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■韓国、オミクロン型感染者3人増え12人に 新型コロナ新規感染5128人 [健康ダイジェスト]

 韓国政府は5日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染者数が計12人になったと発表しました。ナイジェリアから帰国した40歳代夫婦から、家族や知人、同じ飲食店内に立ち寄った人などへと感染が広がっています。感染者が11月28日にソウル近郊の仁川(インチョン)で開かれた教会での800人規模の礼拝に参加しており、今後も感染者が増える可能性があります。
 韓国で初めてオミクロン型の感染が確認されたのは12月1日夜。ナイジェリアから11月24日に帰国した仁川在住の40歳代夫婦で、帰国時に空港から自宅まで知人男性の車に乗ったものの、防疫専用タクシーに乗ったと虚偽申告したといいます。結果的に防疫当局の対応が遅れ、この知人男性からウイルスが拡散しました。
 知人男性は妻と義母、知人、飲食店内にいた人などにオミクロン型の感染を広げたことがわかっています。さらに妻と義母が教会での礼拝に参加しており、防疫当局は礼拝に参加した800人余りの感染確認を進めています。礼拝に参加した人のうち複数人のコロナ感染が確認されており、オミクロン型かどうかを調べています。
 韓国の新型コロナ新規感染者が12月1日に5123人と初めて5000人を突破してから5日連続5000人台前後で推移しており、5日基準で新規感染者は5128人(市中感染5104人、海外流入24人)と集計されました。重症数は前日比8人減少の744人と集計され、死亡者は43人増加して累計3852人となりました。
 特に感染が深刻なソウル市では、重症者用の病床稼働率が91%となっています。
 政府は11月1日に始めた飲食店の営業制限などの緩和策を休止し、12月6日からは私的な集まりの人数を首都圏で6人、非首都圏では8人までに制限しました。段階的な「日常回復策」は開始1カ月余りで見直しを迫られた格好です。

 2021年12月5日(日)




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■新型コロナ、18都道府県で115人の感染確認 工場でクラスター、群馬県が最多30人  [健康ダイジェスト]

 国内では5日午後6時30分の時点で、群馬県で30人、東京都で20人、大阪府で8人、兵庫県6人、北海道で5人、神奈川県で5人、沖縄県で5人など、茨城県や静岡県など29県を除く18都道府県と空港検疫で、新たに計115人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。新規感染者は18日連続で200人を下回りましたが、前週の日曜日(11月28日)と比べて42人増えました。
 また、これまでに死亡の発表はありません。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万7599人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万8311人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8363人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8376人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より1人増えて5日時点で29人となっています。
 群馬県は5日、県内で新たに30人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。直近1週間平均の新規感染者数は12・9人で、前週(2・3人)比で約5・6倍でした。
 同県太田市の工場で11月下旬以降、クラスター(感染者集団)が発生しており、5日に確認された感染者のうち26人が同工場の従業員でした。この工場での感染者は累計42人になりました。
 太田市の工場での感染者42人はいずれも10歳代から50歳代の男女で、重症者はいません。ワクチンの接種状況をみると、2回接種してから2週間経過していたのは29人で、未接種が9人でした。4人は確認中です。
 また、42人のうち2人について県がスクリーニング検査を行ったところ、デルタ型変異ウイルスの疑いがあることがわかり、県は他の感染者についてもオミクロン型変異ウイルスに感染している可能性は極めて低いとしています。
 県は感染ルートを調べるとともに、検査が終わっていない他の従業員およそ300人を対象にPCR検査を行うことにしています。

 2021年12月5日(日)




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■新型コロナ、東京都の新規感染者20人 24日連続で30人下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は5日、都内で新たに10歳代から70歳代までの男女合わせて20人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の日曜日より11人増えました。
 都内の一日の感染確認が50人を下回るのは50日連続、30人を下回るのは24日連続です。
5日までの7日間平均は16・3人で、前の週の115・6%です。
 新規感染者20人を年代別にみると、40歳代が6人で最も多く、20歳代と60歳代が4人ずつで続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。
 一方、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は、4日と同じで2人でした。都が確保している新型コロナ患者用病床の使用率は、4日の時点で1・0%です。
 また、5日、死亡が確認された人はいませんでした。
 都内の感染者は累計38万2260人となり、累計の死者は3168人となっています。

 2021年12月5日(日)




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■3回目接種に国産ワクチン、塩野義製薬が中間段階の臨床試験開始 [健康ダイジェスト]

 大阪に本社がある製薬会社「塩野義製薬」は、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種して半年が経過した人を対象に、3回目の「ブースター接種」として開発中の国産ワクチンを使う中間段階の臨床試験(治験)を始めたことを明らかにしました。
 発表によりますと、塩野義製薬は3日から、新型コロナウイルスの「メッセンジャーRNAワクチン」を2回接種してから半年が経過した人を対象に、3回目の接種として現在開発中の国産ワクチンを使う臨床試験を始めました。
 臨床試験では3回目にファイザー製のワクチンを接種した100人と、塩野義製のワクチンを接種した100人を比べて、安全性と有効性を評価することにしています。
 新たな変異ウイルス「オミクロン型」の感染が世界各地で確認されるなど、世界的な感染拡大の長期化が懸念される中、同社では今後もワクチンの安定的な供給が必要になるとして、国産ワクチンの開発を今年度中に実現したいとしています。
 塩野義製薬は、「今月から3回目の接種が始まり、海外のワクチンの確保が進められているが、国内での安定供給を実現するためには国産ワクチンが必要だ」としています
 また、塩野義製薬は4日、開発中の新型コロナウイルスワクチンを2回接種した場合、感染を防ぐ「中和抗体」の量は、新型コロナに感染して回復した人と同程度となり、一定の有効性があったとする初期段階の臨床試験(治験)の中間集計を明らかにしました。
 同社によると、20歳以上の男女60人を高用量のワクチンを接種、低用量を接種、偽薬を接種の3つのグループに分け、2回目から4週間後までの血液中の中和抗体の推移を調べました。
 ワクチンを接種した2グループでは約2週間後までに、新型コロナに感染して回復した人をやや上回る中和抗体が確認されました。高用量のグループは、4週間後も回復者と同程度の量が維持されていたといいます。
 同社のワクチンは新型コロナのタンパク質の一部を人工合成して主成分としており、3週間間隔で2回接種します。現在は中間段階の治験中で、年度内の供給開始を目指しています。

 2021年12月4日(土)




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