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■韓国、私的な集まりの人数制限など緩和を見直しへ オミクロン型確認を受け [健康ダイジェスト]

 韓国政府は3日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、新たなオミクロン型変異ウイルスの感染が国内で確認されたことを受けて、11月1日から始めた飲食店の人数制限などの緩和を見直し、規制を強化することを明らかにしました。
 韓国で2日に確認された新型コロナウイルスの感染者は4944人と、12月に入って5000人前後の高い水準で推移しており、重症者も736人と過去最多を更新するなど、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 オミクロン型感染者は前日に1人が追加で確認されて計6人に増えるなど、防疫の緊張感が高まっている中、ソウルなど首都圏での私的な集まりの人数制限について、10人までに緩和していたのを6人までに減らし、非首都圏では12人までに緩和していたのを8人までに減らすほか、新たに飲食店でワクチンの接種証明書の提示を求めるなど、規制を強化するとしています。
 一方、飲食店の営業時間については、経済への影響を考慮して制限しないとしています。
 保健当局は、新たな規制強化について、6日からおよそ1カ月をめどに実施するとしていて「感染状況を安定的に管理し、日常生活の回復に向けた段階に進めるかどうか判断したい」と話しています。

 2021年12月3日(金)




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■オミクロン型、デルタ型と症状異なり呼吸困難ない 南アフリカの医師が証言 [健康ダイジェスト]

 新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン型」の存在を11月24日に最初に発表した南アフリカでは、感染が急速に拡大しています。
 首都プレトリア近郊の医師、モゼセ・ポアーネさんは、オミクロン型とみられる感染者はデルタ型とみられる感染者と多くが症状が異なり、呼吸困難に陥っていない、などと証言しました。
 南アフリカでは、2日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が1万1535人と、この2週間ほどで30倍以上に増えています。
 ポアーネさんは保健当局によるウイルスのサンプル調査で、今年9月には全体の91%がデルタ型だったのに対し、11月には74%がオミクロン型だったことから、今年9月以前に診察した患者はデルタ型に感染し、この1週間余りで診察した7人の患者はオミクロン型に感染していたとみています。
 ポアーネさんは以前のデルタ型とみられる感染者と最近のオミクロン型とみられる感染者は多くが症状が異なると指摘し、「冬の間や今年の初めごろ、患者は頭痛、めまい、食欲の減退、体力の低下、せきなどを訴えていたが、せきは肺の奥深くからだった。だから多くが酸素が必要で、入院治療が必要だった。私が今、目にしている傾向は、のどにとどまっているせきで、入院治療の必要がない」と証言しました。
 また、ポアーネさんは「先週、診察した感染者のうち、何人かはワクチンを接種済みだった」と述べ、オミクロン型でいわゆるブレイクスルー(突破)感染が起きた可能性があるとしています。
 一方で、その感染者たちの症状は軽いと述べ、オミクロン型に感染してもワクチンが重症化を防いでいるのではないかとの見方を示しました。
 オミクロン型を最初に確認した南アフリカの病院の医師で、南アフリカ医師会のアンジェリク・クッツェー会長も、約30人のオミクロン型とみられる感染者を診察したところ、デルタ型とみられる感染者とは異なる症状を示していたと語っており、その症状は倦怠感や頭痛、体の痛み、まれにのどの痛みやせきであり、血中酸素濃度の低下や味覚・嗅覚の喪失といったデルタ型の症状とは違って、ベータ型にかなり似た症状を示していたと語っています。
 オミクロン型の感染力やワクチンの効果に及ぼす影響などはまだわかっておらず、世界各国の科学者が調査を進めています。

 2021年12月3日(金)




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■新型コロナ、24都道府県で新たに145人感染 前週金曜日から24人増 [健康ダイジェスト]

 国内では3日午後6時15分の時点で、大阪府で18人、東京都で14人、千葉県で13人、埼玉県で13人、山形県で11人、群馬県で11人、神奈川県で11人、福岡県で9人など、茨城県や広島県など23県を除く24都道府県と空港検疫で、新たに計145人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。121人が確認された前週の金曜日に比べて、24人増えました。
 また、東京都で1人の死亡の発表がありました。
 国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万7353人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万8065人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8363人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8376人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より6人減り、3日時点で32人となっています。
 東京都は3日、都内で新たに10歳代から30歳代、それに50歳代と70歳代の男女合わせて14人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の金曜日と比べて、5人減りました。
 都内の1日の感染確認が50人を下回るのは48日連続、30人を下回るのは22日連続です。
3日までの7日間平均は14・3人で、前週の91・1%です。
 新規感染者を年代別にみると、20歳代が5人で最も多く、10歳代と30歳代がそれぞれ3人で続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。都内の感染者は、累計38万2221人となりました。
 一方、都の基準で集計した3日時点の重症の患者は、2日より2人減って2人でした。
 また、都は、感染が確認された40歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。都内の死者は、累計3168人となりました。

 2021年12月3日(金)




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■異物混入で回収対象ワクチン接種後に死亡2例、「因果関係は評価できない」 [健康ダイジェスト]

 アメリカのモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入した問題で、厚生労働省の専門家検討会は3日、自主回収対象のワクチンを接種した後に死亡が報告された2例を新たに審議し、現時点で「接種との因果関係は評価できない」との見方を示しました。
 8月13日に死亡した52歳の男性は、異物が混入していた製造番号のワクチンを同月3日に接種していました。糖尿病などの基礎疾患があり、肥大型心筋症が死因とみられました。異物が死亡に与えた影響も「評価できない」としました。
 もう1例は、異物が混入した製品と同時期に同じ工場で作られた別の製造番号のワクチンを8月21日に接種し、10月末に死亡した52歳の女性で、基礎疾患の有無や死因は不明でした。
 自主回収対象のワクチン接種後の死亡例は計5件となりましたが、いずれも「接種との因果関係は評価できない」とされました。

 2021年12月3日(金)




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■オミクロン型、再感染リスクを3倍高める 南アフリカ国立伝染病研究所が見解 [健康ダイジェスト]

 南アフリカ共和国の国立伝染病研究所(NICD)が新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」について、再感染リスクが3倍ほど高いと明らかにしました。
 南アフリカの伝染病モデリング・分析センター(SACEMA)と保健省傘下のNICDは、オミクロン型がデルタ型やベータ型と比べて3倍の再感染リスクを持つ、と明らかにしました。
 NICDなどは、「最新の発見によると、オミクロン型が以前の感染で形成された自然免疫を回避する能力を持つという疫学的な証拠がある」と伝えました。11月27日より少なくとも90日前に検査で陽性が確認された279万6982人のうち、3万5670人で再感染が疑われたといいます。
 これに先立ちNICDの微生物学者アン・ボン・ゴートバーグ氏も世界保健機関(WHO)が開いたオンライン記者会見で似た見解を示しています。オミクロン型のために南アフリカで新型コロナ再感染が増加しているという分析です。
 また、NICDはこの日の声明で、「昨年3月から今年11月27日までの南アフリカの定例的監視データを分析した結果、オミクロン型の再感染リスクプロフィールは第2波、第3波のベータ型やデルタ型に関連するものより相当高い」と明らかにしました。
 NICDによると、12月2日の南アフリカの新規感染者数は1万1535人。以前の3日間は2273人(11月29日)、4373人(11月30日)、8561人(12月1日)と、ほぼ2倍ずつ増えました。10日前の南アフリカの1日当たりの新規感染者数は312人でした。

 2021年12月3日(金)




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■メルク日本法人、新型コロナ経口薬「モルヌピラビル」を承認申請 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手メルクの日本法人MSDは3日、新型コロナウイルスの治療薬候補「モルヌピラビル」について、厚生労働省に製造販売承認を申請しました。手続きを迅速化する特例承認を求めるとみられます。承認を得られれば、軽症・中等症の患者向けで国内初の飲み薬(経口薬)となります。
 メルクは新たな変異型「オミクロン型」に対しても有効である可能性が高いとしています。世界的な感染拡大が懸念される中、自宅で治療しやすくなる飲み薬が国内で認められれば、医療機関の負担軽減につながる可能性があります。
 モルヌピラビルはメルクがアメリカのリッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発した抗ウイルス薬で、体内でコロナウイルスの増殖を抑える働きがあるとされます。臨床試験(治験)では、発症から5日以内に1日2回5日間服用すると、重症化リスクのある軽度から中程度の症状の患者が入院・死亡するリスクを約30%下げる効果が確認されました。
 モルヌピラビルは11月4日に、イギリスで承認されました。ヨーロッパ連合(EU)でも緊急使用を認める勧告が出ており、アメリカでもアメリカ食品医薬品局(FDA)が11月30日に開いた諮問委員会で、重症化リスクの高い大人への緊急使用を推奨。FDAはこれを踏まえて、承認を最終判断する予定です。
 メルクは日本での承認取得後、年内にも国内供給を始めます。日本政府は早期の薬事承認を前提に、延べ160万人分について約12億ドル(約1300億円)で契約しています。
 国内では「抗体カクテル療法」として知られる中外製薬の「ロナプリーブ」など、5種類の薬がコロナ治療薬として承認されています。このうち軽症・中等症患者向けの薬では、ロナプリーブとイギリスのグラクソ・スミスクラインの抗体薬「ゼビュディ」が実用化済み。ただ、いずれも点滴や注射での投与が必要なため、飲み薬を求める声が高まっていました。
 飲み薬が実用化されれば、自宅での服用も可能になり、入院しなくても治療しやすくなります。メルクはモルヌピラビルを濃厚接触者に投与する発症予防の用途での治験も進めています。

 2021年12月3日(金)




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■アメリカのオミクロン型2例目感染者、5万人以上のイベントに参加 新たに9人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 東部ニューヨーク州などアメリカ各地で2日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への感染例が相次いで確認されました。この日判明した新たな感染者は計9人。海外渡航歴のない人も含まれ、市中感染がすでに発生しているとみられます。
 中西部ミネソタ州の保健当局は、同州ヘネピン郡に住む成人男性がオミクロン型に感染していたことがわかったと発表しました。アメリカメディアによると、男性に海外渡航歴はなく、ワクチンの追加接種(ブースターショット)も受けていました。11月22日に軽微な症状が現れ、24日の検査でアメリカで2例目のオミクロン型感染者と判明しました。現在、特に症状はないといいます。
 ただ、男性は症状が現れる直前の同19~21日にニューヨーク市を訪れ、大規模アニメイベントに参加していました。主催者発表では、イベント開催期間中の来場者数は約5万3000人。
 これを受け、ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は「市中感染が発生していると考えるべきだ」と警告し、イベント主催者やニューヨーク州などとも協力し、参加者の追跡を行うとしています。イベントへの参加はワクチン接種が条件で、会場ではマスク着用が義務付けられていたといいます。
 ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事も2日、記者会見を開き、州内で新たに5人の感染が確認されたと明らかにしました。67歳の女性は南アフリカへの渡航歴があり、11月25日に帰国後、30日の検査でオミクロン型が発見されたということです。残りの4人はニューヨーク市内在住だということです。
 ホークル知事は、「ワクチンを打っていなければ打つこと、打っていれば追加接種を受けることを強く勧める」と呼び掛けました。
 西部コロラド州では、観光目的でアフリカ南部への渡航歴がある州内在住の成人女性の感染が判明。ワクチンを接種しており軽症で、自宅で隔離措置を取っているといいます。ハワイ州でも、旅行歴がない感染者が確認され、州保健当局は「市中感染だ」と指摘しました。
 一方、ジョー・バイデン大統領がこの日、オミクロン型対策を追加で発表し、対策には追加接種拡大とコロナ検査拡大を含めました。また、海外入国者のコロナ検査を義務付けることにしました。このほか、大衆交通利用時のマスク義務着用を延長する一方、国内航空旅行時のワクチン接種義務化も検討することにしました。

 2021年12月3日(金)




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■南アフリカ、1日のコロナ新規感染者が8561人に倍増 ワクチン接種完了は24% [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が最初に報告された南アフリカでは、新規感染者数が急増しています。同国の国立伝染病研究所(NICD)によると、1日の新規感染者数は8561人(陽性率16・5%)で、前日の4373人(同10・%)からほぼ倍増。週末までに1日当たり1万人に増えるという見方が出ています。死者は28人で、前日の21人から7人増えました。
 南アフリカでは現在、12歳以上を対象にワクチンを無料で接種しているものの、接種を完了した人は総人口の約24%にとどまっています。国内にはワクチンへの抵抗感を持つ人も多く、シリル・ラマポーザ大統領が「変異型から身を守るためにはワクチン接種が最も重要」と演説で強調するなど、政府や専門家たちは国民に接種を急ぐよう呼び掛けています。
 NICDによると、新型コロナによる南アフリカの死者は1日時点で計8万9871人。第2波の最中だった1月には、1日800人超の死亡を記録しました。
 同国では9月に、第3波の収束を宣言。政府は10月1日、新型コロナに対する警戒レベルを最も低い「レベル1」に引き下げ、夜間の外出禁止時間が短縮されたほか、集会の参加者数の上限や酒類の販売規制を緩和するなどしました。オミクロン型を検出した後も、レベル1で据え置いています。
 南アフリカの研究者グループによると、同国では11月、ゲノム(全遺伝情報)を調べた249検体のうち183検体(74%)がオミクロン型でした。デルタ型による流行収束後、急速に置き換わっており、感染力の高さが懸念されますが、医療スタッフによると、これらの感染者は以前の変異型感染者よりも軽い症状を示しています。
 11月29日、保健省のオンライン会見に参加した同国の感染対策を担うサリム・アブドルカリム教授は、データが不十分で詳細が明らかになっていないと前置きした上で、「少なくとも部分的な免疫回避力を持ち、感染性が高いことが推測される」と説明。感染歴のある人が再感染したり、ワクチン接種者が感染したりする恐れがあるとしました。
 同日、世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局が開いたオンラインの会合で、NICDのアン・フォン・ゴットバーグ教授が「過去の感染歴はデルタ型への予防になったが、オミクロン型についてはそうではなさそうだ」とした上で、再感染者やワクチン接種者は「症状が軽いようだ」と述べています。
 新規感染者数の急増は、主に首都プレトリアや最大都市ヨハネスブルクを含むハウテン州で確認されています。NICDの専門家らは、25歳以下の若者を中心に始まり、次第に高い年齢層にも広がりつつあると指摘。若い世代は、外出して集まるなど活動的であることが背景にあるとみられるといいます。
 南アフリカ医師会長で新型コロナ患者の治療にも当たるアンジェリク・クッツィエ医師は11月28日、国営南アフリカ放送協会の取材に「重症化しやすいかはまだわからないが、臨床で診た患者はワクチンの有無にかかわらず症状は重くない。ワクチンを接種している人も感染しているが、症状は軽い」と指摘しました。「我々ができる最善手はワクチン接種を進め、マスクを身に着けてソーシャルディスタンスを保ってもらうことだ」と話しました。
 オミクロン型がいつ、どこで生じたかは明らかではありません。ただ、元になったウイルスはかなり早い段階で存在し、水面下で進化を続けていたようです。
 アメリカの科学誌「サイエンス」によると、新型コロナのゲノム(全遺伝情報)を分析してきたスイス・ベルン大学のエマ・ホドクロフト氏は、大流行したアルファ型やデルタ型から生じたものではないと指摘。これまで公開された何百万もの新型コロナのゲノムとは大きく異なり、他の型から枝分かれしたのは「2020年半ばまで逆上ると思う」と述べています。
 一方、世界的に広がり始めたのは比較的、最近のようで、南アフリカでは11月8日の週に突然現れました。日本では空港などの検疫の検査で陽性になると全例、どの変異型か調べてきました。11月26日までに計約3000人に上るものの、過去に逆上ってもオミクロン型は未確認。
 ただ、注意も必要で、どの変異型かを特定するゲノム解析は時間と費用がかかり、地域や時期によって取り組み具合が大きく異なります。アワー・ワールド・イン・データによると、デンマークでは感染者の57%、イギリスでは16%が調べられているものの、日本では1・8%、アフリカ内でゲノム検査数が多い南アフリカでは0・8%と、ほとんど調べられていない国が多く、オミクロン型が今どのくらい広がっているのかははっきりしていません。

 2021年12月3日(金)




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