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■オミクロン型1例目感染者の濃厚接触者、1都6県で確認  [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の国内1例目となった感染者の濃厚接触者が少なくとも1都6県で確認されていることが1日、明らかになりました。東京都に約40人いるほか、千葉県13人、神奈川県8人、埼玉県5人、岐阜県1人、愛知県1人、兵庫県1人。
 厚生労働省は、感染者と同じ航空機に乗っていた70人全員を濃厚接触者として扱うことを公表しています。いったん自宅待機となっている濃厚接触者もいますが、各都県は一般のコロナ感染者と同様に、宿泊療養施設への入所を要請しています。
 東京都によると、約40人のうち、約30人が宿泊療養施設に入る手続きを進めています。残り約10人は自宅療養。いずれも保健所が2日に1度を目安にPCR検査を実施、健康観察も毎日行います。
 埼玉県と神奈川県は1日午後に記者会見を開き、それぞれの県にオミクロン型の感染者の濃厚接触者と認定された人がいると発表しました。
 埼玉県の大野元裕知事は午後、国内で初めてオミクロン型への感染が確認されたナミビア人の外交官と同じ飛行機に乗り、濃厚接触者と認定された人が埼玉県内に5人いると明らかにしました。
 神奈川県の黒岩祐治知事も午後、県内在住の濃厚接触者のうち1人は検疫所の宿泊療養施設に滞在し、残る7人が自宅待機中であることを明らかにしました。8人全員が無症状といいます。黒岩知事は記者団に、「情報をしっかりみながら機敏に対応していきたい」と述べました。
 検疫所でオミクロン型の感染者が見付かった成田空港がある千葉県の熊谷俊人知事は1日、外国人の新規入国を原則停止した政府の対応について記者団に「妥当だ」と評価した上で、「成田国際空港会社(NAA)や航空産業にとって、今回の状況はかなり厳しいが、対応を誤り感染が急拡大すれば長期的な影響になる」と語りました。

 2021年12月1日(水)




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■オミクロン型、国内2例目の感染確認 ペルーに滞在歴ある20歳代男性 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の国内2例目の感染者が確認されたと発表しました。南米のペルーに滞在歴のある20歳代の男性で、国内で初めて感染が確認されたナミビアから入国した男性の濃厚接触者ではありません。今のところ、市中での感染は確認されていないといいます。
 厚労省によると、男性はペルーから中東のカタール経由で11月27日に成田空港に到着し、空港検疫で新型コロナへの感染が確認されました。国立感染症研究所のゲノム(全遺伝情報)解析で、オミクロン型と判明しました。
 到着時は無症状で、検疫所が用意した施設に移動後、発熱と喉の痛みの症状が出ました。現在は入院しています。アメリカのファイザー製ワクチンを2回接種済みでした。国籍は「感染拡大防止に資する情報に限って公表する」として、明かしていません。
 厚労省は、オミクロン型への感染が確認された男性と同じ飛行機に搭乗した乗客について、座席位置に関係なく濃厚接触者として扱い、健康観察や定期的な検査をすることにしています。乗客114人全員とも検査では陰性でしたが、濃厚接触者に認定しました。
 ナミビア国籍の男性と同じ飛行機の乗客70人も、同様に濃厚接触者として扱っています。厚労省は1日、これらの濃厚接触者については宿泊療養施設での滞在を求めるよう自治体に通知しました。これまでは宿泊療養施設だけでなく、自宅での療養も可能でした。

 2021年12月1日(水)




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■韓国、新型コロナの新規感染者が初めて5000人超える [健康ダイジェスト]

 韓国では、新型コロナウイルスの1日の感染者数が初めて5000人を超え、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 韓国政府によりますと、11月30日の1日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は5123人と、初めて5000人を上回りました。29日の3032人に比べて2091人も増えた上に、直前の最多記録である24日の4115人より1008人も多くなっています。
 新規感染者5000人台は、韓国で最初の患者が報告された昨年1月20日以降1年10カ月余り、正確には681日ぶりのことで、累計感染者は45万2350人になりました。
 この日の新規感染者の感染経路をみると、地域発生が5075人、海外流入が48人となっています。また、首都ソウルが2222人、京畿(キョンギ)が1582人、仁川(インチョン)が326人など首都圏も、軒並み歴代最多を記録しました。
 新規感染者が急増する中で、重症者も700人台の最多値を記録しました。この日基準の重症者は直前の最多記録だった29日の661人よりも62人増となる723人で、死亡者は29日比34人増の累積3658人になりました。
 感染者が集中しているソウルでは、重症者向けの病床の使用率が90%を超えるなど、医療体制が窮迫しています。
 韓国では、これまでにワクチンの接種を終えた人が80%となり、11月からは感染防止のための規制の緩和に踏み切りましたが、人の動きが活発になる中、早い段階で接種を終えた高齢者や、まだ接種が進んでいない子供たちの間で感染者が増えていると指摘され、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 こうした状況を受けて、韓国政府は12月中旬までに新たに1300以上の病床の確保を進めるほか、在宅での治療の支援を強化していくなどとしています。
 一方、新型コロナの新たな変異型「オミクロン型」を巡って韓国では、11月にナイジェリアを訪問した夫婦らに感染の疑いがあることがわかり、詳しい検査が進められています。
 韓国政府は、関係省庁による対策チームを発足させ、水際対策や国内の監視体制の強化など対応を検討しています。

 2021年12月1日(水)




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■日本初のオミクロン型感染者、韓国の仁川空港で乗り継ぎ [健康ダイジェスト]

 日本国内で初めての新型コロナウイルスのオミクロン変異型への感染が確認された男性は、韓国の仁川(インチョン)国際空港で飛行機を乗り継いで、日本に入国していたことが確認されました。韓国を経由する過程で航空機から降りて空港内で待機した可能性が、提起されています。
 1日の日本メディアの報道によると、日本入国者はナミビアの外交官で、日本国内の最初のオミクロン型感染者として確認されました。この30歳代の外交官は11月27日(現地時間)、エチオピアの首都アジスアベバ発の飛行機に搭乗。翌日の28日午後には仁川空港を経由し、同じ日に成田国際空港に到着しました。
 日本航空業界の関係者は「仁川空港に到着した後、乗客が機内にとどまることは禁止されている」とし、「ひとまず荷物をまとめて飛行機から降りた後、第1エリアで2時間ほど待機し、また同じ飛行機に搭乗して同じ座席に座ることになっている」と経由過程について説明しているため、この外交官は仁川空港の制限施設内にとどまったと推定されます。
 報道によると、この外交官と同じ飛行機に乗って成田空港に到着した人は70人。このうち半分ほどが、仁川空港から新たに搭乗した人たちです。
 現在、日本当局はこの外交官と同じ旅客機を利用した同乗者70人全員を濃厚接触者として、自宅や宿泊療養施設などでの14日間の待機を求めています。検査の結果、全員が陰性と把握されましたが、1人は発熱があるといいます。

 2021年12月1日(水)




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■オミクロン型、ブラジルでも確認 中南米で初めて [健康ダイジェスト]

 ブラジル保健省傘下の国家衛生監督庁(ANVISA)は11月30日、新型コロナウイルス検査でブラジル人2人が新たな変異型「オミクロン型」に陽性反応を示したと発表しました。オミクロン型への感染が報告されるのは、中南米では初めて。
 陽性者は、南アフリカからサンパウロに到着した41歳の男性と、渡航歴のない37歳の妻の2人といいます。
 この男性は11月23日にサンパウロの国際空港に到着した際の検査では、陰性でした。しかし、25日に南アフリカに戻るため国際空港で新型コロナウイルスの検査を受けたところ2人が陽性だったことから、検体をさらに分析し、30日にオミクロン型が検出されました。2人は現在、保健当局の管理のもと、自宅で隔離措置をとっていて、症状は全くないということです。
 男性がサンパウロに到着したのは、世界保健機関(WHO)がオミクロン型について初めて公表し、ブラジルが南アフリカを含むアフリカ南部6カ国からの渡航を制限する前でした。オミクロン型が発見される以前からすでに世界に広がっていた可能性への懸念が高まっています。
 サンパウロ州当局によると、この2人は宣教師でワクチンを接種したことを示す記録はないといいます。
 同州政府はオミクロン型への感染が確認されたことを受け、マスク着用に関する規則緩和計画を見直すと発表しました。 
 ブラジルでは今年6月には1日の新規感染者が11万人超まで増えましたが、足元では1万人前後まで下がっています。必要なワクチン接種を終えた比率は、人口の6割を超えました。
 オミクロン型の感染はアフリカやヨーロッパを中心に広がっており、拡散の勢いはデルタ型を超えるとの懸念があります。

 2021年12月1日(水)




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■オミクロン型、ヨーロッパで相次ぐ確認 オランダは11月19日に国内に存在 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型(B.1.1.529)」は、ヨーロッパなどで新たな感染が相次いで確認されています。イギリスでは海外渡航歴のない感染者もおり、市中感染の可能性も指摘されています。
 イギリスでは、現地時間11月30日午前9時時点で計14人の感染を確認、うち
人が確認されたスコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首席大臣(首相に相当)は29日の会見で、感染者に海外渡航歴のない人が含まれているとして、「変異型の市中感染がすでに起きているのではないかと示唆している」と認めました。
 ただ、市中感染が現在も続いているという証拠はないとして、冷静になるよう呼び掛けました。
 スウェーデンの公衆衛生当局は29日、国内初となるオミクロン型の感染者1人が確認されたと発表。南アフリカからの渡航者が1週間ほど前に受けた検査で判明したといいます。スペインでも29日、首都マドリードの病院が初の感染例を報告。28日に南アフリカから入国した51歳の男性といいます。
 フランスでは30日、マダガスカル沖合の海外領レユニオン島で男性1人の感染を初めて確認。アフリカ南部モザンビークから南アフリカ経由で同島に入ったといいます。
 オランダの保健当局は30日、新たに2例の感染を確認し、感染者は計16人になったと発表しました。11月26日に南アフリカから到着した航空便からの感染は14人に上るものの、これより早く、19日と23日に採取された検体だといいます。感染した人がアフリカ南部への渡航歴があるかなどは明らかになっておらず、当局は感染の経緯の調査を始めました。
 26日の航空便で到着した人のオミクロン型感染は、型の詳しい分析から異なる場所、複数のルートでの感染だとみられるとしています。
 オーストラリア最大都市シドニーがあるニューサウスウェールズ州の保健当局は30日、新たに1人の感染者が確認されたと発表しました。同国のオミクロン型感染者は計5人になりました。
 ヨーロッパ連合(EU)の公衆衛生当局は30日、EU内でのオミクロン型感染者が10カ国で計42例確認されたと明らかにしました。

 2021年11月30日(火)




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