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■新型コロナ、19都道府県で149人感染確認 東京都20人、神奈川県18人、大阪府18人感染 [健康ダイジェスト]

 国内では11日午後6時10分の時点で、東京都で20人、神奈川県で18人、大阪府で18人、群馬県で12人、埼玉県で9人、新潟県で9人、静岡県で6人、京都府で6人、沖縄県で6人など、宮城県や広島県など28県を除く19都道府県と空港検疫で、新たに計149人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 また、北海道で感染者1人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万8357人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万9069人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8372人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8385人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている11日時点の重症者は、前日より2人減って25人となっています。
 一方、東京都は11日、都内で新たに10歳代から50歳代までの男女合わせて20人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の土曜日と比べて1人増えました。
 都内の1日の感染確認が50人を下回るのは56日連続、30人を下回るのは30日連続です。
11日までの7日間平均は18・4人で、前週の125・2%です。
 新規感染者20人を年代別にみると、10歳代が8人と最も多く、20歳代が6人で続きました。65歳以上の高齢者は確認されませんでした。
 また、都の基準で集計した11日時点の重症者は、10日と同じ3人でした。
 一方、死亡が確認された人はいませんでした。
 都内の感染者は累計38万2369人となり、累計の死者は3170人となっています。

 2021年12月11日(土)




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■台湾でオミクロン型を初確認 アフリカや英米から入境の3人 [健康ダイジェスト]

 台湾の中央感染症指揮センターは11日、新型コロナのオミクロン型変異ウイルスの感染者が台湾で初めて確認されたと発表しました。感染者は3人で、空港検疫を通じて感染が確認されました。
 3人は今月7日から8日にかけて、アフリカ南部南アフリカと国境を接するエスワティニ(旧スワジランド)、アメリカ、イギリスからそれぞれ台湾に入境しました。
 台湾当局によりますと、1例目となるオミクロン型の感染が確認されたのは、エスワティニから渡航してきた30歳代の台湾籍の女性です。
 8日に航空機で台湾に入境し検査を受けたところ、オミクロン型に感染していることが判明しました。
 同じ便で台湾に来た他の客は全員、陰性だったということです。
 この女性は入境時に検査を受けて集中隔離施設に入っているため、台湾当局は市中に拡散する可能性は低いと発表しています。
 政府対策本部は感染再拡大防止に向け、マスク着用や手洗いなどの徹底に加え、ワクチン接種を呼び掛けました。2回目のワクチン接種を完了した人は、10日時点で人口の63・8%。 

 2021年12月11日(土)




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■オミクロン型、新たに8人の感染確認 アメリカなどから入国、5人は無症状 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は10日、新型コロナウイルスのオミクロン型変異ウイルスの感染者を新たに8人確認したと発表しました。8人は11月28日~12月7日にナミビアやコンゴ民主共和国、アメリカなどから羽田空港や成田空港、関西空港にそれぞれ入国し、空港検疫で陽性が判明しました。国内でのオミクロン型感染確認は計12人になりました。
 厚労省によると、オミクロン型感染が確認されたのは、ナミビアから入国した10歳未満の男性と30歳代女性、アメリカから入国した40歳代と30歳代の男性、モザンビークから入国した50歳代男性、コンゴ民主共和国から入国した40歳代男性2人と60歳代男性の計8人。
 現在は全員、医療機関に入院していて、3人は発熱や喉の痛みなどの症状があり、他の5人は無症状。10歳未満の男性以外は、モデルナやファイザーの新型コロナのワクチン接種を2回受けていました。
 ナミビアから入国した2人は、国内で初めてオミクロン型感染が確認されたナミビア国籍の外交官と同じ飛行機に搭乗していた濃厚接触者。当初は陰性でしたが、後日、待機施設で陽性が判明しました。
 コンゴ民主共和国、アメリカ、モザンビークからの入国者で感染が確認されたのは初めてで、関西空港から入国した人で確認されたのも初めてです。
 厚労省は新たな感染者と同じ飛行機に乗っていた合わせておよそ470人の乗客全員を濃厚接触者と見なし、入国後14日間は宿泊施設での待機を求めることにしています。

 2021年12月11日(土)




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■中国、初の国産コロナ治療薬の緊急使用を承認 入院・死亡のリスク80%減 [健康ダイジェスト]

 中国の薬事当局は、同国初となる新型コロナウイルス感染症に特化した治療薬の緊急使用を承認しました。臨床試験(治験)では、重症化リスクが高い患者の入院率と死亡率が大幅に低減されたといいます。
 国家薬品監督管理局は8日付の通達で、モノクローナル抗体治療薬を「緊急承認」したと発表しました。
 モノクローナル抗体はタンパク質の一種で、新型ウイルスのスパイクタンパク質に結合し、ウイルスが細胞内に侵入する能力を弱めます。
 同局によると、今回承認された「抗体カクテル療法」と呼ばれる治療では、2種類の薬を注射で投与します。投与対象となるのは軽症の成人患者や、重症化するリスクが高い成人患者。12~17歳の患者への投与も条件付きで認めました。
 この治療薬は、北京市の製薬会社「騰盛博薬生物科技(ブリー・バイオサイエンシズ)」が、清華大学、深セン市第三人民医院と共同で開発しました。
 ブリーは声明で、アメリカとブラジル、南アフリカ、メキシコ、アルゼンチン、フィリピンの6カ国で行った最終段階の臨床試験(治験)で、重症化する危険性の高い患者が入院したり死亡したりするリスクが80%減少したと説明しました。臨床試験では、重症化リスクのある患者847人を薬を投与するグループと、プラセボ(偽薬)を投与するグループに分けて経過を比較。投与後28日以内に死亡した人はゼロでした。
 ブリーの広報担当者は、「海外供給はまず治験を実施した国に重点を置く。そのほか高度な治療体制が足りない国への参入も進める」と述べました。
 ブリーはイギリスの製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の元幹部、洪志・最高経営責任者(CEO)らが2017年に設立した民間企業。2021年7月に香港取引所に上場しました。
 中国政府が敷く「ゼロコロナ政策」により、国内の新規感染者は少なく、中国が進めるコロナワクチン外交と同様に、治療薬でも海外供給の規模が今後の注目点となります。
 中国は、複数の国産ワクチンも条件付きで承認しています。ただし、公表されている有効性は、他国で開発されたワクチンに比較すると低くなっています。

 2021年12月11日(土)




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■理研が対コロナの「ファクターX」一部解明 日本人の6割が持つ免疫タイプか [健康ダイジェスト]

 日本人の新型コロナウイルス患者の重症者や死亡者が欧米人に比べて、非常に少ない理由として存在が指摘されてきた謎の要因「ファクターX」について、理化学研究所は8日、「日本人に多い特定の免疫タイプが要因の一部だと解明した」と発表しました。
 感染した細胞を免疫細胞の一つであるキラーT細胞が破壊する仕組みも判明。仕組みを応用すれば、新たな脅威となっている変異型「オミクロン型」にも有効なワクチンの開発につながりそうだとしています。
 新型コロナのウイルスが細胞に感染すると、免疫の作用で細胞の表面に、ウイルスが侵入したことを示す抗原となるペプチドという物質が現れます。これにキラーT細胞が刺激されて増殖し、感染細胞を破壊して重症化を防ぎます。免疫のタイプは多数あって現れるペプチドの種類が異なり、反応するキラーT細胞も異なります。反応しない場合もあります。
 理研の研究チームは、日本人の約6割が持っているものの、欧米人は1~2割しか持たない「A24」という免疫タイプに着目。このタイプの細胞が新型コロナに感染した際、細胞表面にどのような種類のペプチドが現れ、それらにキラーT細胞が反応するか分析しました。
 その結果、「QYI」というペプチドが現れ、キラーT細胞が効率的に反応することが判明。同じ免疫タイプで新型コロナ未感染の人の細胞を採取してQYIを投与すると、83・3%でキラーT細胞が反応し増殖しました。
 また、新型コロナ由来のQYIペプチドは、風邪の原因となる他の4つの季節性コロナウイルスに由来するペプチドのアミノ酸配列と高い相同性を持つこともわかりました。これは、季節性コロナウイルスに感染した経験がある人は、新型コロナウイルスにも抵抗性を示す交差反応をする可能性を示しています。過去に季節性コロナウイルスに感染した人が新型コロナウイルスに感染すると、季節性コロナに感染した細胞を破壊した記憶を持つキラーT細胞が速やかに増え、新型コロナに感染した感染細胞を破壊しているということです。
 これらから、日本人の新型コロナ感染者に重症者や死亡者が少ないファクターXは、この免疫タイプの多さが要因の一部だと結論付けました。
 この仕組みを利用しQYIをワクチンとして投与すれば、重症化を抑止できる可能性があります。また、既存のワクチンとは働きが異なるため、研究チームではオミクロン型にも有効ではないかとみています。
 理研の藤井真一郎チームリーダーは、「A24がファクターXの候補と考えられ、治療薬の開発などにつながるかもしれない。さらに研究を進めたい」と話しています。
 研究成果は、イギリスの科学誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」に掲載されました。

 2021年12月11日(土)




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