型の配列だったものの、一部がアルファ型の持つ配列に置き換わっていました。ウイルスの機能に大きく影響する部分ではないとみています。6人の検体はほぼ同一の遺伝子配列を持っており、共通の起源があるとされます。
 こうした「組み換え」と呼ぶ変化は、同じ細胞に別のウイルスが同時に感染して生じるといいます。新型コロナの組み換え事例は、イギリスでも報告されています。
 感染症研究所の脇田隆字所長は会合後の記者会見で、「ウイルスは組み換えを起こして新しい遺伝子、機能を獲得して進化していく。なるべく抑制していくことが必要」と話しました。
 厚労省は新たな変異型の発生を監視するため、全国の5~10%の検体を目安にウイルスの遺伝子配列全体を調べるゲノム解析を実施しています。

 2021年10月20日(水)




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■武田薬品のおたふく風邪ワクチン、25日に出荷再開へ 供給不足が緩和される見込み [健康ダイジェスト]

 武田薬品工業は19日、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチンの出荷を25日にも再開すると明らかにしました。国内の主力製造拠点で設備の不具合が見付かり、4月から出荷を停止していました。
 武田はワクチンの国内供給の半分を担うため、小児科などの医療機関で続いている接種予約が取りにくい状況が緩和されそうです。
 出荷を再開するのは、おたふく風邪ワクチン「タケダ」。山口県光市内の工場で3月、ワクチンのもととなる原液製造関連のフィルターに異常が見付かり、設備点検結果を待って出荷する予定だったワクチンを「品質への影響が否定できない」として廃棄し、出荷を停止していました。一般的に同ワクチンの製造には6カ月ほどかかるとされ、10月末の出荷再開に至ったもようです。
 おたふく風邪ワクチンを巡っては4月以降、各地の小児科などで接種予約が取りにくい状況が続いています。製造されたワクチンを順次出荷していくため、供給が安定するまで一定の時間がかかるものの、ワクチン不足の状況は緩和される見込み。
 おたふく風邪は4、5年ごとに子供を中心に流行し、感染者の1000人に1人が重い難聴になります。ワクチンは、予防接種法に基づき公費で賄う定期接種ではなく、希望者が受ける任意接種。日本小児科学会は1歳時と小学校入学前の2回の接種を勧めており、2019年には約160万人が打っています。ワクチンには、発症を90%防ぐ効果があるとされます。

 2021年10月20日(水)




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■新型コロナ、国内で新たに372人感染 大阪府83人、東京都36人、沖縄県29人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では19日午後6時の時点で、大阪府で83人、東京都で36人、兵庫県で29人、沖縄県で29人、埼玉県で17人、愛知県で15人、北海道で12人、千葉県で12人、神奈川県で10人、岐阜県で10人、福岡県で10人など、宮城県や熊本県など8県を除く39都道府県と空港検疫で、新たに計372人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 また、東京都で13人、千葉県で3人、大阪府で3人、兵庫県で2人、埼玉県で2人、愛知県で2人、神奈川県で1人、群馬県で1人の、合わせて27人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港・海港検疫などを含め171万5030人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万5742人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8148人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8161人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より18人減って294人となっています。
 東京都は19日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて36人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 都内の感染確認の発表は、17日が40人、18日が29人で、50人を下回るのは19日で3日連続です。また、1週間前の火曜日より41人減り、半分以下になりました。
 新規感染者を年代別にみると、20歳代が7人と最も多く、50歳代が6人、10歳未満が5人、10、30、40歳代がそれぞれ4人と続きました。65歳以上の高齢者は6人。
 19日に確認された36人のうち、感染経路が判明しているのは13人で、このうち最も多いのは家庭内感染の9人でした。
 一方、都の基準で集計した19日時点の重症の患者は、18日より5人減って26人でした。
重症の患者が30人を下回るのは、昨年10月29日以来、およそ1年ぶり。重症患者を含む19日時点の入院患者は、18日より17人減って309人でした。
 また、都は、感染が確認された30歳代から80歳代の男女合わせて13人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で感染して死亡した人は、合わせて3108人になりました。

 2021年10月20日(水)




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