■イギリスの1日の新規感染者、5万人超す 約3カ月ぶり [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスのワクチン接種をいち早く進め、社会の正常化に向かったイギリスで、1日当たりの新たな感染者が5万人前後に増えています。専門家からは再び規制が必要との声が出ています。
イギリス政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人でした。新規感染者は21日に5万2009人を記録し、5万4674人だった7月17日以来、約3カ月ぶりに5万人を超えました。
ボリス・ジョンソン首相は22日、感染者数などの増加について「我々の予想から外れてはいない」と述べ、現時点で規制を再導入する必要はないとの考えを示しました。イギリス政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除しています。飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っています。
現在はインド由来のデルタ型変異ウイルスの感染が広がっているものの、政府は引き続きワクチン接種を進め、1日当たりの死者が1300人を超えた今年初めのような危機は回避できると主張しています。
一方、政府に助言する専門家の委員会は、「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、マスク着用や在宅勤務の推奨などを求めています。
ヨーロッパではイギリスに限らず、ルーマニアやロシア、ドイツでも感染者が急増しています。ロシアでは大統領令に基づき、10月30日から11月7日まで経済活動を大幅に抑制します。
世界保健機関(WHO)は、西太平洋やアフリカなど世界を6地域に分けて感染状況を集計しています。17日までの1週間で前週より感染者が増えたのは、ヨーロッパだけでした。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「多くの国で規制が緩和され、室内で交流する機会が増えた」と指摘し、規制の緩和が感染者急増の一因との見方を示しました。
2021年10月24日(日)
イギリス政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人でした。新規感染者は21日に5万2009人を記録し、5万4674人だった7月17日以来、約3カ月ぶりに5万人を超えました。
ボリス・ジョンソン首相は22日、感染者数などの増加について「我々の予想から外れてはいない」と述べ、現時点で規制を再導入する必要はないとの考えを示しました。イギリス政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除しています。飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っています。
現在はインド由来のデルタ型変異ウイルスの感染が広がっているものの、政府は引き続きワクチン接種を進め、1日当たりの死者が1300人を超えた今年初めのような危機は回避できると主張しています。
一方、政府に助言する専門家の委員会は、「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、マスク着用や在宅勤務の推奨などを求めています。
ヨーロッパではイギリスに限らず、ルーマニアやロシア、ドイツでも感染者が急増しています。ロシアでは大統領令に基づき、10月30日から11月7日まで経済活動を大幅に抑制します。
世界保健機関(WHO)は、西太平洋やアフリカなど世界を6地域に分けて感染状況を集計しています。17日までの1週間で前週より感染者が増えたのは、ヨーロッパだけでした。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「多くの国で規制が緩和され、室内で交流する機会が増えた」と指摘し、規制の緩和が感染者急増の一因との見方を示しました。
2021年10月24日(日)
■中国で新型コロナ再び拡大 行楽の秋、観光経路で次々 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染者を1人も見逃さない「ゼロコロナ」政策を続ける中国が、再びインド由来のデルタ型変異ウイルスの急速な拡大に見舞われています。秋の行楽シーズンに有名な観光地を巡った観光客の移動経路に沿って広がっており、新たな感染者の判明後の17日から23日までの1週間で、10省・直轄市・自治区の130人以上に及んでいます。
国家衛生健康委員会や各地方政府の発表によると、最初に新たな感染がわかったのは、16日に陝西省西安市にある玄奘(げんじょう)三蔵ゆかりの世界遺産・大雁塔を団体旅行で訪れていた上海市の60歳代夫婦。地域間の移動の際に受けたPCR検査で判明しました。
団体は約1週間で万里の長城の西端に当たる甘粛省の嘉峪関(かよくかん)、砂漠観光ができる内モンゴル自治区のエジン旗などを巡っており、こうした地域を訪れた他の観光客らの感染も次々に見付かりました。
デルタ型変異ウイルスは高速鉄道の同じ車両に乗り合わせるなど短時間の接触でも感染する例がみられ、シルクロードの旅行から北京市などに戻った人の感染の確認が相次ぎ、青海省では1年8カ月ぶりに感染者が判明しました。
中国ではせきや発熱などの症状が出た人のみを感染者として計上しており、無症状の感染はさらに広がっている可能性があります。
再拡大に最も危機感を強めているのは、来年2月に冬季オリンピックを控える北京市。19日に約70日ぶりとなる市中感染者を確認し、感染者は24日午後までに18人に増えました。市は24日の対策会議で、31日に2年ぶりに開催する予定だった北京マラソンの延期を決めました。
中国では人口の約75%に当たる10億人余りがワクチン接種を完了しました。ただ、今年の早い段階に接種した人を中心に抗体レベルの低下が懸念されており、今月から感染リスクの高い人を対象に追加接種が始まっています。
中国では7~8月にも、外国から入り込んだとみられるデルタ型変異ウイルスの感染が14省・直轄市・自治区の約1160人に拡大したものの、約1カ月で「感染ゼロ」に抑え込んでいます。
2021年10月24日(日)
国家衛生健康委員会や各地方政府の発表によると、最初に新たな感染がわかったのは、16日に陝西省西安市にある玄奘(げんじょう)三蔵ゆかりの世界遺産・大雁塔を団体旅行で訪れていた上海市の60歳代夫婦。地域間の移動の際に受けたPCR検査で判明しました。
団体は約1週間で万里の長城の西端に当たる甘粛省の嘉峪関(かよくかん)、砂漠観光ができる内モンゴル自治区のエジン旗などを巡っており、こうした地域を訪れた他の観光客らの感染も次々に見付かりました。
デルタ型変異ウイルスは高速鉄道の同じ車両に乗り合わせるなど短時間の接触でも感染する例がみられ、シルクロードの旅行から北京市などに戻った人の感染の確認が相次ぎ、青海省では1年8カ月ぶりに感染者が判明しました。
中国ではせきや発熱などの症状が出た人のみを感染者として計上しており、無症状の感染はさらに広がっている可能性があります。
再拡大に最も危機感を強めているのは、来年2月に冬季オリンピックを控える北京市。19日に約70日ぶりとなる市中感染者を確認し、感染者は24日午後までに18人に増えました。市は24日の対策会議で、31日に2年ぶりに開催する予定だった北京マラソンの延期を決めました。
中国では人口の約75%に当たる10億人余りがワクチン接種を完了しました。ただ、今年の早い段階に接種した人を中心に抗体レベルの低下が懸念されており、今月から感染リスクの高い人を対象に追加接種が始まっています。
中国では7~8月にも、外国から入り込んだとみられるデルタ型変異ウイルスの感染が14省・直轄市・自治区の約1160人に拡大したものの、約1カ月で「感染ゼロ」に抑え込んでいます。
2021年10月24日(日)
■国内で236人が新型コロナに感染、8人死亡 東京都で19人感染、20人未満は1年4カ月ぶり [健康ダイジェスト]
国内では24日午後6時の時点で、大阪府で38人、東京都で19人、北海道で18人、愛知県で18人、兵庫県で17人、沖縄県で13人、京都府で12人、神奈川県で11人、群馬県で10人など、宮城県や茨城県など16県を除く31都道府県と空港検疫で、新たに計236人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。新規感染者が500人を下回るのは、8日連続です。
また、沖縄県で4人、埼玉県で3人、広島県で1人の、合わせて8人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港・海港検疫などを含め171万6606人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万7318人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8199人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8212人となっています。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、24日時点で208人となっています。
東京都は24日、都内で新たに10歳未満から70歳代の男女合わせて19人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
22日の26人を下回り、今年に入って最も少なくなりました。都内の感染確認が50人を下回るのは、8日連続です。また、20人を下回るのは16人が確認された昨年6月17日以来、およそ1年4カ月ぶり。
1週間前の日曜日より21人減り、半分以下になりました。24日までの7日間平均は、31・3人です。
新規感染者19人を年代別にみると、20歳代が5人と最も多く、30歳代が4人、40歳代と50歳代がそれぞれ3人で続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。
19人のうち、7人がこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの12人の感染経路はわかっていないということです。
一方、都の基準で集計した24日時点の重症の患者は、23日と同じ22人でした。また、24日に死亡が発表された人はいませんでした。
これまでに都内で感染して死亡した人は、合わせて3117人となっています。
2021年10月24日(日)
また、沖縄県で4人、埼玉県で3人、広島県で1人の、合わせて8人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港・海港検疫などを含め171万6606人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万7318人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8199人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8212人となっています。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、24日時点で208人となっています。
東京都は24日、都内で新たに10歳未満から70歳代の男女合わせて19人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
22日の26人を下回り、今年に入って最も少なくなりました。都内の感染確認が50人を下回るのは、8日連続です。また、20人を下回るのは16人が確認された昨年6月17日以来、およそ1年4カ月ぶり。
1週間前の日曜日より21人減り、半分以下になりました。24日までの7日間平均は、31・3人です。
新規感染者19人を年代別にみると、20歳代が5人と最も多く、30歳代が4人、40歳代と50歳代がそれぞれ3人で続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。
19人のうち、7人がこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの12人の感染経路はわかっていないということです。
一方、都の基準で集計した24日時点の重症の患者は、23日と同じ22人でした。また、24日に死亡が発表された人はいませんでした。
これまでに都内で感染して死亡した人は、合わせて3117人となっています。
2021年10月24日(日)
■国内で新たに285人が新型コロナに感染、5人死亡 死者1ケタは8月8日以来 [健康ダイジェスト]
国内では23日午後6時30分の時点で、大阪府で46人、東京都で32人、兵庫県で25人、愛知県で22人、埼玉県で18人、千葉県で13人、京都府で11 人など、福島県や鹿児島県など9県を除く38都道府県と空港検疫で、新たに計285人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。新規感染者が500人を下回るのは、7日連続です。
また、埼玉県で2人、大阪府で1人、東京都で1人、神奈川県で1人の、合わせて5人の死亡の発表がありました。死者が1ケタになるのは8月8日以来。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め171万6370人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万7082人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8191人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8204人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より9人減って208人となっています。
東京都は23日、都内で新たに10歳未満から60歳代の男女合わせて32人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内の感染確認が50人を下回るのは、7日連続です。1週間前の土曜日より34人減り、半分以下になりました。23日までの7日間平均は、34・3人です。
23日の32人のうち、感染経路がわかっているのは11人、わかっていないのは21人です。
一方、都の基準で集計した23日時点の重症の患者は、22日より1人増えて22人でした。
重症患者を含む23日時点の入院患者は、22日より1人減って239人でした
また都は、感染が確認された60歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。自宅で亡くなっているのが見付かり、その後の検査で感染がわかったということです。男性は脳に基礎疾患があったということです。
これで都内で感染して死亡したのは、合わせて3117人になりました。
2021年10月24日(日)
また、埼玉県で2人、大阪府で1人、東京都で1人、神奈川県で1人の、合わせて5人の死亡の発表がありました。死者が1ケタになるのは8月8日以来。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め171万6370人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて171万7082人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8191人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8204人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より9人減って208人となっています。
東京都は23日、都内で新たに10歳未満から60歳代の男女合わせて32人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内の感染確認が50人を下回るのは、7日連続です。1週間前の土曜日より34人減り、半分以下になりました。23日までの7日間平均は、34・3人です。
23日の32人のうち、感染経路がわかっているのは11人、わかっていないのは21人です。
一方、都の基準で集計した23日時点の重症の患者は、22日より1人増えて22人でした。
重症患者を含む23日時点の入院患者は、22日より1人減って239人でした
また都は、感染が確認された60歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。自宅で亡くなっているのが見付かり、その後の検査で感染がわかったということです。男性は脳に基礎疾患があったということです。
これで都内で感染して死亡したのは、合わせて3117人になりました。
2021年10月24日(日)